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槍ヶ岳登山(2) [山歩き(テント泊)]

上高地から8時間半ほどかけて槍ヶ岳の少し下の殺生ヒュッテまで登ってきてテントを設営。昼過ぎまでは晴れていましたが、午後は曇り空になって、槍ヶ岳は雲がかかったりかからなかったり。
当初の予定では翌朝登ることにしていましたが、天気が崩れるのが早いケースも考え、今日のうちに登ってしまうことにしました。15:50出発。
ここはカール地形なのかな。
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たまに青空が見える。
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さっきまではへとへとだったのに、空荷だと登るの早い早い。
殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘まで20分ほどで登ってしまいました。
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16:25、いよいよ槍ヶ岳へ!ガス晴れてくれ!
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鎖やハシゴはしっかりしてるし、岩も脆くないので、見た目より登りやすいです。
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とはいえ、振り返ると恐い。
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青空!
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この2連ハシゴを登れば山頂です。
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16:55山頂へ。残念ながら白い山頂でした。
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ちょっとガスが薄くなった瞬間でもこの程度。穂高方面を見ていますが。
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たぶんこれが「小槍(こやり)」
Youtubeでは小槍の上でアルペン踊りする人とか見ますが普通の人は登れません。
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あまり人も多くなかったのでしばらく粘っていましたが、ガスが晴れなかったので残念ですが下山します。明日の朝晴れてたらまた来よう。
下りは恐い。
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前を歩く人たちが少し遅くて槍ヶ岳山荘までの下山が20分。
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さらに20分ほど下ってテント場に戻りました。
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この日は晩ご飯を食べてすぐに寝てしまいましたが、夜10時過ぎ、テントを叩く雨音で目を覚まします。夜は晴れるかと思って三脚も持ってきていたのですが。

そして朝・・・
普通に雨ですね。
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一晩中眠れずにずーっと雨音を聞いていたように思っていたのですが、「何言ってるの?ずっとグーグー寝てたじゃん」だそうです。

自分が契約している有料天気予報では、午前中は天気が持つとの予報だったのですが。
テキストではあえて書きませんが某サイトでは朝まで「A」ですね。
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気象庁は雨を当てていました(これは当日朝の予報ですが)
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こんな天気なので、初めて歩く岐阜県側(新穂高)への下山はやめて、元の上高地へ戻ることにしました。奥さまも縦走を中止していっしょに下山するとのこと。まあ一緒に帰れば交通費浮くしね。
それにしても諦めが早いw
実は雨の登山ってほとんど経験がない。
雨だけど足元も滑らず歩きやすい道でした。
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前の日5時間かかって登ってきた横尾まで半分の時間で下山。
雨は上がりました。
ここから3時間林道歩きがだるい。
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1時間先の徳澤園で「コーヒーソフト」をいただきます。
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このあとまた雨になり、上高地が近づくにつれて土砂降りになりました。雨具の肩の部分のシームテープが剥がれて水がしみ込んできます。指紋認証のスマホは立ち上げられません。徳澤でビニール傘が700円くらいで売ってたので買っておけばよかった。
13時前、殺生ヒュッテから7時間弱で河童橋まで戻ってきました。沢渡ゆきのバス待ちの行列がここまで伸びていました。
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自分は幸いにして「あかんだな」行きです。バスは2本目のに乗れました。
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こうしてちょっと残念だった槍ヶ岳ですが、双六からの西鎌尾根、大天井からの東鎌尾根はどっちも歩いてみたいから、また登る機会はきっとあるでしょう。ずぶ濡れですが爽やかに撤退。
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<おまけ>
ここんとこ山で足をひねることが多く、また今履いていた靴がテント泊の荷物を背負うにはちょっと柔らかいなと思っていたこともあり、「捻挫防止機能つき」という売り込みの登山靴を買ってみました。サロモンの「X ULTRA 4 MID GORE-TEX(エックス ウルトラ 4 ミッド ゴアテックス)。今まで持っていない色ですがこの色だけ3割引きだったのでw
自分はテント泊用と思って買いましたが、売る方は「ハイキング用」の軽い靴なんですよね。ホントに捻挫を防止してるかはわかりませんが、軽くてそこそこしっかりしていて雨の中でも全然平気だったので悪くない印象です。
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槍ヶ岳登山(1) [山歩き(テント泊)]

9月の3連休、どこから見ても”とんがりコーン”な形で目立っている槍ヶ岳へ夫婦で登りに行きました。
あらためて槍ヶ岳の場所を地形図で見てみると、南は穂高から、東は燕岳ー大天井岳から、西は双六岳から、そして(素人は歩けない)北側の稜線と、ちょうど4方向の尾根道の交点に位置する場所にあります。西側は新穂高から、東側は上高地から谷を登っていくルートもあります。
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今回は地図に加工したとおり、上高地から登り、槍ヶ岳登頂後、自分は新穂高へ下山、奥さまはそのまま西へ縦走する予定。

