丹沢表尾根 202211 [山歩き(丹沢)]
丹沢のヤビツ峠から塔ノ岳へ延びる丹沢表尾根。
1年に1回は歩きたいと思いながらなぜか2年に1回で、2年ぶりに歩いてきました。
「つらいから山歩きやめよう」と言いつつ地元(?)の丹沢は別ですね。
秋の紅葉シーズンの週末はすごく混雑するのですが、瑞牆山に登った数日後の平日、スポット的に休みが取れたので、空いている平日にひとりで歩くことにしました。
ヤビツ峠行のバスは、平日朝は秦野駅8:25発の1本のみ。
平日にもかかわらずバス乗り場には長い行列ができていて、増便されて2台で峠に登ってきました。
峠のあたりがちょうど紅葉なので、山の上の方は終わっていそうですね。
9:10スタート。
振り返れば大山。
登山道や木道の整備が進んでいる気がします。
CT1時間45分のところ、かなりペースを上げて歩いて1時間10分で三ノ塔まで来ました。今日はバスが1本しかないので先に歩く人も少なく、マイペースで歩けます
富士山見ながら歩きます。
11:10「行者の鎖場」。
休日だと渋滞発生個所なのですが、今日は空いています。
新大日11:35に通過し、もうすぐ塔ノ岳。同じバスからこの時間に歩いているのは、山慣れした人とトレランのお姉さんと自分の3人でなんか自然に打ち解けます。
が、この辺りから自分は「3時間切り」という変な欲が出てきて先を急ぎます。
12:00塔ノ岳。バス停から2時間50分でした。
このときは富士山が見えていますが、この後曇ってしまいました。
13時前に下山開始。
紅葉はちょびっと。
大倉までの「馬鹿尾根」を1時間45分ほどで下山し、15時前のバスに乗りました。
(おまけ:渋沢駅ホームから)
1年に1回は歩きたいと思いながらなぜか2年に1回で、2年ぶりに歩いてきました。
「つらいから山歩きやめよう」と言いつつ地元(?)の丹沢は別ですね。
秋の紅葉シーズンの週末はすごく混雑するのですが、瑞牆山に登った数日後の平日、スポット的に休みが取れたので、空いている平日にひとりで歩くことにしました。
ヤビツ峠行のバスは、平日朝は秦野駅8:25発の1本のみ。
平日にもかかわらずバス乗り場には長い行列ができていて、増便されて2台で峠に登ってきました。
峠のあたりがちょうど紅葉なので、山の上の方は終わっていそうですね。
9:10スタート。
振り返れば大山。
登山道や木道の整備が進んでいる気がします。
CT1時間45分のところ、かなりペースを上げて歩いて1時間10分で三ノ塔まで来ました。今日はバスが1本しかないので先に歩く人も少なく、マイペースで歩けます
富士山見ながら歩きます。
11:10「行者の鎖場」。
休日だと渋滞発生個所なのですが、今日は空いています。
新大日11:35に通過し、もうすぐ塔ノ岳。同じバスからこの時間に歩いているのは、山慣れした人とトレランのお姉さんと自分の3人でなんか自然に打ち解けます。
が、この辺りから自分は「3時間切り」という変な欲が出てきて先を急ぎます。
12:00塔ノ岳。バス停から2時間50分でした。
このときは富士山が見えていますが、この後曇ってしまいました。
13時前に下山開始。
紅葉はちょびっと。
大倉までの「馬鹿尾根」を1時間45分ほどで下山し、15時前のバスに乗りました。
(おまけ:渋沢駅ホームから)
瑞牆山登山 [山歩き]
「週末、”みずがき山”に行きたいんだけど」と奥さま。
はいはい、わかりました。
2週間ほど前の平標山で「もう登山なんてやめよう」と思っていたんですが、行きたいって言うならついていくか。さっそく前言撤回です。
となると、登山コースを調べて駐車場を調べて道路を調べて地理院の地形図を用意して天気を調べてそこまで車で往復する、という「行きたいんだけど」を形にするのが自分の役割。
瑞牆山は山梨県にある標高2230m、富士山、南ア、八ヶ岳などの眺望が楽しめる山。
横浜からは近いし登山コースもそれほど長くないので、朝出発の日帰りでいいかと思ったのですが、SNSをチェックすると駐車場があまり広くなくて、週末には早朝に満車だそうです。
また車中泊ですねえ。
11月最初の金曜日、夜に出発して、近いので勝沼から下道を使い、家から3時間ほど走った午前2時に県営駐車場に車を入れました。埋まり方は8割程度かと。
そして朝、何台もの車が駐車場に入ってはそのまま出ていきます。早朝から満車でした。
のんびり準備をして8時に出発。
今回は子ども2人連れた4人で登山です。
25分ほど登ると見晴らしのいいスポットに出ます。あれに登るのか、結構険しいぞ。
この日は晴れ予報ではありますが雲がかかりやすいとされていた日。天気としては次の日の方が断然よかったのですが、残念ながら家族の都合優先。
35分ほどで富士見平小屋に着きました。
こんなに水量豊かな水場があります。環境省が定めた「平成の名水百選」にこのエリアが選定されたようで、この水場の近くに認定書が掲げてありました。
小屋から20分ほど歩くと出てくる「桃太郎岩」
そこから先は大きな石の登りだったり、(小さな)梯子があったり、鎖がかかっていたりですが、それほど苦労する道ではなく、
10:15、駐車場から2時間15分、小屋から1時間半で山頂へ。
ガスってますねえ。
一瞬だけガスが晴れました。紅葉したカラマツ林が一面に広がっていて美しい光景でした。
やっぱりイマイチですねえ。
待っていても晴れなさそうなので11時前に下り始め、12時すぎに富士見平小屋まで戻ってきました。晴れてきたじゃんw
林の中の気持ちよさげなテント場があります。
眺望がイマイチだったのでグルメハイキングに変更 笑
