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202403鹿児島旅行(5)鹿児島市内観光 [日常のひとコマ]

突然の鹿児島旅行3日目。
子どもが午前中は部活があるというので適当に過ごします。
今日もいい天気!
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まずは、偶然にも日程がぶつかってしまった鹿児島マラソンのスタートを見学です。
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すごい人数だなと思ったんですが、定員10000人の2/3しか埋まらなかったみたいです。

市街地の中心部もマラソンコース。
市電も半日運休で、道路を渡るのも一苦労でした。
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喧噪を抜けだしたところで見つけた古い建物。鹿児島県立博物館です。
入ってみたら島しょ部含めた鹿児島の自然や桜島火山を紹介している自然科学系の博物館でした。
建物は1927年建築の登録有形文化財だそうです。
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これは鹿児島でよく見かけるおっさんですね。
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鶴丸城址。時間の関係でこちらは入らず。
鹿児島に鶴丸高校って進学校があったんだけど、お城の名前だったのね。
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この鶴丸城址の裏を回って、市街を見下ろす「城山」に登ってみました。
自転車で急坂を登って10分ほど。
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少し歩いた展望台からの眺め。お馴染みの鹿児島の景色ですね。
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さて、城山を降りて、ちょうどフルマラソンの人たちが帰ってくる時間。
また交通規制を縫って海の方に戻り、三島村、十島村へのフェリーの発着場に行ってみます。
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港には、故障で修理中の十島村のフェリーが停泊していました。意外と大きな船。
国内の離島の中でも訪問が難しい吐噶喇列島、いつか訪れてみたいですね。
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フェリー乗り場近くにある十島村役場です。観光名所ではありませんが。日本国内で、自らの行政区域内に役場(本庁)がない市町村が3つあって、その2つが鹿児島の三島村と十島村(もう一つは沖縄の竹富町)。
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JR鹿児島駅近くから見るコンテナ車と桜島。
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そしてこぎれいなJR鹿児島駅。
こちらで部活上がりの子どもと合流します。
どちらかというと街はずれな方が「鹿児島」駅と名乗っているのは開通が早いという歴史的経緯っぽいです。新幹線の発着する鹿児島中央駅は昔は「西鹿児島駅」って言ってたし。
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つづく

<おまけ(メモ)>
「トカラ・十島村の「格差」と地域の政治 - どうなる 七つに分散する離島村の闘い (PDF) 」 帝京社会学第21 号(2008年3月)
https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kihanehara21.pdf
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202403鹿児島旅行(4)日豊本線のディーゼルカーと廻る寿司 [お出かけ]

霧島神宮から高千穂河原まで自転車で登り、高千穂峰登山を済ませ、15時に再び自転車スタート。
中腹の霧島神宮へちょこっと寄り道。
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帰りは霧島神宮駅でなく、その12kmほど先の国分駅まで走っていきます。
振り返るとさっき登った高千穂峰。あらためていい形ですね。
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霧島神宮から国分までは小さな峠を越えてきます。といっても北側は標高差60mくらいしかありませんが。峠の下りで正面に桜島。
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16:15、JR国分駅に到着。霧島神宮から18kmを40分で走破です。下り基調ですし。
霧島神宮から、ここで輪行して電車で鹿児島に戻ります。ここから鹿児島側はsuicaが使えます。
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ホームには2両のディーゼルカーが停まっていました。
電車の走る線のディーゼル車って、大昔の急行ときわ号みたい(何言ってるかわかりませんよね)
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と、さぞかし偶然を装っていますが、ディーゼルカーが走るのは(紙の)時刻表で調べ済。なので、高千穂峰をペースを上げて上り下りして、霧島神宮からは足に負荷をかけて自転車をこいで、この時間に間に合わせたのがホントのところです。
列車番号の末尾「M」は電車、「D」がディーゼルカー。ネットの「乗換案内」ではわからない情報です。
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錦江湾を眺めながらの直角シートの汽車旅です。最高。
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竜ヶ水駅。列車行き違いのため数分停車。
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鹿児島中央駅に戻ってきました。
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再び自転車を組み立てて鹿児島市内を走ります。
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夕日に照らされる桜島。「美しい」と形容していいのかどうかためらう。
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1日バイトだった子どもと合流し、晩ご飯にします。
どうしたいか聞いたら、
「地元で有名な回転寿司があるけど、高くて自分では無理だからそこに行きたい」と。奨学金でもバイト代でも使って寿司行けばいいじゃん、と思うけどな。
ということで、自転車で市内を北上して目当ての寿司屋「めっけもん」さんにやってきました。人気店で1時間以上待ち。
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新鮮なお魚が出てきました。
自分の好きな青魚系があんまりいなかったのは季節柄なのか土地柄なのかよくわかりませんが。
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鹿児島の離島がデザインされてるこのお皿、買って帰って家に飾りたい。
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山登りでお腹を空かせた自分と、1日バイトでお腹を空かせた我が子。
2人で30皿食べてしまいました。
たしかに学生にはちょっと高いですね。自分にも(笑)
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202403鹿児島旅行(3)高千穂峰登山 [山歩き]

日豊本線の霧島神宮駅から自転車で霧島連山の高千穂峰まで登ってきました。
とってもいい天気!山もすぐそこなので、高千穂峰まで登っちゃいます。この場所が約950m、高千穂峰山頂が1573mと標高差600m。
12:25スタート、鳥居をくぐって広い参道を歩いていきます。
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もちろん事前に山登りの準備はしていましたが、この週末は寒波が到来して鹿児島もかなり寒くなる予報。防寒着も少し多めに背負ってきています。

