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旅の最終日(2017北海道19) [2017北海道旅行]

北海道10日目。
朝起きて、前回3年前と同じホテルの同じような位置から、島へ向かうフェリーを眺めるところから最終日が始まります。
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最後の朝食はドーミーインの贅沢な海鮮バイキングです。
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タコ飯。宗谷のタコが有名らしいです。タコしゃぶも食べました。
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夕張メロンにヨーグルト。
北海道らしいものは途中で食べなくても最後ここで食べればいいじゃん、って思う品揃え。
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食後にコーヒーで終わりにしようかと思ったんですが、別腹で。このワッフル美味しかった。もうお腹はちきれそうです。
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セコマのキャンペーン。ちょうど10本集まりました。
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今日は13時稚内空港発の飛行機で帰るだけです。空港までは10km。30分ほどで着く距離です。
ゆっくり10時ごろホテルをチェックアウトし、稚内駅に寄ってみます。
この駅から出る列車は特急が3本、普通列車は4本のみになってしまいました。
ちょうど10:27の普通列車が出る時間です。利尻からの始発フェリーが稚内港10:10着なので、頑張ればギリギリで間に合いそうな時間です。
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これはほかの駅に貼ってあったポスターですが、昨年JR北海道から発表された「当社単独では維持することが困難な線区について」に、宗谷本線の名寄ー稚内間が挙げられています。すぐ廃止じゃないんだけど、あり方とか利用促進策とか経費負担を地元に相談させてほしい、平たく言うとそんなところでしょうか。
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宗谷本線の「1キロ当たり輸送密度」(1日平均輸送人員)は、旭川名寄間が1,456人/日、名寄・稚内間が364人/日(28年度)。ちなみに、身近な神奈川県内では、横浜線が23万人、根岸線が17万人、単線ローカルな(?)相模線(※相鉄線じゃないです)ですら2.8万人程度だそうです。昭和の終わり、国鉄のローカル線が次々と廃止されましたが、その廃止対象とされた路線の基準が4,000人、廃止になった路線では(wikipedia参照ですが)名寄本線が894人、天北線が600人、羽幌線が789人とのことなので、これに比べても、名寄以北の輸送密度って、今やぜんぜん少ないんですね。

もし時間が許すならば、帰路は飛行機ではなく、宗谷本線に乗って、右側の窓際で頬杖をついて、旅の余韻に浸りながらのんびり南下して帰りたいですね。二人乗ったからと言って、宗谷本線の状況が変わるわけではありませんが。

しかしこの列車、なんでこんなホームの先に止めるんだろう?(輪行泣かせ??)笑
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宗谷岬から走ってきた国道を数キロ戻り、この交差点を右折します。
ここを曲がると、本当に旅も終わりなんだな、と思います。
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稚内空港に着いてしまいました。
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着いてびっくり。自転車を分解している人が10人近くいました。
そんな中、スペースを見つけて自分も輪行です。空港は駅と違ってカートがあるから楽でいいです。
利尻行きのフェリーで一緒だった自転車乗りの人とここで再会。その風貌と荷物の量から長旅の人と思っていたのに、空港にいて驚いたのですが、さらに驚いたことに、彼はビジネスクラス。荷物が多くて、追加料金払うくらいならビジネスにした方がいい、と。なるほど。
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お土産も買い込み、いよいよ飛行機へ。
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飛行機からは、利尻島と、オロロンラインがきれいに見えていました。
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こうして、10日間の旅は終わりました。
皆さま、長い長い旅行記をお読みいただきありがとうございました。
北海道は何度行ってもいいですね。次は何年後かな?
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島抜け(2017北海道18) [2017北海道旅行]

