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白川郷・五箇山サイクリング(8)おまけ [電車]

家に帰るまでが遠足です 笑

駅ビルに路面電車が突っ込むように乗り入れるカッコイイ富山駅。
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富山から新幹線に乗れば東京まで2時間半くらいなんですが・・・
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自分は高山の南隣の飛騨一ノ宮駅に車を停めているので、自転車を輪行して高山本線を南下します。
ディーゼルカーに乗り込みます。
ちょうど1週間前くらいにあおたけさんが同じ時間の電車に乗ってるんですね。偶然にも。
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富山駅の高山線の出改札は在来線3セクの鉄道会社がやっているようで、切符を買おうとしたんですが、JR西日本区間である猪谷までしか扱ってないと言われました。
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そんなわけで、今回も富山滞在1時間で帰路につきます。
さよなら富山。
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車中でますのすしをいただきます。
今回は「ホール」ではなく、「ますのすし小」にしました。
昔「ます弁当」という名前だったような気がします。
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JR西日本と東海の接続駅の猪谷で乗り換えです。
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山峡を走る高山本線。きれいな渓谷を見ながらの汽車旅です。
が、これはない。
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車を停めていた飛騨一ノ宮へ。
ここから楽しいドライブです。17時スタート。
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往路は安房峠道路を通ってきたんですが、まだ明るいので、帰りはルートを変えて国道361号線で木曽福島へ抜けようと思います。正面に乗鞍岳が見える走りやすい道です。
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カーブの多い道で峠越えをすると開田高原。18時。
天気が崩れそうな雲ですが、御嶽山がきれいに見えました。
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なぜか古い軽自動車に興味を示すサル。
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18:45木曽福島。
ここからは、国道19号→権兵衛トンネル→伊那→高遠→茅野でR20へ。
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GW最終日です。
22時ごろ大月から中央高速に乗りましたが、特に渋滞もなく、相模湖からまた下道で順調に帰宅しました。
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白川郷・五箇山サイクリング(7)富山へ [自転車(ロードバイク)]

岐阜県の美濃を出発し、白川郷、五箇山に寄り道しながら北上する旅も、合掌造り集落を過ぎて、あとは富山まで走るだけになりました。とはいえまだ60km残ってます。
富山にはステキなスタバがあるそうなので、時間があれば寄ってみたいところ。頭の中でスタバスタバと唱えながらペダルを漕いでいきます。

10:30、南砺市下梨。かつての平村の中心地です。
ここから、城端線の城端や福光に行く国道が分岐しますが、自分はこのまま国道156号線を進みます。左折して坂を上がると相倉という合掌造り集落があるそうです。その先の細尾峠というのも気になるけど、次の機会だな・・・
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ここ下梨には図書館があって、その中に「郷土資料室」があって、五箇山や白川郷の郷土資料が数多く収められているそうです。目録はwebで見れますが(リンク)、行政の発行した地域振興計画や村史とか、戦前のダム建設に伴う記録とか、五箇山地方の伝記とかまであるそうで、なんだかそんなものを読んでいるだけで丸一日過ごせそうです。

