北岳登山(1) [山歩き(テント泊)]
8月下旬の木曜日。
夕方天気予報をチェックすると、翌金曜日は好天、仕事の予定もぽっかり空いてます。急遽金曜日を休暇にして山に行くことにしました。これはチャンスですね。
土曜日は天気が崩れるとのことなので、日帰りで仙丈ヶ岳でも行こうかと準備していたら、奥さまが、富士山見るなら北岳の方がいいとか言って、6年前に登った北岳の話をいろいろし出し、それを聞いていたら北岳もいいなと気が変わってきました。
北岳の稜線にはテント場が2カ所あります。南側の北岳山荘は予約制で既にいっぱいでしたが、北側の肩の小屋は予約不要のようなので、そこを目指し、急遽テント泊の荷造りをして、23時頃家を出ました。
登山口へ向かうバスの発地点である芦安までは2時間半ほどで着きました。甲府のちょっと先なので近いですね。道も走りやすかったです。
朝5時前の駐車場。ジャンボタクシーが何台も並んでいます。
道路の向かいのバス乗り場。マイクロバスかと思ったら少し小ぶりな普通のバスが2台止まっています。バスの発時刻は5:15。建物の下にバス待ちの人が並んでいますが、100人近くいます。
普通のバスなのでPASMOも使えるようですが、持ってこなかったので現金で切符を買います。
途中の夜叉神峠にも駐車場があり、そこから乗る人もいて、満員になって芦安から細い林道を1時間ほど、登山口の広河原に着きました。
晩ご飯の残りをおにぎりにして持ってきました。おにぎりを食べていたら、甲府からバス2台、奈良田からバス2台が次々と到着してごった返しています。みんな恰好がガチです。
が、結局ぐずぐずしていて、バス到着30分後の6:40に歩き出します。
これから目指す北岳。あんな高いところまで歩いて行かないといけないのか。
広河原から肩の小屋まで標高差1500m、コースタイムは6時40分。山頂までは標高差1700m近くあります。登りが厳しいと聞いているので、今回カメラは小さいのにして荷物を軽量化しています。
つり橋を渡って登山道へ。
しかしこの登りがえぐい。なかなかの急登です。
ペースも上がらず、汗だくになって苦しい時間が過ぎていきます。
40分ほどで少し開けた場所に着きました。奥には鳳凰三山。多くの人が休んでいますがここは先に進みます。
その後もしばらく急登が続きますが、広河原から1時間半ほどで斜度が穏やかになり、8:30、白根御池小屋に着きました。小屋の蛇口から水が汲めるので2Lほど補給。
標高2250mなので、肩の小屋までちょうど半分登った感じです。
池のほとりがテント場になっています。雰囲気いいですね。
しかし、その横の草の急斜面に人が歩いているのが見えます。
坂えぐいな。
反対側は鳳凰三山が見えるいいところです。
8:50 北岳に向けて再スタート。
黄色いお花に囲まれた斜面を登っていきます。
足元見るといろんなお花が咲いているんですよね。
きつい登りです。
しかし、振り向くと鳳凰三山がそびえて、先ほどの池が眼下に小さく見えます。
白根御池小屋から1時間半ほど登って10:15、別ルートと合流します。
合流から15分ほど歩くと富士山が見えました!
つづく
夕方天気予報をチェックすると、翌金曜日は好天、仕事の予定もぽっかり空いてます。急遽金曜日を休暇にして山に行くことにしました。これはチャンスですね。
土曜日は天気が崩れるとのことなので、日帰りで仙丈ヶ岳でも行こうかと準備していたら、奥さまが、富士山見るなら北岳の方がいいとか言って、6年前に登った北岳の話をいろいろし出し、それを聞いていたら北岳もいいなと気が変わってきました。
北岳の稜線にはテント場が2カ所あります。南側の北岳山荘は予約制で既にいっぱいでしたが、北側の肩の小屋は予約不要のようなので、そこを目指し、急遽テント泊の荷造りをして、23時頃家を出ました。
登山口へ向かうバスの発地点である芦安までは2時間半ほどで着きました。甲府のちょっと先なので近いですね。道も走りやすかったです。
朝5時前の駐車場。ジャンボタクシーが何台も並んでいます。
道路の向かいのバス乗り場。マイクロバスかと思ったら少し小ぶりな普通のバスが2台止まっています。バスの発時刻は5:15。建物の下にバス待ちの人が並んでいますが、100人近くいます。
普通のバスなのでPASMOも使えるようですが、持ってこなかったので現金で切符を買います。
途中の夜叉神峠にも駐車場があり、そこから乗る人もいて、満員になって芦安から細い林道を1時間ほど、登山口の広河原に着きました。
晩ご飯の残りをおにぎりにして持ってきました。おにぎりを食べていたら、甲府からバス2台、奈良田からバス2台が次々と到着してごった返しています。みんな恰好がガチです。
が、結局ぐずぐずしていて、バス到着30分後の6:40に歩き出します。
これから目指す北岳。あんな高いところまで歩いて行かないといけないのか。
広河原から肩の小屋まで標高差1500m、コースタイムは6時40分。山頂までは標高差1700m近くあります。登りが厳しいと聞いているので、今回カメラは小さいのにして荷物を軽量化しています。
つり橋を渡って登山道へ。
しかしこの登りがえぐい。なかなかの急登です。
ペースも上がらず、汗だくになって苦しい時間が過ぎていきます。
40分ほどで少し開けた場所に着きました。奥には鳳凰三山。多くの人が休んでいますがここは先に進みます。
その後もしばらく急登が続きますが、広河原から1時間半ほどで斜度が穏やかになり、8:30、白根御池小屋に着きました。小屋の蛇口から水が汲めるので2Lほど補給。
標高2250mなので、肩の小屋までちょうど半分登った感じです。
池のほとりがテント場になっています。雰囲気いいですね。
しかし、その横の草の急斜面に人が歩いているのが見えます。
坂えぐいな。
反対側は鳳凰三山が見えるいいところです。
8:50 北岳に向けて再スタート。
黄色いお花に囲まれた斜面を登っていきます。
足元見るといろんなお花が咲いているんですよね。
きつい登りです。
しかし、振り向くと鳳凰三山がそびえて、先ほどの池が眼下に小さく見えます。
白根御池小屋から1時間半ほど登って10:15、別ルートと合流します。
合流から15分ほど歩くと富士山が見えました!
つづく
燕山荘キャンプ(4) [山歩き(テント泊)]
北アルプス・燕山荘での朝。
素晴らしい日の出のシーンを見れたものの、その後まもなく雲が広がってしまいました。
天気予報を見ると・・・
ちょ、なにこれ??昨日の夜までは「午前中は晴れ」と言っていたのに、午前中の降水確率50%ですか。
のんびり撤収します。が、テントを畳んでる間に雨がぱらついてきました。降り出し早すぎんだろ。
立山のほうは日が差しているようなので、燕岳まで散歩しました。片道15分くらい。
帰りはお花を見ながらのんびり燕山荘に戻ります。
ナナカマドに花が咲くなんて知らなかった(真っ赤に紅葉するだけの木だと思ってた)
今日もコマクサ。
やっぱり燕山荘来たらケーキセット食べないとね。喫茶は日の出の時間から開いています。
8:30、下山します。
これは桜?
小雨がぱらつく中でしたが、正面に富士山がうっすらと見えました。
合戦尾根の下りですが、普段歩いている丹沢大山に比べるとなんて歩きやすいんだろう!二人で下り楽し~~と言いながらとっとことっとこ歩いて、2時間かからずに10時半前に中房温泉に着きました。
クルマに戻って、駐車場の横にある有明荘でお風呂に入り、お昼ご飯もいただきました。たいして歩いてないのに食べ過ぎですね。
ということで、昼過ぎには車に乗り、中央道の渋滞を山道でかわして晩ご飯の時間に帰りました。
なんか今回は「燕山荘グループ(合戦小屋も有明荘もそうなので)グルメ紀行」のようになってしまいましたが、たまにはこういう緩い山旅もいいですね。いや、毎回こんなんでいいのかも、とも思ってしまいました。
(おわり)
素晴らしい日の出のシーンを見れたものの、その後まもなく雲が広がってしまいました。
天気予報を見ると・・・
ちょ、なにこれ??昨日の夜までは「午前中は晴れ」と言っていたのに、午前中の降水確率50%ですか。
のんびり撤収します。が、テントを畳んでる間に雨がぱらついてきました。降り出し早すぎんだろ。
立山のほうは日が差しているようなので、燕岳まで散歩しました。片道15分くらい。
帰りはお花を見ながらのんびり燕山荘に戻ります。
ナナカマドに花が咲くなんて知らなかった(真っ赤に紅葉するだけの木だと思ってた)
今日もコマクサ。
やっぱり燕山荘来たらケーキセット食べないとね。喫茶は日の出の時間から開いています。
8:30、下山します。
これは桜?