これは小屋メニューの「鹿肉ピザ」と「猪ソーセージ」。どちらも美味しかったです。
このあとコーヒーも入れて1時間半くらいのんびり過ごしました。
天気は完璧ではなかったけど、カラマツの黄葉はバッチリでした。
下山たのち、車で「みずがき山自然公園」に行きました。
全国植樹祭会場として整備された公園で、瑞牆山がどーんと望めるところ。
赤い木が印象的。
周りの道路も、車で走り去るのがもったいないくらい紅葉がきれいな道でした。
みずがき湖の紅葉もちょうど見ごろ。
山頂の眺望が残念だったので、何年後かでもいいのでピーカンの日にリベンジしたいですね。秋は登山口に至るまでの紅葉もきれいなので、みずがき湖スタートの自転車周遊+瑞牆山登山をセットにしてもいいかもしれない、と思いました。
はいはい、わかりました。
2週間ほど前の平標山で「もう登山なんてやめよう」と思っていたんですが、行きたいって言うならついていくか。さっそく前言撤回です。
となると、登山コースを調べて駐車場を調べて道路を調べて地理院の地形図を用意して天気を調べてそこまで車で往復する、という「行きたいんだけど」を形にするのが自分の役割。
瑞牆山は山梨県にある標高2230m、富士山、南ア、八ヶ岳などの眺望が楽しめる山。
横浜からは近いし登山コースもそれほど長くないので、朝出発の日帰りでいいかと思ったのですが、SNSをチェックすると駐車場があまり広くなくて、週末には早朝に満車だそうです。
また車中泊ですねえ。
11月最初の金曜日、夜に出発して、近いので勝沼から下道を使い、家から3時間ほど走った午前2時に県営駐車場に車を入れました。埋まり方は8割程度かと。
そして朝、何台もの車が駐車場に入ってはそのまま出ていきます。早朝から満車でした。
のんびり準備をして8時に出発。
今回は子ども2人連れた4人で登山です。
25分ほど登ると見晴らしのいいスポットに出ます。あれに登るのか、結構険しいぞ。
この日は晴れ予報ではありますが雲がかかりやすいとされていた日。天気としては次の日の方が断然よかったのですが、残念ながら家族の都合優先。
35分ほどで富士見平小屋に着きました。
こんなに水量豊かな水場があります。環境省が定めた「平成の名水百選」にこのエリアが選定されたようで、この水場の近くに認定書が掲げてありました。
小屋から20分ほど歩くと出てくる「桃太郎岩」
そこから先は大きな石の登りだったり、(小さな)梯子があったり、鎖がかかっていたりですが、それほど苦労する道ではなく、
10:15、駐車場から2時間15分、小屋から1時間半で山頂へ。
ガスってますねえ。
一瞬だけガスが晴れました。紅葉したカラマツ林が一面に広がっていて美しい光景でした。
やっぱりイマイチですねえ。
待っていても晴れなさそうなので11時前に下り始め、12時すぎに富士見平小屋まで戻ってきました。晴れてきたじゃんw
林の中の気持ちよさげなテント場があります。
眺望がイマイチだったのでグルメハイキングに変更 笑
これは小屋メニューの「鹿肉ピザ」と「猪ソーセージ」。どちらも美味しかったです。
このあとコーヒーも入れて1時間半くらいのんびり過ごしました。
天気は完璧ではなかったけど、カラマツの黄葉はバッチリでした。
下山たのち、車で「みずがき山自然公園」に行きました。
全国植樹祭会場として整備された公園で、瑞牆山がどーんと望めるところ。
赤い木が印象的。
周りの道路も、車で走り去るのがもったいないくらい紅葉がきれいな道でした。
みずがき湖の紅葉もちょうど見ごろ。
山頂の眺望が残念だったので、何年後かでもいいのでピーカンの日にリベンジしたいですね。秋は登山口に至るまでの紅葉もきれいなので、みずがき湖スタートの自転車周遊+瑞牆山登山をセットにしてもいいかもしれない、と思いました。
2022年10月のサイクリングまとめて [先月のサイクリングまとめて]
ワールドカップの決勝戦を流しながら振り返る10月のサイクリングまとめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月2日 いつもの海+小出川 58km
西穂独標の登山の翌日、天気が良かったので午後海に出かけました。
いや、もともと土日どっちも天気良い予報だったけど山は日帰り。自分の都合だけで世の中は動かないですからね。
そういえばヒガンバナの名所が藤沢と茅ヶ崎の境くらいにあるので寄ってみます。さすがに10月に入っているのでもう終わりかけな感じです。
残った花が点々と咲いている感じですが、
ヒガンバナより富士山の向こうに陽が沈んでいく様子が美しくて見ていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月9日 宮ヶ瀬 86km
10月の3連休、アルプスの高い山々はちょうど紅葉の季節。しかし、日曜は天気崩れる予報だったし、2週続けて夜出発車中泊する気力もないので山には行かず。
しかし、日曜日何とか天気が持ちそうだったので、少し走ります。
愛川町内で「ここ行くとどこ行ってしまうんだろう?」と思っていたところ。無事に抜けられました。
それほど長くはないですがちょっとした登り。
宮ヶ瀬湖に来ました。
家に帰りつく前に降られました。久しぶりに雨具着ての自転車です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月10日 いつもの海 49km
翌月曜日は晴れたので海に行きます。
「横浜湘南道路」のジャンクション予定地付近。工事がじわりじわりと進んでいます。