つまり、自分は
「往路の送り+標高3000mへの歩荷(+下山後の家事)」
がメインで、槍はその”ご褒美”といったところでしょうか 笑

もともと土曜日の夜に出発して、日・月と山歩きをしようと思っていたのですが、3連休の中日の午後は天気が崩れるとのことで、雨の中山登ってキャンプはしたくないな、と思い、急遽金曜日の夜に出発です。

上高地スタートですが、今回は新穂高に下山することもあり、いったん安房トンネルをくぐった西側の「あかんだな」駐車場に車を停めました。
駐車場に3時過ぎに着いて、始発のバスは5:20。まあ2本目くらいに乗れればいいな、と5時前に駐車場内にあるバス乗り場に行くと、なんと4時半ごろからバスを出しているとのこと。慌てて居合わせたバスに乗り込み、上高地に5時半に着きました。なんかガスってるな。
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朝6時ちょうど、天気は良さげ。河童橋まで歩くとガスの向こうに穂高連峰が見えてきます。
標高1500mの上高地から2860mの殺生ヒュッテのテント場まで20km弱、コースタイム8時間半と、長い1日になりそうです。
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まず最初は木道メインの平坦な道。
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1時間ほどで明神橋。
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次の45分は林道歩きで徳澤へ。草地で雰囲気のいいテント場です。
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更に45分林道歩きで、9時前に横尾に着きました。この橋よく見るな。天気も快晴に。
休憩入れて上高地から横尾まで3時間弱かかりました。ふたりで話しながら歩いてきたからいいのですが、この時間をひとりで歩くのは精神的に辛すぎると思う。
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荷物が重くて30分ほど休憩して9:30横尾スタート
ここから本格的な登り・・・にならずダラダラと登ります。
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一瞬だけ槍ヶ岳の先っぽが見えました。
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10:30槍沢ロッジ、11:10ババ平のテント場へ。ここが最後のトイレ。
水場もあります。天気もいいので少し水を多めに持っていきます。
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こんな景色の中を登っていきます。あまり標高は上がっていないのですが、この時点ですでにバテ気味。水も多めに持っているので足取りも重い。
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最初は平坦な道ですが歩き疲れてくる後半に勾配が徐々にきつくなってきます。
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12:30 天狗原分岐。ババ平から1時間20分。ペース配分間違えたのか、登りなのにほぼコースタイム通りしか歩けなくなってきました。この分岐を左に行くと40分ほどで「逆さ槍」が見れる「天狗池」があるそうです。
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分岐から30分弱のところに水量豊富な水場があり、凍るように冷たい水がたくさん出ていました。ここで翌日分の水もくみ上げて、13:30、「グリーンバンド」と呼ばれるハイマツ帯の手前でついに槍ヶ岳が姿を現しました!でも雲が出てきちゃいましたね。
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見た目はそんなに急傾斜ではないし、とてもよく整備されていて一つ一つの段差も少ない歩きやすいはずの道ですが足が上がりません。でも、もう歩けないなんて口に出すと負けのような気がして、3歩登って15秒休憩、というようなペースで歩きます。このあたりになると100mごとに槍ヶ岳山荘までの距離が書かれているようなのですが、次の100mが全然現れないのです。
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14:10殺生ヒュッテへの分岐を過ぎて、14:20殺生ヒュッテに到着しました。
ああきつかった。まじきつかった。
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殺生ヒュッテのテント場、目の前に槍ヶ岳がそびえる岩ごつごつの中に、ところどころ平らな敷地があるような場所。その中で2人用テントが入る少し大きめで眺めのいい土地を見つけました。
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今回は、奥さまがその後の単独縦走に向けて独力でテントを張るから手出しも口出しも無用とのこと。なので、自分は槍ヶ岳を見ながら「疲れた~きつかった~」と言って座ってるだけ。王様のようですが、なんだか山に来てまで家事を一切しないダメ男のようで、なんとなく居心地が悪かったです。

つづく
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塩見岳・小河内岳登山(3)小河内岳登山 [山歩き(テント泊)]