いったん庄川の対岸に渡ります。国道がぐにゃっと曲がっているのが不安ですが・・・
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標高にして百数十メートルの登り返しになっていました。
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けっこう上ったな。
あの対岸の道を行けば良かったのかもしれない・・・
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登って下ってまた登って大きく下って、湖面すれすれの橋を渡って対岸に戻りました。
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祖山ダム、小牧ダムの二つのダム湖沿いの道は相変わらずトンネルと洞門の連続。
このトンネルの対岸あたりに「船でしか行けない温泉(大牧温泉)」がありますが、国道からは見えないみたいです。
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長いトンネルに横穴が開いていました。
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渓谷を見ながら旧道を走ったら楽しいかなと思ったのですが、完全な廃道。
どんな様子かは、廃道探検家さんのこちらのレポートで。
http://yamaiga.com/road/r156_oomaki/main2.html
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美しい新緑の緑と、湖面の緑と、朽ち果てようとしている利賀大橋の跡。
これもレポートがありますね。http://yamaiga.com/bridge/toga/main.html
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昭和5年にできた小牧ダム。たぶん庄川最下流。
古いけれど堂々としたダムですね。
このダムができたせいで、木材を川伝いに下せなくなった木材業者との間で激しい争議が発生、その補償対策として、電力会社が岐阜県に寄付金を出して、白川郷から美濃白鳥への道路が整備されたという、先に書いた話になります。
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ダムから2~3km下ると平野部に出ます。
いままでずっと山深い中を走ってきたのに、こうも急に視界が開けるのが不思議な感じです。
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真正面にそびえる立山連峰に向かって走って行きます。
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不慣れな平野部の道を走るのは難しい。
2度ほど道迷いをしながら、富山市内に入り、神通川を渡ります。
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13:20、富山駅の北側にある富岩運河環水公園 (カナルパーク)へ。
ガラス張りの建物は「世界一美しい」という冠詞付きで紹介されるスターバックス富山環水公園店。
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「スタバ、スタバ・・・」と唱えながら富山平野を走った自分へのご褒美にエスプレッソフラペチーノを頼みたかったのですが、お店の外まで行列ができていたので泣く泣く断念です。この芝生に寝っ転がりたいんですが立ち入り禁止。公園はキレイでした。
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そして、ゴールの富山駅!
前回富山に来た時は、寂しい感じの北口で輪行してしまい、輪行袋を担いで地下通路を延々歩いたので、今回はちゃんと大きな南口まで回ってきました。
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美濃市からの走行距離は223kmでした。
地図では200kmの行程なので、残りの20kmはあちこち寄り道分でしょうか。
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こうして、かねてから行ってみたいと思っていた「名金急行線」を辿る自転車旅(ゴールは金沢ではありませんでしたが)、平凡な山の中の国道で、途中の見どころって合掌造りくらいかと思っていたんですが、古い街並みあり、鉄分の濃いところあり、ダム多数あり、道路改良に伴う廃道あり、と想定外に盛りだくさんなエリアで、関連するwebサイトを読みふけってしまい、なかなか記事の更新ができませんでした。事前にいろいろ下調べして行けば良かったんでしょうけど、帰ってきてから興味が出てくるってのもインターネット時代の旅の楽しみなのかもしれません。

個人的にはダム開発に伴う補償に関するフィールドワークを興味深く読ませてもらいました。学問的にどういうジャンルなのか(地理学?社会学?経済学?)よくわかりませんが、もしかしたら学校でそういうことしたかったんじゃないかと少し思ったりもしました。少しだけ(笑)

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白川郷・五箇山サイクリング(6)五箇山へ [自転車(ロードバイク)]

サイクリング2日目、今日は富山目指して走っていきます。
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朝の柔らかい光が差し込むゲストハウスのロビー。
ここでコーヒーでも飲みながら何もない時間を過ごしたいなと思いつつ、このまま白川郷を後にするのも惜しいので、自転車でもう一回りすることにしました。
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早朝も静かな白川郷。
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後の山の残雪がいい感じ。
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朝食を食べて8:30に出発です。
道の駅も合掌造り。
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今日も庄川沿いのダム湖を眺めながら、トンネルと洞門と橋梁の連続する整備された国道を北上していきます。白川郷から約50kmの間にダムが(ツーリングマップルで確認できたのだけで)5つもあります。
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交通量は少ないです。
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きっと昔はあの橋を回り込んでいたんでしょう。
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9時前、富山県へ入ります。
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が、このあと、川を渡るたびに富山・岐阜を行ったり来たり。
計7回県境を跨ぐことになります。
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9:20。
道路左手、一段下がったところに五箇山の合掌造りの集落が見えてきました。五箇山というのはこのあたりの5つの谷の総称で、ここは「菅沼」という一つの集落です。
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庄川が屈曲した河岸段丘の上にできたこじんまりとした集落。
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世界遺産の集落。合掌造りは9棟(6棟しか映っていませんが)。
江戸時代に建てられたものが2棟あるそうです。
左端に2階建てのがありますが、豪雪地帯なのに軒が低いという弱点があった合掌造りの改良バージョンとして、明治末期~大正期に出た「二階建て合掌造り」。ただ、あまり流行らなかったそうですが。
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・・・と、合掌造りに詳しそうなふりをして書いていますが、こちらの資料からのパクリです。→「南砺市五箇山世界遺産マスタープラン

