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八ヶ岳親子登山2020(3) [山歩き]

赤岳山頂から、西の方角を望むとぼっかりと盛り上がっている阿弥陀岳。
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もう美濃戸口の駐車場に戻るだけなので時間的にも余裕があるんで、今日はこちらにも登ってみようと思います。

赤岳山頂でのんびりしたし、下山早々、すぐに山小屋で仲良くなった人と偶然すれ違って記念写真撮ったりしてて、結局8:15頃に下山開始。
山頂の南側を回り込むようにして、岩ごつごつのところを降りていきます。
ここをまっすぐ行くと権現岳への「八ヶ岳キレット」、山グレーディングの難易度D(※)のルートだそうですが、名前からして怖そうで行きたくないな(笑)
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とはいえ、グレード「C」のこちらもなかなかの急な下り。
登りに使った地蔵尾根ほど高度感を感じないので、まあなんとかなりそう。
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見上げるとこんな感じ。ほぼ鉛直じゃん。
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緊張感を強いられる岩ごつごつの道よりも、こういうスキップできそうな稜線の道が好き。
ここを歩けるなんてすばらしい!スキップしたらズルっと滑ると思いますが。
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文三郎尾根の分岐を過ぎて、中岳という山というかちょっとしたピークの登りで振り返る赤岳。
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文三郎尾根。階段がひたすら続くらしいです。
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阿弥陀岳の登り口に来ましたが・・・これ登れるのかよ。
いきなり梯子かかってるし。
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登ります。急坂というより崖登り。下りが怖そう。
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この斜面にはこれ以外にもたくさんのお花が咲いていました。
今年はお花少ない?と思っていたんですが、ここに来たらたくさん。
ただ、急斜面過ぎて写真が撮りづらいです・・・
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30分ほどで登頂。
ガスが残念。晴れてればここからも富士山が見えるそうです。
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横岳方面と行者小屋の展望。
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崖を慎重に下った後は、楽しそうな緩い下り。
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この明るい緑の中をぴょんぴょん下っていくの楽しいです。
紅葉したらすごいきれいなんだろうな。
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11:30、行者小屋に戻ってきました。
あそこから1時間ちょっとで降りてきちゃったのか。
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このあとは美濃戸口まで2時間半ほどで下って、今回の山歩きは終了。
美濃戸口の八ヶ岳山荘は駐車券でコーヒーサービス。
たっぷり氷を入れてもらったカップに苦いコーヒーを注ぎ込みます。
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車に戻ってから、ちょうど小学校の社会科で野辺山のことをやっているという子供が野辺山に行きたいというので寄り道。
JR最高地点に行って・・・
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パラボラアンテナ見に行って帰りました。
空の色が変ですが、このあと土砂降りになりました。山の上でなくてよかった。
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※後日コースタイム追記します※
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八ヶ岳親子登山2020(2) [山歩き]

南八ヶ岳、赤岳と横岳の稜線にある赤岳天望荘での1泊。
山小屋の朝は早いです。朝の3時台から動き出す人がいて、物音で目が覚めます。
夜はガスガスだったので、朝早起きしたら星見れるかなと思っていったん外に出てみますが、やはりガスガスだったので、もうひと眠り。

朝4時半前に目を覚まして外を見ると・・・しまった、ガスが消えてるじゃん。
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慌てて起き上がります。いい天気じゃないですか。
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北の方に数分歩きます。
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お地蔵様、おはようございます。
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5時頃、薄い雲の中から日が昇ります。
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が、日が昇ると同時にガスがかかってきます。
これはこれできれいだなと思う間もなく。。。
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ガスが・・・・
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ガスがあああああああ
赤く染まる赤岳が見たかったのにいいいいいい
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しょうがない。
気を取り直して朝ご飯。
これが、朝からがっつり食べさせてくれるんで、嬉しいですね。ソーセージにミートボールに鯖味噌に玉子焼きだなんて!(子供かよ)
でも、これだけのボリューム厳しい方もいらっしゃるんでしょう。残飯入れのボウルに鯖がまるごと入れられてて悲しかった。あの捨てられたサバもヘリで降ろすのかなぁ。
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そうして朝ご飯を食べているうちに、ガスがすっかり晴れました。
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遠くには槍穂高。立山から御嶽山まで見渡せました。
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たくさん見かけたけどなんて花なのかな。紫がきれいです。
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向こうには富士山もちょこんと見えています。とってもいい天気です。
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これだけいい天気だからさっさと出発したらいいものを、雲海を眺めながらのコーヒーを満喫していたらすっかり遅くなってしまいました。
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7時過ぎ、赤岳へ登頂開始。
去年は8時頃には野辺山側からガスってきています。
急げ急げ!
ぐんぐん高度を上げていきます。
この稜線好き。
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25分ほどで赤岳山頂に着きました。
雲は多かったですが、いい眺望です。富士山も見えます。
古い標識(丸い木で赤岳と書かれたもの)は倒されていました。
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ぼかしすぎて富士山がよくわからん
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山頂から見たかった南アルプスの山々。今回は見ることができました。
北岳とか仙丈ヶ岳に登れるのはいつになるんだろう。
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八ヶ岳親子登山2020(1) [山歩き]

