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立山~別山縦走(その3) [山歩き(テント泊)]

一の越から雄山・真砂岳を経由して、剱岳を真正面に望む、標高2874mの別山までやってきました。ホント、どうだとばかりに仁王立ちする剱岳が真正面に見える素晴らしい山です。
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(剱岳の漢字間違えて「剣」と書いてました。これ、四国の「剣山」ですよね・・・前回記事はコッソリ直しました)

縦走路を登ったところが別山の「南峰」なんですが、数分歩いたところに「北峰」があります。あとは雷鳥沢まで降りるだけで、時間的に余裕があるのでそちらにも行ってみます。
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自転車でも走れそうな平らな道をトントンとスキップ気味で歩いていきます。静かだし、自分の上には空しかない感じで嬉しいんだもん(笑)
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着きました。
剱岳の右側の尾根の向こうに連なる山が見えます。
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こちらは白馬岳でしょうか?地図を見たらそんな感じだったんだけど・・・
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もちろん、剱岳はド迫力ですね。
やっぱりこんなところ登れそうにない・・・いや、登ったら降りれそうにないと思います。
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これを見ながら昼食にします。いつものマーガリン入りロールパンです。潰れてしまっておいしくなさそうですが。
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幸せな気分でぼーっとしているうちに、雲が山の向こうからこちら側にもかかってきたので、別山北峰は撤収します。結局1時間くらいここにいたみたいです。山を見ていると時間が過ぎるのが早い。
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立山も雲に隠れてしまいました。
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別山乗越への道にもガスがかかろうとしています。
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右手前が剱澤のテント場のようです。ここも山が目前に迫ってすごいんだろうな。
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休憩する人で賑わう剱御前小舎の前からは、雷鳥坂と呼ばれる急坂を下りればまっすぐキャンプ場に戻るんですが、急な下りが嫌だったので新室堂乗越の方へ。地図上ではコースタイムは10分しか違いません。人の少ない静かな道でした。
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薄い赤色のフワフワの花?不思議な植物の群落になっていました。
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これまた眺めがいい極上のトレイル。
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新室堂乗越からは立山に向かって歩くようになります。
晴れていれば正面に立山がばーん!と見えるんだろうな。ぜひ、山が見えるときに歩いてみたい道です。
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そして15時前、雷鳥沢キャンプ場に戻ってきました。
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ぐるっと立山を回った山歩きは終了です。
たくさん歩いたんだけど、丹沢を歩いた時のように足が痛くならない!
小石がばらまかれたようなザレた道の方が、木で組まれた階段を下りるよりも足に優しいみたいです。


<参考>コースタイム(休憩除き)
雷鳥沢6:10(60分)一ノ越(40分)8:00雄山9:10(90分)真砂岳(40分)11:40別山13:00(20分)別山乗越(60分)新室堂乗越(20分)14:40雷鳥沢

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立山~別山縦走(その2) [山歩き(テント泊)]

雷鳥沢のキャンプ場から休憩入れて2時間弱で雄山に登ってきたところです。
山頂の社務所で子どもたちへのお土産の購入ついでにカワイイ巫女さんと立ち話。そこで天気の話になったところ、

「山の天気は神様がお決めになることなので・・・」とのこと。

この答え、すごく納得してしまったのです。
あぁ、自分も仕事の受け答えはこうでありたい。

閑話休題。
雄山の本当の山頂は一段上がったところにあります。せっかくなので一番上まで行きました。
山頂には小さな祠があって、そこでお祓いをしてくれます。
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社務所の方を振り返る。ちょっと視点が上がっただけでもまた違う絶景が広がっています。
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山頂の標高表示と、これから歩いていく大汝山やその先。遠くに見えるのは剱岳でしょうか。
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ということで、9時に山頂をスタートして縦走路を歩いていきます。
これは雄山を振り返った図。
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室堂方面がバッチリ見えています。超眺めイイ。
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キャンプ場拡大(笑)
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歩いていくと大汝山に着きました。いま一人登られてますが、どうやらあの四角い岩のてっぺんが山頂らしい・・・
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立山は、標高3,003 mの雄山、標高3,015 mの大汝山、標高2,999 mの富士ノ折立の3つを総称する呼び名だそうで、この大汝山が最高地点なんですね。
ちなみに、「立山三山」というのもあって、浄土山、立山(雄山+大汝山+富士ノ折立)、別山だそうです。

