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燕岳日帰り登山(1) [山歩き]

今年こそはテント泊の山行がしたいなと、夏に60Lの大型リュックを買いました。

そして、お盆の翌週、水曜日から翌日曜日まで5連休とし、そこで2泊3日程度でどこかに行こうかと思ったんですが、どうしても木・金の「人繰りがつかない」とのこと。
5連休は霧散してしまいました。
山にかかるガスなら霧散してこれほど嬉しいことはないんですが。

しかし、ポツンと残った水曜日は穏やかな好天が見込まれてます。
なんか腹立たしいので、日帰りではありますががっつりと出かけよう。
ということで、安曇野からアクセスできて、休日は駐車場も登山道も混みそうな燕岳を目指します。皆さんご存じ「アルプスの女王・燕岳」です。いや、山よりも燕山荘という山小屋の方が有名なんでしょうか。

仕事終わって帰宅して山に行く準備をして、ちょうど12時に相模湖インターから中央道に乗りました。
アルピコ交通の上高地行きバス「さわやか信州号」を抜かします。
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2時前に安曇野ICを出て、駐車場のある中房温泉に向かいますが、途中でこんな看板が。
きっと休日などは早い時間にいっぱいになってしまうんでしょう。
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暗くてよくわかりませんが随分細い山道を登って駐車場には3時頃着きました。一番登山口に近いところで、残りは数台。
星が出ています。
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起きたら明るくなってました。こんなところだったのか。
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新しいリュック。
防寒着や雨具や着替えなど、小屋どまりできるような荷物が入ってますがスカスカです。ホントだったら日帰りだからそんなに荷物は不要で、車に置いていけばいいんですが、めんどくさいのでそのまま背負っていこうと思います。
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朝6時、登山開始。
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途中、第1~第3と「富士見ベンチ」の4か所に休憩場所があります。
これは第1。
第1ベンチまで30分、第2が50分、第3まで70分、富士見ベンチまで100分。
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この合戦尾根、「北アルプス三大急登」と言われていて、こういう急な場所もあるんですが、急登はそれほど長くは続きません。いつも登っている丹沢大山の方がキツイです。
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富士見ベンチのあたりからは振り返ると富士山が見えるようになります。
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合戦小屋までちょうど2時間。
「小屋まで10分」のところから6分でした。
この小屋はスイカが名物で、皆さん召し上がってらっしゃいますが、スイカ嫌いなんでスルーです。
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合戦小屋の先の尾根は木々が低くなってきます。
槍ヶ岳の先っぽも見えてきました。
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もう紅葉?鮮やかなナナカマド
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燕山荘が見えてきました。穏やかで楽しい稜線歩きです。
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左前方には槍ヶ岳。
ご機嫌な散歩道。
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振り返れば八ヶ岳ー富士山ー南アルプス。
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そして、山小屋直下は見事なお花畑!
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つづく。
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磐梯吾妻スカイラインサイクリング(3) [自転車(ロードバイク)]

さて、吾妻小富士も登って、再びサドルの上へ。
と、ここで、スピードメーターがないことに気づきます。
ポケットに入れておいて山歩きの途中で落っことしてしまったんでしょう。
また1時間かけて探しにいっても見つかるかどうかわからないしなぁ。
ということであきらめます。
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単純な下りではなくて、登り返しです。
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そして道路の最高点。
1,622mなので、スタートの福島市内からは約1,500mの標高差があります。
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下りの途中、磐梯山と猪苗代湖が見えます。
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13:20、土湯峠までおりてきました。標高は約1,320m。
これはこれでいい雰囲気の峠です。紅葉きれいだろうな。
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霞んでしまっていますが、こんな眺めがよさげな場所もあります。
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自転車は旧道を走ります。
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これがまた雰囲気のいい緑の中。
紅葉きれいなんだろうな。
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そして、国道を下ってあっという間にもとの場所に戻りました。
山はガスの中ですね。
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福島と言えば桃なんでしょうか。
お土産に買おうとしてお店に入ったら試食をどうぞ、と。
一切れ程度味見させてくれるのかと思ったら、これ。
桃はまるまる一つ、自分で皮むいてください、と。
それだけじゃなくて温泉卵とか御新香とかまで。御新香についていた辛子味噌がおいしくて買ってしまいました。
ちなみに桃は横浜で買った方がぜんぜん安かったです 笑
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まだまだ明るいし、国道4号も昼間は流れ悪そうだなと思ったので、今降りてきた国道を土湯峠方面に車で戻って、磐梯山を見てから帰ります。
夕方4時半なのに35℃以上ありました。
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夏の3連休の最終日なので、猪苗代湖畔の国道49号は渋滞していましたが、そこから湖畔を通り、
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茨城街道で白河まで1時間ほど。
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白河IC18:20(下道)西那須野塩原IC19:10(高速)宇都宮IC19:45(下道)五霞IC20:45(高速)と、高速の渋滞を避け(たつもり)ながら帰りました。