数分歩くと「古宮址」。1235年の噴火で焼けてしまったとのこと。
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15分ほどで木がなくなり、いかにも火山な軽石の急斜面の登りになります。
高千穂峰までのコースタイムは登り2時間、下り1時間半ですが、2時間半くらいで往復して15時過ぎには下山したいので息を切らしながら登っていきます。
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こんな急坂を登ってきました。木がないから眺めは良いです。
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歩き始めて40分ほどで噴火口の「お鉢」が見下ろせるところに来ました。
ここまでエグイ登りと思っていたらさらに登りが続いていて、奥に一段と高い山が。
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噴火口の向こうにうっすら桜島
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新燃岳と韓国岳。韓国岳はうっすら雪をかぶっています。
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そしてでっかくそびえたつ高千穂峰。登ってみると大したことなかったけど結構威圧感ありました。
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お鉢と高千穂峰との鞍部。ここまで約50分。
霧島神宮は当初ここにあったようですが、8世紀くらいに噴火で焼失したとのこと。
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先ほどの鞍部からは15分ほどで登って、13:35山頂着。
一番てっぺんには「天逆鉾」が突き刺さっていて、坂本龍馬が新婚旅行で訪れたときに引っこ抜いたという伝説(?)があるとのこと。鉾のところには立ち入れません。
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新燃岳・韓国岳方面。
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小屋がありました。
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360°の展望です。
向こうは宮崎県の都城方面かしら?
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幸いにして風も穏やかで寒くない。
高菜のおにぎりをいただきます。
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山頂で居合わせた人とおしゃべりしたりして、14:05下山開始。クレーターのような噴火口を上から見下ろすのは不思議な感じです。
ザレザレの斜面を小股で早足でザクザク下って14:55に高千穂河原に下山しました。
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202403鹿児島旅行(2)霧島・高千穂河原ヒルクライム [自転車(ロードバイク)]

鹿児島では子どもが住んでるアパートに泊まります。突然「明日行く」とか言って本当にやってくる迷惑な親ですが、仕送りしてやってんだからいいでしょ 笑。
翌日は子どもは1日バイトなのでひとりで出かけます。天気予報では、鹿児島の西半分は曇りがちだけど東半分の大隅地方は天気が良いとのことで、思い切って霧島連山に出かけることにします。今回の鹿児島行きは「ゆっくり乗り鉄」なはずだったのに。

輪行袋を担いで最寄駅から指宿枕崎線へ。旧型の気動車のすれ違いが見れるとは朝からラッキーです。
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鹿児島中央から昨晩乗ってきた日豊本線に乗って1時間、霧島神宮駅で下車します。
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駅は工事中でした。
自転車を組み立てて出発。
ここから高千穂峰のふもとの「高千穂河原」まで登っていきます。
距離約13km、標高差は750mなので、神奈川のヤビツ峠が15%くらい長くなった感じです。
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まずは腹ごしらえ。
駅近くのスーパーで見つけた九州っぽいお弁当をいただきます。
「かしわ」と高菜、錦糸卵の上に明太子。
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いい天気!霧島連山に向かって走っていきます。
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遠くに見える高千穂峰。空港からも良く見える三角形の印象的な山です。
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「霧島錦江湾国立公園」
日本で最初の国立公園の一つであり、昭和9(1934)年に誕生。
このあたりから坂がきつくなってきます。
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25分ほどで霧島神宮の交差点。ここは右折。
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国道から左へ分岐して山道に入ります。
木々が青々としているのに空気は凍るように冷たくて、一体季節はいつなんだろうか?と思ってしまう。
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途中から残り1kmごとに看板が立っています。しかし、1キロがなかなか進まない。
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空が見えてくると標高が上がってきたんだなと思う。
火山に向かって登っていく道路はこういう感じが多いですね。
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12時ちょうどに高千穂河原の駐車場に着きました。
霧島神宮駅から1時間15分ほどで到着。
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登った甲斐のある絶景ですねえ。
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202403鹿児島旅行(1)夜の肥薩線嘉例川駅 [電車]

夕方のフライトで鹿児島空港に着いて自転車を組み立て、20時に空港を出発します。
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鹿児島空港の東側にJR肥薩線が通っていて、最寄り駅と思われる嘉例川駅まで走ります。
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嘉例川駅は1年半前の夏に車で訪れていますが、いい雰囲気なんですよね。再訪できるのも自転車があってこそ(自転車なくても空港からタクシー乗ればいいじゃん笑)
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-09-04


真っ暗な下り坂をざーっと下って、10分ほどで駅に着きました。
20:47発の隼人行き終列車に乗るために、自転車を再び分解して袋詰め。
30分ほどの時間でゆっくりこの駅の雰囲気に浸ります。
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反対方向の電車が来ました。
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電車が去ると猫がやってきました。
嘉例川の観光大使の「さんちゃん」。この駅に住んでるようで、「猫小屋」も駅の中にありました。
目を合わせてくれませんでしたが。
結局「さんちゃん」のほかには誰にも会いませんでした。
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自分が乗る電車がやってきました。
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2両編成でしたが貸切。
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この直角シートがいいんですよ。
ああ心安らぐ。
金曜日の夜、普段ならまだ仕事してるのに、こんな遠いところでディーゼルエンジンの音を聞きながらボックスシートに身を沈めるなんて素晴らしすぎる。
働きたくないでござる。
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輪行袋もゆったり置けました。
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20分ほどの優雅な汽車旅は終わり。
余韻に浸る間もなく隣に来た日豊本線の電車に乗り換えて、鹿児島に向かいました。
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