去年に引き続き今年もまた八ヶ岳に親子で登山に行ってきました。

今年は休業する山小屋も多く、営業している小屋も完全予約制ということで、例年といろいろ事情が違った夏山になりそうだったのですが、昨年泊まった赤岳天望荘がコロナの自粛解除から営業を再開するや否や、うちの人がさっそく予約を入れていました。どこまで八ヶ岳好きなんだか(笑)

梅雨明けがいつか分からず気をもむ中、予約していた8月最初の週末はとりあえず晴れそうな感じ。
早朝自宅を出て朝8時過ぎに美濃戸口の駐車場へ。この時点で残り数台です。意外と混んでます。
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まずは(かったるい)林道歩き。
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1時間弱で美濃戸へ。ここからは南沢を上がっていきます。
北沢はまだしばらくダートの車道が続くんだよねえ。
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苔むした中を歩きます。
今年は陰鬱としていた日々が長かったから、木漏れ日が気持ちいい!
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何度も沢を渡って、
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またコケの中を歩いて
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2時間半ほどで行者小屋に到着。今年は営業してないんですね。
この美濃戸→行者小屋の地図上のコースタイムは2時間10分となっているんですが、なかなかその時間では歩けないです。
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赤岳は見えたりガスったり。
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今日は稜線の山小屋に上がるだけなので、ゆっくり休んでから地蔵尾根に取り付きます。
ここなかなかの急な登り。
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森林限界を超えると見晴らしがとてもいいのですが・・・
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この高度感が魅力なんでしょうけど、ちょっと怖すぎます。登りはまだいいけど、下りたくないですね。
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1時間ちょっとで稜線に出ました。
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赤岳天望荘はすぐそこです。
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今回お部屋は3人部屋になりました。
いやあ、これに泊まれるなんてなんて贅沢な。
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早めについたので、談話室でのんびりしたり、周りを散歩したりします。
小屋の前にはコマクサが咲いています。
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なかなかガスが取れません。
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夕食。
例年はブッフェだったのですが、今年はコロナ対策でワンプレートになりました。
が、こんなでっかい肉が!
炊き込みご飯はお代わり可だったんですが、このご飯がおいしくて。
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夜になって星空が見えるかなと思ったんですが、こんな感じでした。
星空は見えなさそうですね。
実際、晴れていたとしても満月ピカー!って日だったようですが。
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枕崎で鰹料理 [お出かけ]

指宿枕崎線の終着駅、枕崎駅。
稚内まで3,000kmだそうです。
いつか枕崎→稚内なんて旅をしてみたいですね。
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駅は新しいです。
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では少し街を散歩してみます。
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自分が子供のころには枕崎から鹿児島交通線が出ていて、半島を一周できたんですね。
その「遺品」を展示しているビルがありました。
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いい時間ですがお昼がまだでした。
せっかくなので枕崎らしいものを食べてみたいと思います。
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「枕崎鰹船人めし SP」
お店の説明では、「かつお船の船乗りさんが船の上で食べていた料理を現代風にアレンジし 鰹の切り身と生産量日本一の枕崎鰹節がたっぷりのトッピングに枯れ本節のだしがきいた 鰹づくしのだし茶漬け風丼 」。
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ミニラーメン付き。
もちろんこれもかつおだしです。
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かつおの腹皮の塩焼きまで頼んでしまった。
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どんぶりにかけて食べるかつおだしがとてもおいしくて、カラになった丼に出汁だけ入れて飲んでしまうくらいでした。ごちそうさまでした。

港を見て駅に戻ります。
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この「とろぴかるえくすぷれす」で、「えあぽーと」まで行きます。
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途中加世田に寄っていきます。機関車が保存されています。ここが駅跡だったのでしょうか。
バスの窓越しなので色が変です。
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鹿児島空港から飛行機で帰ります。
この日はずっと天気が悪かったんですが、離陸直前、空が赤く染まりました。
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おしまい。
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指宿枕崎線 [電車]

知覧からバスに乗って降り立った海沿いのバス停。
JR指宿枕崎線の前之浜駅前です。
なんだか駅舎がへんてこりんな形ではありますが。
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ここに来る車両は古いキハ40系列でした。
自分が乗る列車も古い車両が来てくれるだろうか。
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鹿児島方面行きを見送って・・・
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向こうからやってきたのはやはり古い車両でした。ラッキー!
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これに乗り込みます。
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日本最南端の駅、西大山。
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随分観光客が乗っていたんだな。残念ながら開聞岳は雲がかかっていました。
多くの人はこのままホームにとどまっていました。数十分後に折り返し列車が来るので、それに乗って戻るのでしょう。ここから先は列車はガラガラになりました。
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昔ながらの直角シートにはコンビニコーヒーよりも缶コーヒーが似合います。
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電車は1日7本。
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鈍行だと2時間の列車の旅はあっという間。
終着駅の枕崎に着きました。
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