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美深→猿払(1)(2021北海道06) [2021北海道旅行]

北海道5日目。6時過ぎに起床します。
関東の熱帯夜のような暑苦しい朝ではない、さわやかな朝です。
隣のオートキャンプの方、ミニバンに大型テントなのに一人でキャンプしていまして、家族はどうしているんだろうか、余計なお世話とはいえ気になってしまいました。
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朝は(食器を洗うのが面倒なので)お決まりのカップめん。
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やらかしました 笑 これは食後のデザートになりました。
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荷造りを済ませて、8時にスタートです。
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この日は音威子府からオホーツク岸の浜頓別を経由し、できれば猿払まで走ってしまいたいところです。浜頓別まで約80km、猿払まで約110km。猿払までだと2日連続の100km超となります。

国道に出て、まずは次の街の音威子府に向かいます。
今日も天気がよくて暑くなりそうです。
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陸橋の上から遠くの小さな駅から電車が走り去るのが見えました。
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無人駅にも立ち寄ってみます。音威子府の一つ南の咲来。
国道から外れて線路の反対側に出ると、ずいぶん立派な道路が走っています。
人家はまばらだけど、かつては街があった感じです。
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咲来駅。
小さな無人駅だけど、線路の曲がり方を見ると昔は行き違い設備があった感じ。
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JRからは廃駅提案があったようで、2021年春からは村が維持管理することで、かろうじて(?)現存しているようです。
https://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/kakuka/chiikishinkou/oshirase/minna_no_eki.html
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国道に戻って、美深を出てから1時間ちょっとで音威子府村の中心地に着きました。
こ線橋の先、村の入り口にセイコマートがあるので、そこで休憩します。
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熱中症を避けるには、「炎天下を避ける、こまめな水分補給」だと言われているようですが、炎天下は避けようにない。すると、なしうる手段は水分補給しかありません。セイコマートに着くたびに好きなようにドリンクを購入する、名付けて「セコマフリードリンク作戦」で、その場で飲みたいものと、次のセコマまで持ち運ぶ飲み物、両方を買うことになります。とはいえ、今日の行程では、次のセイコマートは40km先、その次は60km先の浜頓別にしかありません。40km分の水がこれで足りるのかどうか、でもたくさん買っても暑さで温かくなっちゃうし・・・
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音威子府の駅に立ち寄ります。
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駅そばで有名な駅でしたが、店主が亡くなられてお蕎麦屋さんも閉店してしまいました。
店主を忍ぶパネルが展示されています。
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2013年8月の写真。
写っているのは「旅と鉄道」取材陣ですね(たまたま乗り合わせた)


資料室も健在。この資料の詰め込み具合好きですね。
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駅にはありませんが、近くの道の駅の食堂で音威子府そばを食べることができます。
真っ黒いお蕎麦は健在です。
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10:20、浜頓別に向けて国道275号線を北上していきます。
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続く。
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旭川→美深(2)(2021北海道05) [2021北海道旅行]

北海道旅行、4日目後半。
旭川から40号線を北上、13:15名寄市に入ります。旭川から約65km。
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14時前に名寄公園に着きました。「キマロキ」のある公園ですね。
詳しくは名寄市のwebサイトへ http://www.city.nayoro.lg.jp/section/museum/vdh2d10000003l32.html
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しかし、暑くてたまりません。この自転車を立てかけてある水道の水を全身にかぶり、Tシャツをじゃぶじゃぶに濡らして着ました。