南アルプスの中央、三伏峠小屋でテント泊2泊。
前日の塩見岳が意外とあっさり登れてしまったので、ここを起点にもう一座、三伏峠から南方にある小河内岳に登ってこようと思っています。位置関係はこんな感じですね。
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やはりこの日も周りのテントを畳む音で朝2時半に目を覚ましてしまいます。星空も出てるし、いい天気そうですね。
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3時50分にテント場を出発しますが、ガスがかかってしまいました。
道に迷わないようにGPSで位置を確認しながら歩いていきます。
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4時半烏帽子岳。ガスガスです。
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良く見えないんだけど、右側落ちたらヤバそうな雰囲気がします。
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おおおお!ガスが抜けてきた!!
向こうに見えるのが目指す小河内岳です。
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5:00前小河内岳へ到着。
ガスが抜けて、向こうに富士山が見えてきました。
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小河内岳の避難小屋の窓に朝日が反射しています。
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5:05、塩見岳の南側から日が昇ってきました。
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小河内岳へ向けて、いったん急な下りを下った後で登り返し。
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5:45 小河内岳山頂
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この小屋と富士山の景色を見たかったんだよね。
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まだ行ったことのない南アルプス南部。
数人が向こう側へ歩いていきました。
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山頂でコーヒー飲んだりしてのんびりして、6:50下山開始。
今回ずいぶんのんびりしてるなあ(笑)
前小河内岳と烏帽子岳の間の稜線はこんな景色だったのか。
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往路で「落ちたらヤバそう」と思ったところ。これ落ちたらシャレにならんですわ。
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1時間10分ほどで烏帽子岳に戻ってきました。
こんな景色の山だったのか。というか、なかなかの眺望ですよ。
左から、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳(ちょこっと)、間ノ岳、塩見岳。
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振り返れば富士山。きれいな富士山。
ここまでくれば小河内岳まで行かなくてもいいんじゃないかな。
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大展望を堪能して9時前にテント場に戻ってきました。テントを片付けて下山します。
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9:50に三伏峠小屋を出発。塩見岳、楽しかったよ。
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11:40に鳥倉に下山しました。自転車が増えています。
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鳥倉登山口から越路の駐車場までの林道は少しだけダートが残っています。夏の日差しの下、この自転車で峠道を走り回っていた若い頃を思い起こさせる、そんな山道です。
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奥に見えるのが今朝登ってきた小河内岳です(たぶん)
この青空の下、こんなフラットダートを走れるなんて!
登山の最後に最高のご褒美が待っていました。
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おわり
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塩見岳・小河内岳登山(2)塩見岳登山 [山歩き(テント泊)]

8月の南アルプス・三伏峠のテント場。
夜10時頃目が覚めて、そのあと眠れなくなってしまいました。軽い頭痛もします。脱水症状なのか軽い高山病なのかわかりませんが、水を飲みながら、バイクの排気音のようないびきを聞きながらジリジリと過ごします。
日が変わった頃には出発の準備をする音が聞こえ、午前2時になるとあちこちからテントを畳む音が聞こえてきます。テント場の朝は早いですがここは特に早い。縦走で次のテント場まで行くにも塩見岳を往復するにしても相当時間がかかるので、そういう時間帯になってしまいますね。

結局22時から一睡もできずに、カフェオレとパンとゼリーの軽い朝食を取って、自分も4時すぎに出発します。テントはそのままで塩見岳を往復します。片道6km、コースタイムは登り5時間下り4時間です。

テント場から10分ほどの「三伏山」。真っ暗だし、ガスの中。晴れるのかな・・・
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道は歩きやすい樹林帯の山道。1時間ほど歩き本谷山の先まで行くと雲が切れてきました。向こうに見えるのは小河内岳と思う。
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そして正面には塩見岳。完全に雲が切れています。でっかいな。
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「小屋は、じきかやぁ/いんねあと40分だに」
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さらに先に進むと左側に白根三山も見えてきました。
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日帰りピストンで荷物が少ないので、まるで羽が生えたかのように身体が軽い。
三伏峠からCT3時間半のところ2時間で、「あと40分だに」から25分ほどで塩見小屋に着きました。山頂まで一番近い小屋です。疲れてないので通過。
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あーーーーーーーーなんでガスっちゃうん・・・
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塩見小屋から塩見岳山頂までは、「山のグレーディング」でDランク。
◇厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ・くさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所がある。 ◇手を使う急な登下降がある。 ◇ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険箇所が多い