小雨がぱらつく中でしたが、正面に富士山がうっすらと見えました。
合戦尾根の下りですが、普段歩いている丹沢大山に比べるとなんて歩きやすいんだろう!二人で下り楽し~~と言いながらとっとことっとこ歩いて、2時間かからずに10時半前に中房温泉に着きました。
クルマに戻って、駐車場の横にある有明荘でお風呂に入り、お昼ご飯もいただきました。たいして歩いてないのに食べ過ぎですね。
ということで、昼過ぎには車に乗り、中央道の渋滞を山道でかわして晩ご飯の時間に帰りました。
なんか今回は「燕山荘グループ(合戦小屋も有明荘もそうなので)グルメ紀行」のようになってしまいましたが、たまにはこういう緩い山旅もいいですね。いや、毎回こんなんでいいのかも、とも思ってしまいました。
(おわり)
燕山荘キャンプ(3) [山歩き(テント泊)]
今回のキャンプ、せっかく山の稜線に泊まるんだから、星空を撮りたいな、ということで、出発日の夕方、ハードオフのジャンクコーナー300円の三脚を買い担ぎ上げてきたのですが、7月初めの夜空はなかなか暗くなりません。夜8時前になってもまだ薄明るい感じです。
夜9時、すっかり暗くなったのでカメラをもってのそのそと出ます。
西の空に月が沈んでいくところです。裏銀座の稜線がきれいです。
燕岳と北斗七星。
こちらは南側の空。
初めてさそり座を自分の目で見た(認識した)気がします。星座には疎くて・・・
燕山荘と盆地の夜景
燕山荘と槍ヶ岳
さて、じっくり夜遊びのあとテントに戻ると奥さまが「冷たすぎて眠れない」と。
確かに雪の冷たさがじんじんと伝わってきて凍えそうです。
エアマットをパンパンに膨らませて、さらにはレスキューシートを出してマットの上に敷いて、あとは我慢するしかありません。
そういえば子どもたちとはキャンプしていたけど夫婦でというのは久しぶり。前回二人でキャンプしたのは20年以上前というか、もう前世紀の、ポルトガルのリスボンでのこと。その時は一晩中雨が降り続き、明け方テントが水没しました。
なんか、一筋縄では行かないよな・・・
今夜もこの寒さに寝れずに過ごすのかなと思ったのですが、レスキューシートのお陰かいつのまにかテントが明るくなっていました。寝た気がしないのですがしっかり寝ていたようで朝の4時になっていました。もうテントを片付けて出発する人もいます。
雲は多め。
燕山荘でもたくさんの人が朝日が昇るのを待っていました。
水平線の雲の中で弱弱しい太陽が見えました。ちょっと冴えない日の出ですが、
雲の隙間からの太陽が向こうの山を赤く染めてくれました。
燕岳にも陽が当たるようになりました。
実に美しい日の出でした。
そして、みんなが日の出を見終わった頃にわざわざ人前に現れる雷鳥。
今日もまた何十人にも追っかけられてました。
夜9時、すっかり暗くなったのでカメラをもってのそのそと出ます。
西の空に月が沈んでいくところです。裏銀座の稜線がきれいです。
燕岳と北斗七星。
こちらは南側の空。
初めてさそり座を自分の目で見た(認識した)気がします。星座には疎くて・・・
燕山荘と盆地の夜景
燕山荘と槍ヶ岳
さて、じっくり夜遊びのあとテントに戻ると奥さまが「冷たすぎて眠れない」と。
確かに雪の冷たさがじんじんと伝わってきて凍えそうです。
エアマットをパンパンに膨らませて、さらにはレスキューシートを出してマットの上に敷いて、あとは我慢するしかありません。
そういえば子どもたちとはキャンプしていたけど夫婦でというのは久しぶり。前回二人でキャンプしたのは20年以上前というか、もう前世紀の、ポルトガルのリスボンでのこと。その時は一晩中雨が降り続き、明け方テントが水没しました。
なんか、一筋縄では行かないよな・・・
今夜もこの寒さに寝れずに過ごすのかなと思ったのですが、レスキューシートのお陰かいつのまにかテントが明るくなっていました。寝た気がしないのですがしっかり寝ていたようで朝の4時になっていました。もうテントを片付けて出発する人もいます。
雲は多め。
燕山荘でもたくさんの人が朝日が昇るのを待っていました。
水平線の雲の中で弱弱しい太陽が見えました。ちょっと冴えない日の出ですが、
雲の隙間からの太陽が向こうの山を赤く染めてくれました。
燕岳にも陽が当たるようになりました。
実に美しい日の出でした。
そして、みんなが日の出を見終わった頃にわざわざ人前に現れる雷鳥。
今日もまた何十人にも追っかけられてました。
燕山荘キャンプ(2) [山歩き(テント泊)]
梅雨明け最初というか7月最初の週末。
中房温泉から燕山荘まで4時間弱で登ってきました。昨秋より30分くらい速いペースです。
今回は「稜線のテント場で1泊する」だけなので、もう今日はこれ以上歩く必要もなく、ただ適当に過ごすだけです。なんてユルユルなんだ!
一番標高の高いところの水色のテントが自分のですね。
ということで、まずは燕山荘でランチです。名物のビーフシチューを食べてみようと思います。
じっくり煮込まれた美味しいシチューです。
まるで街の洒落た洋食屋さんでデートしてるみたいじゃないですか。
ほんの数分だけ大天井岳への縦走路を歩いてみたり・・・
コマクサ見たり
燕山荘前の広いテーブルで地形図広げて周りの山を見比べたり
スティックコーヒーを入れて、プロテインバーのおやつを楽しみます。このほかにもケーキ食べたりとか燕岳往復したりとか、燕山荘内のショップでグッズ選んだりとかもできるので、いろいろなエンターテイメント楽しめるのが、燕岳のいいところですね。
ただ、燕山荘については「客もスタッフも普通の宿泊施設っぽすぎ。もう少し”山小屋感”が欲しい」というのが奥さまの弁。贅沢なw
こうしているうちに西の方から雷鳴とともに真っ黒い雲がやってきて雨が降ってきました。慌ててテントに避難。
テントの中は涼しいというか、雪のせいで背中が冷たいです。
かなり近いところで雷が鳴っていたようですが、2時間ほどで雨も止み、青空が出てきました。
夕日を浴びて絶景を見ながら晩ご飯にします。定番のカレーメシですが、最近近所のスーパーで取り扱ってくれなくなってしまいました。
今日は夕日が期待できるんじゃないの?と思ったのですが、
もくもくと黒い雲が沸き立ってしまいました。
最後に雲の隙間から赤い光が差して、この日の夕日は終了です。
が、テント場に戻ると丸々太った鳥が。
雷鳥ってこんなに丸かったっけ?と思ったら、この後羽の下から数匹の雛がわらわらと出てきて歩き出しました。
自分を棚に上げてですが何十人ものカメラ持った人に追っかけられてちょっと気の毒ではありました。
中房温泉から燕山荘まで4時間弱で登ってきました。昨秋より30分くらい速いペースです。
今回は「稜線のテント場で1泊する」だけなので、もう今日はこれ以上歩く必要もなく、ただ適当に過ごすだけです。なんてユルユルなんだ!
一番標高の高いところの水色のテントが自分のですね。
ということで、まずは燕山荘でランチです。名物のビーフシチューを食べてみようと思います。
じっくり煮込まれた美味しいシチューです。
まるで街の洒落た洋食屋さんでデートしてるみたいじゃないですか。
ほんの数分だけ大天井岳への縦走路を歩いてみたり・・・
コマクサ見たり
燕山荘前の広いテーブルで地形図広げて周りの山を見比べたり
スティックコーヒーを入れて、プロテインバーのおやつを楽しみます。このほかにもケーキ食べたりとか燕岳往復したりとか、燕山荘内のショップでグッズ選んだりとかもできるので、いろいろなエンターテイメント楽しめるのが、燕岳のいいところですね。
ただ、燕山荘については「客もスタッフも普通の宿泊施設っぽすぎ。もう少し”山小屋感”が欲しい」というのが奥さまの弁。贅沢なw
こうしているうちに西の方から雷鳴とともに真っ黒い雲がやってきて雨が降ってきました。慌ててテントに避難。
テントの中は涼しいというか、雪のせいで背中が冷たいです。
かなり近いところで雷が鳴っていたようですが、2時間ほどで雨も止み、青空が出てきました。
夕日を浴びて絶景を見ながら晩ご飯にします。定番のカレーメシですが、最近近所のスーパーで取り扱ってくれなくなってしまいました。
今日は夕日が期待できるんじゃないの?と思ったのですが、
もくもくと黒い雲が沸き立ってしまいました。
最後に雲の隙間から赤い光が差して、この日の夕日は終了です。
が、テント場に戻ると丸々太った鳥が。
雷鳥ってこんなに丸かったっけ?と思ったら、この後羽の下から数匹の雛がわらわらと出てきて歩き出しました。
自分を棚に上げてですが何十人ものカメラ持った人に追っかけられてちょっと気の毒ではありました。
燕山荘キャンプ(1) [山歩き(テント泊)]
梅雨が明けたと聞くと高い山に登りたくなってしまいます。
今年は6月末に梅雨が明けてしまったので山のシーズン長いですね。さあ梅雨明け最初の週末、どこ行こうかな?シーズン初めなので、そんなにたくさん歩かなくてもいいけど、山の稜線にテントを張ってまったりと1泊過ごそう・・・そうすると、思いつくのが北アルプス常念山脈。蝶ヶ岳か燕岳あたりでしょうか。景色もいいし、人気のエリアなので山ガール(以下略)・・・などと考えていたら奥さまが自分も行きたいと言い出しました。
そういえば新しいテントを買う時に、そのうち二人で行けるときが来るから大き目のを買ってもいいんじゃないの?分けて持てばいいんだし、なんて話をした記憶があるんですが、荷造りで寝袋と着替えと食料を入れた奥さまが、
「ごめん、もうザック入らない」
ええええ?分けて持てばいいって言ってたじゃん。
まあ夫婦間の口約束なんて履行されないものばかりですから今さら驚きませんが、結局荷物に余裕のある自分が二人分のマットと水を詰めて、金曜夜に出発です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
燕岳に登るのに最大の難関は登山口の中房温泉の駐車場確保です。中房温泉に限らないのですが、登山そのもの以上に気を遣うんですね。駐車場がなければ駅まで降りてバスに乗って行かないといけません。中央道をノンストップで走り安曇野インターを1時に出て、林道を登っていきます。
2時前に着きましたが、第一、第二駐車場は満車です。停められそうな隙間があったのにテント張ってる奴もいました。ミラで来てたらテール近づけてフジツボサウンド聞かせてあげたのに 笑
第三駐車場も満車でしたが枠外になんとか止めるスペースを見つけました。後で「1時に着いた」という人に聞いたら、第一、第二はすでに満車、第三は残り3台くらいだったそうです。
燕山荘まで登るだけなのでゆったりペース。
7時過ぎにのそのそと準備をしだして、7:40登山開始です。
緑の中を登っていきます。
山の稜線が見えるとテンション上がります。合戦尾根は景色がいいんですよね。
第一ベンチまで30分、第二ベンチ50分、第三ベンチ80分、富士見ベンチ120分と順調に通過して、10時、もうすぐ合戦小屋。
2時間半で合戦小屋に着きました。夏だねえ。
ここの名物スイカ。前はでかいのが800円だったんですが、小さくなって500円に。
さすがにスイカに800円払う気は起きないけど、ワンコインなら食べてみる気になります。
二つにカットしてもらってシェア。
乾いた身体にスイカの水分が染み込んでいきます。実はスイカ嫌いなんですが美味しかったです。
合戦小屋を過ぎると木々が低くなってきて、槍ヶ岳登場。
途中たくさん咲いていたお花。
登るとさらに大展望が開けます。
右手は燕山荘と燕岳。
燕山荘に到着です。テント場には雪が残っています。
受付後に場所を探します。雪のないところも若干ありましたが、雪の上が良さげです。除雪用のスコップを借りて平らに均します。下界は30度以上の猛暑なのにスコップで雪を投げるなんて楽しすぎます。
雪の上でテントを張るのは初めてです。
今回の荷物にある割箸と輪ゴム。クロスにして・・・
テントの紐を通して雪に埋め込みます。テント場に雪が残ってるという情報があったので用意してみたんですが、こんなものでも意外としっかり固定できて驚き。ペグは差しても差した先から溶けてきて役に立たないんですね。周りに石がたくさんあるので石で押さえてもいいんですが。
槍ヶ岳が見える贅沢な場所です。
最高!