自転車停めて少し散歩しました。
小さな集落なのでくるんとすぐ歩けます。
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水田が鏡のようになっていてきれいでした。
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少し離れたところから振り返りますが、よくこんなところに・・・
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谷間の道路でかつてはとても狭く、「(谷に落ちたら)イチコロ」なんて言われた国道156号線ですが、今やすっかり改良されてます。この橋はいったん対岸に渡って弧を描いてまたこちら岸に戻ってくる豪快な道路。
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豪快な橋を渡った先が上梨集落。
国道沿いに合掌造りの家が建っています。
が、もう合掌造りはたくさん見たので通過します。これを読んでる皆さんもそろそろ飽きてきたのではないかと思いますが 笑
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ということで、合掌造りはこれで終わりですが、今日の行程はまだ1/3。
富山までの自転車旅はもう少し続きます。


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白川郷・五箇山サイクリング(5)白川郷へ [自転車(ロードバイク)]

美濃市からR156を北上、あと数キロで白川郷というところまでやってきました。

平成6年、日本文化を代表する伝統的集落として、白川郷・五箇山の合掌造り集落が世界遺産へ登録されました。その「白川郷」ですが、もともとは白川村と旧荘川村にまたがる岐阜県の庄川流域の呼び方で、現在の白川郷が「下白川郷」、荘川村の方は「上白川郷」と呼ばれていたそうです。上白川郷は御母衣ダムに沈んでしまったのでしょうか・・

既に走行距離は100kmを越えてます。ダム沿いの道は、下り基調とはいえ、小さなアップダウンがあって地味に足に効いてきてしまっています。
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17時過ぎ、白川郷の集落に入りました。合掌造りの大きな家が立ち並んでいます。
写真ではよく見る光景が目の前に広がっています。
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が、今日はGW真っ最中。お客さんがたくさん歩いています。
世界遺産登録から20年以上。
なんとなくテーマパーク感があるな・・・
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ということで、せっかく来た白川郷ですが、合掌造りのある荻町集落をさーっと素通りし、北側の集落にあるこの日の宿へチェックインしました。
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白川郷ゲストハウスKEI https://guesthousekei.com/
1月前に開業した新しいピカピカのゲストハウス。
今回、「白川郷って泊まれるのかな?」と思って見てみたら、この宿があって予約できたので、「名金線サイクリング(?)」が実現したようなものです。できたばかりだからか、お客さんは外国人が多いそうです。この日は自分のほかにもう一人東京の大学生が泊まっていて、日本人二人は珍しい、とオーナーさんが仰っていました。

日暮れ後、再び合掌造り集落に出直します。
歩く人もすっかり減って、静かな白川郷です。
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集落の奥から展望台へ登ります。
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この景色、おそらくみんなが目にしたことがある白川郷の典型的な風景ですね。
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展望台からは南の方角を見ていますが、どの家もほぼ同じ方向に屋根が向いています。
南北方向が切妻なんですが、こうすると夏場は南風が吹き抜け、冬は屋根の斜面が東西方向なので、雪が溶けやすいそうです(と何かで読んだ)。
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薄暗い中、ポツポツと灯る灯が印象的な雰囲気でした。
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せっかくなので、すこし集落を回ってみます。
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さっきは「テーマパーク」なんて言ったけど、この時間に回ると、静かで雰囲気のいい、とてもいいところに思えてきます。白川郷に泊まった甲斐がありました。
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真っ暗になってきたし、お腹もすいたので帰ろう。
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宿の近くにヤマザキデイリーストアがありますが、この日は奮発して外食にします。それも飛騨牛の焼肉屋さんです。
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定食の「飛騨牛朴葉味噌和膳」
朴葉味噌って飛騨地方の郷土料理ですね。
白川郷に宿泊して、飛騨牛の夕食。なんて贅沢な旅なんだろう。
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宿に戻り、宿のオーナーさんと、「明日はどこに行こうかな?」という自由な大学生と、おしゃべり。宿は新しいですが、オーナーさんは白川郷のことを良く知っていて、楽しい時間を過ごさせていただきました。

