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裏ヤビツサイクリング+大山登山 202311 [自転車(ロードバイク)]

スカッと晴れた秋の日曜日。
富士山がくっきり見える好天だったから、本当は箱根に行きたかったのですが見事に寝坊してしまいました。家から箱根を往復すると170kmくらいになってしまうので・・・
仕方なく近めのヤビツ峠へ。
仕方なくとはいいつつも、紅葉のきれいな秋の裏ヤビツは毎年走りたいと思っているところ。今年は峠の北側の「裏ヤビツ」から登ります。
ついこの前も秋の裏ヤビツを登ったなと思ったんですが、もう6年前でした。

ということで、愛川町の水道道を経由して、
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宮ヶ瀬ダムの横を通り。
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13時に県道70号秦野清川線の北側の入口へ。
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紅葉を堪能しながらゆっくりと登ります。
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14:25、分岐から1時間半近くかけてヤビツ峠へ。
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ここに自転車を停めて大山までちょっと登ります。
ヤビツ峠は標高761m。ここから標高1252mの大山山頂までは標高差500m、約1時間のハイキング。
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夕方から山に登ることってあまりないので、斜光を浴びながらの登山は不思議な感じ。
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振り返ると富士山もくっきり。
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15:30、1時間ほどで山頂へ。
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空気が澄んでいるうえに午後の順光で素晴らしい眺望。
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富士山もくっきり。右肩の南アルプスまで。
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この日は阿夫利神社・大山寺の紅葉ライトアップがあるので夕方遅い時間まで山頂も多くの人がいました。が、自分は自転車なので早く下山しないと。あまりゆっくりしてられません。
16:00下山開始。
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西斜面のイタツミ尾根、光が美しい下山路ですが、焦っていたのか足を内側に挫きます。
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16:35 ヤビツ峠に戻り、暗くなった峠道を自転車で下ります。まだ自宅まで50km走らないと。
もうさすがにこの時間にはほかのサイクリストはいませんね。
止まっているバスが峠からの終バスです。16:46発かな。
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秦野に下りてR246善波峠の登り返しで見た富士山。ホントに空気がきれいな秋の1日でした。
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天気いい日曜日の夕方じゃ渋滞するよなあ。
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さてさて、下山路で挫いた足、何とか自転車は漕いで帰ってアイシングはしたものの、夜になると眠れないくらいの痛みになりました。この秋山歩きしていて、なんとなく左足ひねることが多いな・・・と思っていたんですが、ついにトドメを刺してしまったかのようです。2月半経った今も違和感が残っています。
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麦草峠サイクリング(2) [自転車(ロードバイク)]

麦草峠に自転車に登り、白駒池と高見石への約2時間の散歩を終え、再び自転車へ。14時に佐久方面へ下っていきます。まずは海ノ口まで標高差約1000mの下り。
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木々に当たる光が美しい。
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標高1700m地点。浅間山が見えています。
カラマツ林はまだ青々としています。これが黄色くなるのを見たいけど、そうしたら上の方の紅葉は終わってるんだろうなと思う。
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国道から離れ、さらに細い道を走っていきますと
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山間に現れたのは稲子湯。JR駅からの町営バスはここまで走っています。
自分はいったいいくつになったらこういう渋い温泉宿に泊まるようになるんだろう。
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谷間の渓谷沿いは紅葉の進みが早いみたいです。
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山間の細い道を下っていくと突然開けます。正面に形のいい山が見えるのですが、なんという山かはわかりません。
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国道に出て南下。
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国道沿いの無人駅。佐久海ノ口駅です。
ちょっと日和ってここで輪行したくなったのですが、電車が来るまで1時間以上あったので、仕方なく走ります。
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というのも、海ノ口から野辺山までは「市場坂」という難所。標高差約250mの峠道になります。車で何度も走ったことありますがこの坂は正直登りたくないと思ってました。
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しかし、じりじり登って15分ほどで難所をクリア。
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東側には瑞牆山の姿。
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16:30野辺山駅。
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駅前の通りの直線上に赤岳が聳えているんですね。
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八ヶ岳の向こうに日が沈もうとしています。
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山梨県内に入り、車を停めている韮崎まで再び標高差1000mの下りになります。
韮崎まではまっすぐ国道で下るのが早そうですが、清里で右折して清里高原道路を下ります。
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八ヶ岳にかかる雲が赤く染まり
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八ヶ岳高原大橋からは富士山がきれいに見えました。
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すっかり日が暮れた中、とはいえ八ヶ岳高原大橋から1時間かからず、18時前に韮崎駅到着。
この日の走行距離は110kmになりました。だいぶ位置エネルギーを利用していますが。
帰りは自転車は分解せずそのまま車に放り込んで。。。
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駅のお蕎麦屋さんでお蕎麦をいただいて帰りました。
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麦草峠サイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]

10月中旬ですが、北八ヶ岳と南八ヶ岳の間の鞍部にある麦草峠を走ってきました。国道では2番目に高い峠なのかな。

本題の前に少し昔話。
平成の初めごろまで、新宿を0時ごろ出発する上諏訪行きの鈍行の夜行列車がありました(かつては長野行)。「441M(列車番号)」とも「上諏訪夜行」とも呼ばれていた電車ですが、朝5時ごろに小淵沢、6時頃に上諏訪に着くので、輪行して信州の峠道を走るのに実に都合のいい電車でした。

で、前回麦草峠を自転車で走ったときは、その夜行列車に乗り、小淵沢から小海線に乗り換えて、確か野辺山あたりで降りたんじゃなかったかなあ。1990年の話でもう記憶も定かではありません。