つづく
今年は6月末に梅雨が明けてしまったので山のシーズン長いですね。さあ梅雨明け最初の週末、どこ行こうかな?シーズン初めなので、そんなにたくさん歩かなくてもいいけど、山の稜線にテントを張ってまったりと1泊過ごそう・・・そうすると、思いつくのが北アルプス常念山脈。蝶ヶ岳か燕岳あたりでしょうか。景色もいいし、人気のエリアなので山ガール(以下略)・・・などと考えていたら奥さまが自分も行きたいと言い出しました。
そういえば新しいテントを買う時に、そのうち二人で行けるときが来るから大き目のを買ってもいいんじゃないの?分けて持てばいいんだし、なんて話をした記憶があるんですが、荷造りで寝袋と着替えと食料を入れた奥さまが、
「ごめん、もうザック入らない」
ええええ?分けて持てばいいって言ってたじゃん。
まあ夫婦間の口約束なんて履行されないものばかりですから今さら驚きませんが、結局荷物に余裕のある自分が二人分のマットと水を詰めて、金曜夜に出発です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
燕岳に登るのに最大の難関は登山口の中房温泉の駐車場確保です。中房温泉に限らないのですが、登山そのもの以上に気を遣うんですね。駐車場がなければ駅まで降りてバスに乗って行かないといけません。中央道をノンストップで走り安曇野インターを1時に出て、林道を登っていきます。
2時前に着きましたが、第一、第二駐車場は満車です。停められそうな隙間があったのにテント張ってる奴もいました。ミラで来てたらテール近づけてフジツボサウンド聞かせてあげたのに 笑
第三駐車場も満車でしたが枠外になんとか止めるスペースを見つけました。後で「1時に着いた」という人に聞いたら、第一、第二はすでに満車、第三は残り3台くらいだったそうです。
燕山荘まで登るだけなのでゆったりペース。
7時過ぎにのそのそと準備をしだして、7:40登山開始です。
緑の中を登っていきます。
山の稜線が見えるとテンション上がります。合戦尾根は景色がいいんですよね。
第一ベンチまで30分、第二ベンチ50分、第三ベンチ80分、富士見ベンチ120分と順調に通過して、10時、もうすぐ合戦小屋。
2時間半で合戦小屋に着きました。夏だねえ。
ここの名物スイカ。前はでかいのが800円だったんですが、小さくなって500円に。
さすがにスイカに800円払う気は起きないけど、ワンコインなら食べてみる気になります。
二つにカットしてもらってシェア。
乾いた身体にスイカの水分が染み込んでいきます。実はスイカ嫌いなんですが美味しかったです。
合戦小屋を過ぎると木々が低くなってきて、槍ヶ岳登場。
途中たくさん咲いていたお花。
登るとさらに大展望が開けます。
右手は燕山荘と燕岳。
燕山荘に到着です。テント場には雪が残っています。
受付後に場所を探します。雪のないところも若干ありましたが、雪の上が良さげです。除雪用のスコップを借りて平らに均します。下界は30度以上の猛暑なのにスコップで雪を投げるなんて楽しすぎます。
雪の上でテントを張るのは初めてです。
今回の荷物にある割箸と輪ゴム。クロスにして・・・
テントの紐を通して雪に埋め込みます。テント場に雪が残ってるという情報があったので用意してみたんですが、こんなものでも意外としっかり固定できて驚き。ペグは差しても差した先から溶けてきて役に立たないんですね。周りに石がたくさんあるので石で押さえてもいいんですが。
槍ヶ岳が見える贅沢な場所です。
最高!
つづく
夏山シーズンに向けてテント泊の荷物を整理してみた2022 [山歩き(テント泊)]
1年前も同じ時期にこれやってみたんですが、
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2021-07-06
この時(実際は2年前の秋)から装備品も若干変わっているので、再度整理してみました。
①ザック グレゴリー スタウト60 1,650g
②銀マット 300g
③グランドシートの代わり(100均のシート)100g
テント内シートの代わり(100均のアルミシート)70g
100均の竹割箸と輪ゴム 80g
④テント プロモンテVL-26T ポール・ペグ360g 本体・フライ1,260g
⑤シュラフ ナンガ オーロラライト450 930g
⑥レインウェア上下 モンベル 550g
⑦ダウンパーカー ユニクロの薄いの 270g
ダウンベスト ユニクロの薄いの 140g
⑧テントマット ニーモゾア(レギュラーサイズ) 490g
⑨レスキューシート 50g
⑩着替え(Tシャツ・下着1着ずつ)230g スタッフバッグ40g
⑪タオル 25g
⑫フリース 210g
⑬デジタル一眼(PENTAX K-5)+ズーム(SIGMA17-70mm)1250g
⑭スコップ 160g(※盗掘はしません)
⑮三脚 560g
⑯ヘッドランプ・ミニライト 100g
電池(デジカメ2本)160g
予備の眼鏡+サングラス 160g
⑰雑多なもの (袋計 500g)
モバイルバッテリー+ケーブル 240g
髭剃り 120g
ACアダプター 30g
その他 90g
⑱炊事道具 (計620g)
ガス(プリムス110) 90g+残量(現:150g)
マグカップ35g
軍手片方 20g
ガス缶の脚 30g
鍋 大170g 小110g
バーナー+ライター 80g
ここまで合計 10,265g
うちカメラ関係 1,970g
その他の所持品:地図、水(約3kg)、食料、ココヘリ
2年前と比べ新しい装備品としては・・・
⑤シュラフ 昨夏購入したダウンシュラフ(贅沢な・・)
シュラフカバーは省略しちゃったんですがホントは持った方が良さげ。
⑦ダウンベスト メルカリで900円
⑧テントマット 空気マット新品で買ってしまった。
⑬レンズ sigmaのズーム(17-70)のみ 交換レンズなし。
⑭スコップ 子どもが砂場遊びで使ってた100均のもの
⑮小さい三脚 ハードオフで330円。星の写真撮れたらいいな・・・
⑱バーナー プリムス115フェムトストーブ
銀マットとエアマットは併用するのでなく二人分を持たされたところ。
ほかに「割箸」とかスコップとか変な荷物もあるんですが、これらあわせて約13kg。こいつを背負って山に行ってきました、というのが次回からのお話です。
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2021-07-06
この時(実際は2年前の秋)から装備品も若干変わっているので、再度整理してみました。
①ザック グレゴリー スタウト60 1,650g
②銀マット 300g
③グランドシートの代わり(100均のシート)100g
テント内シートの代わり(100均のアルミシート)70g
100均の竹割箸と輪ゴム 80g
④テント プロモンテVL-26T ポール・ペグ360g 本体・フライ1,260g
⑤シュラフ ナンガ オーロラライト450 930g
⑥レインウェア上下 モンベル 550g
⑦ダウンパーカー ユニクロの薄いの 270g
ダウンベスト ユニクロの薄いの 140g
⑧テントマット ニーモゾア(レギュラーサイズ) 490g
⑨レスキューシート 50g
⑩着替え(Tシャツ・下着1着ずつ)230g スタッフバッグ40g
⑪タオル 25g
⑫フリース 210g
⑬デジタル一眼(PENTAX K-5)+ズーム(SIGMA17-70mm)1250g
⑭スコップ 160g(※盗掘はしません)
⑮三脚 560g
⑯ヘッドランプ・ミニライト 100g
電池(デジカメ2本)160g
予備の眼鏡+サングラス 160g
⑰雑多なもの (袋計 500g)
モバイルバッテリー+ケーブル 240g
髭剃り 120g
ACアダプター 30g
その他 90g
⑱炊事道具 (計620g)
ガス(プリムス110) 90g+残量(現:150g)
マグカップ35g
軍手片方 20g
ガス缶の脚 30g
鍋 大170g 小110g
バーナー+ライター 80g
ここまで合計 10,265g
うちカメラ関係 1,970g
その他の所持品:地図、水(約3kg)、食料、ココヘリ
2年前と比べ新しい装備品としては・・・
⑤シュラフ 昨夏購入したダウンシュラフ(贅沢な・・)
シュラフカバーは省略しちゃったんですがホントは持った方が良さげ。
⑦ダウンベスト メルカリで900円
⑧テントマット 空気マット新品で買ってしまった。
⑬レンズ sigmaのズーム(17-70)のみ 交換レンズなし。
⑭スコップ 子どもが砂場遊びで使ってた100均のもの
⑮小さい三脚 ハードオフで330円。星の写真撮れたらいいな・・・
⑱バーナー プリムス115フェムトストーブ
銀マットとエアマットは併用するのでなく二人分を持たされたところ。
ほかに「割箸」とかスコップとか変な荷物もあるんですが、これらあわせて約13kg。こいつを背負って山に行ってきました、というのが次回からのお話です。
燕岳・大天井岳縦走202110(5) [山歩き(テント泊)]
北アルプス「パノラマ銀座」テント泊縦走。
あまりの景色の良さに、1泊2日の行程が5回に分かれてしまいました 笑
さて、大天井岳から2時間ほどで常念乗越が見下ろせるところまでやってきました。
うちの人にもうすぐ常念乗越と知らせると「せっかくだからもう1泊してきなよ」と。
翌日も好天予想、テントも予備の食料もあるし、おまけに休暇を取得しているので無理して帰る必要はありません。まだお昼過ぎですがもうテントを張って、槍ヶ岳を見ながら午後まったりしても良さそうです。
でも、今日は今後のために「コースタイム9時間」を歩いてみたいというのがありました。9時間前後を歩ければ、槍ヶ岳→新穂高とか、スゴ乗越小屋→折立とか、北岳肩の小屋→間ノ岳折り返し→広河原とかが1日で歩けるんですよ。コースタイムだけ見ればですが。それに、今日のパノラマを新鮮なまま持って帰りたい気持ちもあり、今さら常念岳に登る気も起きないというのもあり、やはり今日山を下りることとします。