とのこと。はじめてDランクを歩くので心していかんとね。
小屋から20分ほどで鎖場登場。まあこれくらいならサクサクっと。
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稜線から流れ落ちる雲が美しい。
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これからが核心部ですかね。けっこう急に見えます。
手前は青い岩、山頂近くは赤い岩。
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少しハードな鎖場登場。
昔は恐くて絶対無理だったんですが、慣れとは恐ろしい。
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やっぱり恐いな。
この後、上を歩く人が小石をザラザラと落として下を歩く人の足に当たるところを目撃します。怪我はなかったようで「当たったのが足で良かった」と仰ってました。
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間ノ岳方面からの稜線がきれいに見えてきました。
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6:50塩見岳山頂(西峰)着。
塩見小屋から45分、三伏峠から2時間45分で到着。富士山見える。
もう少し行った先に「東峰」があって、そっちのほうが標高が高いようなので、移動してみます。
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標高3052mの東峰。西より5m高い。
南アルプスの真ん中、まわりに高い山がないので、360度の展望。
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南アルプス南部を一望です。
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荒川岳というか悪沢岳というか。
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そして東には富士山。
手前右側の形の良い山はたぶん蝙蝠岳で、そこへの稜線が良きという話も聞いたんだけど、片道2時間、わざわざ行って戻るのも面倒なので、山頂で何もせず時間をすごします。
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西峰方面
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北アルプス 槍・穂高まで見えます。
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塩見岳から間ノ岳方面の仙塩尾根を北上していく人、尾根から来る人を眺めます。仙塩尾根からどんどん人が登ってくるのですが、どの人もきついけど良かったと口にしていました。
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日も高くなってきました。天気は安定してそうですがそろそろ下山しようかな。
結局山頂には2時間半いました。
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9:30下山開始。
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岩場の下りに突入。
前を歩く赤ザック・緑ザックの2人は自分と同世代のお父さんとその娘さん。北沢峠ー仙丈ヶ岳ー塩見岳ー鳥倉のルート(コースタイム25時間)を1泊2日で歩くという超健脚で、この下りも鎖使わずスタスタ歩いていてあっという間に離されてしまいました。
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こわいこわいこわい。
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岩場を終えて塩見小屋まで無事戻ってきました。
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山頂から3時間ほどで下山。
テント場直前の三伏岳もなかなかの展望。朝はガスで分からなかったけど。
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テント場に戻って、また半日ぼーっとします。
この日は午後雨も降らず一日穏やかな天気でした。
そして夕食後の18時、テント場から10分ほどの三伏山へ。
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少し雲がありましたが、塩見岳の上の方を夕日が赤く染めてくれました。
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明日もいい天気になりそうです。
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塩見岳・小河内岳登山(1)三伏峠へ [山歩き(テント泊)]

山の日連休がやってきました。9日の金曜日も休みにしたので4連休です。
最初に思い付いたのが立山ー薬師岳の縦走なんですが、前週の唐松岳で挫いた足の痛みが完全に取れていない中、3泊4日で途中逃げ場がない縦走には若干の不安があります。

そこで、あまり行ったことのない東北日本海側の月山なんてどうだろう?18きっぷで鶴岡に行って、翌朝自転車でヒルクライム+山頂まで登山、翌日庄内空港から飛行機で帰るという、これは良い旅になりそうだ! ということで自転車も山道具も整えて寝たのですが、9日朝、見事に寝坊してDNSとなりました。
台風の進路が変わって東北直撃っぽくって、寝坊して良かったのかもしれないですが。
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そんなことで3つ目のプラン。南アルプスの塩見岳に行くことにしました。
塩見岳は縦長い南アルプスのちょうど真ん中くらいにある山。標高も3000mある立派な山。
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伊那側の大鹿村「鳥倉」という登山口から入り、「三伏峠小屋」でテント泊、翌日天気を見て山頂まで往復する予定とします。天気は夏山あるあるで午後になると雷とか雨とかなので毎日早い時間だけ歩けばいいし、足が痛くなったら止めて下山してもいいし、という慎重なプランです。