この日は風があって波が高かったです。あんなところ立って大丈夫かいな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月16日 ヤビツ峠往復 89km
この週末こそ山に行こうと、金曜夜に食料も用意して荷造りもしたんだけど、そこで力尽きて布団へ。ああ幸せな週末。
しかし、「奥只見樹海ライン」へ天気良ければその翌週に行きたいと思っていたので、「予行練習」に峠道を登っておきたく午後からヤビツ峠へ。
登りは60分。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月21日 小出→檜枝岐→只見(奥只見樹海ライン) 約160km
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-01
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-06
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-12
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月29日 横浜市内 約30km
「かながわpay」が間もなく終わると聞いて登山用品店に行ったけどそもそも2割ポイントバックだからと言って買うか?と迷ってしまって手ぶらで帰る。
10月30日 いつもの海 約50km
あーいい天気だな。
と言っても前週の奥只見+平標山で疲弊してるので遠出は無理だよなあ。
ということで、いつもの海へ。
いい天気です。
陽が沈むころ富士山も薄っすら見えました。
陽が短くなってきましたね。
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10月2日 いつもの海+小出川 58km
西穂独標の登山の翌日、天気が良かったので午後海に出かけました。
いや、もともと土日どっちも天気良い予報だったけど山は日帰り。自分の都合だけで世の中は動かないですからね。
そういえばヒガンバナの名所が藤沢と茅ヶ崎の境くらいにあるので寄ってみます。さすがに10月に入っているのでもう終わりかけな感じです。
残った花が点々と咲いている感じですが、
ヒガンバナより富士山の向こうに陽が沈んでいく様子が美しくて見ていました。
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10月9日 宮ヶ瀬 86km
10月の3連休、アルプスの高い山々はちょうど紅葉の季節。しかし、日曜は天気崩れる予報だったし、2週続けて夜出発車中泊する気力もないので山には行かず。
しかし、日曜日何とか天気が持ちそうだったので、少し走ります。
愛川町内で「ここ行くとどこ行ってしまうんだろう?」と思っていたところ。無事に抜けられました。
それほど長くはないですがちょっとした登り。
宮ヶ瀬湖に来ました。
家に帰りつく前に降られました。久しぶりに雨具着ての自転車です。
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10月10日 いつもの海 49km
翌月曜日は晴れたので海に行きます。
「横浜湘南道路」のジャンクション予定地付近。工事がじわりじわりと進んでいます。
この日は風があって波が高かったです。あんなところ立って大丈夫かいな。
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10月16日 ヤビツ峠往復 89km
この週末こそ山に行こうと、金曜夜に食料も用意して荷造りもしたんだけど、そこで力尽きて布団へ。ああ幸せな週末。
しかし、「奥只見樹海ライン」へ天気良ければその翌週に行きたいと思っていたので、「予行練習」に峠道を登っておきたく午後からヤビツ峠へ。
登りは60分。
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10月21日 小出→檜枝岐→只見(奥只見樹海ライン) 約160km
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-01
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-06
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-12
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10月29日 横浜市内 約30km
「かながわpay」が間もなく終わると聞いて登山用品店に行ったけどそもそも2割ポイントバックだからと言って買うか?と迷ってしまって手ぶらで帰る。
10月30日 いつもの海 約50km
あーいい天気だな。
と言っても前週の奥只見+平標山で疲弊してるので遠出は無理だよなあ。
ということで、いつもの海へ。
いい天気です。
陽が沈むころ富士山も薄っすら見えました。
陽が短くなってきましたね。
平標山登山 [山歩き]
丸一日がかりの奥只見樹海ラインサイクリングを終え、輪行して小出の駐車場に戻ってきたのは夜10時すぎでした。今回はまっすぐ帰らずに、次の日上越国境の平標山に登ろうと思います。谷川連峰は初めて登ります。
自転車を車に積んで、国道17号を南下、0時ごろに上越国境の三国峠に近い登山口の駐車場に入ります。止まってる車は6割程度でしょうか、十分空きがありました。