北海道旅行 9日目の続き
礼文島北端のスコトン岬を訪れた後、久種湖畔キャンプ場に戻り、テントを片付けて出発です。
いよいよ島を去る時がやってきました。
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帰りは利尻山を正面に望んで島を南下します。
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道端にウニの殻が落ちてたので、いくつか集めてみました。ムラサキウニってホントに紫なんだな。
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今回の旅行で最後の昼食。「北海道らしいもの」ということでセイコマートで。
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100円パスタにして、イートインスペースで利尻島を見ながら食べました。2つ買って食べましたが足りなくてもう一つ追加。それでも一人300円。ホント自宅近くにセイコマートできて欲しい。
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12時過ぎのフェリーで稚内に戻ります。そのままフェリーに乗り込めば楽なんですが、稚内で時間があるので今回は輪行します。自転車航送料金は1台1,240円ですが、輪行して持ち込めばタダ。ちなみに香深(礼文)~稚内の2等料金は2,260円なので、子供料金より自転車の方が高いです。
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桃岩荘の皆さんに見送られて出航です。
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遠ざかる礼文島。
島抜けの船旅はいつも寂しく感じます。
旅の前半、山の天気や自転車のスケジュールばかり気になって疲れてしまっていたのが、島に渡って自分の旅を取り戻せたような気がします。いい天気でよかった!
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やっぱり気になる利尻島。
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稚内に戻ってきてしまいました。
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長いボーディングブリッジを輪行袋担いで歩くのは骨が折れます。
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稚内では毎回泊まっている駅近くのドーミーインへ。
泊まるたびに宿泊料金が上がっているのは気のせいなんだろうか?
今回はキャンプ5泊だったので、約6日ぶりに電気が自由に(?)使える場所に戻ってきました。ちなみにスマホみたいなのはWifi用のiPod touch。
3年前に北海道に来た娘が毎日「今日はどうだった?」と電話をかけてくるので、ケータイの電池は1本で3日持たないくらいでした。それでもガラケーだからまだいいんだけど、スマホの人たちは電源どうしてるんだろうな。
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さて、ホテルで一息ついて、夕方、また自転車で出かけます。
今日はドームにテントがいくつか見られますね。(ここに泊まっていいかどうかはわかりません。たぶんダメな気がする)
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夕日を見にノシャップ岬へ向かいます。
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今回、シカをよく見たけど、こんな街中でこんな近くで見れるとは思わなかった。シカとは言え結構怖い。
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ノシャップ灯台。
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今日は水平線近くに雲が出てしまい、ホタテ状の夕日は見れませんでした。
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美しい利尻山のシルエット。
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ノシャップのバス停。ホワイトバランス間違えた・・・
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稚内の街中に戻り、晩ご飯を食べに喫茶店「お天気屋」へ。
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さらにはホテルに戻り、無料のラーメンもいただきます。
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宅急便でテントやキャンプ道具を自宅へ送る荷造りをしていたらやっぱり寝るのは遅くなってしまいました。テレビではちょうど宗谷本線や稚内の話題が出ていました。
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こうして最後の夜が更けていきました。
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礼文島・スコトン岬へ(2017北海道17) [2017北海道旅行]

北海道旅行9日目の朝を迎えました。
最後のキャンプの朝。毎朝、カラスの鳴き声で目を覚ましているような気がします。

テントを出ると朝焼けになっていました。
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子どもはまだ寝ています。
昨日もなんだかんだ言って80km走ってます。連日身体を酷使する旅なので、相当疲れているでしょう。
コーヒーを沸かし、板の間の上でこれまでのレシートを整理したりして時間をつぶします。
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雲の隙間から日が差してきました。湖が輝いています。
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軽めの朝食をすまし、身軽な自転車で「最北限」スコトンを目指します。
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草地の丘陵の細い坂道を登り、
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自転車を停めて歩道をさらに登っていきます。
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青い海
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ゴロタ岬から、南方の海岸線を望みます。
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このトレイルが気になります。
もう半日あればこれを歩くのもありだなぁ。
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このゴロタ岬の周辺、いろいろな花が咲き乱れていて、写真を何枚も撮ってみたんですが、なかなか「咲き乱れ」感が出せないですね。難しい。
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下山します。
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海岸の方から登ってくる道を歩いている人たちが見えます。きっと8時間コースを歩いている人たちだな。
と、ここで、利尻山頂で仲良くなった女子大生の一人と再会します。山を下りたあと一人で礼文に渡って桃岩荘に泊まり、「愛とロマンの8時間コース」を歩くそうです。更に、知床にいたバイクの若者もちょうどやってきて、みんなでなんだか不思議な記念撮影をして別れました。島旅だなぁ。
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また坂を登ります。
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遠くに利尻山がうっすらと見えてきました。
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緑の丘、青い海、海岸沿いを走る道。
こういう道を見るとバイク乗りの人は走りたくなっちゃうんだろうな。自転車乗りもいっしょですけど^^
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スコトン岬に着きました。
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スコトン岬に何かあるわけでもないし、最果て感は昨日行った知床の方が強かったので、すぐに折り返して、先ほど高台から見た海沿いの整備された道をキャンプ場に戻ります。
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北のカナリアパークから船泊へ(2017北海道16) [2017北海道旅行]