睡眠もたっぷり取ってテント泊の準備もして、連休前で駐車場混むだろうからと夕方7時前に家を出たのですが、津久井のあたりでラジオの緊急地震速報が鳴り響きます。地震は感じませんでしたが神奈川県西部で震度5弱とのこと。
中央道は上野原から勝沼まで通行止めに。高速乗る前で良かった・・・
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R20号も高速から逃げた車でところどころ動かなくなっていましたが、うまくかわして、結局ずっと下道で相模湖から甲府昭和まで2時間、茅野まで3時間。茅野から152号線で夜の分杭峠を0:30に通過。
ここいつか自転車で来ようと思っていたのに、その前に車で来ちゃったな。
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大鹿村の道の駅の先から、雨が降る林道を登り午前2時前に越路登山口到着。幸い2台ほど空いてたので車を入れて3時間弱仮眠し、翌朝5時。雨は止みました(よかった)
出入口が塞がれた駐車場(もう1カ所から出れるけど)
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駐車場から登山口の鳥倉まで1時間ほどの林道歩きがあります(路線バスは登山口まで行く)。自転車は通行可のようなので、登山口までランドナーで登っていきます。
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5:45、ゲートの横をすり抜けて林道に入り、歩く人をどんどん追い越していきます。
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舗装のきれいな林道でしたが、最後の1kmほどダートになり、25分ほどで鳥倉登山口へ。コースタイムは半分になりました。
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6:10鳥倉登山口スタート。最初はカラマツ林のなかを登ります。
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三伏峠までは○/10という形で自分の位置がわかります。1時間10分で半分来ちゃった。
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整備されてるんだけど、濡れててちょっと怖い。
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「ほとけの清水」という水場。チョロチョロとしか流れていなくて、水汲み渋滞が起きてました。三伏峠で終わりならここはスルーしても良かったかな。地学的には「仏像構造線」という関東から沖縄に伸びる大断層の上だそうです。
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木々が切れたところからは北アルプスの展望が。
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さらに進むと明日登る予定の塩見岳が見えてきます。でっかいな。
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8:40三伏峠に到着。
2時間半で着いてしましました。
「日本一高いと言われる峠」だそうです。
今日はテント場でテント張って終わりです。緩すぎるだろ。
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心配していたテント場はこの時点ではガラガラでした。
三伏峠は南アルプス縦走の中間地点、ジャンクションのようで南から来る人、北から来る人、自分のように塩見岳だけの人といろいろ。このあとテント場はぎっちりになります。
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水場へ行きます。往復30分の「山歩き」です。
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南アルプスの静岡県エリアは製紙会社の社有林になっています。
立派な標識があちこちに建ってます。すごいな・・・
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南アルプス南部へ向かう登山道と水場との分岐。向こうには塩見岳が見えるいい場所です。
ここから10分ほど山を下っていくと、
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ラジオがかかっている小屋があり、くみ上げた水が出ていました。
何度も往復しなくていいように翌日分の水も持って上がります。
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あとはお茶したり、塩見岳から戻ってきたという隣のテントの人に核心部の話を聞いたりして、半日過ごします。
何もしないって幸せだねえ。
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午後ひと雨降って上がったあとの16時頃、小屋番の人が混んでるからテントを詰めて張りなおしてくれ、とお願いしに来ました。「テント場がいっぱいになったら小屋に泊まってもらう」と小屋のウェブサイトには書いてるのですが、今日は小屋もいっぱいなのでしょう。
テント場はロープで区画されているんですが、たしかに詰められるよな。
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最終的にはここまで詰まりました。
南アルプス縦走、南北ともに一つ手前のテント場からは距離があるので、到着が遅いのはやむを得ないのかもしれませんが、結構遅い時間に来る人も多いです。
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16:30に晩ご飯です。
白米とイワシのなんとか。
お吸い物を持ってくるのを忘れた。
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あとは明日に備えて寝るだけ。
いったん眠りについて目が覚めた22時。
雲は晴れて星が出ていました。
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つづく

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2024年5~6月のサイクリングまとめて [先月のサイクリングまとめて]

今年の夏も暑かったですねえ(まだ暑い)
暑い中自転車に乗りに行こうという気もあまり起きないです(歳取ったか)
そんな暑さが本格化する前の、5~6月のサイクリングまとめ
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5/5 安曇野ー白馬ー長野サイクリング 約115km+10km
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2024-06-23
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2024-07-07


5/11 いつもの海 約50km
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うっすら富士山
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写真を始めた(白黒フィルムで)10代の頃からこういう輝く海の写真が好きでした。
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この日、サイクルメーターのボタンを押したらメーターごと路上に飛び出し、車に踏まれてしまいました。

5/18 湘南台ー茅ヶ崎 約60km
ということで、メーターを買いました。まったく同じ機種です。
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適当に走っていて慶応義塾大学の湘南藤沢キャンパスの前を通ったので潜入してみました。休日なのでサークル活動をしている学生が少しいる程度で静かな感じ。
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駅から遠いのででかいバスが走っています。
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南下して茅ヶ崎の海へ
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境川サイクリングロードに咲く黄色いお花。毎年楽しみです。
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6/1 いつもの海 50km
鎌倉も紫陽花が見頃の季節。
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6/15 山北往復 110km
今年もアクエリアススパークリングの季節がやってきた!
初夏の頃から街に出てきて、盛夏の頃にはなぜか消えてしまう、不思議な飲み物。
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そして初夏なのでお弁当用の梅干を買いに山北まで「買い物ライド」。
買い物とはいえ久々の100km超なので途中伊勢原の松屋でしっかりと腹ごしらえです。
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期間限定の「エッグチミチュリハンバーグ定食 ごはん大盛り」
1000kcalオーバー、タンパク質32.6g
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おなかいっぱいで善波峠を越えたら富士山が見えていました。
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梅干の在庫があまりありませんでした。
たくさん買っても肩や腰が辛いんですが。
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何の花だろう?
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毎年だと思うんですが開成町の紫陽花を見て帰りました。
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6/16 片瀬西浜往復 約46km
最近では珍しい、2日連続のサイクリング。
今日は海へ。
片瀬海岸にこの白杭が立って、海の家ができると夏ですね。
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さてこの日は父の日。
自分は特に何もしていないんですが、自分へは鹿児島の子からLineでプレゼントが来ました。
ちょっと小馬鹿にしてる感があるのがいいです 笑
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さっそくいただきました。
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ローソンのアイスコーヒー旨いぞ。