12:40 常念乗越のテント場です。向こうに槍ヶ岳を望むよさげなテント場ではありますが、やはり今朝の美しい日の出を思い出すと、わざわざここに泊まらなくてもなぁ、という気がしました。
地図を見るとここから一ノ沢までは3時間20分。13時半に出れば全然大丈夫そうなので、少し長めの休憩とします。
ハイマツの上で濡れたテントを乾かし、持ってきたパンを食べ、せっかくなので買ってきたドリップコーヒーも飲もう。
最高ですね。
なぜかあんまり名残惜しくないです。
13時半の予定が14時下山開始。
下山路は紅葉真っ盛り。若干傾いた太陽が紅葉をキレイに見せてくれます。
今回も一眼にSIGMAの17-70mmです。逆光性能もなかなかですかね。
ただ、絞り調整のレバーが渋くなっていて露出がめちゃくちゃで苦労しました。修理出すかなあ。
あとは沢沿いの単調な道を下るだけ。しかし、こんな遅い時間に下山を始める人もいないのでしょう。1時間半ほど歩いた王滝ベンチの手前くらいではじめて前の登山者に追いつきました。
水の豊かな道です。こんなジャボジャボの個所もあります。防水の靴なので構わず歩きます。
最後は緩い樹間の散歩道のようになり・・・
16:40、下山口の一ノ沢に到着。
常念乗越からは2時間40分で、無事明るいうちに到着。
こんにちは!(10頭くらいの群れでちょっとビビりながら歩く)
車道を20分ほど歩いて、ミラが待つ駐車場に着きました。
クルマで山を下り、穂高駅裏の駐輪場に止めた自転車を回収し、後部座席に放り込みます。
駅近くの西友で、安くなってお弁当と、さっぱりしたものが食べたくなってカツオのたたきを買って晩ご飯とします。お腹すいた~。
いつもはお風呂は入らないで慌ただしく帰るのですが、この日は少し緩みたくて「あづみのランド」というごみ焼却場の余熱利用施設のお風呂に入り、
20時前に出発して、下道を松本20:45、塩尻21:15、途中諏訪湖SAに寄ってお土産を買って22:00発、R20を走り、1時半ころ家に帰りつきました。
稜線はずっと南向き。太陽の方を向いて歩いていたので、10月でしたが思いっきり日に焼けました。しかし、この後10月後半になると寒気が入り山には雪が降るように。今年のテント泊登山はこの1回で終わりのようです。
(おわり)
あまりの景色の良さに、1泊2日の行程が5回に分かれてしまいました 笑
さて、大天井岳から2時間ほどで常念乗越が見下ろせるところまでやってきました。
うちの人にもうすぐ常念乗越と知らせると「せっかくだからもう1泊してきなよ」と。
翌日も好天予想、テントも予備の食料もあるし、おまけに休暇を取得しているので無理して帰る必要はありません。まだお昼過ぎですがもうテントを張って、槍ヶ岳を見ながら午後まったりしても良さそうです。
でも、今日は今後のために「コースタイム9時間」を歩いてみたいというのがありました。9時間前後を歩ければ、槍ヶ岳→新穂高とか、スゴ乗越小屋→折立とか、北岳肩の小屋→間ノ岳折り返し→広河原とかが1日で歩けるんですよ。コースタイムだけ見ればですが。それに、今日のパノラマを新鮮なまま持って帰りたい気持ちもあり、今さら常念岳に登る気も起きないというのもあり、やはり今日山を下りることとします。
12:40 常念乗越のテント場です。向こうに槍ヶ岳を望むよさげなテント場ではありますが、やはり今朝の美しい日の出を思い出すと、わざわざここに泊まらなくてもなぁ、という気がしました。
地図を見るとここから一ノ沢までは3時間20分。13時半に出れば全然大丈夫そうなので、少し長めの休憩とします。
ハイマツの上で濡れたテントを乾かし、持ってきたパンを食べ、せっかくなので買ってきたドリップコーヒーも飲もう。
最高ですね。
なぜかあんまり名残惜しくないです。
13時半の予定が14時下山開始。
下山路は紅葉真っ盛り。若干傾いた太陽が紅葉をキレイに見せてくれます。
今回も一眼にSIGMAの17-70mmです。逆光性能もなかなかですかね。
ただ、絞り調整のレバーが渋くなっていて露出がめちゃくちゃで苦労しました。修理出すかなあ。
あとは沢沿いの単調な道を下るだけ。しかし、こんな遅い時間に下山を始める人もいないのでしょう。1時間半ほど歩いた王滝ベンチの手前くらいではじめて前の登山者に追いつきました。
水の豊かな道です。こんなジャボジャボの個所もあります。防水の靴なので構わず歩きます。
最後は緩い樹間の散歩道のようになり・・・
16:40、下山口の一ノ沢に到着。
常念乗越からは2時間40分で、無事明るいうちに到着。
こんにちは!(10頭くらいの群れでちょっとビビりながら歩く)
車道を20分ほど歩いて、ミラが待つ駐車場に着きました。
クルマで山を下り、穂高駅裏の駐輪場に止めた自転車を回収し、後部座席に放り込みます。
駅近くの西友で、安くなってお弁当と、さっぱりしたものが食べたくなってカツオのたたきを買って晩ご飯とします。お腹すいた~。
いつもはお風呂は入らないで慌ただしく帰るのですが、この日は少し緩みたくて「あづみのランド」というごみ焼却場の余熱利用施設のお風呂に入り、
20時前に出発して、下道を松本20:45、塩尻21:15、途中諏訪湖SAに寄ってお土産を買って22:00発、R20を走り、1時半ころ家に帰りつきました。
稜線はずっと南向き。太陽の方を向いて歩いていたので、10月でしたが思いっきり日に焼けました。しかし、この後10月後半になると寒気が入り山には雪が降るように。今年のテント泊登山はこの1回で終わりのようです。
(おわり)
燕岳・大天井岳縦走202110(4) [山歩き(テント泊)]
スッキリ秋晴れの空の下、テント泊した燕山荘から歩いてきて9時半に大天荘に着きました。ここまで2時間45分でした。
後ろにちょこんと出ているのが大天井岳(おてんしょうだけ)です。10分くらいで登れるそうなので、リュックを置いてカメラだけ持ってちょっと行ってみます。
しかし、10キロ以上の荷物をおろすとなんだか背中に羽が付いたように身体が軽い。軽いのが楽しくて、岩ゴロゴロの登山道をひょいひょいと登り、4分ほどで頂上に着きました。
2922mと常念山脈で一番高いところです。
なので、展望は素晴らしい。
槍・穂高方面。眼下に見える尾根が槍ヶ岳まで続いています。紅葉の谷筋がきれいです。
西の方に見えるこのエリア、なんだかなだらかそうで行ってみたいです。
湖が見えました。高瀬ダムでしょうか。奥には立山。
ここまで歩いてきた尾根をあらためて見下ろします。
しかし、頂上でゆっくりしすぎました。予定より40分遅れの10:15、大天井岳を出発です。
これが大天荘と、これから歩いていく気持ちよさそうな道。たまりません。
槍ヶ岳は後ろの方になってきました。紅葉がきれい。
大天荘を出て45分ほどで通行止の二ノ俣尾根との分岐。
登山道はピークを巻いて回り込んでいますが、ピークまで道があり、3分ほど登るとピークに「東天井岳山頂」と書かれた木の札がおいてありました。
そして南側はまた楽しそうな穏やかな道が続いてる・・・
東天井岳分岐からは草の間の道をいったん下り、またゆるゆると登る感じです。
正面は黒くてボリューミーな常念岳です。
槍穂高を見ながら、そこを回り込むと・・・
こんな絶景。いや、この日はずーーーっと絶景だったんですが。
12:20、常念岳と常念乗越、乗越にある常念小屋が見えてきました。
つづく。
後ろにちょこんと出ているのが大天井岳(おてんしょうだけ)です。10分くらいで登れるそうなので、リュックを置いてカメラだけ持ってちょっと行ってみます。
しかし、10キロ以上の荷物をおろすとなんだか背中に羽が付いたように身体が軽い。軽いのが楽しくて、岩ゴロゴロの登山道をひょいひょいと登り、4分ほどで頂上に着きました。
2922mと常念山脈で一番高いところです。
なので、展望は素晴らしい。
槍・穂高方面。眼下に見える尾根が槍ヶ岳まで続いています。紅葉の谷筋がきれいです。
西の方に見えるこのエリア、なんだかなだらかそうで行ってみたいです。
湖が見えました。高瀬ダムでしょうか。奥には立山。
ここまで歩いてきた尾根をあらためて見下ろします。
しかし、頂上でゆっくりしすぎました。予定より40分遅れの10:15、大天井岳を出発です。
これが大天荘と、これから歩いていく気持ちよさそうな道。たまりません。
槍ヶ岳は後ろの方になってきました。紅葉がきれい。
大天荘を出て45分ほどで通行止の二ノ俣尾根との分岐。
登山道はピークを巻いて回り込んでいますが、ピークまで道があり、3分ほど登るとピークに「東天井岳山頂」と書かれた木の札がおいてありました。
そして南側はまた楽しそうな穏やかな道が続いてる・・・
東天井岳分岐からは草の間の道をいったん下り、またゆるゆると登る感じです。
正面は黒くてボリューミーな常念岳です。
槍穂高を見ながら、そこを回り込むと・・・
こんな絶景。いや、この日はずーーーっと絶景だったんですが。
12:20、常念岳と常念乗越、乗越にある常念小屋が見えてきました。
つづく。
燕岳・大天井岳縦走202110(3) [山歩き(テント泊)]
これまでこのブログの写真サイズは、使っている枠の大きさに準じて横500pxだったり520pxだったりしてたんですが、それだとスマホで見たときに写真がもやっとしてしまうので、少し大きな写真(幅640px)が入るようにしてみました。
ーーーーーーーーー
さて、燕山荘で一泊した翌朝、素晴らしい日の出を見てから、急いで夜露に濡れているテントを畳んで荷造りをします。
この日は稜線を南下し大天井岳へ。さらに南下し常念小屋のある常念乗越、そして車を停めている一の越へ下山するコース。コースタイムは休憩なしで約9時間。日没は17時半頃で、山の中というのを考えると16時半には下山したいですね。逆算すると途中休憩などで1時間見ても6時半には出発しないといけませんし、テント泊装備でコースタイムどおり歩けるかどうか・・・
まあ、ダメなら常念のテント場でもう1泊すればいいんですけど。
なんだかんだで6:45になってしまいましたが、憧れだったこの稜線歩きに出発です。
「パノラマ銀座」と呼ばれている眺望の山歩きです。
正面には槍ヶ岳。天気も眺めも光線具合も最高じゃないですか!
