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青崩峠・兵越峠サイクリング(2) [自転車(MTB)]

http://expreso.blog.so-net.ne.jp/2016-06-12 (元記事URL)

こちらの続きです。
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国道152号線の点線区間になっている青崩峠。
静岡県側から長野県側に峠を超え、廃道状態の国道を降りて、兵越林道との分岐点に着いたところです。
どちらかというと、峠へ向かう国道が分岐しているようなイメージの場所ですが。
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ここから林道を登って兵越峠を越えていきます。標高差は600mほど。
この道は「兵越林道」と言われてますが、県道だそうです。
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何の変哲もない舗装の山道を登っていくと視界がぱっと開ける場所があります。
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そして兵越峠へ。国道分岐から1時間ほどでさくっと登りました。展望もない林間の峠です。
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静岡県側。
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ここでは「峠の国盗り綱引き合戦」という、遠州と信州で綱引きをするイベントがあり、勝った方が1m相手側にずらせるそうです。今は信州側が3m領土拡大中。(もちろん行政上の県境は動きません)
ウィキ見ると、信州側が6万7千連勝すると海までたどり着けるそうです(笑)
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青崩峠よりも100mほど標高が高いところだからか、新緑もとってもフレッシュ。
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兵越林道の静岡県側はカーブ少な目。
下りの直線区間も多いです。不思議な木のトンネル。
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林道が終わると、突然きれいな広い道になります。
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この先の草木トンネルの前後、三遠南信道の一部区間「だった」場所です。
草木トンネルについては、「山さ行がねが」(http://yamaiga.com/tunnel/kusagi/main.html)をはじめとして先行研究が多数あるので、興味ある方は適当に検索していただければと思いますが、経緯を要約すると、

1 国道の改良事業で草木トンネルを掘ることにした
2 三遠南信道(自動車専用道路)を作るにあたり、工事がはじまった草木トンネルをコースに入れることに
3 トンネル開通。事業費180億円だそうです。
4 その先、県境のトンネル予定地の地盤がやばそう→三遠南信道は別ルートに変更
5 一般道に格下げ

ということで、ここ、堂々と自動車専用道路を自転車で走れるんですね。(元)ですが。
これから2.2キロ180億円のハイグレードな道路を堪能します。

これが途中でぶった切ってある本線跡地。
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草木トンネル入口
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非常駐車帯まである素晴らしいトンネル
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高速規格(緑色)の距離標。52kmのスタート地点はどこなんだろう?
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自転車を止めたところで高架橋は切れていますが、この先、本線が続いていく様子が目に浮かびませんか?^^
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こうして、旧自動車専用道区間を快適に下って、出発点に戻りました。
距離は短かったけど、ダート、山道、廃道、舗装の峠越え、自動車専用道(?)と盛りだくさんの1日でした。
あとは楽しいドライブ。
富士まで下道を使ってみましたが、藤枝バイパスの渋滞を抜けるのに時間がかかってしまいました。
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青崩峠・兵越峠サイクリング(1) [自転車(MTB)]

http://expreso.blog.so-net.ne.jp/2016-06-05 (元記事URL)

国道152号線青崩峠ですが、場所はこのあたり、静岡県と長野県の県境になります。
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青崩峠への分岐のところ、「津島神社」の下に、公衆トイレと車数台止められるスペースがありましたので、そこに車をデポして自転車に乗り換えます。
久しぶりにMTB登場です。
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今回のコースは、道路未開通部分の青崩峠を北上し、長野県側に降りて、今度は迂回路となっている兵越峠を登って戻ってくるルート。距離は二十数キロになります。距離だけなら、平地のロードだと1時間なんですけどね。距離だけなら。
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立派な国道の脇を走るこちらの林道を登っていきます。
もともとこっちが国道だったんじゃないかという気もしますが。。。
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しかし、この道、坂きつい。
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写真ではうまく伝わらないんだけど、笑っちゃうくらいの傾斜。いったん降りると漕ぎ出しが面倒なくらいです。今回はMTBなので、フロント24×リア32でジリジリと登っていきます。
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途中に「足神神社」があります。
鎌倉時代、北条時頼の足痛を癒した人を祀った神社だそうです。
お参りしてお守りを買いました。膝が微妙なので、ここは神頼みで・・・
宮司さん「漕いで登ってくる人はほとんどいないよ~」だそうです。
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美味しい湧き水も出てますので、ボトルに入れて、少し傾斜の緩くなった坂を登っていきます。
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足神神社から10分ほどで、「塩の道」という石碑に到着。
ここから青崩峠まで遊歩道がありますが、車道が続いているので車道を進みます。
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快適なフラットダート。
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全部が緑色の光景も珍しいかな、と思って撮った1枚。
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ダート道も長く続かず、行き止まりになりました。
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林道終点からは緩い遊歩道を乗ったり押したりして、
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数分で峠に到着。
展望はありませんが、広くなっていて雰囲気のいい峠です。
ここからちょっと登ると見晴らしのいいところがあるというので、
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峠から少し登っていきますと、
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信州方面の谷筋がずーっと見渡せます。
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横を見ると、崩壊した青い斜面が見えます。ホントに青く崩れてるし。
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と、他人事のように崩れた斜面を見ているんですが、後ほど通る兵越峠への途中から見たところだと、どうやら自分の立っていたところも崩れた断崖の上なんじゃないかと・・・・怖くて下は見れませんでしたが
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峠に戻り、長野方面へ下って行きます。
最初は急な下りですが、
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若干荒れてる遊歩道。
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そして、新緑に包まれた極上のシングルトラック。踏み外すとやばいところもありますが。
長野側は歩く人もいません。
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最後の階段は担ぎとなりましたが、15分ほどで車道に出ます。
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車道とはいえ、自然に還りかけている道。
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こういう悪路を走るの楽しいですね。さすがにここは押しましたが(笑)
岩を避けながら、身体をバネにして坂を下りていく感じ、変な言い方ですが、ロードバイクとは違う「お行儀の悪さ」が楽しいです。
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ホイールウォッシュ
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路面崩壊。崩れたところは、やはり青い。
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アスファルトの路面も苔むしています。数年前、苔むした路面でひっくり返ったので、ここは慎重に走ります。
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ゲートがありました。長野側(ゲートの外)から振り返った図。ここまで車は入ってこれそうです。止めるところはなさそうですが。
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そして、兵越峠への道との分岐まで降りてきました。
看板の矢印には×印が、奥には「通行不能」と立札が出ています。
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タイヤに付いた泥まで青かったです。
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(つづく)