今はそんな夜行列車もないので、いつもの山登りのように車で行って車中で仮眠です。タイムズBという駐車場シェアリングサービスで韮崎駅前のスペースを見つけ、深夜に到着します。傾いていて若干寝づらいですがしょうがないですね。
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さて、朝起きて6時過ぎの電車で輪行します。
いい天気で、富士山がきれいに見えています。
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麦草峠の最寄だと茅野駅なんですが、電車で位置エネルギーを浪費するのはもったいないので、(標高の高い)富士見駅で電車を降り、7:30に自転車スタートします。
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最初は高原地帯のサイクリングです。八ヶ岳エコーラインに向かって斜面を登っていきます。
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エコーラインは右手に八ヶ岳、左手に甲斐駒ヶ岳。
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1時間半で20kmというゆっくりしたペースで八ヶ岳高原を走り、9時過ぎに国道299号へ。別荘地の入口が標高1150m程度なので、ここから峠まで1000mほどの登りです。
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雰囲気の良い樹林帯の中を登っていきますが突然南側の視界が開けます。
標高1450mくらい。
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遠くに見えるのは北岳(奥)、甲斐駒ヶ岳(手前)、仙丈ヶ岳(奥)
北岳と仙丈ヶ岳は雪が積もっているようにも見えます。仙丈ヶ岳の登山もいいかなとこの日思っていたところですが、もう自分が歩ける場所ではなくなってしまいました。
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別荘地を過ぎると坂は緩くなってくる感じがします。気のせいかもしれませんが。
紅葉はちょっと早かったかな。
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標高1940m地点に日向木場展望台というところがあります。
北アルプスの展望台だそうですが、ちょっと雲がかかってしまってますね。
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同じ展望台から見た南東方向のカラマツ林。八ヶ岳にも雲がかかりだしました。昼になると雲がかかるってのがいつもの八ヶ岳だなあと思ってしまいます。
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頂上が近くなると勾配もゆるくなって、11:20に茅野市と佐久穂町との境に到着します。どっちも長野県なので県境ではないですが、これが峠かな。
前回は8月に向こう側から登ってきたんですね。繰り返しますが1990年の話なのでよく覚えていませんが、とにかく33年ぶりの麦草峠です。
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道から少し入ったところにある「麦草ヒュッテ」。特段立ち寄らずに再び自転車へ。
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峠付近は平らで真っすぐな道。景色も標高2000m越えの感じがあります。
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なんと、先ほどの市町境から500mほど先に「麦草峠」の看板がありました。ここが最高地点だったようです。
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つづく
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週末パスで東北旅行(2)栗駒山ヒルクライム [自転車(ロードバイク)]

栗駒山の紅葉目当ての東北旅行2日目。
まずは山の登山口である標高1113mの「いわかがみ平」へ自転車で登っていこうと思います。くりこま高原の標高が約20mなので、1100mの登りになります。
くりこま高原駅前のホテルを5時半に出発します。
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近くの伊豆沼から隊列を組んだ渡り鳥たちが次々と飛び立っていきます。
見ていて飽きないし、その伊豆沼にも行ってみたい。
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5:50、日が昇ってきます。
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美しい穀倉地帯。
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おそらくあれが栗駒山でしょう。結構遠いですね。
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あまり馴染みのない国道4号を少しだけ走って、この交差点を左折。
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紅葉シーズンの交通規制を表示した掲示板。車の場合も途中の駐車場からバスになります。
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走っている道と並行して線路があります。
2007年まで運行されてた栗原電鉄(くりはら田園鉄道)の線路がそのまま残っています。
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1時間ほどで旧栗駒町の中心部を過ぎ、一関からのR457交点を過ぎしばらくすると上り坂が見えてきました。
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ここにある自販機がラストっぽいのでお水を補給。
(ずっと上の「ハイルザーム栗駒」の施設内にも自販機ありました)
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「行者滝」を過ぎたあたりから道も細くなって、きつい坂が続きます。
みんな大好きな10%標識。
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3.5kmで標高差300mの坂を30分以上かけてじりじり登ると、平らな高原に出ました。栗駒山はなんだか青々としています。紅葉してないっぽいですねえ。
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8:30 ハイルザームという宿泊・温泉施設まで上がってきました。どうやら山頂に近い駐車場も満車で、ここまで下りてくる車もいて、ここからシャトルバスが出るそうです。どんだけ混んでるんだか。
しかし、まだ標高差にして500m残っています。
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9時過ぎに臨時駐車場脇を通過。途中の急坂で足を使い切ってしまい、写真を撮る余裕もなくなってきました。北方に見える山々はどこかしら?
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臨時駐車場を上から。駐車場はぎっしりですね。
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9:40、やっとのことでいわかがみ平に到着しました。くりこま高原駅から45kmで4時間はかかりすぎだよなあ笑。最後の3kmは時速5kmくらいでしか進んでない感じがします。
そして残念ながら空は雲に覆われてしまいました。
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小腹が空いたので東北っぽいおにぎりをいただきます。
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つづく
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週末パスで東北旅行(1)復興道路を走る [自転車(ロードバイク)]

宮城・岩手県境にある栗駒山の紅葉は「神の絨毯」と呼ばれるほど美しいとのことです。栗原市の観光サイトもこの通り。
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何年も前から見てみたいと思っていたのですが、仙台の更に北にあるってちょっと遠い。でも、例年だと9月末が見頃の紅葉が、今年は夏の猛暑で遅れていて、ちょうど10月の3連休に見頃がずれ込みそうな感じになっていました。これは今年チャンスですね。

自宅から栗駒山のふもとまでは約500km。最初はいつものごとく車で行って車中泊登山と思っていたのですが、ガソリン代と高速代合わせて片道15,000円くらいかかります。これなら新幹線の方が安いし、自転車を輪行してサイクリングも楽しめばいいのではないか・・・と思って見つけたのがJR東日本の「週末パス」
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2546
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この切符、土休日の連続する2日間、関東甲信越から南東北までのJR東日本エリアが乗り放題(特急券別)。ちょうどフリー区間の北限が、栗駒山の玄関口のくりこま高原駅なんですね。値段も8800円と、横浜からくりこま高原往復(新幹線特急券別で約15000円)もだいぶお得になります。