礼文島南端、知床の「行き止まり」を後にし、集落のそばから分岐する新しい道を登っていきます。
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この急坂を登りきると「北のカナリアパーク」があります。
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小学校の分校を模した映画のロケセットを残した場所です。
元々学校があったわけではなく、この場所に新たに作ったそうです。冬は風が強くてとてもじゃないけどこんなとこ通えない、と。確かに。

緑の芝と、校舎の赤い屋根と、青い空のコントラストがきれいで、その向こうに利尻山が美しくたたずんでいます。
この景色を見ているだけで何もする気が起きません。
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ここまで天気がいいと電柱まで絵になりますね。
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利尻山をバックに自転車の写真撮影。
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結局2時間くらいここで過ごしてしまいました。
名残惜しいですがキャンプ場に向けて後にします。
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今日は島の北端、船泊にある「久種湖畔キャンプ場」に泊まります。香深から約20kmあります。
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美しい海岸線を北上していきます。が、
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礼文島の東海岸はずっと利尻島がきれいに見えるので、どうしても休み休みになってしまいます。
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船泊集落の手前、小さな峠越えがあって、
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下ったところが久種湖です。
利尻山の頭がちょこんと見えます。
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17時前、キャンプ場に着きました。
この日は子どもが一人でテントを建ててみたいというので、近くにいたベルギー人とおしゃべりしながらその様子を眺めていました。香港に赴任していて、2週間の夏休みで日本を旅行している、ということです。エリートビジネスマン?
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無事に設営完了。
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船泊には銭湯がありましたが、残念ながら昨年なくなってしまったそうです。
町の食料品店に買い出しに行き、夕日がきれいそうなので海岸に寄ってみました。
公園に大きなタコがいます。
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砂浜かと思ったら貝殻がたくさん落ちていました。
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スコトンの向こう側に日が沈んでいきました。
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今日が最後のキャンプです。
さすがに毎日カレーはちょっとなぁということで、今日は食料品店で買った缶詰をおかずにして夕食にしました。が、ご飯焦がしたorz。ここまで真っ黒にしたのは初めてです。
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小さい羽アリのような虫がたくさんいましたが、それ以外は快適なキャンプ場。
知床の行き止まりで会った若いライダーさんもここに泊まっていました。学生時代最後の夏休みだそうで、この「板の間」に座ってしばらく話し込んでました。
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山を下りたあとは「消化試合」だなんて、とんでもない!素晴らしい1日になりました。ようやく、今日になって、自分らしい「旅」ができた、そんな気がしました。
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礼文島・知床へ(2017北海道15) [2017北海道旅行]

利尻島、キャンプ場のある鴛泊から、ぐるっと4分の3周して、沓形に着きました。ここからフェリーで礼文島に渡ります。
自分が最初に利尻島に「上陸」したのはこの沓形港でした。しかし、稚内からの船はこちらには来ないので、それ以来沓形港を使ったことがありません。

確かこの建物がフェリーターミナルだったんだけど、今は食堂だけ?
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少し離れた先に新しいフェリー乗り場がありました。
大きな岸壁に小さい乗り場。
沓形港へのフェリーは6~9月の間、1日1本のみです。お客さんも少なく窓口ものんびりしています。
切符を買いながら、
自分:「前沓形港に来たことあるんですよ。小樽からフェリーがあった頃ですね」
係員:「そうそう、おたる丸。でもなくなったのだいぶ昔よ(平成5年廃止)」
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山は雲に隠れています。
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出航。40分のショートクルーズです。
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礼文島は快晴のようです。
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礼文島上陸!
フェリーから自転車で降りるのはなんとも楽しいです。
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さて、ちょうどお昼時なので、セイコマ・・・ではなく、港の近くの食堂に入ります。漁協が運営しているそうで、窓からは利尻島が望める眺めのいいところです。
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こんな感じ。
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ホッケがぐるぐる回っていたのが頭から離れなかった自分は、ホッケのちゃんちゃん焼きにしました。ホッケってこんなに美味しいんだ!と。こうして写真を見ていてもまた食べたい。
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そして子どもはうに丼です。
上二人が北海道旅行でうに丼を食べているのに、この子だけダメとは言えないですからね。礼文の極上のウニじゃなくてもいいような気もしますけど・・・
お盆中は休漁だったようですが、この日から漁を再開、バフンウニだけ用意できるそうです。
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「こんなにたくさんウニなくてもいいだろ?少し食わせろ」とウニを強奪して自分のご飯に載せます。
このつぶつぶが見える新鮮なウニ、たまりませんねぇ・・・
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こうしてウニを目と舌で堪能していたところ、子どもがうに丼を箸でぐわーっとかき回し、たまごかけご飯のように黄色くなった丼を、まるでサラリーマンが牛丼を食べるかのように掻き込んでます。信じられません。思わず、