しかし、自転車も積んで、車中泊2泊もするのになんでこんな小さい車で来ちゃったんだろう?プジョーだったら自転車を積んでいても背を伸ばして楽々寝れたのに。しかし、前日も3時間くらいしか寝てないので、手足を伸ばせなくても熟睡です。朝明るくなってもふわふわの寝袋に包まれてなかなか起きれず、ほかの登山客どうしの会話で目を覚まします。
「ずいぶん古い車だわね」
「昔流行っていてよく走ってたよ」
土曜の朝ですがまだ駐車場には空きがあるようで、車が入ってきます。
午前中は天気が持つという予報でしたが、前の日の秋晴れとは打って変わってどんよりと曇っていて、まったくやる気が出ません。前の日の疲れもあって、曇り空の中コースタイム3時間を超える登りなんて気が進みません。山には行かずに帰ってしまおうかとも思ったのですが、そうしているうちに薄日も差してきたので、8時に登り始めます。
足取りも重く、登山なんて辛いことはもうこれで最後にしよう、と思いながら登ります。歩き始めて20分ほどでこんな紅葉の中になりました。
45分ほどで鉄塔を通過。少し見晴らしのいいところがありました。
これ、日が当たったらきれいだろうな。
1時間10分ほどでぱっと視界が開けます。高い木がなくなって草の山肌になって、それが見事に紅葉しています。
9:20松手山通過
眺望のいい稜線歩きになります。
岩山よりも、こういう緩いところの山歩きが好きですね。
曇ってはいますが遠くまで見えます。富士山ミッケ
標高が上がると風が強くなってきました。
標高1800mから上、山頂付近の紅葉は終わっているようです。
このあたりでしばらく高齢のご婦人と話しながら歩いたのですが、
「ここはいい山だから、次は一人じゃなくて彼女を連れていらしたら如何かしら?」と。
どうやら自分の年齢を見誤ったようですが、そう言われて「日本百名山」を書いた作家を思い出した自分は穢れてるなと思いました 笑
松手山からは数十分で着くと思ったのですが意外と長くて10:20山頂着。駐車場から2時間20分でした。
草の稜線はその先「仙の倉山」にも続いていて、1時間ほどで着くようで、多くの人が向かっていますが、もう登山辞めたくなっていたので足を延ばしませんでした。
北側に小さな湿原があります。この先上越線の土樽まで道があるそうです。
山頂には20分ほどいましたが、天気も良くならなそうなので下山します。
下山は南斜面を下って「平標山の家」を経由するラウンドコースにしました。
テント場もある山の家まで30分ほど。
そこからは林の中を歩いていくのですが・・・
まっかっかな紅葉すごすぎるでしょ。
一番いい時期に来たのかもしれません。
紅葉を堪能して40分ほど歩いて11:55、林道に出ました。
林道を歩いたり軽くジョグしたりして、12:30に車に戻りました。
1時半ごろにはパラパラと雨が降り出したので、いいタイミングでした。
このときは、自転車は乗ってて楽しいけど山歩きは辛いばっかりだからもうやめようかな、って思ってましたけど、草の緩い山の眺望や、鮮やかな紅葉の写真を見ていると、また歩きたくなります。まさに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ですね。
自転車を車に積んで、国道17号を南下、0時ごろに上越国境の三国峠に近い登山口の駐車場に入ります。止まってる車は6割程度でしょうか、十分空きがありました。
しかし、自転車も積んで、車中泊2泊もするのになんでこんな小さい車で来ちゃったんだろう?プジョーだったら自転車を積んでいても背を伸ばして楽々寝れたのに。しかし、前日も3時間くらいしか寝てないので、手足を伸ばせなくても熟睡です。朝明るくなってもふわふわの寝袋に包まれてなかなか起きれず、ほかの登山客どうしの会話で目を覚まします。
「ずいぶん古い車だわね」
「昔流行っていてよく走ってたよ」
土曜の朝ですがまだ駐車場には空きがあるようで、車が入ってきます。
午前中は天気が持つという予報でしたが、前の日の秋晴れとは打って変わってどんよりと曇っていて、まったくやる気が出ません。前の日の疲れもあって、曇り空の中コースタイム3時間を超える登りなんて気が進みません。山には行かずに帰ってしまおうかとも思ったのですが、そうしているうちに薄日も差してきたので、8時に登り始めます。
足取りも重く、登山なんて辛いことはもうこれで最後にしよう、と思いながら登ります。歩き始めて20分ほどでこんな紅葉の中になりました。
45分ほどで鉄塔を通過。少し見晴らしのいいところがありました。
これ、日が当たったらきれいだろうな。
1時間10分ほどでぱっと視界が開けます。高い木がなくなって草の山肌になって、それが見事に紅葉しています。
9:20松手山通過
眺望のいい稜線歩きになります。
岩山よりも、こういう緩いところの山歩きが好きですね。
曇ってはいますが遠くまで見えます。富士山ミッケ
標高が上がると風が強くなってきました。
標高1800mから上、山頂付近の紅葉は終わっているようです。
このあたりでしばらく高齢のご婦人と話しながら歩いたのですが、
「ここはいい山だから、次は一人じゃなくて彼女を連れていらしたら如何かしら?」と。
どうやら自分の年齢を見誤ったようですが、そう言われて「日本百名山」を書いた作家を思い出した自分は穢れてるなと思いました 笑
松手山からは数十分で着くと思ったのですが意外と長くて10:20山頂着。駐車場から2時間20分でした。
草の稜線はその先「仙の倉山」にも続いていて、1時間ほどで着くようで、多くの人が向かっていますが、もう登山辞めたくなっていたので足を延ばしませんでした。