そんなわけで、10月3連休初日。輪行袋を担いでやってきたのは品川駅です。
せっかくのフリー切符なんだから単に新幹線でくりこま高原まで往復するだけでは面白くないと思い、常磐線で北上します。水戸から北に乗るのは学生時代以来じゃないかな。
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いわきで鈍行に乗り換え、原ノ町でもう1本乗り換えて、相馬駅で下車します。朝出たのが遅かったのでもう14:30ですが、せっかく自転車を持っているので少し走ろうと思います。
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常磐線の相馬から北は、東日本大震災の津波で線路が流されてしまう被害があったところです。震災からもう10年以上経っているし、東北に来る機会は何度かあったのに、津波の被災地を自ら訪れるのは初めてです。
相馬駅からまず向かったのは、海沿いにある「相馬市伝承鎮魂祈念館」
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-22/densyo-guide93.pdf
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そこから、県道相馬亘理線を北上していきます。この道路は、水没した常磐線の線路跡を嵩上げしてできた道路。常磐線は山側に高架線を建てています。
収穫前の水田がきれいです。秋の東北。
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県境。宮城県へ入ります。
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宮城県に入りしばらくすると、右手に学校が見えてきます。
「山元町震災遺構中浜小学校」。宮城県南部に残る唯一の被災建築物だそうです。
https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/site/ruins-nakahama/
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手前から奥に津波が流れ、窓枠に引っかかってモノが詰まっている様子。
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屋上からは海が見えます。
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今は何もありませんが、学校の周りには集落があったそうです。
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津波は2階天井付近まで到達したそう。みんな屋上の倉庫に逃げて助かったとはいえ、津波がもう少し高かったら、学校建設時に敷地を嵩上げしてなければどうだったろう?と考えさせられる展示でした。
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15:45に入って、職員の方にお話を伺ったりしていたら、あっという間に16:30の閉館時刻になってしまいました。入館時に受付のおじさんに「来るのが遅い」ときつめに言われてしまったのですが、確かにもっと時間かけても良かったと思いました。
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学校を後にして、集落があったところを走ります。今は畑になっています。
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もうすぐ日没です。
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どうやら駅があった場所のようです。
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日も沈んでしまったし景色も単調だったので、走るのは諦めて数百メートル内陸に移転した常磐線の山下駅で輪行します。この日の走行距離はわずか26km。
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再び電車の旅で、仙台に向かいます。
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仙台では駅の「牛タン通り」はどの店も行列。それに、どこもいい値段がします。なので、構内の駅そばやさんに入り「唐揚げうどん」を頼んだら、でっかい鶏肉が2枚も入ってきました。これには満足。
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仙台からまた鈍行列車で北上し、小牛田でディーゼルカーに乗り換えます。
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古川で新幹線に乗り換え。
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ひと駅分だけ新幹線に乗り、夜9時前にくりこま高原駅に着きました。仙台から新幹線乗っちゃえば全然早いんですが、新幹線って隣駅までの自由席が安いので節約しました。
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3連休で泊まるところなんかないだろうな、古川のネカフェで一晩過ごそうかと思っていたところ、偶然にも、くりこま高原駅前のホテルが取れたので投宿します。値段も施設も普通のビジネスホテルですね。
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ホテルの反対側には大きなイオンがあったので、ぶらぶらと買い出しに行ったのですが、お弁当の類はすでに売り切れていて、翌日の飲み物や食料を買って帰りました。そんなに寒くなくて、これならホテルに泊まらなくても寝袋持参で駅寝でも良かったかな?と思った夜でした。

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宮城県道255号青根蔵王線 [自転車(ロードバイク)]

蔵王エコーラインを自転車で登り、蔵王連峰最高峰の熊野岳へのハイキングも終え、自転車で下山します。
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まっすぐ下ってしまうのももったいないんで、ちょっと寄り道してみよう。ということで、13:15、エコーラインの途中のこの交差点を左へ「峩々温泉」という方に曲がってみます。
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山の中の道を抜けると、遠刈田温泉を通っている国道に抜けることができます。これが県道255号線ですね。
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新緑がまぶしい!
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谷に向かって急な坂を下り、美しいと思えてしまう急カーブのスノーシェッドを通り抜けると
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濁川の渓谷沿いに見えてくるのが峩々温泉。携帯も圏外になってるホントの山奥の一軒宿。
https://gagaonsen.com/
2名1室1泊2食で3万数千円から。若い頃は中年になったらこういう渋いところに泊まって旅したりするんだろうかと思っていたけど、そんな機会は訪れてこないようです。
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峩々温泉のところから谷の対岸に渡ります。
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急な登り坂を上ると南蔵王の山が見える見晴らしの良いところに出ました。
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車も少ない、こんな感じの道を走ります。
なんか、観光道路よりもこういう名もなき山道を走るのって、自分のサイクリングの原点に戻ったような気がして楽しい。
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そして新緑の細い山道を下って
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40分ほど山道を堪能し、国道に出たところが青根温泉。
国道との交差点わきの売店でアイスが売ってたので思わず買ってしまう。
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14:30 鳥居のところに戻ってきました。
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駐車場に戻り、自転車を車に雑に積み込みます。
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さて、自分は”カラスの行水”なので日帰り湯に入ることもあまりないのですが、渋い浴場があったので立ち寄ってみます。遠刈田温泉は古くから信仰登山の基地でもあり、湯治場としても知られてるそうです。
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しかし、ここのお湯、ものすごく熱くて、結局5秒くらいしかお湯に浸かれませんでした。温泉に入るなんて慣れないことはするんじゃなかったな。

さてさて、ここから自宅までは約400kmあります。
この日はGW後半3日目。当然東北道は大渋滞。
とりあえず4号を2時間ほどかけて二本松まで走り、二本松から高速に乗ったのですが、こんな感じ。いやあ混んでますなあ。蓮田から都賀まで数十キロつながってるっぽいし、郡山から浦和まで4時間くらいかかるような道路情報もあったので、那須のあたりからの渋滞を避けるべく、19時過ぎに白河で高速を降りました。
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R294、R293と走り、1時間半ほどで氏家へ。
そこからいつものR4→新4号で、五霞まで1時間半、草加まで2時間でここまで下道は渋滞なし。23時前に草加から外環に乗り、環八へ。環八が混んでて結局家に着いたのは1時前。
自転車よりも車の運転が疲れた1日となりました 笑。
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蔵王エコーラインサイクリング [自転車(ロードバイク)]