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唐松岳登山 [山歩き]

鳳凰三山の長いコースを這う這うの体で歩いて、「もうしばらくは山歩きはいいかな」と思ったのですが、”喉元過ぎれば熱さ忘れる”。翌日になるとまたどこか歩きにいきたいな、と思うようになりました。

その翌週末、天気は安定するとのことで、泊まりで山登りに行くチャンスでもあったのですが、ちょうど下の子の部活がその日1日だけ休みになるとのことなので、奥さまと子どもと3人、夜発日帰りで歩きもそんなにハードでない(と勝手に思ってる)北アルプス北部、白馬村の唐松岳に行くことにしました。

ちょうど山岳医療を題材としたドラマを見ていて、そのロケを唐松岳や八方尾根でやってるっぽいのもありまして。



唐松岳に登るのは自分は2回目です。
前はいつだったかな?とブログのキーワード検索すると2017年秋。
え?もう7年も前なのか・・・

しかし、白馬は遠い。
家を22時に出て、中央道安曇野インターが1時半、登山口の黒菱駐車場に着いたのは午前3時。
しかし、駐車場は満天の星空。すぐには寝れません。
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1時間半ほど仮眠して起きた5時前、白馬の山々に日が当たり始めました。
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駐車場でまるで山の上にいるような日の出が見れるのはいいですね。
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車修理してホントによかったと思う。
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5:30に駐車場をスタート、リフトは動いてないので道を上がっていきます。
振り返ると雲海。
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45分ほどでリフトの終点の八方池山荘へ。
ここから頂上まで登りのコースタイムは約4時間半です。
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少し休憩して、6:30八方池山荘スタート。
高い木が生えていない稜線なので、歩き始めから眺望抜群。
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左には鹿島槍ヶ岳と五竜岳
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右を見ると白馬三山と、左右とも贅沢な山の景色を満喫
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絵になる木道ですね。
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1時間ほど登ると八方池。風もなく水面が鏡のようです。
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八方池と白馬三山。素晴らしいの一言。
池の周りで40分ほどのんびりして、さらに上へ。
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行く前は期待していなかったのですが、道中たくさんお花が咲いていました。
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遠くに富士山
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飛行機雲の影ができているように見えます。どういう自然現象かわかりませんが。
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唐松頂上山荘のちょっと手前、道がつけ変わっていて、昔よりも険しい(ちょっとだけ)登りになっていました。
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10:00、新しい道を通り山小屋の上に出ました。奥は五竜岳。
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右手は唐松岳。奥には剱岳も見えます。
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天気も崩れなさそうなので、小屋前でまた休憩。
谷の向こうの剱・立山連峰を見ながら、ご飯食べたりコーヒー飲んだり。
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11:25 ようやく(?)山頂へ向かいます。
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小屋から15分ほどで山頂。
富山湾から剱・立山。向こうには槍ヶ岳も見える大展望。
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登ってきた道を振り返ります。
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白馬の方は険しそうですねえ。
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五竜岳の上に彩雲が出ていました。
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名残惜しいですが12:10下山開始。
ガスが出てきました。
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まあ夏山だし午後ガスるのはしょうがないよね。
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帰りもきれいなお花を見て下山。
この後なんでもない木道で右足を内転させてしまいます。
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15:00駐車場に戻りました。
駐車場から白馬へ下る黒菱林道も、白馬三山を目の前に望む素晴らしい道でした。
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鳳凰三山日帰り登山(2) [山歩き]