なので、登ってみましたよ。高いところは苦手ですが・・・
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黒部湖がはるか下に見えました。ああ怖い。
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で、次に目指すは立山を構成する3つ目、富士ノ折立。
右側のこぶになっているところですが、近づくとなかなか切り立った山です。
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これも登りましたよ(笑)意外とするする登れた。
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富士ノ折立からはいったん標高を下げ、こんな斜面を降りていきます。
この斜面でこちらの方とすれ違ったんですねぇ。
この山旅、会う人やすれ違う人たちがみんなフレンドリーなもんで、ついつい立ち話をしちゃうんですね。もしかするとみんな迷惑なのかなぁ。
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歩いてきた道を振り返ります。
今日はいい天気だからいいけど、ガスったりしたらどこ歩いてるかわからなくなりそうです。風を遮るものもなんにもない。
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雪が残っています。氷河地形っぽいですね。
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11時前、真砂岳到着。
最初はここから雷鳥沢に降りようと思っていたけど、全然楽勝だったので、別山まで行っちゃいます。
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軽く燃料補給。
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別山に向けて。緩い道が続いているな~
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と思ったら最後は急登になってました。ちょっときつい。
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そして、11時40分、別山到着。
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おおお!
剱岳が真正面!別山まで来て良かった!
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<おまけ>←消しちゃうかも^^
登山用(?)の短いスカートをはいた女性を何人か見かけたのですが、急登で自分の前にいると下から覗いてるような感じになっちゃうんですね。みんなサポートタイツみたいなの穿いてるから、特段気にしなくてもいいのかもしれないけど、上見ていいのかなぁ?と思ってしまいます。自分としては目のやり場に困るということはありませんが(笑)、ちょっとドキドキします。
なんか雄大な剱岳の写真の後に煩悩まみれの話ですみません。
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立山~別山縦走(その1) [山歩き(テント泊)]

雷鳥沢キャンプ場で迎えた朝。
雲一つない快晴、それに無風。
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自分ひとりでこの山を眺めているのは、なんだか罪悪感を感じます。
仕事や家事や子どもの世話だけじゃなく妻の(それも山好きの)誕生日まで放棄して、こんな素晴らしい景色に向かい合ってるんですから。

安曇野のスーパーで買ってきた安いパンと、コーヒーの朝食にしました。
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風もなく天気がいいので山登りをすることにします。
雷鳥沢から一の越経由で雄山~真砂岳、行ければ別山まで足を延ばしたいな、と思います。
コースタイムは7時間程度なのですが、自分は3000m級の岩ごつごつの山の縦走なんてしたことないので、ポテンシャルもわかりません。まぁ行ければ別山まで、ダメならショートカットで降りてこよう、という感じで。
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キャンプ場奥の橋を渡って、6時過ぎに出発します。
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雄山の右側の鞍部である一の越へ向かって雰囲気のいいトレイルを歩いていきます。このルートには「母恋坂」という名前がついているそうです。
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9月上旬ですがところどころ色づき始めています。
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途中ほとんど人はいませんでしたが、この岩の登りが終わる頃に女性2人組を追い越します。別山まで行けるかどうかわからない、と言ったら、「私たちの半分くらいの時間で登ってるから大丈夫。ここまで来たら絶対行かなきゃ!」と背中を押してもらいました。
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室堂方面。徐々に立山の影が短くなってきます。
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室堂からの整備された道と合流して数分、キャンプ場から1時間ほどで一の越着。
この先雄山へはこの建物(トイレ)の上の稜線(?)を登っていきます。こうして写真で見ると近そうですが、コースタイムは1時間くらいなので、近いというのは錯覚でしょう。
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夜のうちに一の越まで上がってくれば、日の出が見れるのかもしれません。山小屋があるのでそこに泊まるのもよさそうです。
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槍ヶ岳が見える眺めの良い場所。
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少し休憩して、雄山を目指します。
ここからは岩がごろごろした道。印はつけてあるものの、どこを歩いていいのかよくわからないんです。踏み跡もあちこちについているし。
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どんどん高度を上げていきます。急登な上に、振り返った景色がキレイなので、何度も振り返ってしまいます。
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朝早いのですれ違う人も少なく、一の越から40分ほど、朝8時、雄山山頂に着きました。
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山頂からの眺望は、こんな感じ。
東側。雲海が見えます。
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遠くの方に富士山を見ることができました!富山県から富士山が見えるって、すごいな。でも、富士山から立山を見てもきっとわからないんだろうなと思いました。
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奥に見えるのは白根三山でしょうか?
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南の方角。
槍ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、笠ヶ岳(かな?)
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西の方角。室堂方面。
ずーっと奥に富山湾が見えそうです。
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この眺めをケータイで撮って、お誕生日おめでとうと書いたメールに添付してカミさんに送ったところ、