6連休となった2023年のGW後半。西日本から天気が崩れてくるものの、東日本は好天続きとなりました。カレンダーと天気だけ見れば少しまとまった旅行もできたのですが、自分一人ばかりずっと家を空けるわけにもいかないし。

でもせっかくなので夜発日帰りで少し遠めのところに行ってみたいと思い、宮城県の蔵王に行ってみることにしました。蔵王は日本百名山ですが、宮城から山形へ抜ける車道の「蔵王エコーライン」が山頂近くを通っていて、これを自転車で登るのが今回のサイクリングです。

夜叉神峠、大菩薩嶺と連日出かけた翌日は1日家で休み、夜10時すぎに自転車を積んで出発。草加23:30に外環を降りていつもの新4号を北上し矢板まで2時間。矢板から高速に乗って1時間ちょっと走った安達太良SAで仮眠を取りました。
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朝5時。今日もいい天気みたいですね。
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早朝で空いてそうなので二本松からまた4号線で北上していきます。
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蔵王町に入り、県道12号を走るようになると正面に高い山が見えてきます。
こういうの見るとワクワクしますね。
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朝7時すぎ、遠刈田(とおがった)温泉の町営駐車場に車を止めてスタートします。
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10分ほど走るとエコーラインへの分岐になります。
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分岐にある「蔵王大権現大鳥居」がスタートのいい目印。7:25、ここから標高差約1200mのヒルクライムです。
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この時期はまだ朝8時にならないと通りぬけできないようです。早く登ってゲートで8時の開通を待てないかなと思ったのですが、結局この後の急坂でスピードが上がらず、閉鎖ゲートは8時半に通過しました。
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きれいな新緑の中登っていきます。
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鳥居から約7km、50分ほどで「峩々温泉」への分岐を通過。
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標高を上げると残雪の山が前方に見えてきます。
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途中の「駒草平展望台」から見る荒々しい風景。
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そしてその展望台の先、雪壁の間を通過。
標高1500m程度でまだまだこんなに残雪残ってるのか。
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絶景ですね。
渋滞が始まりました。山頂の駐車場からつながっているようで、全然動いてなさそう。
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9:50、自動車道の蔵王ハイラインとの分岐に到着。最高地点に近い場所です。
そこに居合わせた地元の自転車乗りの人が、トレッキングシューズ履いてる自分の足を見て「そのペダル(ビンディングで固定されない)で登ってきたんですか!」と驚かれました。その方はGWで蔵王に登るのは2回目だそうで、そっちの方が驚きです。
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こんな景色。
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つづく。
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しまなみ海道サイクリング(3) [自転車(ロードバイク)]

子どもたちと今治からしまなみ海道を北上(東進?)、広島県との県境の多々羅大橋までやってきましたが、ここから先は子どもたちだけで尾道まで行くこととして、自分は車を回収しに一人今治へ戻ります。
ということで、一瞬だけ入った広島県から再び愛媛県へ。
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ひとりなので桜をゆっくり見れる。
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ほんといい季節に来たなと思います。
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先ほど道の駅でどこにあるかわからなかった「サイクリストの聖地」碑で記念撮影。
ここがなぜ聖地なのかよくわかりませんが。
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再び桜のトンネルをくぐって、橋を渡って伯方島ー大島と戻ります。
伯方島と大島の間は航路が残っているので船で島を渡るのもやってみたかったのですが、ちょうどいい時間にありませんでした。
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なんとなく島旅感。
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さて、大きな大島、帰りも時計回りに、島の南回りを走ろうと思います。島の北東部の宮窪から来島海峡大橋のたもとまではまっすぐ走ると約9kmですが、南回りルートでは16kmほどあります。
なお先に書いておきますが、自転車慣れした人じゃなければ南回りルートはお勧めしません。
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自転車の人もいないし、ブルーラインも引かれていない。
しまなみ海道という有名どころでない、静かなサイクリングです。
海沿いの平坦なところを優雅に走っていたのですが、こんないい道は15分ほどで終了。
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途中から海岸の斜面を縫うような細いアップダウンの道になります。
ここは左側、建物の前を通る車一台分の細い道がルートになります。
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素掘りの切通しの1車線道で、坂もきつく、林道の雰囲気があります。
が、一応、県道337号名駒友浦線という立派な名前がついています。
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急坂。もちろん、下った後はまた急な登り。
一つの坂の標高差は数十メートルですが意外と面倒なアップダウンです。
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南浦という集落に向かって下っていきます。
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そしてもう一つ小さくて急な峠を越えると、ようやく桜の向こうに来島海峡大橋が見えてきました。40分ほどのアップダウンでいい感じに疲れました。
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16:30。
島の北東部から1時間ほど。
海が光っています。
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橋のたもとには、今治に渡るかつてのフェリー乗り場が残っていました。
自分が前回自転車で尾道から今治へ渡る旅をしたのは1994年の春。来島海峡大橋も多々羅大橋もかかる前。当時の記憶があまりなくて、ここから今治に船で渡ったのか、他のところから渡ったのかも記憶が定かでありません。
その日は今治に渡った後、1本林道を経由し、更に南下して挑んだ井内峠で道が崩れていて、担ぎで越えた峠で日が暮れて、下りは凍結路で泣きそうになった記憶しかない。。。
そんなことを思い出していると子どもからもうすぐ尾道に着くと連絡が。
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来島海峡大橋を渡ります。
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17時前に今治に戻りました。急いで車に自転車を積んで、今度は車で来島海峡大橋~多々羅大橋と渡っていきます。
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そして、向島から尾道へは福本渡船という渡し舟に乗ります。車と運転手で100円(だったかな)
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対岸から船が渡ってきます。
対岸の山の上の千光寺の桜もきれいそうです。
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尾道U2のある駐車場で子どもたちと合流しました。
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尾道で泊まりではなく、帰ります。
高速に乗ってすぐの福山SAでみんなで尾道ラーメンを食べました。
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尾道から横浜まで約700km。
鹿児島の子も一緒に横浜に戻ります。
二人で運転を交代しながら、朝4時ごろに家に帰り着きました。
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しまなみ海道サイクリング(2) [自転車(ロードバイク)]