鳳凰三山の続き。
夜叉神峠駐車場に車を停め、朝4時過ぎにスタート、6時間かけて鳳凰三山の最高峰である観音岳へ。
10:45、ここまで来ればあとは下りだもんね~とお気楽気分で、鳳凰三山の最後、地蔵岳を目指します。
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今日はずーっと北岳を望みながらの稜線歩き。
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11:40、赤抜沢ノ頭へ。
「オベリスク(方尖柱?)」と呼ばれる四角い岩の地蔵岳は稜線から少し離れたところにあります。
奥さまは「別にいいや」ということなので、自分一人で地蔵岳まで行ってみることに。
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一応、ここまで来れば地蔵岳への登頂は果たせたことになるそうですが、せっかくなので少し岩に登ってみました。
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が、途中でギブアップ。
ギブアップはいいが、下を見ると想像以上に切り立ってます。
こういうところ登っちゃだめでしょ。
なんとか岩の凸凹を見つけて下山。
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12:15 元のルートに戻り、「早川尾根」と呼ばれる尾根をさらに北西に向かいます。ずーっと歩いていくと甲斐駒ヶ岳につながっているようです。アップダウンがきつそうです。
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次のピークの高嶺直下は岩もある急な登り。きついですねえ。
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13:00高嶺。標高は2779mで、鳳凰三山の地蔵岳や薬師岳より高いしなかなかの眺望(というか観音岳とあまり変わらない)、地味な通過点という感じでしょうか。
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振り返る。
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高嶺からの下りは岩場もある急斜面。ペースが上がりません。
コースタイム通り歩いても広河原のバスの1時間前には着く予定ですが、時間が気になります。
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13:40白鳳峠。この峠だけは樹林帯の中なのですが、ここを左折して広河原方面へ下ります。ここから林道まで標高差900mの下り。後で知ったのですが遭難多発地帯とのこと。
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下ってすぐに木々はなくなり、ゴロゴロした石が広がってます。正面には北岳がデーンと構えている、景色だけは最高な下山路ですが景色だけ。9時間以上歩いて疲れた脚に嫌がらせをするかのようなゴーロ帯です。
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ゴーロを25分ほど歩くと樹林帯に入ります。
が、この樹林帯がめちゃくちゃ急で、滑りやすい土の道。
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突然出てくるハシゴ。
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今回のコース、日帰りの体力を超過していたようでもう脚の力が残っていません。何かの拍子につまづいたら即転がっていきそうな急斜面なので、慎重に降りていきますが、足を滑らせて何度も尻もちを付きました。元気いいときなら体勢立て直せそうなのですが。疲労時の足さばきってこんなに「いうこと聞かない」んだ、と思いました。奥さまは平然と前を歩きながら「こんなきついコースなんて聞いてなかった」と言っています。自分も足さばきが怪しくなるほどきついとは思ってなかったし。

白鳳峠から1時間50分で舗装路が見えてきました。下り長かった・・・
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15:50 無事広河原へ。16:40の終バスにも余裕で間に合いました。
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17:20 夜叉神峠でバスを下車して停めていた車に乗って帰りました。
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これまでの山歩きで一番厳しかったと言える今回のコース。もう歩くことはないだろうなと思ったのですが、数日たつと、辛かったあの急坂を今度は登ってやろうか、と思ったりもしました。
少しだけね。
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鳳凰三山日帰り登山(1) [山歩き]

夏山シーズンを前にして車が壊れました。
パワステが効かなくなるという、20年前のプジョーに「よくある」故障で、逆に20年以上壊れなかったのがすごいそうです。そろそろ車買い替えてもいいくらいなんですが、次の車のイメージもないし、部品もまだ手に入るようなので修理に出したところ、1週間ほどで修理完了しました。

7月の最終金曜日が休みになり、車は直ったし、低地は暑いので、高い山に行きたいねえ。
予報では金→土→日と天気が悪化していく様子(※結局3日間とも天気が持ったらしい)なので、金曜日の日帰りで、ちょっとたくさん歩いてみよう、とあれこれ地図を見ていたら、山梨の鳳凰三山から、北岳の登山口の広河原に下りる道があるのに気づきました。夜叉神峠→広河原と歩けばバスで戻ってこれるじゃん。
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距離16km、コースタイム12時間超の歩き応えあるコースですが、GWの丹沢縦走より5kmも短いし、軽い日帰り装備なら問題ないでしょ、と軽い気持ちで臨んでいたら、同じ日に休みが取れた奥さまも同行することになりました。

ということで、夜叉神峠の駐車場に午前1時に到着。少し仮眠を取り、4時10分に歩き始めます。
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5時前に夜叉神峠。白根三山は見えています。東の方に雲があるのか、山は染まりませんでした。
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夜叉神峠を5:15に出発、少し下がった後はきつい登りが続きます。眠くて体が動きません。
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振り返ると富士山が見える場所がありました。
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6:15杖立峠。鉄パイプの変なオブジェがありました。鳳凰三山の象徴なのか、他のポイントにもこのオブジェがおいてあります。
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樹林帯の中の登りですが、左側開けている場所がありました。
いい天気。北岳でもよかったかな。
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7:40苺平を過ぎ、8:15南御室小屋着。テント場の雰囲気良さげ。
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水場がありました。このコースで唯一の水場(かな?)
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「天然水」を沸かしたカフェオレといっしょに軽く朝ごはん。
今回新たに登場したのは「全粒粉入りロール」。中にマーガリンが入ってます。これ美味しい。
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8:45小屋を出発、30分ほど歩くと木々が途切れました。
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北岳~農鳥岳の大展望です。
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振り返ると富士山。
しかし富士山はこの直後に雲に隠れてしまいました。
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「砂払岳」を登っていきます。
うっそうとした木々の中から突然白砂のビーチに出た感じが面白い。
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これが鳳凰三山か~(初めて)
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9:45薬師岳
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岩にへばりついていた淡い色のお花。
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左手に北岳を見ながら、不思議な稜線を歩いていきます。これは振り返ったところ。
甲府盆地側はガスってきています。
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10:15観音岳。この日の最高地点に到達。
右手の突き出た岩が地蔵岳。奥には甲斐駒ヶ岳が見えます。もちろん左手には、深い谷を隔ててずーっと白根三山が見え続けています。
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右手はずっとガスでしたが、一瞬だけ八ヶ岳が見えました。
午後雷雨にならなきゃいいんだけど。
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夜叉神峠駐車場から観音岳まで約6時間。
天気にもまあまあ恵まれ、変化のある楽しい山歩きでした。富士山がちょっと残念だったな。
(つづく)