なんかずるい

という返事が返ってきました。
あまりにも的確な表現。
吹きそうになりました。

(つづく)
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雷鳥沢キャンプ場にて [山歩き(テント泊)]

山のテント場デビュー先として選んだ雷鳥沢キャンプ場。
ご覧のとおり、広くて平らな土の地面です。
ガスが晴れると向こうに雷鳥沢や立山が目の前のロケーション。
山のテント場ってどこもそうなのかもしれないけど、こういうところに座って山を見るのはすごく贅沢な気分。
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そして、ここは温泉まで徒歩5分。
個人的には硫黄の香りのする温泉は苦手なんで、別に普通のお風呂でも構わないのですが、汗を流すところがあるのはありがたいです。
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ガスが薄くなって立山も見えてきました。
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拡大。山頂の建物が見えます。
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テントからはこう見えるんですね。
素晴らしい!
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振り返るとこんなガスが山にかかっていますが。
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キャンプ場では16時過ぎからあちらこちらで晩ご飯の用意をはじめていました。
まだ17時ですが、自分も晩ご飯にします。この日は、室堂のターミナルで買ったますのすしのおにぎりです。富山県ですからね。なので、今日はラーメン用のお湯を沸かすだけ(笑)
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18時過ぎ、急に山が赤くなってきました。ホント気が付くと赤かったって感じ。
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しかし、この頃から風向きが変わり、一の越の方から強い風がビュービュー吹くようになりました。
寒くて寒くて外で写真を撮る感じじゃないです。テントの1m前で低体温症で倒れてたなんていうのも笑われてしまうだけなので、もう寝袋に入ってしまいます。おやすみなさい。
明日も風が強かったら温泉と読書かな。

夜9時、寝袋の中で寒くてぶるぶる震えて目が覚めました。
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薄い雲の向こうに星が見えました。
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念のため、と持って行ったダウンのベストを着たら暖かさがちょうど良くて、その後は朝まで爆睡でした。

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立山へ [山歩き(テント泊)]

仮眠を取った安曇野のスーパーから北上していきます。山が近くなってきた!
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50分ほど走り、朝7時半にアルペンルート入口の扇沢に到着。砂利の無料駐車場に車を入れます。
幸いあと10台くらい余裕がありましたが、8時過ぎには満車になってました。小さい車だからどこかにねじ込むってのも可なんだろうけど、何日か停めておくにはそれも不安なので良かったな。
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ここでまた軽く一眠りしようとしたんですが、アイドリングしたままの車の排気音でイマイチよく眠れなかったので、諦めて出発することにします。きれいな青空が広がっています。
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今回の装備。
とりあえず手持ちのザックはこれだけなので、30Lのに荷物を無理やり付けてみました。
いやぁかばん重いな~と思って家で計ってみたけど10kgちょっとしかありませんでした。
15kgとか20kgとか、自転車に積んで走ったことはありますが、そんな荷物を背負って山を登るなんて想像を絶する・・・
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ちなみにザックもテントも銀マットも(おまけに車も)1990年代初めのもの。
銀マットは表面がはがれて「銀残し」状態だし(笑)
ザックの上の黒いものはシュラフ(ゴミ袋防水)ですが、これは辛うじて1995年購入。