子どもたちとのしまなみ海道サイクリング、10時過ぎにスタート、今治側の最初の橋の来島海峡大橋の入口です。
それぞれの架橋には車道とは別に自転車でのアプローチ道がついていて、緩めの坂で登っていきます。普通のシティサイクルとかではちょっとハードかも。
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大きな造船所を見下ろしながら登っていきます。
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これぞしまなみ海道!たくさんの自転車が走っています。家族連れも多いです。
来島海峡大橋は隣の大島まで約4kmを3つの橋でつないでいます。
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海面からは数十メートルと、かなりの高さがあります。見下ろすのは恐いけど、海はきれい。
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桜もきれい。アプローチ道の下りをひらひらと下っていきます。
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静かな海岸から橋を振り返ります。長い橋だな。
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この大島、しまなみ海道サイクリングのメインルートは、島の真ん中の国道を突っ切っていくのですが、せっかく島に来たんだから海を見ながら走りたいよね、と、島の外周を時計回りに走っていくことにします。
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ぜったいこの方が楽しいよ。メインルートから外れているからか、自転車の人もほとんどいません。
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小学校の廃校跡でしょうか。
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そうしたら激坂が現れました。
標高100mに満たない小さな峠ですが、なかなかの勾配。
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坂の途中から見た景色。いい雰囲気です。
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小さな峠の向こう側、海沿いまで出るとこれから走っていく島々が見えてきます。あの橋も渡るのか!結構遠いぞ。
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もともと橋を渡るには自転車も橋ごとに50円~200円の通行料金が必要だったのですが、愛媛・広島両県が一部負担の上、期間限定で無料化されているそうです。
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11:45、2つ目の伯方・大島大橋を渡ります。
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途中の島にキャンプ場がありました。
原付か徒歩・自転車でないとアクセスできない島。
ここでキャンプもいいなあ。(道路うるさいかな・・・)
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自転車で見ると高速の案内板はでかい!
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伯方島では道の駅によって「伯方の塩ソフト」みたいなのを食べたんだけど全然写真撮らなかった。
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伯方島内を走るのは4kmほど。
12:30、3つ目の「大三島橋」で大三島へ。
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大三島橋を降りたところは見事な桜。
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大三島は島の東側を走ります。
道路からさらに海側の堤防脇に寄り道、正面に多々羅大橋を見ながら走ります。
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橋のたもとの「道の駅多々羅しまなみ公園」。
テイクアウトで何か食べようと思ったのですが、多くのメニューが売り切れてました。
みかん売り場に立ち寄ってみますが、こんなに種類があるのか。
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なぜか幼少時から大人とのコミュ力高い一番下の子が売り場のおばちゃんと相談して「せとか」という種類のミカンを買って食べました。すごく味が濃くて美味しかった。後で調べてみると「みかんの大トロ」とか呼ばれているそうです。
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14:00、多々羅大橋を渡ります。ちょうど今治と尾道の中間点くらい。橋の途中に県境があります。県境なんてワクワクするのに素通りしちゃう人多いんだな。
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ここから先、尾道までは子どもたちだけで走ってもらいます。
自分は広島県に一歩足を踏み入れただけですが、車を回収しに今治に戻ります。

つづく
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しまなみ海道サイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]

「しまなみ海道」にサイクリングに子どもたちと行ってきました。あらためて自分の野暮な説明が必要がないくらいメジャーになったサイクリングコースですね。

海の上を走る爽快コースなのはわかっているんですが、横浜からはかなり遠いけど九州ほど遠くない微妙な距離感で、なかなか一人で来る機会もなかったのですが、子供たちが行きたいといい出したのでこれ幸いと便乗したところです。もっとあちこち行きたいと言ってくれ 笑

車の3列目だけでなく、2列目右端の椅子まで取っ払って、前後輪外した自転車を4台、前後互い違いでハンドルの干渉をかわし、4台きっちり詰め込みます。
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尾道まででも700km以上あります。
日があるうちに出発し、きれいな夕焼けを正面に見ながら高速を西に走っていきます。
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途中で晩ご飯もたべて、豊田20:30、吹田22:20と進み、0:40に笠岡ICで高速を降りて給油、1:30に尾道。
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そのままいったんしまなみ海道を今治まで進みます。
高速を降りて2:30過ぎに橋のたもとの公園に着きました。
が、目の前にライトアップされた来島海峡大橋。
目が覚めるようなきれいな夜景です。
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2時間ほど車内で仮眠、パッと目を覚ますと・・・
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ああなんて美しいんでしょう。
高速のPAでなく、橋の西側の公園で仮眠をとって正解でした。
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6時過ぎに橋の向こうから太陽が昇ってきました。いい天気です。
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いったん今治駅へ向かい、鹿児島から来た子と合流します。鹿児島ー松山はJALが飛んでるんですね。
今治駅前には見たこともないような大規模なレンタサイクルがあって、多くの人が自転車を借りています。この写真の右側、高架下にはジャイアントストアが入っていて、朝9時から開いてます。スペアのタイヤチューブを忘れてしまい、ここで購入。
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ふたたび先ほどの公園に戻り、自転車を組み立てます。
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来るまではあまり期待していませんでしたが、桜は満開です。
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こうしてしまなみ海道サイクリング、今治から尾道に向かってスタートです。
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つづく
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新幹線輪行で特大荷物スペース付き座席を使う [自転車(ロードバイク)]

2日半ほどかけて横浜から京都まで自転車で走ってきました。
もう走れません・・・
帰りはもちろん輪行して電車で帰ります。
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京都ー横浜の帰路は、だいたい
・新幹線だと、のぞみ号で約2時間、14,000円。
・鈍行だと約8時間、8000円。