北側に小さな湿原があります。この先上越線の土樽まで道があるそうです。
山頂には20分ほどいましたが、天気も良くならなそうなので下山します。
下山は南斜面を下って「平標山の家」を経由するラウンドコースにしました。
テント場もある山の家まで30分ほど。
そこからは林の中を歩いていくのですが・・・
まっかっかな紅葉すごすぎるでしょ。
一番いい時期に来たのかもしれません。
紅葉を堪能して40分ほど歩いて11:55、林道に出ました。
林道を歩いたり軽くジョグしたりして、12:30に車に戻りました。
1時半ごろにはパラパラと雨が降り出したので、いいタイミングでした。
このときは、自転車は乗ってて楽しいけど山歩きは辛いばっかりだからもうやめようかな、って思ってましたけど、草の緩い山の眺望や、鮮やかな紅葉の写真を見ていると、また歩きたくなります。まさに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ですね。
奥只見樹海ラインサイクリング(3) [自転車(ロードバイク)]
国道352号奥只見樹海ライン 好天に恵まれた魚沼から只見まで約150kmのサイクリング。
その1 https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-01
その2 https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-06 の続き。
枝折峠を越えて銀山平に下り。奥只見湖畔の山肌に沿ったくねくね道を進んできて、11:30、湖畔の最後のピーク、標高約970mのところに差し掛かるところ。地図で見ると全然進んでいないですね。
奥只見湖畔の紅葉は色づき始めで、若干早かったですが、これ紅葉ドンピシャリの季節だったら、途中止まって写真撮ってばかりで自分のスピードでは絶対走り切れないと思います。ある意味ちょうどよかった。
ピークを越えた先には、ひと月前に登った燧ヶ岳がニョキっと顔を出しています。
坂を下りると道も真っすぐになって少し広まったところに出ます。
鷹ノ巣という入植地で昭和42年までは通年で人が暮らしていたそうです。
車が多く止まる平ヶ岳の登山口を通り過ぎて、川を渡ると福島県に入ります。12:20
少し登っていくと「山ん中」というレストランがあります。
魚沼から尾瀬御池までの間でほぼ唯一食事がとれる(と思われる)ところ。
惹かれるものがありますが、時間優先で寄らずに通過。
森の中を走っていくとまた視界が開けます。小梨平というところ。
「大杉分校跡地」とありますが、昭和47年まで小中学校があったそうで、先生は住み込み、最後の年は5世帯9名の子どもたちが通っていたそうです。
その反対側には燧ヶ岳。
ジリジリと標高を上げていくとだんだん紅葉が進んできます。
1300mを超えるあたりがちょうど見ごろのようです。
14時過ぎに名前のないピークを過ぎて、14:15尾瀬御池に着きました。
国道352号、さんざん「酷道」と書かれていたのですが、道幅は広く、路面もきれいでそれほど酷道感はなかったです。夏に車で走った椎葉村の国道のほうが「酷道」っぽいですね。
距離ではちょうどここが半分。残り75kmです。
少し休憩して下りますが、檜枝岐側の方が紅葉の進み方が少し早いようです。
そして、あるカーブを曲がると正面に真っ赤な山が見えました。
切り取ってもすごい・・・
あとは、きれいに整備された国道を只見に向けてまっすぐ走っていくだけです。
ずっと走ってきた国道352号線は会津高原方面に曲がっていき、401号→289号と番号が変わっていきます。
広々とした伊南のあたり。
南郷のあたりはトマト栽培がさかんだそうで、トマトジュースを飲んでみましたが美味しかった。
檜枝岐中心部15:10、南郷16:20と走り、真っ暗になって17:30前に只見に着きました。下りだからですが75kmを休憩込3時間で走り切りました。
ランニングアプリを動かしていました。152kmはいいんだけど「高度上昇4055m」はちょっとあり得ない数字ですね。いいとこその半分くらいかと。
さて、電車の時間は20時過ぎ。
しばらく時間があったので、珍しく日帰り温泉に入り、食事処はなさそうなのでヤマザキショップでお弁当を買って、ゴールの只見駅に着きました。ここから只見線の電車で魚沼市にもどります。
なんで駅のホームあんなに離れてるんだろう。輪行袋担いで歩くのだるい・・・
只見から乗る客は自分ひとり。会津若松方面から着いた電車に乗ります。
金曜日のこんな時間なので貸し切りかと思いきや、各ボックス一人くらいずつお客さんがいました。みんな鉄の人たちなんでしょう。
車掌さんから切符を購入。スイカ使えました。
大白川駅で列車交換のためしばらく停車。夜汽車感あります。鈍行列車の旅はいいですね。
夜9時半前に小出駅に着きました。
ここで再び自転車を組み立てます。
そして、少し走って車に戻ってきました。
こうして、かねてから行きたかった奥只見樹海ライン、好天の中、美しい景色ときれいな紅葉を堪能し、只見線にも乗れて、素晴らしいサイクリングとなりました。
長かった1日は終わりです。
その1 https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-01
その2 https://expreso.blog.ss-blog.jp/2022-12-06 の続き。