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この日は保存会の方もいらっしゃっていて、楽しくお話をさせていただきました。元機関士だったそうです。
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そうしているうちに、「はまなす編成」の特急が通る時間になりました。さっき塩狩で見た電車が折り返してくるんですね。線路沿いに移動。
きたきた!
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今度はちゃんと撮れました。
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公園に併設されている博物館に寄り道して、出発。
15時過ぎに名寄駅を通過。
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セイコマートでアイスを食べ、ペットボトル3本追加。
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国道から離れ、線路沿いというか天塩川沿いというかの道を走っていきます。
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除雪をしない道なので、矢印の標識がないのが新鮮です。
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川沿いの細い道になります。熊出てきたらやだなーと思ってたのですが、けっこう車通りはあるのでほっとします。
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橋のサビ具合がなんとも言えない。
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このあたりにひまわり畑があったようですが、寄り道していく時間も体力的な余裕もありません。せっかく名寄に来たのに残念ですね。
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強い向かい風の中、ふたたび国道40号に合流。
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16:30、旭川から約100km、美深の街に着きました。
セイコーマートでペットボトルと夕食を買って、
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少し走ったところにあるセブンイレブンに寄ってまたペットボトルを購入。
ここはセブンイレブンの日本最北らしい。
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そして美深の街から30分ほど北上し、本日の宿泊地「びふかアイランド」に到着。
https://www.bifukaonsen.com/areainfo/
道の駅の先を右に入ったところです。
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キャンプ場の管理人さんに伺うと、前日は午後速い時間に入場制限をかけた、とのこと。今日は日曜日の夜なので空いているようです。
今回からは、昨年「新築」した山テント、プロモンテVL26T。
それまでのツーリングテントより1kg軽いうえに、とてもコンパクトです。
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暑かった1日。
となりのびふか温泉に入って休憩室で少し伸びてから、テントに戻って夕食。
お米がうまく炊けると嬉しい。
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真っ暗ではないけど、なかなかいい雰囲気。
身体が昼間の熱で火照っているのか、ホントに暑いのか、寝袋が要らないくらいの暑い夜でした。
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旭川→美深(1)(2021北海道04) [2021北海道旅行]

北海道4日目。いよいよ自転車旅がスタートします。
今回のコースは、旭川から宗谷本線沿いを音威子府まで北上、音威子府からオホーツク沿岸に出て、宗谷岬を通って稚内までの約280kmです。音威子府から先は7年前、浜頓別から先は7年前、4年前にも走っているコースです。今回、久々に日本海側のオロロンラインを走る案も考えたのですが、キャンプ場の閉鎖が多く、うまくコースを組めなかったんですね。
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自転車初日は美深までの110km。ちょっと距離長いですね。
東横インで朝食を済ませ、朝7時過ぎ、自転車に荷物を縛り付けて出発です。
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国道40号線を北上します。40号でずっといくと稚内まで250kmですが、回り道をしていくのでもうちょっと距離があります。
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重厚な旭橋を渡ります。
この橋はブレーストリブ・キャンチレバータイドアーチ形式で、現役で使われている橋としては北海道で最も古い鋼道路橋で、美しい景観を備えた歴史的土木構造物であることが評価され、平成14年には土木学会選奨の土木遺産に、平成16年には北海道遺産に選定されています。
だそうです。(開発局https://www.hkd.mlit.go.jp/as/douro_keikaku/ho928l0000005ugh.html
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北海道らしいまっすぐな道を走っていきます。
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線路もまっすぐです。
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1時間半ほど走ったAM9時。比布にて道内4日目にして初のセイコーマート。
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雲が取れて陽が出てきました。
ここんところの北海道は連日の猛暑。今日も暑くなりそうです。
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ヘリコプターがありました。農薬散布用のですが、結構な大きさです。
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国道沿いにある駅には寄り道したりしてみます。
これまでと違い、今回は現存している鉄道路線に沿って自転車を走らせているので、電車や駅が見れるのも楽しみです。
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ほんの数日前に、こんな交通量の多い国道のあたりにクマが出てくるとは。
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塩狩峠の登り。峠と言っても標高200m台なので、ゆるゆる登って終了。
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大きな切通しの峠を越えて少し先を入ると塩狩駅です。
ちょうど「はまなす編成」というレアな特急が通過するタイミング。
カメラを向けましたがこんな写真しか撮れませんでした。
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写真を撮っていた人が通過後に何かわめき散らしていましたが、それ以外は静寂な駅に戻りました。通過数秒前に登場した自分たちが画角に入ってしまったんでしょうか(すんません)。
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ここ塩狩は氷点という小説の舞台となった場所で、作家の三浦綾子さんの家を移築し「塩狩峠記念館」がありました。受付の方とても親切でした。なお、小説のモデルとなった鉄道事故があった時代には駅はなかったそうです。
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塩狩駅の駅舎。
2021年春にJRが駅を廃止しようとしたのですが、地元和寒町の観光のために町が維持費用を負担して駅を残しているそうです。
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また国道に戻って北上します。
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11:00、旭川から40km、和寒駅前のセイコーマートで休憩。
北海道っぽいアイスで体を冷やします。このほかにペットボトルを3本購入。
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途中剣淵の道の駅でパンを買って食べ、国道を北上。
暑いです。おそらく30℃は超えてるんじゃないかと。じりじり。
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士別市街に入ります。空が広くてツルハドラッグがあるのが北海道っぽいです。
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12:30、旭川から約60kmの士別。士別にも道の駅がありました。ここの食堂は充実している感じで、さっきパンなんか食べなければ良かったかな、と思いました。
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おぉ、ラム肉だ!
ジンギスカンを食べなかったので、これにしよう。
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これがまた、塩加減焼き加減脂加減がどれもちょうどよくて、こんな旨い串があるんだと思ったくらい。1本ずつ食べたのですが、あまりのおいしさにもう1本ずつ買って食べました。
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つづく。
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旭岳登山(2021北海道03) [2021北海道旅行]