「お前、何やってんだよ!!!!!!」

と声を出してしまいますが、うに丼をかき混ぜて食べるなんて、大人になってからでは勿体なくてちょっとできない、貴重な体験ですよね。ホッケがウニに引けを取らないくらい美味しかった(と思ってる)ので、まあいいとしましょう。ちくしょう・・・

さて、贅沢な昼食後、いったん北へ向かいましたが、利尻山にかかる雲が減ってきたので、急遽南へ折り返し、礼文島南端の「知床」に行ってみることにします。
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知床はアイヌ語で大地の突端とかいう意味のようで、道東にも同じ名前の地名があります。というか、道東の知床の方がはるかに有名ですよね(笑) ちなみに知床の「しれ」と利尻の「しり」は同じ意味だそうです。
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礼文島も何度も訪れてますが、知床は初めて。果ての地への旅はワクワクします。
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道が細くなって集落を抜けると、
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突然道が終わります。
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すごい最果て感。
少し広くなっていて、車が折り返せるようになっているほかは、何もありません。

振り返ると利尻島。
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先客にバイクの若者がいましたが、「しばらくここにいて、折り返す車をぼーっと見てるんです」と。
そういう感覚、旅人だなぁ、と嬉しくなります。
自分たちも、少しの時間でしたが、この何もない場所で何もせず過ごしました。


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利尻島3/4周サイクリング(2017北海道14) [2017北海道旅行]

北海道旅行8日目の朝を迎えました。
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この利尻のキャンプ場、山に行く人もいるので朝が早く、どうやら4時頃から動き出している人がいるようです。連られて5時すぎに起きてしまいました。
朝食にパンを食べて、コーヒーも入れてのんびり。
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前回の記事で「あと2日」って書いちゃったけど、帰る日も入れると残り3日ですね。
もともと山の天候を考慮して日程を組んでいたので、山に登ってしまった後の残りは「消化試合」っぽいですが、これから隣の礼文島に渡ります。

礼文島へはフェリーで約45分。鴛泊港から3本出ていますが、利尻島の東側にある沓形港からも1日1便、ちょうどお昼頃に礼文着という絶妙な時間にフェリーがあります。
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そこで、島をぐるっと時計回りして、沓形港から礼文島に渡ることにしました。
島1周というと、学生時代定宿だったYHのミーティングでのオモシロおかしな観光案内を思い出します。
学生時代は毎年島に来ていたので、何度か自転車で回ったことがありますし、当時あったYHで「登山」+「完歩(島1周徒歩)」→「鉄人」なんて遊びもしていて、歩いて1周したこともあるので、未知の場所ではないのですが、二十数年ぶりの再訪なので、なんだかワクワクします。