枝折峠を越えて銀山平に下り。奥只見湖畔の山肌に沿ったくねくね道を進んできて、11:30、湖畔の最後のピーク、標高約970mのところに差し掛かるところ。地図で見ると全然進んでいないですね。
奥只見湖畔の紅葉は色づき始めで、若干早かったですが、これ紅葉ドンピシャリの季節だったら、途中止まって写真撮ってばかりで自分のスピードでは絶対走り切れないと思います。ある意味ちょうどよかった。
ピークを越えた先には、ひと月前に登った燧ヶ岳がニョキっと顔を出しています。
坂を下りると道も真っすぐになって少し広まったところに出ます。
鷹ノ巣という入植地で昭和42年までは通年で人が暮らしていたそうです。
車が多く止まる平ヶ岳の登山口を通り過ぎて、川を渡ると福島県に入ります。12:20
少し登っていくと「山ん中」というレストランがあります。
魚沼から尾瀬御池までの間でほぼ唯一食事がとれる(と思われる)ところ。
惹かれるものがありますが、時間優先で寄らずに通過。
森の中を走っていくとまた視界が開けます。小梨平というところ。
「大杉分校跡地」とありますが、昭和47年まで小中学校があったそうで、先生は住み込み、最後の年は5世帯9名の子どもたちが通っていたそうです。
その反対側には燧ヶ岳。
ジリジリと標高を上げていくとだんだん紅葉が進んできます。
1300mを超えるあたりがちょうど見ごろのようです。
14時過ぎに名前のないピークを過ぎて、14:15尾瀬御池に着きました。
国道352号、さんざん「酷道」と書かれていたのですが、道幅は広く、路面もきれいでそれほど酷道感はなかったです。夏に車で走った椎葉村の国道のほうが「酷道」っぽいですね。
距離ではちょうどここが半分。残り75kmです。
少し休憩して下りますが、檜枝岐側の方が紅葉の進み方が少し早いようです。
そして、あるカーブを曲がると正面に真っ赤な山が見えました。
切り取ってもすごい・・・
あとは、きれいに整備された国道を只見に向けてまっすぐ走っていくだけです。
ずっと走ってきた国道352号線は会津高原方面に曲がっていき、401号→289号と番号が変わっていきます。
広々とした伊南のあたり。
南郷のあたりはトマト栽培がさかんだそうで、トマトジュースを飲んでみましたが美味しかった。
檜枝岐中心部15:10、南郷16:20と走り、真っ暗になって17:30前に只見に着きました。下りだからですが75kmを休憩込3時間で走り切りました。
ランニングアプリを動かしていました。152kmはいいんだけど「高度上昇4055m」はちょっとあり得ない数字ですね。いいとこその半分くらいかと。
さて、電車の時間は20時過ぎ。
しばらく時間があったので、珍しく日帰り温泉に入り、食事処はなさそうなのでヤマザキショップでお弁当を買って、ゴールの只見駅に着きました。ここから只見線の電車で魚沼市にもどります。
なんで駅のホームあんなに離れてるんだろう。輪行袋担いで歩くのだるい・・・
只見から乗る客は自分ひとり。会津若松方面から着いた電車に乗ります。
金曜日のこんな時間なので貸し切りかと思いきや、各ボックス一人くらいずつお客さんがいました。みんな鉄の人たちなんでしょう。
車掌さんから切符を購入。スイカ使えました。
大白川駅で列車交換のためしばらく停車。夜汽車感あります。鈍行列車の旅はいいですね。
夜9時半前に小出駅に着きました。
ここで再び自転車を組み立てます。
そして、少し走って車に戻ってきました。
こうして、かねてから行きたかった奥只見樹海ライン、好天の中、美しい景色ときれいな紅葉を堪能し、只見線にも乗れて、素晴らしいサイクリングとなりました。
長かった1日は終わりです。
奥只見樹海ラインサイクリング(2) [自転車(ロードバイク)]
国道352号奥只見樹海ライン 好天に恵まれた魚沼から只見まで約150kmのサイクリング。
8:30、一つ目の峠、枝折峠まで登ってきました。
と言っても、全体から見るとまだこんなところです。
峠の向こう側も見晴らしのいい道が続いています。
長いスノーシェッドがありますが、その上の方の山の色づき度合いが素晴らしい!
坂を下っていくと、銀山平温泉を見渡せる場所がありました。
山の中だけどそこだけ平らになっていて、点在する温泉宿やログハウス、そして赤く染まる木々、奥には駒ヶ岳。なんて美しい風景なんでしょう。
峠道を下りきると広い真っすぐな道になります。
トンネルで抜けてきた奥只見シルバーラインとの合流を経て
奥只見湖の船着き場に着きました。
ここから先、自販機は46km先の尾瀬御池までないんですが、ほとんど水も残っていたのでココでは買わず。
ちょうど9時の遊覧船が出たところです。
さあ、ここから道も細くなって、奥只見樹海ラインの本領発揮です。
地形図の等高線と一体化しているような国道。1カ所のトンネルのほかは山肌に忠実に沿っています。谷に向けて下って、また尾根筋に向けて登る、細かいアップダウンの繰り返しです。
こんな感じの道。
1ヶ所だけトンネルで抜けているところ。ぐみ沢トンネル。
電気が通ってないので真っ暗。
山々に深く切れ込む湖がフィヨルドみたいです。
湖畔の上り下りですが大きなピークが3つあり、150m=200mくらい登らされます。
一つ目のピーク、神蜂。10時前です。
電気どころか電波もありません。
そして、奥只見名物(?)「洗い越し」。
沢の水を道路下の導管でなく、道路の上を直接流しています。
水が枯れているところもあるし、ここのようにジャバジャバ流れているところも。
奥の高い山の染まった感じが素晴らしい。
そして、谷筋の対岸に回って、走ってきた道を見下ろす。
「牛ノクソ沢」由来はなんだろう?