それでは、扇沢の駅から立山の室堂に向けてアルペンルートの旅です。
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アルペンルート、室堂のあたりは、2013年夏に家族で来ています。
そのときは室堂ターミナルから室堂山展望台という、浄土山の途中くらいのところまでみんなで往復したんですね。立山を眺めながら。
扇沢から室堂までの往復は9000円。
今回キャンセルした羽田→那覇は11,000円だったので、高いなぁって思う。
富山県側から入ると半額くらいで行けるんですが、アクセス距離が片道100km以上長いので、微妙なところです。

トロリーバスに乗って、
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黒部ダムを見て
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ケーブルカーとロープウェイとトロリーバスに乗って、室堂まで1時間ちょっとです。
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室堂駅の中の注意喚起を見てちょっとびびります。予想以上に寒いかも。
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このホワイトボードの右側(写っていない)に事故例が・・・
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背負ってる荷物は若い頃とあんまり変わってないんですが、背負う本人は既に立派な「中高年」です。きっと何かあれば「未熟な初心者の中高年が軽装でそれも単独行動で・・・」なんていうふうに言われるんでしょうね。1989年の遭難のニュースは今でも印象に残ってます。あれも秋じゃなかったかな。

まあ今回は「テント泊体験」なので、天気が良ければ山に登ってもいいかと思いますが、悪ければ、読書と温泉とスイーツ(笑)の予定ではあります。
このときは素通りしてしまいましたし、自分には関係ないんですが、剣沢から先は通れないという大事なことも書いてありました。

さて、登山計画書をどこで出したらいいかわからなかったので、ターミナルを出て少し離れた派出所に行きました。(ターミナルの中にあるようです)応対してくれた服も雰囲気も山屋風のお兄ちゃん(警官かな?)が、

「ツルギ行かれるんですか?」と。

(剣岳イメージ)
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いやいやいやいやいや、
こんなの絶対無理ですわ。

登山届を無事提出し、今日の目的地のキャンプ場までスタート。
と言っても1時間もかからないくらい。
雲が多いですね。
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煙を出しているところがあります。息苦しい煙なので止まらず逃げるように先へ。
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目的地のテント場が見えてきました。雷鳥沢キャンプ場です。ずいぶん低いところにあるんだな。
ご覧のとおり平らな(岩ごつごつでない)サイト。テントもまばらです。これは狙いどおりで、初めてのテント場にはちょうどいい感じです。
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管理棟に行って、2泊分のお金を払います。2泊以上は何泊でも2泊分だとか。
もしかしたら明日は終日山を眺めてのんびりするかもしれないので、管理棟や水場から遠くて、山に近いほうにテントを張りました。
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14時半。テントも張り終わって、今日の行動はこれでおしまいです。
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そうだ、テント泊に行こう [山歩き(テント泊)]

<記事カテゴリーに「山歩き」作りました>

タイトル、ずいぶん使い古された言い回しですが・・・今回の旅の前置き、ちょっと長くなりますがご承知おきください。

今年から8月11日が「山の日」っていう祝日になったことで、お盆休みに使う有給休暇が1日少なくてすむようになりました。正味5日の中・四国旅行も、たった2日の有給休暇取得で行けるようになったんですね。

そんなわけで、お盆に使わなかった休みを使って、夏休みPart2を9月上旬に取ることにしました。9月は子どもたちは学校があるので、この時期は自由な一人旅ができるんですよね。

さて、この休みから遡ること約3ヶ月。
何気なくネットをうろうろしていたら、ANAの安いきっぷがあることに気づきまして、衝動的に「稚内→東京」の便を取ってしまいました。なんと約8000円。ふつうに買ったら5万円くらいしそうです。道内をがっつり走ってもいいし、島に帰ってもいいし。そんな感じでした。