そして振り返れば燕岳と、遠くに立山・剱。
深い谷の向こうは「裏銀座コース」でしょうか。
雲海の向こうは八ヶ岳と南アルプス、そしてその向こうは富士山
こんな景色の中、また正面を見ると、大天井岳、穂高連峰(かな?)、槍と並んでいて、手前からMTBでも走れそうな道が続いています。
大天井で泊まっていた人とすれ違うようになりました。聞くと「風が強くて全然眠れなかった」という人が何人かいました。
1時間ちょっとで「大下りの頭」という見晴らしの良い小ピークへ。いや、どこも見晴らしいいんだけどね。
コースタイムより10分ほど多くかかってしまいました。
少し下ると紅葉のきれいな場所。
平坦なところばかりではないです。きつい登り返しもありました。これは右の崖を登ります。
こんな道、思わず「わーーー」と声を上げて走りたくなる嬉しさ。
9:00。楽しい稜線が終わり、簡単な鎖場と梯子で少し下った後のハシゴ場を登り・・・
槍ヶ岳方面との分岐に着きました。
ここを左斜め上方向に登っていくんですが、
この角度なんですよ。45度あるんじゃねえの?と思うような道です。このうげげ!と思う斜めの道がずっと遠くから見えているんですよ。
ぎりぎりと登っていきますが、振り返ると大展望。
これまで歩いてきた稜線をずーーーっと見渡せます。
分岐から25分ほどで大天荘が見えてきました。意外とあっさり登れました。景色がきれいで遅れがちだったタイムも、この登りで挽回できました。
この「45度の坂」ですが、地図で見ると標高差約150mを約500mの距離で登っているので、実際は17度くらいでしょう。全然45度じゃないですね(笑)
続く。
ーーーーーーーーー
さて、燕山荘で一泊した翌朝、素晴らしい日の出を見てから、急いで夜露に濡れているテントを畳んで荷造りをします。
この日は稜線を南下し大天井岳へ。さらに南下し常念小屋のある常念乗越、そして車を停めている一の越へ下山するコース。コースタイムは休憩なしで約9時間。日没は17時半頃で、山の中というのを考えると16時半には下山したいですね。逆算すると途中休憩などで1時間見ても6時半には出発しないといけませんし、テント泊装備でコースタイムどおり歩けるかどうか・・・
まあ、ダメなら常念のテント場でもう1泊すればいいんですけど。
なんだかんだで6:45になってしまいましたが、憧れだったこの稜線歩きに出発です。
「パノラマ銀座」と呼ばれている眺望の山歩きです。
正面には槍ヶ岳。天気も眺めも光線具合も最高じゃないですか!
そして振り返れば燕岳と、遠くに立山・剱。
深い谷の向こうは「裏銀座コース」でしょうか。
雲海の向こうは八ヶ岳と南アルプス、そしてその向こうは富士山
こんな景色の中、また正面を見ると、大天井岳、穂高連峰(かな?)、槍と並んでいて、手前からMTBでも走れそうな道が続いています。
大天井で泊まっていた人とすれ違うようになりました。聞くと「風が強くて全然眠れなかった」という人が何人かいました。
1時間ちょっとで「大下りの頭」という見晴らしの良い小ピークへ。いや、どこも見晴らしいいんだけどね。
コースタイムより10分ほど多くかかってしまいました。
少し下ると紅葉のきれいな場所。
平坦なところばかりではないです。きつい登り返しもありました。これは右の崖を登ります。
こんな道、思わず「わーーー」と声を上げて走りたくなる嬉しさ。
9:00。楽しい稜線が終わり、簡単な鎖場と梯子で少し下った後のハシゴ場を登り・・・
槍ヶ岳方面との分岐に着きました。
ここを左斜め上方向に登っていくんですが、
この角度なんですよ。45度あるんじゃねえの?と思うような道です。このうげげ!と思う斜めの道がずっと遠くから見えているんですよ。
ぎりぎりと登っていきますが、振り返ると大展望。
これまで歩いてきた稜線をずーーーっと見渡せます。
分岐から25分ほどで大天荘が見えてきました。意外とあっさり登れました。景色がきれいで遅れがちだったタイムも、この登りで挽回できました。
この「45度の坂」ですが、地図で見ると標高差約150mを約500mの距離で登っているので、実際は17度くらいでしょう。全然45度じゃないですね(笑)
続く。
燕岳・大天井岳縦走202110(2) [山歩き(テント泊)]
10月の週末。
中房温泉から燕山荘に登り、テント泊。
せっかく稜線上に泊まるので夕日が見たいと思ったのですが、日の入りだいぶ前に雲間から光が差すだけ。風も強くて寒いし、北の方の遠くで雷が見えたり、小雨がぱらついたり。
これはこれで美しい光景ではありますが、明日は晴れてくれるかな。
厚い雲が次から次へとやってきて、夕日はダメでした。
さあ、晩ご飯。
今回もカレーメシ。プラスして魚肉ソーセージ。深夜の西友で買ったものです。
が、スプーンもらってくるの忘れてしまったことに気づきました。
キャンプでよくやるミスです。はい。
木の枝でも探さないといけないかな、と思ったのですが、ちょうど予備のペグがあることに気づきました。L字型のペグは結構食べやすいです。
夜の8時ごろになると、雲が取れてきました。
精一杯着込んで強くて冷たい北西風に耐えながら、燕山荘の脇で空を見ていたら、槍ヶ岳にかかっていた雲も取れてきて、槍ヶ岳が煙を吹きあげているような天の川が見えました。
テントサイトは小高い丘の東側にあるので風は穏やか。下から持ってきたお茶を火にかけて飲みながら、しばらく星を見てから寝袋に入りました。明日はコースタイム9時間の予定で、歩けるかどうか不安です。筋肉痛出ませんように。
今回から新しい寝袋です。ナンガのオーロラライト450というダウンシュラフで、快適使用温度が0℃、重さ1キロを割るコンパクトなモデルです。撥水加工でシュラフカバーもいらないそうです。
しかし、星の写真を撮っていて冷え切った体でシュラフに入っても寒いまんま。ダウンジャケットとダウンベストを着て、念のため持ってきたシュラフカバーもセットしていったんは寝着いたんですが、夜中に寒くて目が覚めて、さらにアルミシートを下半身に巻いてようやく寝ました。寝るときは寒がりなのでこんなもんでしょう。この日は2℃くらいまで下がったそうです。
そして翌朝。
3時半ごろからテントでおしゃべりする声が聞こえてきて目を覚ましました。それも他愛のない話です。出発のための生活音ならまだしも、ただのおしゃべりなんてうるせーな、とイラっとしてテントを開けると空の雲もすっかり取れていて星空を目にして一発で目を覚ましました。
うわーすげえ!!!
テント場の朝は早いです。多くの人がもう起きているようでした。
西の稜線。歩いている人がいるのか、青白い光が見えました。
そして東側。
いい日の出見せてやっから待ってろよ、という感じで薄っすらと明るくなってます。富士山も見えています。
いったんテントに戻って出発の準備をします。
そうしているうちにグラデーションが明るくなってきます。
朝ご飯を食べながら日の出を待ちます。
このフリーズドライにはスプーンが入ってました。
5時40分頃、太陽が登ってきました!