18きっぷの余りがあれば実質2400円で帰れるのですが、この春は持ち合わせがなくて・・・
それでも、最初は鈍行で帰ろうと思っていたのですが、桜の季節の祝日の京都駅は大混雑。長距離きっぷの自販機もみどりの窓口も長蛇の列でした。きっぷを買うのも時間かかるし、乗り換えごとに輪行袋を抱え、他の身軽な18きっぱーたちと座席確保の争いをする元気も残ってません。冷静に考えればきっぷ買う列なんか30分もかからんだろうけど、もう疲れてて気力がなかったと思う。
そこで、帰りは新幹線に課金して、こだま号でゆっくり帰ることとしました。ゆっくりといっても鈍行に比べれば圧倒的に速いし、アプリで予約して乗れるから並ばなくていいし。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東海道・山陽新幹線では、2020年から「特大荷物スペースつき座席」のサービスを始め、車両の一番後ろの席と、その裏のスペースがセットで予約制になるとともに、大きな荷物を持ち込む場合は、そのスペースの予約を取らないといけなくなりました。
https://railway.jr-central.co.jp/oversized-baggage/
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しかし、自転車などの「スポーツ用品」や楽器は予約しないで乗ってもいいけど、座席裏スペースを使うなら予約してください、とあります。
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この「特大荷物スペースつき座席」、エクスプレス予約でも取れるようで、それを指定して座席表を見てみると、最後部の座席だけ選択できるようになってます。乗車当日ですが幸い誰も予約してません。せっかくの機会なので使ってみましょう。
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新大阪からのこだま号は1時間に1本しかありません。1時間以上先の便にして、お土産をゆっくり選んだり、車内で食べるお弁当を選んだり。しかし、お土産屋さんも売店もすごい混雑。
ホームもこの状態。
それに、10分の間に4本も新幹線が出るなんてすごいなと思う。
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そして、これが「特大荷物スペース」。自転車2台入れようと思えば入りそうです。
自転車の横幅は2席分取っちゃってます。今日はお隣さん不在だからいいけど、隣席にだれかいたら輪行袋を立てて置く必要がありそうです(縦置き型の輪行袋ならいいかも)。
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駅で買った棒寿司を遅めのお昼ご飯にしました。
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こだま号は車内販売がないので、「シンカンセンスゴイカタイアイス」も駅で買いました。食べるころにはスプーンを普通に刺せる柔らかさに溶けていました。
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行楽シーズンだけど空いているこだま号、この大きな椅子に包まれて、駅に止まるごとにホームを散歩して、それでも自転車で3日の行程をたったの3時間で小田原まで戻り、そこから電車を乗り継いで帰りました。
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横浜-京都サイクリング(4) [自転車(ロードバイク)]

横浜から西に向かってただ走るだけのサイクリング、三重県の関で3日目の朝を迎えました。
関は滋賀県へ抜ける国道1号線と、奈良方面に抜ける国道25号線が通るところ。丸1日使えるなら、奈良に抜けた後「酷道」「暗峠」で有名な国道308号線を通って大阪まで行きたかったのですが・・・
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昼過ぎから雨予報です。
今回、出発前は3日間とも好天予報でレインウェアを用意していなかったので、約80km先の京都目指して、午前中のうちに走ってしまおう。
夜更かしして眠いし、常連さんはコーヒー飲みながら野球見るっていうのでダラダラ過ごしたい気もしますが、今回はそういう旅ではないので、心を鬼にして7:40に宿を出ます。楽しかったです。お世話になりました。
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が、せっかくなのでちょっとだけ宿場町を見学。
50mmF1.7の標準レンズを付けたカメラにモノクロフィルム入れて散歩したい気分。
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7:50、国道1号線に出ます。さあ峠越えだ。
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峠の手前には関宿の次の坂下宿がありました。
国道はバイパスとなっていますが静かな旧道がのこっているのでそちらを走っていきます。ただ、関宿のように街並みががっつり残っているわけではないので、ゆるりと通過。
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集落の中の道が終わり、2車線で大型車がバンバン飛ばすバイパスを上って、8:40に鈴鹿峠のトンネルに着きました。トンネルの向こうは滋賀県です。
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峠を下ったところで自宅から400km地点。
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ここから先、ちょっと走ったらもう大津かと思っていたのですがそうではない。たまに旧東海道を走ってみたりするのですが・・・
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他は見どころがあるでもなく、特に走りやすいわけでもなく、天気もぱっとせず、バイパスが別にできて路面も荒れ気味のところもあり、寝不足と蓄積した疲れと膝の痛みもあって、早く着かないかなあと思いながら、甲賀市、湖南市、栗東市、草津市と1号線旧道を消化試合のように走っていきます。
10:20、草津。「京都」の文字が出てきた!
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琵琶湖の先っぽの「瀬田の唐橋」まで来ました。何年か前に「ビワイチ」やったんですが、途中の琵琶湖大橋を渡ってしまったんですね。ホントはここまで南下してのビワイチなんでしょう。
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桜が咲いてました。
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国道を少し離れたところにある滋賀県庁。うちの地元もそうだし静岡県庁もそうだったけど、県庁は古い建物+増築ってのが多いですね。どこかの市役所のように上物750億円新築してポンと引っ越すほどのお金はないんでしょうねえというか市役所もっと節約しろ。
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逢坂山の小さな峠を越えて京都府へ。
京都の山科に下り、そのまままっすぐ行くと三条京阪の方に出てしまうので、途中で国道1号に戻ったら京都方面行きの車道に出れず、花山洞とかいう趣のある歩行者道のトンネルを抜けました。
そのまままっすぐ三条の方に行ったら「インクライン」ってところに出たんですねえ。行けばよかった。
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12:15、急坂を下ったところが清水寺の下でした。すげえ人。
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歴史の教養がなく、普段から寺社仏閣はほとんど見ないんですが、せっかく京都まで来たので一つくらいお寺を見ていこう、と、通りがかったところにあった三十三間堂というのに入ってみました。中学校の修学旅行で来たかもしれない。
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この中にたくさんの観音様が祭られていました。
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三十三間堂を出たところで雨が降ってきました。
鴨川を渡ります。カップルがいる場所とは違う橋のようです。
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そして、13:10、無事に京都駅に着きました。
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自宅からの走行距離は463km。
家から連続して走ったのでは一番遠いところです(これまでの最遠は富山)。なんだか意味のない達成感は満たされた感じがします。
雨も降ってきたので切り上げるにはちょうどいいですね。ここから輪行して帰りました。
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次回は<おまけ>です。