飛騨牛の朴葉焼きを食べてきたと言ったら、朴葉味噌はもともと味噌に野菜やキノコを混ぜて焼くけど肉は入れない、飛騨牛を焼くのは観光客向けのアレンジじゃないかな?というオーナーさん。まあ言われてみればそうだよな。

もともと飛騨地域の牛は農耕用で、農作業の機械化により食用になったのが昭和の半ば、飛騨牛としての売り出しは最近のことだそうです。でも、さっきの「飛騨牛朴葉味噌」は美味しかったです。

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白川郷・五箇山サイクリング(4)白川街道 [自転車(ロードバイク)]

※今回のシリーズ長くなりそうなのでサブタイトル入れました※

13:30、北濃駅を出てまた156号を北上します。白川郷までまだ60km近く残っています。
郡上八幡から白川郷に向けて北上するこのルートですが、「白川街道」という古くからの街道だったようです。
幸いにして道路が東向きになり、郡上から悩まされた風が追い風になりました。
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北濃の標高は450m。そこからひるがの高原まで標高差400m程度の登りになります。
新緑の中、じりじりと標高をあげていく感じの道です。
そんなに急な坂ではないけど、宿泊の荷物と体重が増えた自分の身体が重く感じます。
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40分ほどで12km先の「道の駅大日岳」へ。標高800m。
名古屋のロード乗りの方と思わず話し込んでしまいました。(ありがとうございました)
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国道のすぐ横を落ちている滝を見たり、
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「長良川最源流」という「夫婦滝」を見たりして、
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「分水嶺公園」へ。標高約875m。ここがピークっぽい。
分水嶺というのでもっと険しいところを想像してたんですが、ずいぶん整備されてる感じ。奥には水芭蕉も咲いていました。
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ここの分岐で(上流から見て)右の水は長良川を通って太平洋へ、左の水は庄川を通って日本海へそそがれるそうです。
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ひるがの高原、軽井沢みたいに山上に突然平地が現れる感じの場所。
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スキー場に咲き誇る水芭蕉が違和感満載ですが、なんか面白くて写真に撮っちゃった。
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白鳥からは国道156号と158号の重複区間となります。
158号は松本から高山、白鳥を通って福井に抜けていく国道。
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そして、15:30、高山市荘川町(旧荘川村)の牧戸を左折。
右折すると158号線で高山方面です。
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この交差点手前、右手にバスの「牧戸駅」があります。

美濃白鳥からここまでの道は、昭和の初めまでは馬車の通れる程度の道だったようですが、富山県側のダム建設に伴い、川を使って木を流せなくなった木材会社への補償対策として、電力会社が岐阜県に120万円寄付、その資金が投じられた「百万円道路」が1932年、白鳥から牧戸までの32km区間が開通、翌年には白鳥から国鉄(省営)バスの路線が開通したそうです。戦前、愛知県庁の建設費が約300万円らしいのに、120万円で道路が作れるのがちょっと不思議ですが・・・

こういうことを事前に知っていれば、それに思いを馳せて由緒あるバス駅で佇んだりするんですが、このときは下り坂の勢いで写真も撮らずに華麗にスルーしてしまいました。悔しいな。悔しいのでストリートビューの画像貼っとくか。↓


牧戸からちょっと走ると御母衣湖の上を長い橋で渡ります。読み方は「みぼろ」だそうです。ダムができたのが1961年と古いので、橋も年代もの。
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トンネルも心なしか小ぶり。
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湖の向こうに白い山が見えました。白山なんだろうか・・?(わかりません)
白い山が見えるとテンション上がります。
しかし、大きい湖。さすが貯水量日本第4位(こちらより)のダムだけのことはあります。
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青々としていますが、「荘川桜」という名所です。
荘川村の中心地であった穀倉地帯がダム建設により湖に沈むことになったのですが、そこにあった老大木を2本、湖畔に移植したものだそうです。
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湖畔の途中から白川村へ入ります。白川郷のある村です。
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白川村は人口1,700人弱。
平成の大合併時、近隣町村とともに高山市への編入合併を検討するも、離脱して村のままで現在に至ります。
どうでもいい話ですが、岐阜県内には「白川町」というのが下呂の南にあり、また「東白川村」というのもあります。どっちも美濃の国なので、同じ県内といえ別地域なんでしょうけど、紛らわしいですね。
ちなみに白川町観光協会のHPには、こんなFAQもあります。加茂郡なんて言われても・・・。美濃・飛騨くらい言わないと違いがわからんですよ。
http://kankou.town.shirakawa.gifu.jp/faq.htm
Q:近くに世界遺産「白川郷」がありますか?
A:こちらは「加茂郡白川町」です。「岐阜県大野郡白川村」の白川郷までは、お車で約2時間です。