おわり
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磐梯吾妻スカイラインサイクリング(2)+吾妻小富士登山 [自転車(ロードバイク)]

磐梯吾妻スカイライン、高い木々がなくなって絶景が広がる中のサイクリング。
吾妻小富士も近くなってきました。
そして、一つ先、黄色い標識の立っているコーナーを曲がると・・・
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おぉ!すばらしい。みんな写真撮ってます。
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窓を閉めて運転してくれ、と言われても・・・
若干硫黄臭い中を走り抜けて、カーブを曲がると。。。
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吾妻小富士を正面にした直線、そしてその先のヘアピン。
素晴らしすぎて、歩くようなスピードで景色を楽しみながら登ります。
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絶景をゆっくり楽しんで、11時、浄土平に着きました。大きな駐車場があります。
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吾妻小富士へはお鉢一周しても1時間程度で戻ってこられるようなので、ちょっと登ってきます。
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お鉢の淵までは階段になっていて10分程度で登ってしまいます。
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ずるずる滑る斜面を登ります。
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先ほどの道路をさらにパノラマで。
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最高点あたりから、カルデラと浄土平。
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あんなところにぽっかりと高層湿原(?)が!
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45分ほどで戻ってきました。
駐車場にはたくさんの自転車でにぎわっていました。
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この吾妻小富士の反対側に一切経山という眺望のいい山があって、1時間半くらいで登れたようです。
そのときはまったく考えもしなかったんですが、往復2時間半程度ならさくっと登ってきちゃえばよかったかな、と帰ってきてから思いました。
残念。
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磐梯吾妻スカイラインサイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]

八ヶ岳の翌週は、8月の「山の日連休」3連休。
しかし、その真ん中の日曜日の天気が悪いということなので、行ったとしても日帰りかなぁ、と思っていたところ、車(プジョー)のメーター内のエンジンチェックランプが点灯。

放っておくのも気持ち悪いので、念のためディーラーに持っていくと、カーボンか汚れか詰まってるんじゃないか、と。
とりあえずチェックランプは消してもらい、大ごとでもなさそうなので、3連休の最終日は福島の磐梯吾妻スカイラインを走ることにしました。
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裏磐梯観光協会サイトより:磐梯吾妻スカイライン
https://www.urabandai-inf.com/?page_id=25025
福島市西方の高湯温泉から土湯峠へ吾妻の山並みを縫うパノラマコース。日本初の山岳道路であり、平均標高1350mを彩る絶景に何度も訪れる人が多く、「日本の道100選」にも選ばれています。沿線には一切経山、吾妻小富士など見どころいっぱいです。

開通は昭和34年。当初はJH管理の有料道路だったんですが、現在は無料化されています。
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ということで、車にロードバイクを積み込んで、夜10時半ごろ出発、和光23:30→五霞24:00で下道に降りて、宇都宮1時→福島県境2時とR4を走り、3時過ぎに本宮から東北道に乗って、安達太良SAで仮眠。
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早朝、暑くなる前に走り出したいので、夜が明ける前くらいに起きようかと思っていたのですが、起きたときはすっかり明るくなってました。
しまった、寝坊した。
エアコンを切っても寝れるくらいの涼しさでした。
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福島西ICを降りると、真正面に今日登るところが見えています。
結構登らされそうです。
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あづま運動公園というバカでかい公園の駐車場に車をデポします。
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7時半、吾妻小富士の頭がちょこんと見えるところからスタートです。
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少し広域農道を走った後、県道70号を登っていきます。
広域農道はいい雰囲気の田舎道なんですが・・・
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県道はぐいぐいと登らされます。
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朝からきつい・・・
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温泉街の高湯温泉まで7km、1時間かかってしまいました
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要所要所に標高の書かれたペイントが出てきます。
1000m地点は1時間45分後。あと600m登らないといけません。
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「つばくろ谷」にかかる「不動沢橋」
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橋から眺めると、古い橋の橋げただけが残っていました。
水害で流されちゃったのかと思ったんですが、架け替えだったそうです。
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視界が開け、吾妻小富士が見えてきました。
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じわじわと標高を上げていき・・・
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森林限界を超えてしまったような景色が広がってきました。
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つづく
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2020年7月のサイクリングまとめて [先月のサイクリングまとめて]