しかし、今年の北海道はもともと天候不順だった上、8月末の台風10号がちょうど9月上旬に北海道に上陸しそうな勢いでした。実際それで道内は大きな被害が出てるんですが、島にも渡れなさそうだし、道路も雨で通行止めだと困るなぁ、と、すっかりやる気をなくしてしまいました。

代わりに、週間予報を見てずっと晴れマークがついていた沖縄に行くことにしました。

去年宮古にいったんですが、去年もホントは本島を走ってみたいな、というのがあったんですよね。そのリベンジです。
先ほどの稚内便ですが、4,800円払ってキャンセルして、ランドナーを整備して、那覇に行く安い飛行機も確保しました。

そして往路の航空券の支払いも終えた出発前日の天気予報・・・
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全国どこも晴れで、沖縄本島だけ雨ってなんだよ・・・
こりゃだめだな。。
子どもたちには、「お父さん、水着のおねーちゃん見たいとか思ってるから雨になるんだよー」とからかわれます。

出発当日の天気予報に期待しましたが、もっと悪くなってます。天気図を見ると、沖縄付近に熱帯低気圧が発生したようです。(これが後に台風12号になります)

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ということで、支払ったばかりの切符ですが、出発数時間前にキャンセルです。
さようなら、沖縄。悔しいけどキャンセル料6千円・・・
あと1日早く雨の予報を出してくれたらよかったのに。

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ここで、頭の片隅にあった第3のプランが浮上してきます。
山の「テント泊」です。

これまで、自転車でのキャンプは数多く経験してますが、山のテント場は未経験なのです。テント場どころか、山小屋に泊まったことだって、一度富士山であるだけ。その小屋泊、2人で布団1枚分のスペースなうえ、いっしょに登った仲間の女の子が隣だったので、高山病でもないのにドキドキしちゃって寝れなかったですよ。大学生の時です。若かった。

で、何の話だったかな?
閑話休題。
山のテント場って、岩ごつごつの涸沢とか、稜線上(?)にある狭そうな燕山荘とか北岳肩の小屋のイメージがあって、テント張りにくそう、混んでそう、風強そう、とかいうふうに見えて、敷居が高かったのです。

でも、いつもnice!押し逃げ(すいません・・・)させていただいている山のブログで、平坦で広くて地面が土になってるテント場に泊まっている記事を目にしました。

ここなら自分でもテント張れるんじゃないかな。

ちょうど週の半ばの平日。天気は安定。夏休みも終わり、紅葉には早い時期なので、テント場も空いてそうです。初めてのテント泊の練習にはもってこいの条件です。

ということで、沖縄行きのカバンから水着とサンダルを出して、代わりにキャンプ道具や防寒具を突っ込みます。
持っているのが30L程度のザックなので、シュラフもテントも入らず、ストラップでザックの外側に付けていきます。折り畳みの水筒も持っていないので、空のペットボトルを持参します。

そして、今回は平日に一人で出かけるので、現地まではミラで行くことにしたのですが、エンジンをかけたら「カチカチカチカチ・・・・」と軽い音がするだけでかかりません。
バッテリー上がってるし。

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とりあえずプジョーを寄せてジャンピングしてエンジンをかけます。
現地でバッテリーが上がると困るので、そのままエンジンを止めないようにして自動車用品店に向かい、バッテリーを交換してもらいます。またお金が・・・

そして、晩ご飯を食べ、子どもの勉強を見たりしたあと、深夜に出発です。
ガソリンも入れて、さぁ行くぞ!
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キャンセル代とバッテリー代で予定外のお金を使ってしまったので、国道20号線で信州へ向かいます。走り慣れた道です。相模湖1:00→大月1:30→甲府昭和2:00→富士見峠2:50と進み、諏訪湖畔でちょっと休憩。
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街明かりない場所じゃないんですが、オリオン座がキレイに見えました。

ちょっとゆっくりしすぎたので、塩尻峠を越えて3:45、塩尻ICから安曇野ICまで400円ほど使って15分でワープし、安曇野IC近くの24時間営業のスーパーに車を停めてちょっと仮眠します。
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が・・・・
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しまった、寝過ごした!
ガンガンに明るいじゃないですか!それも快晴!
食料品を買い込んで、あたふたと出発します。
(つづく)