先に渡った橋から延々走ること10km、ようやく御母衣ダムが見えてきました。
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丹沢の三保ダムと同じロックフィルダム。見た目は巨大な石垣です。ダムの下には電源開発の資料館がありますが、通過。
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そして、ダムの下流、国道に面して大きな合掌造りの建物が見えてきます。
「旧遠山家住宅」で重要文化財ではありますが、白川郷までまだ距離があるし、日も傾きはじめてきたので残念ながら通過します。
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つづく。
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白川郷・五箇山サイクリング(3)北濃へ [自転車(ロードバイク)]

美濃市から白川郷に向けて国道156号線を北上していきます。この国道、長良川沿いを走る景色のきれいな道路なんですが、あわせて長良川鉄道沿いを走っています。

となると、国道沿いに駅があるんで、ついつい寄り道してしまいます。
いきなりホームみたいな駅。
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鉄道旅行だと、なかなかこういう駅には降り立てません。
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この駅の雰囲気もなかなか。
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ラフティングをしている人たちもいます。
電車が通ってくれればもっと絵になるんだろうな。
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青々としていますが川沿いに桜並木が並んでいます。
昔ここを走っていた国鉄バス名金急行線の車掌さんが、名古屋から金沢まで桜でつなごうと植樹をしていたという話を聞いたことがあります。ここの桜がその彼が植えたものかどうかはわかりませんが。
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11時前、郡上八幡へ。
駅舎は昨年改修されたようで、小奇麗にリフォームされていて、カフェや観光案内所が入っています。ここも古い街並みが残っているようなので、サクッとみてみます。
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美濃のうだつの上がる町が電柱もないスッキリした町だったのに比べると、なんだかごちゃごちゃしてます。歩く(走る?)通りを間違えたのかもしれない。でも生活に溶け込んでる感はこういう方があるよなぁ。美濃みたいにスッキリしすぎると、かえってなんだかテーマパークみたいな気もするし。
・・・・なんてことを考えながら、街を通過。
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再び線路沿い+川沿いの国道に戻ります。
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電車の音がしてきたので、慌てて自転車を止めて、カメラを構えてなんとか捕らえました。
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郡上からは向かい風になってしまいました。
いつの間にか川からも離れてしまい、淡々と重いペダルを回すだけです。
国道や鉄道と並行して東海北陸道が通ってます。白川郷や五箇山を抜けて砺波まで伸びている高速道路、山間部を抜ける新しい道なので、構造物がでかくて仰々しいです。お陰で国道の交通量が少なくなって助かるんですが。
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13時、長良川鉄道の終点の北濃駅へ。この駅も国道に面しています。
(しかし酷い写真だな 笑)
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国鉄時代にここ北濃まで越美南線に乗ったことがあるんですが、ほとんど記憶がありません。
ただ往復しただけなんだろうか?
せっかくここまで来たんだから、片道名鉄に乗れば良かったのに(と、当時の自分へ)

緑に包まれた雰囲気のいい駅です。
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終着駅ではありますが、ここから先、北西へぐるっと回ってJRの越美北線と結ばれる計画があったそうです。検索するとこの鉄道のない区間をバスと徒歩で通る方が多くいらっしゃいます。
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駅の奥にターンテーブルが佇んでいます。
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クリックで拡大します(Flickrへ)
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赤い電車が入ってきました。
新緑に赤い車体が映えて絵になります。
細かい字がごちゃごちゃ書いてあるデザインは好みではありませんが・・・
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ちょっとしたら電車は出て行ってしまいました。
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いったい何のブログだかわからなくなってきましたが・・・
白川郷はまだまだ先です。自分も出発しないと!

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