北海道3日目。オリンピック連休の3日目でもあります。

7月の「オリンピック4連休」。コロナでキャンプが人気にもかかわらず、コロナで閉鎖しているキャンプ場も多く、道内の開設されているキャンプ場はどこも盛況だったようで、フリーサイトですら予約制だったり入場制限をかけたりしていたようです。

ということは、自転車で走ったはいいものの、夕方へとへとになってキャンプ場にたどり着いた挙句に「今日は満員です、ほかのところでお願いします」と言われ、子どもと二人途方に暮れる・・・まあ、バス停とか道の駅とか町役場の玄関先とかで寝ちゃえばよくて、それはそれで「いい経験」かもしれないけど、子連れでやる話ではないですよね。

ということで、もう1日旭川に滞在。天気も良さげなので北海道最高峰の大雪山・旭岳に登りに行こうと思います。早朝のライブカメラを見ても、雲一つないいい天気です。
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旭川駅前にもバスは来るのですが、市役所の前の「6条9丁目」というバス停が始発となります。途中から乗って座れないのも嫌なので、15分ほど歩いて始発からバスに乗りました。好天の連休なので、ヤビツ峠に向かう秦野駅のような行列を想像していたのですが、始発から乗ったのは数名、旭川駅に並んでいたのは20人ほどで、わざわざ始発に行かなくても駅からで余裕で座れました。
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旭川空港や東川市街地に寄りながら、バスに2時間ほど乗って、ロープウェイで上がっていきます。
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ああああガスが・・・・
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7月の北海道、お花がたくさん咲いています。
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9:30姿見の池。ガス晴れてくれないかな・・・
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後ろ振り返るといい天気なんですが。
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きっとガスが晴れたら絶景に違いない。
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しかし、登っていくうちにガスガスになってしまいました。これは「小休止」の図。
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旭岳山頂まで1時間50分。もっと楽勝かと思っていたのですが、意外ときつかったです。
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東側に山々が連なっているのが見えますが、これが限界でした。ガスに包まれたり、少しだけガスが引いたり。
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15分ほど降りたところに雪渓があるのでそこまで行ってみました。
この斜面がズリズリに滑って歩きにくい。
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ガスがかかると冬山のような景色。
二人で少しだけ雪と戯れて、またズリズリの砂礫の斜面を山頂に登り返し、下山しました。
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こんにちは!
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鮮やかなコマクサ。
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気になる道が続いています。
あっちも歩いてみたいな。
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小さな花が斜面一面に咲いていました。これはすごい。
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結局山にはずっとガスがかかったままでした。
また来ればいい、と思いつつ、わざわざ眺望を見たいために、飛行機に乗って一度登った山にまた来ることはあるんだろうか。下山しながらそんな思いを抱いていました。
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下界は一日好天だったようです。
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子どもには部屋で宿題の続きをさせ、その間に洗濯を済ませると、晩ご飯を食べに駅前イオンのフードコートに行きました。
なんと「すた丼」があります。約30年前は東京郊外のふつうの(?)ラーメン屋だったのに、今やこんなところまで進出するなんて。
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そしてすた丼頼んでしまう。ぜんぜん北海道っぽくないですが、明日からガッツリと走るので、スタミナつけとかないとね。子どもはちゃんと北海道っぽくラーメンを頼んでました。
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旭川市内サイクリング(2021北海道02) [2021北海道旅行]