今年の梅雨明けは結局8月にずれ込んでしまい、天候不順な7月でしたね。
9月に入りまた7月と同じような不安定な天気になってしまったようなのが気になります。

そんな7月のサイクリング、まとめて
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7/12(日)宮ヶ瀬 90km
身体が慣れないのに一気に夏が来たような暑い日。
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宮ヶ瀬の鳥居原園地。
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標高300m程度でも涼しいのかな。まだアジサイも残っていました。
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7月22日(水) 茅ヶ崎・江ノ島 約70km
本来ならオリンピックの開会式のはずの4連休。そこに1日休みをくっつけて5連休ってなるのに、梅雨明けはしませんでした。連休中の天気は下り坂の予報。
仕方なく近場で。
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期待していなかったんですが割ときれいな色になりました。
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7月26日(日) 横浜市内 約40km
そんな5連休の最終日。
朝雨が降っていて、今日もダメかと思っていたのに、急に晴れて青空が。
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日も長いので、三浦半島をぐるっと回ってこようと思ったのですが、しばらくすると曇ってきて、磯子のあたりで雨がざーっと降ってきました。
とりあえず昼食がてらガストに避難。
しかし・・・
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だめだこりゃ。

ということで、みなとみらいのあたりをうろうろして、また晴れ間も出たのでちょっと走ろうと思ったんですが、すぐに曇って雨が降り出します。
保土ヶ谷バイパスのガード下で雨宿りしてると土砂降りに。
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しかし、15分くらいでまた青空に。
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天気に翻弄された1日になってしまいました。

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<おまけ>
なんか最近の天気予報、随分弱気じゃないでしょうか。
曇とか雨とかの予報が出ていたのに、すっかりいい天気だったある日。
トレーニングがてらいつもの大山へ。
新東名に「伊勢原大山IC」ができて、高速で行くと40分ほどで登山口に着きました。
しかし、山には湿った空気がぶつかって、低いところから雲がかかっていました。(まあいつものことですが)
これはこれで雰囲気よさげな山歩き。
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山頂ちょっと手前から日が差してきて、山頂は雲の上。
見事な雲海が見れました。
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山頂から西の方。
丹沢表尾根を境に雲が分かれていました。そんなに悪い天気じゃなかったです。
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復活!箱根登山鉄道 [電車]

去年10月の台風被害で線路が流されてしまった箱根登山鉄道が7月に復旧したので、下の子が暇していたのもあって、子どもと乗りに行きました。
復旧費用は35億円で、ここらへんではあまりない激甚災害だったためか、国と自治体から半額補助が出たそうです。
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スタートは小田原駅。
小田急のホームの先っぽが登山電車の乗り場です。
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箱根湯本までは小田急の車両。
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箱根湯本でホントの登山電車に乗り換えます。
あいにくの天気でしたが、車内は最近の朝夕の通勤電車みたいに混んでました。
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アレグラって聞くと花粉症の薬を思い出すんだな 笑
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スイッチバックが3回。
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途中の駅で降ります。駅を過ぎた急こう配を難なく登っていきました。
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古い電車にも乗りたかったんですが、また今度。
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帰りの電車が降りてきました。今度は「ベルニナ号」です。
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アジサイも少しだけ残ってました。
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湯元に戻ると、隣のホームにロマンスカーが入ってきます。
シンプルなデザインがかっこいいです。
この色、名鉄の昔のパノラマカーに見えちゃうんだけど(小田急ファンに怒られそう)
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小田原で見てみたら展望席の指定券が残っていたので、こっそり取っていました。
「はぁ?こんな近いところで特急なんか乗るわけないだろ。」
と言いながら、ロマンスカーで帰ります。
土曜の午後の上りなので空いていましたが、展望席だけは混んでました。
今回も「お父さんありがとう」とお礼を言われましたが、本人はEXEの方が好きだそうです。
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ロマンスカーは、かつて「走る喫茶室」とか言われていたそうです。
今でもワゴンサービスがあって、おいしいコーヒーが飲めるんです。短距離ではありますが。
東北上越新幹線とは違いますね。
カップは「ロマンスカーカフェ」のロゴ入りです。
自分だけコーヒーを飲みながら、遠くに流れ去っていく景色を見ながら帰りました。
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<おまけ>
箱根登山電車 全線運転再開「ワクワクが、帰ってきた。」【フルバージョン】


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