2つ目の大きなピークを超えるとこんな標識がありました。
深い谷に沿って下っていきますが、谷の反対側にも道が見えます。
結局このまま谷の奥側に2kmほど下っていき、また対岸を2kmほど登ります。
その対岸から見た道
こんな切り立った崖の上を走っていたのか。
11:20。
3つ目のピークの近く、携帯の電波が入るところでお昼を軽く食べました。
つづく。
8:30、一つ目の峠、枝折峠まで登ってきました。
と言っても、全体から見るとまだこんなところです。
峠の向こう側も見晴らしのいい道が続いています。
長いスノーシェッドがありますが、その上の方の山の色づき度合いが素晴らしい!
坂を下っていくと、銀山平温泉を見渡せる場所がありました。
山の中だけどそこだけ平らになっていて、点在する温泉宿やログハウス、そして赤く染まる木々、奥には駒ヶ岳。なんて美しい風景なんでしょう。
峠道を下りきると広い真っすぐな道になります。
トンネルで抜けてきた奥只見シルバーラインとの合流を経て
奥只見湖の船着き場に着きました。
ここから先、自販機は46km先の尾瀬御池までないんですが、ほとんど水も残っていたのでココでは買わず。
ちょうど9時の遊覧船が出たところです。
さあ、ここから道も細くなって、奥只見樹海ラインの本領発揮です。
地形図の等高線と一体化しているような国道。1カ所のトンネルのほかは山肌に忠実に沿っています。谷に向けて下って、また尾根筋に向けて登る、細かいアップダウンの繰り返しです。
こんな感じの道。
1ヶ所だけトンネルで抜けているところ。ぐみ沢トンネル。
電気が通ってないので真っ暗。
山々に深く切れ込む湖がフィヨルドみたいです。
湖畔の上り下りですが大きなピークが3つあり、150m=200mくらい登らされます。
一つ目のピーク、神蜂。10時前です。
電気どころか電波もありません。
そして、奥只見名物(?)「洗い越し」。
沢の水を道路下の導管でなく、道路の上を直接流しています。
水が枯れているところもあるし、ここのようにジャバジャバ流れているところも。
奥の高い山の染まった感じが素晴らしい。
そして、谷筋の対岸に回って、走ってきた道を見下ろす。
「牛ノクソ沢」由来はなんだろう?
2つ目の大きなピークを超えるとこんな標識がありました。
深い谷に沿って下っていきますが、谷の反対側にも道が見えます。
結局このまま谷の奥側に2kmほど下っていき、また対岸を2kmほど登ります。
その対岸から見た道
こんな切り立った崖の上を走っていたのか。
11:20。
3つ目のピークの近く、携帯の電波が入るところでお昼を軽く食べました。
つづく。
奥只見樹海ラインサイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]
9月に燧ヶ岳に登るために、車で檜枝岐の尾瀬御池まで車で行きましたが、その国道352号線を北上すると、奥只見湖畔を通り、魚沼市の小出へ抜けれます。かねてから自転車で走ってみたかった、秘境の山岳ルートです。
山屋さんで言うと、越後駒ケ岳と平ヶ岳と燧ヶ岳と会津駒ヶ岳の登山口を結んでる道ですね。
「奥只見樹海ライン」という愛称があるようですが、国道を管理している県や、地元魚沼市のウェブサイトにその呼び方は出てこない(「魚沼尾瀬ルート」というのはある)のでみんな勝手に言ってるだけなのでしょうか。
魚沼から檜枝岐までは約90km。もちろん平坦な道ではなく、標高1065mの枝折峠を越えて銀山平に下った後、湖畔のアップダウンを経て標高1500m超の尾瀬御池までさらに登る。言ってみれば、箱根に登った直後に丹沢のヤビツ峠に登るようなものでしょうか。
しかし、檜枝岐から先、輪行できる鉄道駅まで行くとなると、只見線の只見か、野岩鉄道の会津高原尾瀬口。いずれも檜枝岐から数十キロ走る必要があります。
距離も標高差もなかなかハードなコースです。
また、只見線の電車は1日3本。
早い「終電」を逃すと一晩どこかで過ごさないといけません。
距離150km超、登り標高差2000m、時間制限あり。
1日で走り切れるだろうか?
可能であれば、日の長い時期に、朝早い時間から走りたいところだったのですが、冬季閉鎖がずっと続き待てど暮らせど走れるようにならない。結局今年(2022年)は9月中旬にようやく閉鎖が解け、全線で走りとおせるようになったのです。
道路の開通に合わせるかのように、10月から災害で区間運休中だった只見線が全線開通、それに合わせて、小出方面の終電の時刻が1時間半繰り下がり、20時過ぎになったのです。
あぁ、これはチャンスかも。
ということで、前置き長くなりましたが、数年間温めていた奥只見行き、決行です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魚沼市中心部の某所に車を停めたのは午前2時過ぎ。
5時過ぎに起きたのですが、辺りは深い霧。
なかなか出発する気にならず、結局明るくなった6時にスタートします。
まず最初の目標は、25km先の枝折峠(しおりとうげ)です。
国道352号との交差点には「尾瀬72km」の看板もついています。
日が昇るとともに霧は晴れてきました。いい天気そうです。
40分ほどで「奥只見シルバーライン」との分岐。
シルバーラインはトンネルの連続する道で、二輪車・自転車では通れません。
自分が向かう方の国道は「峠道路」「急カーブ」「転落死亡事故多発」と煽ってきます。
すがすがしい感じの大湯公園。大きな県立公園です。
公園の先に温泉街があって、バス停の先の酒屋に自販機がありますが、峠までで最後の自販機。この先、ルート上には、銀山平の船着き場まで飲料を補給できるところがありません。
そこから先は人家も見られなくなります。正面は越後駒ヶ岳(と思う)
「駒の湯山荘」を右に分岐するところから本格的な山道になります。
が、工事で峠までの区間が8:30から通行止になるとのこと。
今は7:10。あと1時間20分です。標高差はまだ700m以上あります。
この標識から峠まで1時間15分かかりました。
ちょっと登ると駒ヶ岳の眺めのいい山道になります。
センターラインはあったりなかったりですが広めで舗装のいい路面です。
あんまりゆっくりしてられないんだけどいちいち止まってしまう。
越後駒ヶ岳、標高差はそれほどでもないけど距離が長そうに見えます。(山頂まで6時間くらいかかるっぽい)
「県境」ってあまり見ない表記。
峠も終盤になると勾配がきつくなってぐいぐい登らされます。
見晴らしのいいところが多くて、登りの辛さを忘れます。
遠くに見えるのは・・・
日本海かなあ?