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横浜-京都サイクリング(3) [自転車(ロードバイク)]

3月の春分の日を利用して、横浜から西へただただ走っていくサイクリング。
2日目、掛川スタートで浜名湖を経由し、渥美半島に入り伊良湖岬の近く、自宅からの走行距離はちょうど300kmを過ぎたあたり。
サイクリングロードから車道に戻ると激坂が待っていました。距離が短いからいいのですが。
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坂の途中で振り返るとこの海岸。うわあ!って声が出る。
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そして、坂を上り切った向こう側もまたきれいな海岸。
恋路ヶ浜という名前がついています。
その昔、高貴な身分の大序が許されぬ恋に落ち、都を追放されてこの地に逃れてきた伝説からこの名が付いたともいわれています。 島崎藤村の抒情詩「椰子の実」の舞台となったことでも有名 https://www.aichi-now.jp/spots/detail/187/

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ここから坂を下りれば鳥羽へのフェリー乗り場はすぐですが、せっかくなので岬の先っぽまで行こう。
おいしそうな海鮮の食堂が並ぶ駐車場の先、遊歩道を歩いてさらに自転車を担ぎ下ろすと灯台がありました。
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遊歩道を岬の向こう側に回り込んでいくとフェリー乗り場があります。
ターミナルが工事中で、お昼にはありつけなさそうです。
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伊良湖と鳥羽、地図を見るとどちらも同じ「国道42号」。このフェリーの区間は国道42号線の「海上区間」になっています。
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フェリーの待ち時間に宿の予約をします。
亀山の近くの関という宿場町にゲストハウスがあるので、そこまで行こうと思います。フェリーを降りた鳥羽からは約80km弱。足の調子は悪くなさそうなので、5時間かからず走れると思います。しかし、電話口で宿主さんから「えええ?大丈夫ですか?」と心配されます。後で聞いたところだと、そこに泊まる人は自転車日本一周みたいな重装備の人が多いから、とのことでした。

片道1時間の船旅。時間に余裕があったので自転車は輪行して船室持ち込みにしました。そのまま乗ると自転車は1300円です。
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13時出港。1時間の休憩でもあります。
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船を降りたらすぐに走りたかったので、船の中で軽食にしました。いかにも冷凍食品な焼きおにぎりですが美味しかった。
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三島由紀夫の潮騒の舞台になった神島の横を通ります。
昔、通信添削の国語の問題に潮騒が出ていて、ちょうど主人公の二人が抱き合ったところで文章が切られており、更に解説には「その続きは新潮文庫で」とあって、悶々とした若かりし頃の思い出が 笑
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フェリーもいいな。
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鳥羽に着いて自転車を組み立てて、14:15午後の部スタートです。
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知らない電車を見るとテンションが上がりますね。
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ただの郊外がのっぺりと広がる国道23号バイパスをひたすら北上します。
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この区間も南からの追い風に乗って、津までの50km超を2時間半で快走。
17時前に三重県庁前を通過します。立派だなー
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そこから約20kmも順調に消化。18時には関に着きそうです。
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通りがかりに駐車場の広い食堂があったので、ここで晩ご飯にします。外装も内装も昭和の雰囲気を残す食堂です。
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お腹がすいていたので焼肉定食をお願いしましたが、これですよ!まさに「定食」
甘辛い味付けがとても美味しい。
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すっかり暗くなってしまいましたが、東海道五十三次の宿場町、関。当時の町屋が数多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
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いい雰囲気ですね。
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今日の泊りは、そんな関の古民家をゲストハウスにした「旅人宿 石垣屋」さんです。
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あちこちから来た旅人が夜遅くまでワイワイやるところのようで、宿泊というか交流がメインなんでしょうか。沖縄でいう「ゆんたく」ですね。たまにはいろんな旅人から刺激を受けたいな、と、ここを選んでみました。若い人たちには迷惑かもしれないけど・・・
そして、フレンドリーな宿主さんや常連さん、近くに住んでる外国人の方など交え、深夜まで楽しく過ごしました。しかし、コロナもあって、こういうの久しぶりですね。

(この宿に興味を持たれた人のために追記)
ちなみに、遅いときはそれこそ明け方まで宴会状態のようですが、談話室と男性の寝室(ドミトリー)は襖一枚なので、ワイワイしている音は筒抜けです(離れがあるようですが)。静かに過ごす普通の宿ではないので、泊まりたいと思われたら、「宿泊心得」(http://www.ishigakiya.net/kokoroe.html)をよく読んでからにされたら良いかと思います。

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横浜-京都サイクリング(2) [自転車(ロードバイク)]