燕山荘にはこんなにたくさんの人が泊まってるんだ!というくらいたくさんの人が日の出を見ていました。
赤く染まる燕岳。
そして槍ヶ岳。
こんな素晴らしい景色を目にすることができたなら、このままゆっくりして燕山荘でケーキとかおいしいごはんとか食べて下山するのが一番幸せなような気がするんですが、車は8時間半歩いた先の一ノ沢の駐車場にあります。あまりゆっくりはしていられません。夜露に濡れたテントを畳みます。
「燕山荘でケーキを食べるだけのキャンプ」は次の機会にしたいと思います。
(つづく)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
星の写真は、ベンチとかカメラが置けるところを使って、15cmほどのミニ三脚使って何とか撮ってみましたが、強風もあってほとんどがブレブレでした。このサイズだからまだいいけど、ちゃんと星空撮るにはちゃんとした三脚がないとダメですね。
備忘録的に書いておくと、ISO3200・f2.8・10~15s。jpegで記録。新しいレンズを買って開放F値が4→2.8になった(焦点距離も18→17mmとなった)ので撮りやすい気がします。シャッターを切るときはセルフタイマー使用。色や明るさは見よう見まねで補正しているのでそこは工夫の余地がありそうです。
中房温泉から燕山荘に登り、テント泊。
せっかく稜線上に泊まるので夕日が見たいと思ったのですが、日の入りだいぶ前に雲間から光が差すだけ。風も強くて寒いし、北の方の遠くで雷が見えたり、小雨がぱらついたり。
これはこれで美しい光景ではありますが、明日は晴れてくれるかな。
厚い雲が次から次へとやってきて、夕日はダメでした。
さあ、晩ご飯。
今回もカレーメシ。プラスして魚肉ソーセージ。深夜の西友で買ったものです。
が、スプーンもらってくるの忘れてしまったことに気づきました。
キャンプでよくやるミスです。はい。
木の枝でも探さないといけないかな、と思ったのですが、ちょうど予備のペグがあることに気づきました。L字型のペグは結構食べやすいです。
夜の8時ごろになると、雲が取れてきました。
精一杯着込んで強くて冷たい北西風に耐えながら、燕山荘の脇で空を見ていたら、槍ヶ岳にかかっていた雲も取れてきて、槍ヶ岳が煙を吹きあげているような天の川が見えました。
テントサイトは小高い丘の東側にあるので風は穏やか。下から持ってきたお茶を火にかけて飲みながら、しばらく星を見てから寝袋に入りました。明日はコースタイム9時間の予定で、歩けるかどうか不安です。筋肉痛出ませんように。
今回から新しい寝袋です。ナンガのオーロラライト450というダウンシュラフで、快適使用温度が0℃、重さ1キロを割るコンパクトなモデルです。撥水加工でシュラフカバーもいらないそうです。
しかし、星の写真を撮っていて冷え切った体でシュラフに入っても寒いまんま。ダウンジャケットとダウンベストを着て、念のため持ってきたシュラフカバーもセットしていったんは寝着いたんですが、夜中に寒くて目が覚めて、さらにアルミシートを下半身に巻いてようやく寝ました。寝るときは寒がりなのでこんなもんでしょう。この日は2℃くらいまで下がったそうです。
そして翌朝。
3時半ごろからテントでおしゃべりする声が聞こえてきて目を覚ましました。それも他愛のない話です。出発のための生活音ならまだしも、ただのおしゃべりなんてうるせーな、とイラっとしてテントを開けると空の雲もすっかり取れていて星空を目にして一発で目を覚ましました。
うわーすげえ!!!
テント場の朝は早いです。多くの人がもう起きているようでした。
西の稜線。歩いている人がいるのか、青白い光が見えました。
そして東側。
いい日の出見せてやっから待ってろよ、という感じで薄っすらと明るくなってます。富士山も見えています。
いったんテントに戻って出発の準備をします。
そうしているうちにグラデーションが明るくなってきます。
朝ご飯を食べながら日の出を待ちます。
このフリーズドライにはスプーンが入ってました。
5時40分頃、太陽が登ってきました!
燕山荘にはこんなにたくさんの人が泊まってるんだ!というくらいたくさんの人が日の出を見ていました。
赤く染まる燕岳。
そして槍ヶ岳。
こんな素晴らしい景色を目にすることができたなら、このままゆっくりして燕山荘でケーキとかおいしいごはんとか食べて下山するのが一番幸せなような気がするんですが、車は8時間半歩いた先の一ノ沢の駐車場にあります。あまりゆっくりはしていられません。夜露に濡れたテントを畳みます。
「燕山荘でケーキを食べるだけのキャンプ」は次の機会にしたいと思います。
(つづく)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
星の写真は、ベンチとかカメラが置けるところを使って、15cmほどのミニ三脚使って何とか撮ってみましたが、強風もあってほとんどがブレブレでした。このサイズだからまだいいけど、ちゃんと星空撮るにはちゃんとした三脚がないとダメですね。
備忘録的に書いておくと、ISO3200・f2.8・10~15s。jpegで記録。新しいレンズを買って開放F値が4→2.8になった(焦点距離も18→17mmとなった)ので撮りやすい気がします。シャッターを切るときはセルフタイマー使用。色や明るさは見よう見まねで補正しているのでそこは工夫の余地がありそうです。
燕岳・大天井岳縦走202110(1) [山歩き(テント泊)]
緊急事態宣言が解除されたー!
台風は金曜日のうちに東へ通り去ったー!
ってことは絶好の行楽日和じゃないですか。
どこか紅葉の山々に行きたいなあ。予約の要らないテント場は混みそうだなあ。じゃあどこ行こうかな、栗駒山でも遠征したいけど片道500km運転はちょっと大変だな・・・と思っていて、金曜日の昼休みに何気なく北アルプス・燕山荘のテント場の予約サイトを見たら、土曜日に△マークが!
即座に予約して、少し残業して帰ってから慌てて大きなザックに荷物を突っ込んで、後部座席には自転車を突っ込んで、夜11時過ぎに出発します。
今回は、こんな感じで、中房温泉から燕山荘に上がりテント泊、翌日は稜線を南下して大天井岳に登り、常念乗越から(常念岳は省略して)下山する縦走ルートを歩こうと思います。このルート、燕岳登り口の中房温泉はバスがあるのですが、下山口の一ノ沢の交通手段はタクシー。穂高駅まで6~7千円かかるようです。
さて、もっと早く家を出れれば下道でゆっくり行くんですが、相模湖ICを入ったのが12時半ではそんな余裕はありません。安曇野まで高速で行ってしまいます。
いい天気が期待できそうですね。
安曇野インターまで2時間、西友で買い物して3時半、常念岳の登り口の一ノ沢駐車場に着きました。2つの駐車場のうち、上の駐車場はほぼ満車で、下の駐車場もかなり埋まっていました。
朝。
他の人が次々と常念岳へ向かう中、自転車を組み立て。
リュックを背負って自転車に乗って山を下ります。
途中のセブンイレブンで朝食を取り、穂高駅へ。実走行時間は30分ほど。ずっと下りですからね(笑)
駅の裏に立派な駐輪場がありますので、ここに自転車を止め、8時半くらいのバスで中房温泉に向かいます。
9:30スタート。ほぼ1年ぶりですね。
去年は日帰りではありますが、燕山荘まで3時間ちょっとで登っています。
が、今回は荷物の重さがぐっと足に来ます。
思い通りに登れないうえに、足を痛めそうです。明日歩けるか不安になります。
第一ベンチ40分、第二ベンチ70分、第三ベンチ100分、そして富士見ベンチが2時間20分。
台風一過の青空・・と思いきや、山には雲がかかっています。
登っていくと木々が色づいています。
雲が切れた瞬間、おぉー!っと思った景色。
「あと10分」札が新しくなりました。
あああやっと合戦小屋着いた。歩き始めてちょうど3時間です。
うちの人に(水は)高いから買って登れと命ぜられたのでリュックに突っ込んできたのですが捨てたくてしょうがない。飲んでしまおうか。(このほか1L水を持ってる)
稜線はちょうど紅葉の見頃。
燕山荘が近くなってきた。けっこうテント張られてます。自分のスペースあるかな。
14時に着きました。4時間半かかったなー。
燕岳はきれいに見えています。
テントサイトはほとんど埋まっていました。
同じくらいのタイミングで小さい子を背負った夫婦がきて、お互いどこにテントを張ろうか思案していましたが、奥のスペースに居を構えます。
こういう狭いところでテントを張るのは初めてです。まあ少しずつステップアップしていこう。
なかなかいいんじゃないかな。
雲は多め。
槍ヶ岳は見えたり隠れたり。
燕山荘では喫茶店が開いていました。朝6時前から夕方まで空いてます。自分で水もコーヒーも背負ってきたのですが、ここはご褒美のコーヒーとケーキをいただきます。自分のテントを見ながら食べる甘酸っぱいケーキと香ばしいコーヒーは最高でした。
つづく。
台風は金曜日のうちに東へ通り去ったー!
ってことは絶好の行楽日和じゃないですか。
どこか紅葉の山々に行きたいなあ。予約の要らないテント場は混みそうだなあ。じゃあどこ行こうかな、栗駒山でも遠征したいけど片道500km運転はちょっと大変だな・・・と思っていて、金曜日の昼休みに何気なく北アルプス・燕山荘のテント場の予約サイトを見たら、土曜日に△マークが!