沓形港まではまっすぐ島の北側を行けば13kmほどですが、島をぐるっと回っていくと約40km。ちょうど3/4周になります。

が、片づけをしているときに、タオルを失くしたことに気が付きました。掌に収まる登山用の高価なものです。きっと昨日温泉に入った時落としたんでしょう。
温泉は11時頃まで開きません。残念ですが諦めて、キャンプ場を7時半に出発、すぐそばのサイクリングロードに入ります。
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今日もいい天気です。
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が、山は見えません。
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ほんとに海がきれい。
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サイクリングロードは数キロで終了。
そのあとは海沿いの雰囲気のいい車道を走ります。
この素朴な感じがいいです。
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この自販機洒落てるなーと思った。
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セイコマート発見!利尻島には3軒あるそうです。
島にセイコマートができたのは2000年前後だったのかな。
見つけると止まって入ってしまう。すっかりセイコマート中毒です。
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そして島の南東部にあるオタトマリ沼へ。
この方角から見た利尻山が、白い恋人のパッケージになっているらしいのですが、山は隠れてます。
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売店が開いていて、「ミルピス」の幟が立っていたので吸い込まれてしまいました。
ミルピス飲むだけのつもりが、余計なものも注文・・・
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もう言葉が出ない。笑顔しか出ない^^
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ホタテをつまみながら少し待ってみましたが、雲切れませんね。
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諦めて出発。
山が背中に来るので、振り返りながら走ります。
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利尻富士町から西側の利尻町に入りまして、仙法志御崎公園へ。
ここはごつごつした溶岩の岩場から利尻山がきれいに見えるそうですが、今日は山は見えません。
降りていくとイケスがあります。
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こんにちは。
2匹のアザラシがぐるぐると泳いでいました。
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そして公園の向かいに、このとろろ昆布の製造直売所を発見。
利尻と言えば畑宮食品さんのこのとろろ昆布でしょ。もちろんいくつか買って帰ります。
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ゆっくりしすぎて時間が怪しくなってきました。
向かい風の中、時速25kmキープで踏ん張って(※ロードじゃないので)沓形港に向けて急ぎます。
「人面岩」「寝熊の岩」などいう溶岩でできた奇岩がありましたが、残念ながら通過します。
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ホッケだ!
電気仕掛け(?)でぐるぐると回っていました。
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こうして沓形の街に着きました。フェリーには間に合いそうです。
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<おまけ>
利尻島はヒグマのいない島なので「寝熊の岩」として祀ったのかな?なんて勝手に想像しているのですが、明治時代に利尻島にヒグマが現れたことがあるそうです。このクマ、サロベツ原野から利尻山を見ていたら、行きたくなってしまったのでしょうか ・・・?
http://www.town.rishiri.hokkaido.jp/rishiri/item/3885.htm
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利尻山登山の続き(2017北海道13) [2017北海道旅行]

http://expreso.blog.so-net.ne.jp/2017-10-26の続き。

利尻山の山頂で2時間以上過ごしていました。
あとはキャンプ場まで下山するだけなので、ゆっくりです。
そろそろ行こうかなと思うと、こんなきれいな飛行機雲が見えたりして、下山のタイミングを逃してしまいます。
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いろいろと名残惜しいですが、正午前、下山開始です。
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サハリンが見えないかな?と一生懸命目を凝らしてみたけど、見えるような見えないような。
方角的にたぶん見えてないと思う。
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花の種類や名前はよくわからないけど、小さい花々があちこち咲いていて楽しませてくれます。
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この花は本州ではかなり高い山に行かないと見れないみたいですね。
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それがこんな感じで群生してたりします。
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1時間ほどで8合目の長官山に戻ってきました。
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もしかしたら、ここから望む利尻山は今回が一生の見納めになるのかもしれない、と思うと名残惜しくて、しばらく雲が晴れるのを待ちながら山を見ていました。でも結局すっきりと晴れることはありませんでした。こんなこと言っててまた何年後かに来てるかもしれないけど。
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長官山からだらだらと2時間ほど下っていい加減山歩きに飽きてきた頃、登山口に着きました。15時下山。
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乾杯。
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ここからはキャンプ場までは、自転車で重力に身を任せて下るだけです。歩くと1時間近くかかるところを5分で戻ってしまいました。
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キャンプ場。
隣にはまたオートキャンプの方が来てしまいそうです。
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なので、山が見えるところに「転居」。この場所がなんとなく落ち着きます。
お隣さんはモンベルの山テントで、張り綱もきちんと張っていたので、きっとガチな山やさんだな、と思ったらその通りでした。利尻に登るためだけにお盆休みを使って北海道にいらっしゃったそうで、帰りは利尻空港から千歳経由で名古屋まで飛ぶそうです。すごいな。
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キャンプ場の隣の温泉に入り、夕方、夕陽が丘展望台へ。
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礼文島の向こうに日が沈んでいきました。明日もいい天気っぽい。
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初めて町役場の写真を撮った。
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そして、いつものようにご飯を炊いて、レトルトカレーとセイコマートで適当に買ったお惣菜の夕食にしました。
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ファミリーキャンプ場というだけあって、夜も明るいです。
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こうして、今回の旅行の「一番の山場」は、素晴らしい天候に恵まれて無事に終了しました。
旅もあと残り2日です。
うちの人と電話で話していて「山登っちゃったらもうやることないんじゃないの?」と言われましたが、この時は自分でもそう思っていました。

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<参考>コースタイム
北麓野営場615-5合目710-6合目730-展望台820ー長官山830-9合目910-沓形ルート合流940-山頂950/1150-長官山1250/1315-北麓野営場1500

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