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安曇野ー白馬ー長野サイクリング2024(2) [自転車(ロードバイク)]

続編遅くなり申し訳ございません。
2024年GWの信州サイクリング。安曇野スタート、大町の北、木崎湖を見下ろす絶景の小熊山に登って、降りたところが青木湖。
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分水嶺を越えて、白い白馬の山々を見ながら北上していきます。
あの辺の山登ったことないんだよなあ。
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白馬駅前からまっすぐ伸びる道。
多くの人が写真撮ってたけど、これ撮るよね。
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スーパーでお寿司を買って食べました。白馬とは何の関係もないんですが。
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国道を右折して鬼無里方面の406号へ。
少し行ったところにある大出公園の展望スペースから。
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国道406号は道幅も広く、車通りも少なく、新緑の中、のんびり登っていきます。
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途中の絶景。
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西側の谷が見えるようになると峠が近いです。
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14:00峰方峠へ。大出公園からは40分ほどで登れました。
「名物」のボックスカルバート。
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北アルプスとは別れを告げて長野方面へ下っていきます。
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こういうの嫌いじゃない。
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鬼無里から下はよく整備された広い道。トンネルも連続しています。走って面白い道ではないよな。
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長野の市街地に入り、善光寺の前を通ったので門前まで。
人がたくさんいたので門前で引き返します。
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16:30長野駅着。
四半世紀ぶりの長野駅。こんなでっかい駅だったかな?
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そこそこ良く走りました。
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長野駅からは輪行して車がある安曇野まで戻ります。
しかしこの電車、大月行き。なんだかこのまま電車で帰った方が楽なんじゃないか。
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短いながらもすっかり鉄旅モード。
日本三大車窓の姨捨からの善光寺平。
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姨捨駅ではスイッチバックの待ち合わせ待避
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そして、田沢駅で再び自転車を組み立てて、車に戻ります。
夕方まで山がきれいに見えるいい天気でした。
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運転眠くなりそうなのでふだんはあまりご飯を食べて帰らないのですが、あまりにもお腹が空いたので、高速のSAでソースカツ丼を食べて帰りました。
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<おまけ>
GW中に不本意な仕事を入れられたせいで使わなくなったサンライズ瀬戸のチケット、キャンセルしようとしたところ中学生の子が乗りたいと言い出しました。
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で、サンライズに乗るだけじゃなくて、国鉄型の「特急やくも」に乗りたいと。
時刻表見ると、ちょうどいい時間に国鉄型どころか「国鉄色」があるじゃん。
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そしてこの日はちょうどANAの羽田ー米子が「トクたびマイル」の対象で、片道6,000マイル(実質12,000円)で取れたので、

羽田910(ANA)1030米子空港(JR)境港(JR)米子1634(やくも)1847岡山(JR)高松2126(サンライズ)644横浜

という、中学生一人旅にしては超絶贅沢日帰り大旅行の完成。いや、大人だってこれはなかなか贅沢ですよ。たまにはこういう「無意味な」旅行も行ってみたいねえ。

今年もらったお年玉がほぼ消えてしまうと本人少し悩んでいましたが、その「やくも」の国鉄型車両はこの6月でなくなってしまうとのことなので、まさにチャンスというか一生で最後なんだから行ってこいや、と。どうせ大学生になったらバイト3日分だから、と、兄にも背中を押され決行。

それにしても、電車が好きな割には鉄分がぜんぜん足りてない。
時刻表の後ろの方に書いてある切符のルールも頭に入ってないよう(※)なので、

「境港駅で横浜市内までの切符を買う。途中の駅で降りてもいいが切符は渡さない(見せるだけ)。岡山ー高松は別に切符を買う。高松は駅のくし状のホームの根元にうどん屋がある」

とだけ伝え、6日朝に羽田に向けて出かけ、無事7日の朝に帰ってきてすぐ着替えて元気に学校に行きました。

ちなみに、「やくも」の国鉄色はこんなの(Wikipediaから拝借)

JRW EC 381 series JNR color hiroishi - ikura.jpg
Mitsuki-2368 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる



(※ これは18きっぷで遠出する弊害なのかもしれない)
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