即座に予約して、少し残業して帰ってから慌てて大きなザックに荷物を突っ込んで、後部座席には自転車を突っ込んで、夜11時過ぎに出発します。
今回は、こんな感じで、中房温泉から燕山荘に上がりテント泊、翌日は稜線を南下して大天井岳に登り、常念乗越から(常念岳は省略して)下山する縦走ルートを歩こうと思います。このルート、燕岳登り口の中房温泉はバスがあるのですが、下山口の一ノ沢の交通手段はタクシー。穂高駅まで6~7千円かかるようです。
さて、もっと早く家を出れれば下道でゆっくり行くんですが、相模湖ICを入ったのが12時半ではそんな余裕はありません。安曇野まで高速で行ってしまいます。
いい天気が期待できそうですね。
安曇野インターまで2時間、西友で買い物して3時半、常念岳の登り口の一ノ沢駐車場に着きました。2つの駐車場のうち、上の駐車場はほぼ満車で、下の駐車場もかなり埋まっていました。
朝。
他の人が次々と常念岳へ向かう中、自転車を組み立て。
リュックを背負って自転車に乗って山を下ります。
途中のセブンイレブンで朝食を取り、穂高駅へ。実走行時間は30分ほど。ずっと下りですからね(笑)
駅の裏に立派な駐輪場がありますので、ここに自転車を止め、8時半くらいのバスで中房温泉に向かいます。
9:30スタート。ほぼ1年ぶりですね。
去年は日帰りではありますが、燕山荘まで3時間ちょっとで登っています。
が、今回は荷物の重さがぐっと足に来ます。
思い通りに登れないうえに、足を痛めそうです。明日歩けるか不安になります。
第一ベンチ40分、第二ベンチ70分、第三ベンチ100分、そして富士見ベンチが2時間20分。
台風一過の青空・・と思いきや、山には雲がかかっています。
登っていくと木々が色づいています。
雲が切れた瞬間、おぉー!っと思った景色。
「あと10分」札が新しくなりました。
あああやっと合戦小屋着いた。歩き始めてちょうど3時間です。
うちの人に(水は)高いから買って登れと命ぜられたのでリュックに突っ込んできたのですが捨てたくてしょうがない。飲んでしまおうか。(このほか1L水を持ってる)
稜線はちょうど紅葉の見頃。
燕山荘が近くなってきた。けっこうテント張られてます。自分のスペースあるかな。
14時に着きました。4時間半かかったなー。
燕岳はきれいに見えています。
テントサイトはほとんど埋まっていました。
同じくらいのタイミングで小さい子を背負った夫婦がきて、お互いどこにテントを張ろうか思案していましたが、奥のスペースに居を構えます。
こういう狭いところでテントを張るのは初めてです。まあ少しずつステップアップしていこう。
なかなかいいんじゃないかな。
雲は多め。
槍ヶ岳は見えたり隠れたり。
燕山荘では喫茶店が開いていました。朝6時前から夕方まで空いてます。自分で水もコーヒーも背負ってきたのですが、ここはご褒美のコーヒーとケーキをいただきます。自分のテントを見ながら食べる甘酸っぱいケーキと香ばしいコーヒーは最高でした。
つづく。
夏山シーズンに向けてテント泊の荷物を整理してみた [山歩き(テント泊)]
今年は高いお山でテント泊できるのかどうかわからないですが、昨年の秋、「テント泊の装備を背負って山を歩いてみる」企画を立てて立山を歩いて雷鳥沢で1泊してみました。そのときの荷物を片付ける際、記念撮影して一通り重さをはかってみたので、あらためてこの場を借りて(?)整理してみます。何年か前のAtwightさんのマネですね(すいません・・)
前提条件は9月下旬、標高2000m~3000m、好天想定、テント1泊
①ザック グレゴリースタウト60 1,650g お手頃価格で軽め。
②テント プロモンテVL-26T ポール・ペグ360g 本体・フライ1,260g
③鍋1つ・バーナー(プリムス2263ビヨン)350g+ガス270g(残量次第)
このときはお湯を沸かすだけだったので鍋は1つだけ。
④ダウンベスト 420g 平成初期のアメカジ風 袋はレインウェアのもの
⑤ダウンパーカー ユニクロの薄いの 270g
⑥シュラフカバー 480g 一応ゴアテックス
⑦レインウェア モンベル 上350g 下270g レインダンサーだったと思う。
⑧シュラフ 1,280g 約30年前のモンベルバロウバッグ3
※夏用(イスカ アルファライト500)なら720g
⑨着替え(Tシャツ・パンツ1着ずつ)210g
⑩グランドシートの代わり(100均のシート)100g
テント内シートの代わり(100均のアルミシート)70g
⑪銀マット 290g
⑫デジタル一眼(PENTAX K-5)+標準ズーム(18-50mm) 950g
交換レンズ(35-105mm)350g
※コンデジなら予備電池3本込で500g
⑬その他雑多なもの 1,020g
赤い袋(薬、洗面用具、モバイルバッテリー等)220g
マグカップ 35g
タオル1 25g(カラビナ込)
タオル2 30g
フリース手袋(写ってない)40g
地図(2万5千分1地形図+登山地図+ビニール袋)70g
予備の眼鏡+サングラス 160g
電池(デジカメ・単三各2本ずつ)210g
ヘッドランプ・ミニライト 110g
ミニ三脚 120g
全部詰めるとこんな大きさです。
なんかすごく重たい荷物を背負って歩いていたつもりでいたのに、これを全部足してもザック込みで10kgしかありません。これに水とか食料とかが加わるんですが、1泊ならたかが知れてますね。
昨秋の立山、予想外にすたすた歩けたと思っていたんですが、それは予想外に荷物が軽かったからというオチになりました。
これ見てると山に行きたくなっちゃうな。
前提条件は9月下旬、標高2000m~3000m、好天想定、テント1泊
①ザック グレゴリースタウト60 1,650g お手頃価格で軽め。
②テント プロモンテVL-26T ポール・ペグ360g 本体・フライ1,260g
③鍋1つ・バーナー(プリムス2263ビヨン)350g+ガス270g(残量次第)
このときはお湯を沸かすだけだったので鍋は1つだけ。
④ダウンベスト 420g 平成初期のアメカジ風 袋はレインウェアのもの
⑤ダウンパーカー ユニクロの薄いの 270g
⑥シュラフカバー 480g 一応ゴアテックス
⑦レインウェア モンベル 上350g 下270g レインダンサーだったと思う。
⑧シュラフ 1,280g 約30年前のモンベルバロウバッグ3
※夏用(イスカ アルファライト500)なら720g
⑨着替え(Tシャツ・パンツ1着ずつ)210g
⑩グランドシートの代わり(100均のシート)100g
テント内シートの代わり(100均のアルミシート)70g
⑪銀マット 290g
⑫デジタル一眼(PENTAX K-5)+標準ズーム(18-50mm) 950g
交換レンズ(35-105mm)350g
※コンデジなら予備電池3本込で500g
⑬その他雑多なもの 1,020g
赤い袋(薬、洗面用具、モバイルバッテリー等)220g
マグカップ 35g
タオル1 25g(カラビナ込)
タオル2 30g
フリース手袋(写ってない)40g
地図(2万5千分1地形図+登山地図+ビニール袋)70g
予備の眼鏡+サングラス 160g
電池(デジカメ・単三各2本ずつ)210g
ヘッドランプ・ミニライト 110g
ミニ三脚 120g
全部詰めるとこんな大きさです。
なんかすごく重たい荷物を背負って歩いていたつもりでいたのに、これを全部足してもザック込みで10kgしかありません。これに水とか食料とかが加わるんですが、1泊ならたかが知れてますね。
昨秋の立山、予想外にすたすた歩けたと思っていたんですが、それは予想外に荷物が軽かったからというオチになりました。
これ見てると山に行きたくなっちゃうな。
202009立山(5)下山 [山歩き(テント泊)]
↑
これ後で見たらなんだかわからないタイトルだな・・・
(※一連の記事に「202009立山」とタイトル付け加えています)
ーーーーーーーーーーーーーーー
立山テント泊。
剱岳を目の前にした剱御前の三角点を後にします。
別山乗越に戻り、
雷鳥坂をそのまま下るのではなく、新室堂乗越経由で下山します。
これが緩い下りで楽しい散歩道。
キャンプ場を上から見下ろします。自分のテントも見えますね。
新室堂乗越からは雄山を正面にして歩きます。
ここは何度歩いてもいいなぁ。
別山乗越から1時間10分ほどでキャンプ場に戻ってきました。
まずコーヒー(笑)
名残惜しいですが、テント畳まないと。
荷物をまとめました。
でも、なんで帰る日はこうやって穏やかな青空のいい天気なんだろう。帰りたくないです。
雷鳥沢キャンプ場はWifiもガンガン入ります。仕事のパソコン持ってきてここでテレワークしたいくらいです。でも電源がないですね。
紅葉の坂を上ります。
アクセスはたいへんだけど、また来よう。
みくりが池はとてもいい青色をしていました。
30分ほどで室堂のバスターミナルに戻りました。連休を1日ずらしたのでそれほど混んでいませんでした。
上にあるホテルでシフォンケーキを食べたかったのですが、帰路が長そうなので今回は諦めます。
バスの車窓からさっき間近で見た剱岳を眺めます。
山はいい天気でしたが、富山方面は一面の雲海。
バスは標高を下げ、雲の中に入っていきました。
とりあえず終わり。
これ後で見たらなんだかわからないタイトルだな・・・
(※一連の記事に「202009立山」とタイトル付け加えています)
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立山テント泊。
剱岳を目の前にした剱御前の三角点を後にします。
別山乗越に戻り、
雷鳥坂をそのまま下るのではなく、新室堂乗越経由で下山します。
これが緩い下りで楽しい散歩道。
キャンプ場を上から見下ろします。自分のテントも見えますね。
新室堂乗越からは雄山を正面にして歩きます。
ここは何度歩いてもいいなぁ。
別山乗越から1時間10分ほどでキャンプ場に戻ってきました。
まずコーヒー(笑)
名残惜しいですが、テント畳まないと。
荷物をまとめました。
でも、なんで帰る日はこうやって穏やかな青空のいい天気なんだろう。帰りたくないです。
雷鳥沢キャンプ場はWifiもガンガン入ります。仕事のパソコン持ってきてここでテレワークしたいくらいです。でも電源がないですね。
紅葉の坂を上ります。
アクセスはたいへんだけど、また来よう。
みくりが池はとてもいい青色をしていました。
30分ほどで室堂のバスターミナルに戻りました。連休を1日ずらしたのでそれほど混んでいませんでした。
上にあるホテルでシフォンケーキを食べたかったのですが、帰路が長そうなので今回は諦めます。
バスの車窓からさっき間近で見た剱岳を眺めます。
山はいい天気でしたが、富山方面は一面の雲海。
バスは標高を下げ、雲の中に入っていきました。
とりあえず終わり。
202009立山(4)雷鳥沢→剣御前登山 [山歩き(テント泊)]
立山の雷鳥沢キャンプ場でのテント泊。
夜は雲に覆われてしまい、早々と寝てしまったのですが、割と快適だったのか、その前の車中泊2連泊が効いたのか、爆睡。
で8時間ぐっすり寝た朝5時すぎ、周りの人の動きで目が覚めます。
あれ?いい天気じゃん。
前の晩の雲がどっかに行ってしまいました。
ヘッドランプのあかりを頼りに山に登っている人も見られます。
富山の日の出はだいたい5時40分。
少し高台に登ってしばらく待ってみましたが、谷底だし立山連峰に阻まれてぜんぜん日が出てきそうにありません。
今日は昼過ぎにはバスに乗って下山しようと思います。
キャンプ場に戻って、剱岳が見える「別山乗越」という場所まで登ってみようと思います。剱御前小屋が建っているところですね。6時半にキャンプ場を出ます。
地図では登り2時間となっています。
登山3日目、前々日の筋肉痛が出るころ(笑)で、足取りが重いです。2時間は辛いな。
でもね、この雄大な景色が背中の後ろに広がるんだから、頑張らないと。
と思いながら登ること1時間弱。
突然目の前に小屋が見えました。別山乗越に到着です。あれ?あれれ?