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先月・先々月のサイクリングまとめて 201608/09 [先月のサイクリングまとめて]

すっかり涼しくなりましたね。

ちょうどいま自宅マンションの改修工事をしていて、晴れてるんだか曇ってるんだか雨降ってるんだか、家の中では判断しかねる状態です。すると、朝(昼近い日の方が多い)起きる→日が差してる→よし、走りに行こう!という風にはなりません。

なんだか微妙な天気が続いていることもあって、モチベーションが上がりません。

ということで、暑い日を懐かしく思い出しながら、記録を兼ねて2月分まとめて。
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8/21 宮ケ瀬
相模原の上溝あたりから県道をうねうねと走って新小倉橋経由で鳥居原へ。
ちょっと涼しいと思って家を出たけどやっぱり昼近くなると暑くなってきました。
この日は午前中で帰宅。85km 24.5km/h。
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結局8月に走ったのはこの1回でした。
徹夜のドライブが控えてると、体力温存しておかなきゃって思って走りに行かなかったというのもあります。
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9/10 幸浦→逗子→いつもの海へ
この日は午後から。
関内→根岸→産業道路を南下しましたが、高架の陰で少しは走りやすかったです。
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海の家も解体中。夏は終わったんだな~。しみじみ。
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夕日に癒されます。
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距離だいたい80kmくらい。
帰り道の途中でメーターのマグネット(ホイールにつけているの)が取れてしまったので平均速度は不明。
(マグネットは400円くらいで手に入りました)

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9/17 相模大野→麻溝台→座間
この日は相模大野で所要があったんですが、車でも電車でも遅れてしまいそうだったのでロードで(笑)
用事が終わった後、ちょっと走ろうかと思ったんですが、どうもやる気が出ない。
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雰囲気のいい場所を見つけて、ここから遠くに行く気がなくなってしまったので、ここで折り返し。
約50km。

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9/26 ヤビツ峠
26日の月曜日は休暇をいただけたので、3連休。日曜日は天気が持ち直して、次の日休みになるのでちょっと乗鞍にでも行こうかなと思ったんですが、その日カミさんが出かけようかなどうしようかな、なんて言っているのを察知して、ここは遠慮して留守番にしました。

ところが、25日の信州はいい天気だったようです。
こんな感じで
これは悔しい。まあしょうがないですね。来年以降に。

で、翌26日。
天気は曇りで午後にわか雨かも、なんて予報だったんですが、せっかく空いた1日なので、土日に行きにくいところにしようと、ヤビツ峠へ。9月下旬とはいえ蒸し暑い日でした。

皆さんと同じように、途中止まらずに時間を計ってみました。
この日は平日なので車も少なく、バスも走らず、自転車も少ない。
途中で誰かに抜かれることもなく・・・
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54分。前回より12分早着。

たまたま抜かれなかっただけなようで、平日にもかかわらず何人も登ってきました。

しかし、途中止まれないサイクリングって実に味気なくて面白くない。
これ以上速く走れることもないでしょうし、当分時間計ってヤビツに登ることはないでしょう。

ということで、登りでゆっくり見れなかった景色を堪能しながら、また秦野側に下ります。
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彼岸花に惹かれて細い道を入っていきます。
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うろうろしているうちに、248円の弁当の看板に誘われてお昼はこの弁当にしました。
ボリュームもちゃんとあって、これはこれでよかったんですが、そういえば今日は平日です。
ステーキ系のファミレスに行ってサラダバーで山のように食べればよかったな、と激しく後悔したところです。
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そのまままっすぐ平塚まで降りて、R134を東へ。
江の島の海を見ながらスポーツドリンクをがぶ飲みです。暑かった~。
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この日108km 22.1km/h
3時ごろ家に着いてしまい、時間が余っていたので、このあとプールへ。
前、走った後に泳いだら足をつってしまったことがありましたが、電解質が足りないとつりやすいと聞いたので、スポドリをたくさん飲んでから行きました。とりあえず平気でしたが、スポドリのお陰かどうかはわからないですねぇ。


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