北海道旅行2日目。
何もない(駅横にちょっとお店はありますが)新函館北斗の東横インで朝を迎えます。
駅の目と鼻の先にあるんですが、輪行袋を運ぶのに台車を貸してくれました。優しい東横イン。
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朝6時20分の特急で札幌へ向かいます。
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在来線の輪行袋置き場は悩みどころ。車内の荷物スペースが空いていたので1台はここ。
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もう1台は、ホントは横置きですが強引に縦にして手すりに縛り付けています。
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早く着かないかな。
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札幌で特急を乗り換えて、11時半ごろ旭川に着きました。途中函館に寄ったり泊まったりしたので丸1日以上かかってしまいました。
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なにこれ??
旭川はもう古いディーゼルカーの楽園ではないのか、とがっくりきました。しょうがないですよね。
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なにもこんなに広い駅にしなくてもいいんじゃないかと思うオシャレな旭川駅。
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さて、駅で自転車を組み立て、駅近くのホテルに荷物を預け、軽く昼食を取り、午後は動物園に行くことにします。でもまっすぐ行くだけじゃ面白くないので、足慣らしも兼ねて少し大回りをしてみます。
この頃の北海道はとても暑い日が続いていましたが、この日はカラッとしていてまだ暑さをしのげる感じです。
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駅の南側、神楽岡とか緑ヶ丘とかそんな地名のところ。
街路樹と広くてまっすぐな道がとっても気持ちいいです。
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ラベンダーが咲いていました。
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なんと、業務スーパーとブックオフがいっしょにあるなんて最強じゃないですか!
業務スーパーは日本最北っぽいです。ブックオフはもうちょっと市内の北の方にもあります。
ブックオフに入ったら上の子が探していた数学の問題集が180円くらいで売ってたので、荷物重くなるなと思いつつ買いました。旅行中ずっと持ち歩かないといけないんですが・・・
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ここを右折して数キロ走って旭山動物園。1時間半程度のサイクリングです。
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ヒグマは起きてました。
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ヒグマの園舎を新築して、知床の生息環境を再現するとともに、人との共生を考える施設にするそうです。また見にきたいですね。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/585159
ここにいるヒグマの「とんこ」は道北(中頓別)育ちですが。
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犬(うそ)
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子ども曰く「酔っぱらったお母さんと、いつも寝てるお父さん」
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お盆の時期ではないので、動物園の夜間開園はなく、17時で終了です。
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5時過ぎですが気温はまだ31℃。暑い・・・
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さて、帰りに東旭川の公民館に寄り道してみます。ここには昔旭川と東川や旭山を結んでいた電車が保存してあります。
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「旭川電気軌道」という社名のイメージとは違い、普通の電車。18m級ノーシル・ノーヘッダーのつるんとしたボディで、洗練された感じの車両です。昔(40年くらい前)の目蒲線みたいな感じがします。車内には入れませんでしたが、とても良い保存状態です。
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解説がありました。
碁盤の目のような旭川市内を斜めに突っ切っている「あたご動物園通り」がどうやら線路跡のようです。
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日が傾いてきました。北海道っぽいですね。
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7月の北海道は日が長い。18時40分に日が沈んでいきました。
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かっこいい旭川駅。
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ホテルに戻り、夜の駅に電車を見に行きました。
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ホテルの裏手には「大雪地ビール館」があります。ジンギスカンを食べたい気がしますが、お酒が飲めるお店に入るのはコロナを考えるとちょっとな、と。感染状況が一服した今から思うとちょっと神経質だったのかもしれませんが、当時はそんな感じでした。
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出発~輪行で新函館北斗へ(2021北海道01) [2021北海道旅行]