随分あっけなく剱岳が登場してしまいました。
この剱岳、東面を向いています。
1時間で登れるなら、起きてすぐ登り始めれば、赤く染まる山が見れたのではないか。そう思うと悔しいのですが、居合わせた人と話をしたら「今朝早く登ってきたんですが染まらなかったんですよ」と言ってました。
乗越の左側に小高い丘があって、登れそうなので登ってみました。
少し上ると向こうに岩のピークが見えます。あそこだな。
15分ほどでピークに着きました。
「剱御前山2792m」という札が置いてあります。
でも、もっと剱岳が堂々と見えるかと思ったのに、手前に邪魔な山があります。
地図では、ここから先に行ったところが「剱御前」になっていますし、道も続いています。
危なくないとこまで行ってみよう。
富山湾側は切り立った崖で、万が一コケて向こう側に行ってしまったらやばそうです。
何枚か岩にレリーフがはめこまれてましたが、冬山で遭難された方のようでした。
そして、ごつごつしたところを下ると、とっても平和な景色が広がります。
剱岳間近にこんな穏やかなところがあるなんて!
先ほどの「剱御前山」から15分ほどで三角点のあるピークに着きました。
誰もいません。
目の前の剱岳、眼下の剱沢、奥には白馬の山々(と思われる)の大展望。
この景色を独り占めです。
景色すごすぎて、独り占めにするより他の登山者と共有したいくらいなんですが、誰も登ってきません。
剱沢小屋と野営場
真正面の剱岳を拡大してみました。
山頂には何人か立っている様子が見えました。
山頂左下には道のようなものも見えますが、しかし、これどう登るというんだろうか?
若い女の子まで剱に登った写真をSNSにほいほい上げてるんで、行けそうに思えちゃうんだけど、やはり登ったら最後、自分には降りれない気がします。
そこに山があっても登んなきゃいけないわけじゃないしね。
暖かくて、穏やかで、いい天気の日。
このちょっと広くなった場所で、この大展望を前に、コーヒーでもいれておやつを食べてのんびり過ごしたいところだったのですが、
・・・道具もコーヒーもテントに置いてきちゃいました。
夜は雲に覆われてしまい、早々と寝てしまったのですが、割と快適だったのか、その前の車中泊2連泊が効いたのか、爆睡。
で8時間ぐっすり寝た朝5時すぎ、周りの人の動きで目が覚めます。
あれ?いい天気じゃん。
前の晩の雲がどっかに行ってしまいました。
ヘッドランプのあかりを頼りに山に登っている人も見られます。
富山の日の出はだいたい5時40分。
少し高台に登ってしばらく待ってみましたが、谷底だし立山連峰に阻まれてぜんぜん日が出てきそうにありません。
今日は昼過ぎにはバスに乗って下山しようと思います。
キャンプ場に戻って、剱岳が見える「別山乗越」という場所まで登ってみようと思います。剱御前小屋が建っているところですね。6時半にキャンプ場を出ます。
地図では登り2時間となっています。
登山3日目、前々日の筋肉痛が出るころ(笑)で、足取りが重いです。2時間は辛いな。
でもね、この雄大な景色が背中の後ろに広がるんだから、頑張らないと。
と思いながら登ること1時間弱。
突然目の前に小屋が見えました。別山乗越に到着です。あれ?あれれ?
随分あっけなく剱岳が登場してしまいました。
この剱岳、東面を向いています。
1時間で登れるなら、起きてすぐ登り始めれば、赤く染まる山が見れたのではないか。そう思うと悔しいのですが、居合わせた人と話をしたら「今朝早く登ってきたんですが染まらなかったんですよ」と言ってました。
乗越の左側に小高い丘があって、登れそうなので登ってみました。
少し上ると向こうに岩のピークが見えます。あそこだな。
15分ほどでピークに着きました。
「剱御前山2792m」という札が置いてあります。
でも、もっと剱岳が堂々と見えるかと思ったのに、手前に邪魔な山があります。
地図では、ここから先に行ったところが「剱御前」になっていますし、道も続いています。
危なくないとこまで行ってみよう。
富山湾側は切り立った崖で、万が一コケて向こう側に行ってしまったらやばそうです。
何枚か岩にレリーフがはめこまれてましたが、冬山で遭難された方のようでした。
そして、ごつごつしたところを下ると、とっても平和な景色が広がります。
剱岳間近にこんな穏やかなところがあるなんて!
先ほどの「剱御前山」から15分ほどで三角点のあるピークに着きました。
誰もいません。
目の前の剱岳、眼下の剱沢、奥には白馬の山々(と思われる)の大展望。
この景色を独り占めです。
景色すごすぎて、独り占めにするより他の登山者と共有したいくらいなんですが、誰も登ってきません。
剱沢小屋と野営場
真正面の剱岳を拡大してみました。
山頂には何人か立っている様子が見えました。
山頂左下には道のようなものも見えますが、しかし、これどう登るというんだろうか?
若い女の子まで剱に登った写真をSNSにほいほい上げてるんで、行けそうに思えちゃうんだけど、やはり登ったら最後、自分には降りれない気がします。
そこに山があっても登んなきゃいけないわけじゃないしね。
暖かくて、穏やかで、いい天気の日。
このちょっと広くなった場所で、この大展望を前に、コーヒーでもいれておやつを食べてのんびり過ごしたいところだったのですが、
・・・道具もコーヒーもテントに置いてきちゃいました。
202009立山(3)雷鳥沢キャンプ場へ [山歩き(テント泊)]
「テント泊の装備を背負って山を歩いてみる」企画(?)でやってきた立山。
浄土山・龍王岳を登り、一ノ越から雄山山頂に登ってきました。
こちらは大汝山方面の十三コース。
東側、黒部湖方面
南側。いったん見えなくなっていた五色ヶ原が見えています。
その手前のふたこぶを通る道が険しそうです。
13:30、元の登山道を下山します。
写真右下が本日宿泊予定の雷鳥沢キャンプ場です。
4連休の中日は900以上のテントで隙間がないくらいだったようですが、今日はスーカスカのようです。
一ノ越から少し室堂方面へ行くと、雷鳥沢にショートカットするルートの入り口があり、ここを入っていきます。
いったいどこを歩けと・・・?
岩ゴロゴロエリアのあとは素晴らしい散歩道!
草紅葉が始まった中、トコトコと歩いていきます。
一ノ越から1時間10分、キャンプ場が近づいてきました。
受付で500円払い、管理棟から少し離れた沢の近くを居と決めました。
グランドシートが高価だったので、代わりの100均ペラペラシートを敷きます。
登山用に新しいテントも買いました。(実は去年買って使う機会がなかった)
実に二十何年ぶりの「新築」。
張り綱も見よう見まねで石を使って固定して完成!
プロモンテのVL26T。2人用のロングサイズで、普通のより20cm長い。
足元にリュックがちょうど置けるくらいの長さです。
一人で使うにはちょっと広すぎて寂しいです。
17時、ちょっと早いですが明るいうちに晩ご飯にします。
今日のメニューは、カレーメシ、ささみプロテインバー、お吸い物と・・・
ホタルイカのおにぎりです。これ美味しかった。
お湯を沸かすだけで片付くメニューなので、いつもは「米炊き用」と「お湯沸かし用」の二つ持っていくお鍋を一つにしました。
しかし、カレーメシを開けた瞬間の「なんじゃこれ?」感が・・・
かき混ぜたらおいしそうになりました。
けっこうボリュームもあっておいしいです。
このキャンプ場、西から夕陽が差して立山が赤くなるので楽しみにしていたんですが、今日は曇っていてダメだなー、とあきらめかけていたところ、一瞬だけ西の空がピンクに染まりました。
雲は取れそうにありません。
星空は諦めて寝ました。
9月で霜が降りるほどではありませんでしたが、気温は5度前後。
持って行った寝袋は昔(25年前)のバロウバッグ#3で、使用限度はおそらく0度程度まで。ユニクロの軽いダウンジャケット着て寝ましたがちょっと寒くて、もう1着予備で持って行ったダウンベストも着てようやく落ち着きました。
普段暑がりなのに、寝てるときは寒がりなんだよなぁ。
つづく
浄土山・龍王岳を登り、一ノ越から雄山山頂に登ってきました。
こちらは大汝山方面の十三コース。
東側、黒部湖方面
南側。いったん見えなくなっていた五色ヶ原が見えています。
その手前のふたこぶを通る道が険しそうです。
13:30、元の登山道を下山します。
写真右下が本日宿泊予定の雷鳥沢キャンプ場です。
4連休の中日は900以上のテントで隙間がないくらいだったようですが、今日はスーカスカのようです。
一ノ越から少し室堂方面へ行くと、雷鳥沢にショートカットするルートの入り口があり、ここを入っていきます。
いったいどこを歩けと・・・?
岩ゴロゴロエリアのあとは素晴らしい散歩道!
草紅葉が始まった中、トコトコと歩いていきます。
一ノ越から1時間10分、キャンプ場が近づいてきました。
受付で500円払い、管理棟から少し離れた沢の近くを居と決めました。
グランドシートが高価だったので、代わりの100均ペラペラシートを敷きます。
登山用に新しいテントも買いました。(実は去年買って使う機会がなかった)
実に二十何年ぶりの「新築」。
張り綱も見よう見まねで石を使って固定して完成!
プロモンテのVL26T。2人用のロングサイズで、普通のより20cm長い。
足元にリュックがちょうど置けるくらいの長さです。
一人で使うにはちょっと広すぎて寂しいです。
17時、ちょっと早いですが明るいうちに晩ご飯にします。
今日のメニューは、カレーメシ、ささみプロテインバー、お吸い物と・・・
ホタルイカのおにぎりです。これ美味しかった。
お湯を沸かすだけで片付くメニューなので、いつもは「米炊き用」と「お湯沸かし用」の二つ持っていくお鍋を一つにしました。
しかし、カレーメシを開けた瞬間の「なんじゃこれ?」感が・・・
かき混ぜたらおいしそうになりました。
けっこうボリュームもあっておいしいです。
このキャンプ場、西から夕陽が差して立山が赤くなるので楽しみにしていたんですが、今日は曇っていてダメだなー、とあきらめかけていたところ、一瞬だけ西の空がピンクに染まりました。
雲は取れそうにありません。
星空は諦めて寝ました。
9月で霜が降りるほどではありませんでしたが、気温は5度前後。
持って行った寝袋は昔(25年前)のバロウバッグ#3で、使用限度はおそらく0度程度まで。ユニクロの軽いダウンジャケット着て寝ましたがちょっと寒くて、もう1着予備で持って行ったダウンベストも着てようやく落ち着きました。
普段暑がりなのに、寝てるときは寒がりなんだよなぁ。
つづく