3月の春分の日を利用して、横浜から西へただただ走っていくサイクリング。
2日目は掛川スタートです。ホテルの窓からちょこんと富士山が見えました。天気よさげ。
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日の出前の5:50にスタートです。早朝だけど寒さも緩んでいます。
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前回(2021年12月)このポストのところで「子どもがせっかく申し込んだ模擬試験を受けに行かない」と家から電話がかかってきた場所です。ちゃんと大学生になったからいいようなものの。
昨日の足の痛みが復活してこの後薬局で塗り薬を買ったのですが、「TポイントだけでなくWAONも貯まるから」と律儀な店員さんがわざわざ会員カードをこしらえてくれました。
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7時過ぎに天竜川を渡ります。
前回はトラスの狭い旧道を走っていったのですが、隣のバイパスに広い歩道が設置されていました。
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天竜川を渡った先、ふと見た看板に「軽便鉄道跡」のような記載があったので集落の中を走ってみたらゴミ集積場にこんな札が立っていました。
浜松の中心部から約6kmを「浜松電気鉄道中ノ町線」というナローゲージの線路が伸びていて、ガソリンカーを走らせていたようですが、昭和12年に廃止となったそうです。
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スピードアップのため浜松中心部には入らず、1号線のバイパスを南下します。篠原インターから先は自動車専用のバイパスになってしまうので、国道301号で西へ向かいます。
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8:30 浜名湖。
きれいな水です。
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ここから先、普通に関西方面まで走るなら名古屋ー四日市と回っていくのが通常のルート(赤)なんですが、渥美半島の先っぽまで走って、フェリーで伊勢に渡り、北上しても距離は変わらなそう。せっかくなのでそっちを走ってみようと思います。
伊良湖から伊勢へ向かうフェリーの時刻は11:50か13:00。午後のことを考えると、できれば11:50に乗りたいですね。
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9:00 潮見坂を登ったところ。名古屋方面は直進ですが、ここは左折します。
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初めて走る渥美半島にワクワクします。天気もいいし。
畑の中のアップダウンが続く道で、海はあまり見えません。
しかし、11:50のフェリーに乗るには、47kmを2時間半で走らなければなりません。ちょっと厳しいな。
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ちょうどキャベツの収穫時期に当たっていました。渥美半島は全国有数の農業地帯で、冬キャベツは全国1だそうです。
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菜の花畑だ!春を感じるサイクリングになりました。
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国道は少し内陸を走っていて海はあまり見えません。海沿いはサイクリングロードが通っているようですが、時間がかかりそうなのであえて車道を走ってきましたが、11:30、伊良湖まであとちょっとのところで、ちらっと海へ続く道があったので、入ってみました。
サイクリングロードにもかかわらず立派な県道の六角形の標識と錆さびの道路表示板が立っています。
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きれいな海。
いつも見ている湘南の海よりも青い海。
こんなきれいな海を前にしたら動けないです。
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フェリーは次の便にしよう。
しばらくここで休憩としました。
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つづく
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横浜-京都サイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]

2023年3月、春分の日は火曜日。
ということは、20日の月曜日を休むと4連休になります。
こういう飛び石の合間の平日って、休む気満々でいても、センスのない奴仕事熱心な方がわざわざ予定入れて連休台無しにするのが常なんですが、今回は幸い連休が確保できました。

しかし、世の中は春休み。暖かい南の島に行こうにも飛行機のチケットはちょっと高い。

天気予報とにらめっこすると、土曜日は雨だけど、日月火の3日間は天気が安定するとの予報なので、ちょっと花粉症は残ってますが2泊3日のサイクリングを企てました。

一昨年の12月、1泊2日で横浜から名古屋まで走ったのですが、もう一日足してもっと遠くまで行けばよかったなと思っていたのですが、3連休が取れて3日間天気が安定するって、「もっと遠く」まで走るチャンスですよね。12月と比べ暖かくて日が暮れるのが遅いのも好条件。そのため、初日は200km先の静岡県の掛川まで走って、翌日以降につなげたかったのですが、そんなに走れるかどうか不安になってしまい、土曜の昼にようやく走る決心がつきました。

そして雨上がりの日曜日、6:20に家を出て、相模川を渡り、R246で西に向かいます。西の空は雲に覆われています。景色はちょっと期待できなさそうですが、今日はひたすら走るだけ。
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今年の桜は早い!こんな走るだけのサイクリングじゃなくて、ゆっくり桜を愛でた方がいいのではと思ったりします。
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谷峨の先のこの看板は9:05に通過、家を出て3時間後に静岡県に入ります。
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富士山も見えないのであまり止まることもなく、10:15に御殿場市街を通過。
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御殿場ー沼津間は下り坂。1時間かからずに国道1号に出て、豚カツの松のや併設の松屋を見つけて少し早いお昼にしました。ここまで90kmを5時間といいペースです。
カロリー1127kcal、たんぱく質46.9g。ちょっと食べすぎたかも。
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今回はスピード重視で、通れるところはできるだけバイパスを利用しました。幸いにも追い風でいいペースで走れます。走行100kmを超えて12:15に富士市に入ります。
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2回目なので、無駄に道を探さなくてもこんなところを通っていけます。(これは田子の浦)
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富士川を渡って由比宿のあたりは旧東海道を走ります。
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東名 由比PAと青い海
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前回は薩埵峠(さったとうげ)を経由していきましたが、今回は海沿いを通っていきます。踏切を渡って高速道路のような富士由比バイパスに出ます。
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自転車は歩道へ誘導されますが、広くて走りやすい歩道でした。ただ眺望もありませんが。
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富士山は雲の中。
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静岡駅には15時に着きました。前回より約2時間早いです。追い風でラッキーでした。
なんとなく時間に余裕がある気がして、静岡県庁や駿府城を見に行きました。
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桜はぼちぼちですね。静岡駅~駿府城で30分時間を使ってしまいました。
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前回は真っ暗だった大崩海岸の石部海上橋。空に半分雲がかかっていて日が差していないのが残念です。
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土砂崩れで洞門が潰された遺構を橋の上から眺めます。恐すぎる。
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170kmを超えたあたりから足が止まってきました。追い風で調子に乗って飛ばしすぎたのかもしれません。
17:45、大井川橋で日が沈みました。
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大井川の先の金谷と掛川の間は「小夜の中山」と呼ばれる東海道の難所で、妊婦が山賊に殺されたという伝説もある峠道。しかしこの時は力も残っておらず、更には膝の外側にも軽い痛みを感じます。歩くようなスピードでしか登れません。明日以降大丈夫かなあ。
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大井川橋から18kmを1時間以上かかって、18:50に掛川駅に着きました。
自宅から12時間半。なんとかこの日の目標はクリア。
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せっかく静岡にいるので、ハンバーグの「さわやか」に行きたかったのですが・・・
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さすがに100分待ちは無理・・・

かといって、駅前にはコンビニと飲み屋くらいしかなさそうです。
少し離れたところにあるスーパーに行き、値引かれていたお寿司と静岡っぽいカップ麺を買い、3,600円で予約していた駅裏のビジネスホテルで晩ご飯にしました。
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この日の走行距離は203km。200km超えは久しぶりです。
膝の外側が痛いので、コンビニでロックアイスを買って、テレビを見ながらアイシングをしてから寝ました。
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つづく
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