子どもが小学生のうちに、父親と自転車旅に出る・・・
もう二十歳になった一番上の子と行った2013年、その後2014年2017年と続き、ついに4番目の末っ子が小学校6年生の夏を迎えました。

この「コロナ禍」において旅行なぞ行ってよいものかどうか、正直かなり悩みました。
8年前に上の子が行きたいって言うから行くようになっただけで、「視野を広げる」とか「何か体験させる」とかそういう「教育的なお仕着せ」が目的なわけではないので、行く義務はないのですが、それでも兄姉がみんな行っている中、一人だけ行けないというのはなぁ、と。

神奈川県はまだ緊急事態措置の発令前だったし、北海道庁も、来道するなら「基本的な感染対策」と「体調確認」を徹底してください、というレベル。でも、6月にいったん落ち着いていた感染者数は7月になると日に日に増えてきました。これでオリンピックやったら8月には感染が急増し、そうなったら「県またぎの旅行」は道義的に難しいだろう・・・

そこで、いつもはお盆の時期だった日程を、オリンピック休暇を使った7月下旬に前倒し、医療体制の脆弱な離島へは行かない、ということにしました。
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直前に自費(といっても2000円ですが)で受けたPCR検査は無事陰性。
年々休暇がとりにくい立場になりつつも、急に時期を変えることにも「命令だ、休め。」という理解ある上司に恵まれたことに感謝し、1週間の旅がスタートです。
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当時札幌市内でコロナの感染者が多く出ていたことから、飛行機で旭川空港に乗り込もうとしたのですが、「連絡船が見たい」と言われ、急遽新幹線に変更。また今回も長い長い電車での旅が始まりました。コロナ禍とはいえなかなかの混雑でしたが、満席ではありませんでした。
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東北新幹線、コーヒーの車内販売が中止になったと思っていたのですが、なんと、あるじゃないですか!
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出発前に終わらなかったので車内で夏休みの宿題をやってもらいます。夏休み初日なのに行く前に終わらせろというのも無理がありますが、「できなきゃホテルに缶詰めにするぞ」とパワハラ上司のようなことを言いつつ、自分はコーヒーを堪能してます。結局車内でドリル1冊の半分程度終了、このあと旅行中になんとか1冊やり終えました。
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青函トンネルに入ります。
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4時間ほどで新函館北斗に着きました。盛岡から北はガラガラでした。
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今日はここで泊まり。何もない駅前にそびえたつ東横インに荷物を預け、ふたたび駅へ。
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電車で函館へ。この形のディーゼルに乗るのも最後かもしれないな。
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函館駅のセブンイレブンで買ったいかめしで遅い昼食です。
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青函連絡船摩周丸。http://mashumaru.com/
8年前に来たはずですがまったく覚えてないとのことでした。まあそうだろう。
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展示をゆっくり見ます。
洞爺丸台風の時の新聞記事も閲覧できました。
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自分は1度だけ連絡船に乗ったことがあります。
当時をしのんで座敷席でごろんとなって、
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路面電車を駅前で見てから、新函館北斗駅に戻ります。
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ラッキー!帰りも古いディーゼルだ。
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大好きな「直角シート」。これなら何時間でも耐えられる「大垣夜行」世代です 笑
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窓を開けて涼しい風を浴びながら戻ってきました。
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周りに何もないからか、ここの東横インは夜ご飯にカレーがサービスでした。
輪行袋はそのまま部屋に持ち込みます。
翌日も旭川まで輪行です。
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