8:25、道路閉鎖の5分前に無事通過し、枝折峠へ。
登山者のものと思われる車がたくさん止まっていました。駐車場そんなに広くないし。
奥只見方面の山々。
「滝雲」で有名なところらしいです。今日は雲一つない快晴です。
峠の向こう側は少し色づいてます。
ということで、「奥只見樹海ライン」、まだまだ続きます。
山屋さんで言うと、越後駒ケ岳と平ヶ岳と燧ヶ岳と会津駒ヶ岳の登山口を結んでる道ですね。
「奥只見樹海ライン」という愛称があるようですが、国道を管理している県や、地元魚沼市のウェブサイトにその呼び方は出てこない(「魚沼尾瀬ルート」というのはある)のでみんな勝手に言ってるだけなのでしょうか。
魚沼から檜枝岐までは約90km。もちろん平坦な道ではなく、標高1065mの枝折峠を越えて銀山平に下った後、湖畔のアップダウンを経て標高1500m超の尾瀬御池までさらに登る。言ってみれば、箱根に登った直後に丹沢のヤビツ峠に登るようなものでしょうか。
しかし、檜枝岐から先、輪行できる鉄道駅まで行くとなると、只見線の只見か、野岩鉄道の会津高原尾瀬口。いずれも檜枝岐から数十キロ走る必要があります。
距離も標高差もなかなかハードなコースです。
また、只見線の電車は1日3本。
早い「終電」を逃すと一晩どこかで過ごさないといけません。
距離150km超、登り標高差2000m、時間制限あり。
1日で走り切れるだろうか?
可能であれば、日の長い時期に、朝早い時間から走りたいところだったのですが、冬季閉鎖がずっと続き待てど暮らせど走れるようにならない。結局今年(2022年)は9月中旬にようやく閉鎖が解け、全線で走りとおせるようになったのです。
道路の開通に合わせるかのように、10月から災害で区間運休中だった只見線が全線開通、それに合わせて、小出方面の終電の時刻が1時間半繰り下がり、20時過ぎになったのです。
あぁ、これはチャンスかも。
ということで、前置き長くなりましたが、数年間温めていた奥只見行き、決行です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魚沼市中心部の某所に車を停めたのは午前2時過ぎ。
5時過ぎに起きたのですが、辺りは深い霧。
なかなか出発する気にならず、結局明るくなった6時にスタートします。
まず最初の目標は、25km先の枝折峠(しおりとうげ)です。
国道352号との交差点には「尾瀬72km」の看板もついています。
日が昇るとともに霧は晴れてきました。いい天気そうです。
40分ほどで「奥只見シルバーライン」との分岐。
シルバーラインはトンネルの連続する道で、二輪車・自転車では通れません。
自分が向かう方の国道は「峠道路」「急カーブ」「転落死亡事故多発」と煽ってきます。
すがすがしい感じの大湯公園。大きな県立公園です。
公園の先に温泉街があって、バス停の先の酒屋に自販機がありますが、峠までで最後の自販機。この先、ルート上には、銀山平の船着き場まで飲料を補給できるところがありません。
そこから先は人家も見られなくなります。正面は越後駒ヶ岳(と思う)
「駒の湯山荘」を右に分岐するところから本格的な山道になります。
が、工事で峠までの区間が8:30から通行止になるとのこと。
今は7:10。あと1時間20分です。標高差はまだ700m以上あります。
この標識から峠まで1時間15分かかりました。
ちょっと登ると駒ヶ岳の眺めのいい山道になります。
センターラインはあったりなかったりですが広めで舗装のいい路面です。
あんまりゆっくりしてられないんだけどいちいち止まってしまう。
越後駒ヶ岳、標高差はそれほどでもないけど距離が長そうに見えます。(山頂まで6時間くらいかかるっぽい)
「県境」ってあまり見ない表記。
峠も終盤になると勾配がきつくなってぐいぐい登らされます。
見晴らしのいいところが多くて、登りの辛さを忘れます。
遠くに見えるのは・・・
日本海かなあ?
8:25、道路閉鎖の5分前に無事通過し、枝折峠へ。
登山者のものと思われる車がたくさん止まっていました。駐車場そんなに広くないし。
奥只見方面の山々。
「滝雲」で有名なところらしいです。今日は雲一つない快晴です。
峠の向こう側は少し色づいてます。
ということで、「奥只見樹海ライン」、まだまだ続きます。