<おまけ>
この青崩峠ですが、九州の八代から、四国、紀伊半島を通り、諏訪へ伸びている中央構造線という大断層がありますが、そのほぼ真上に位置しており、断層活動により地質が劣化しているとのことです。
先日の熊本地震の震源と線がつながっているんですね。ここ歩いてるときに地震が来たらと思うと恐いですが。
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http://www.cbr.mlit.go.jp/mibuso/siryou_kan/02chuousen.html

ここは、国道の未開通部分(点線国道)であるとともに、「三遠南信道」という、飯田→上村→水窪→浜松いなさJCT(新東名)を結ぶ壮大な自動車専用道路の一部として、この峠付近に、あらたに「青崩峠道路」として、トンネルを掘って道路を通す予定となっていて、そういう意味で、関連資料も国交省をはじめとして多数アップされているところですし、自転車乗りというよりも、国道・酷道好きの方、地質学好きの方、土木工学好きの方、公共事業に興味がある方などなど多方面から注目を集めているんじゃないかと思うんで、興味ある方はぐぐっていただければと思います。多数資料が出てきます。

たとえば、こんなのとか。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-hyouka/27sai/2_h27_075.pdf
いろいろと事業を必要とする理由がかいてありますが、1日3千台の通行量見込み(現状の3倍くらい?)で、事業費が480億円だそうです。


久しぶりにMTBらしく [自転車(MTB)]

土の上を走りたくなって、久しぶりにMTBに太いタイヤを付けました。
子どものMTBに付いていたタイヤですね。TREKにMERIDAのタイヤですが気にしない(笑)
そういえばカミさんの通勤チャリだったような気がしますが、気にしない・・・(汗)
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こんな感じ。
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雪が残ってる斜面もあったので、遊んでみました。
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もともとこの自転車のフロントフォークはサスペンションだったんですが、ダメになってしまったのでクロモリのリジッドに変えてしまいました。そのときは何の気ナシに捨ててしまったのですが、今思えば、ロックショックスのINDY SLという超軽量モデル。残しておけばメンテナンスしてまたサスペンション復活させて遊べたのにな・・・と思うと、かなーり後悔。やはりガラクタであっても古いものは大事に取っておかないといけないんだな。

しらびそ高原サイクリング(3) [自転車(MTB)]

上村中心部からハイランドしらびそまで登ってきました。
ハイランドの前、芝生の先のちょっとした丘を登って・・・
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おぉ!
南アルプスの山々に乾杯!(笑)
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・・・ってこれじゃよく見えませんね。

結構木が視界を遮る場所に生えていて、「一望」という感じでもなかったのですが、
木が写らないところを探して何枚かつなげて作った南アルプスの眺望。
晴れててよかったですよ。遠いところまで来た甲斐がありました。
    ↓(クリックすると拡大します)
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地図で言うとこの範囲が見えてます。
sirabisomap.jpg

ここから見える山の名前を調べてみました。(書いておかないと絶対忘れる)
間違ってたらコメント入れてください。
ちなみにどの山が有名か有名でないかはちっともわかりません(笑)
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このまま夜までいたら星きれいなんだろうなぁと思いつつ、日が暮れた峠道は走りたくないので、早速下ります。

ちょっと下ったところが「しらびそ峠」なんですが・・・
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こっちの方が眺めいいじゃん!
というのも、視界を遮る木々がなく、谷の底の方からず~っと見える。
こんな深い谷から登るのたいへんだろーって思うくらい、深い谷。
(クリックすると拡大します)
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地蔵峠側(北側)から登ってくると、この峠で初めてこの山々に接するので、きっと下栗側から登るより何倍も感動するんじゃないかと思いました。
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山道を下っていきます。
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ほとんど下ったあたり、中央構造線の地形が見える、ということなんですが・・・
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ぜんぜんわからん(苦笑
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山道を下りてきて、矢筈トンネルのところからは整備された広い下りの国道になります。
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下りだったので、そこから7kmを10分、平均42km/hで(笑)走って16時半すぎに車のところに戻りました。
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この上村・南信濃のあたりですが、古い町並みがあったり、木造校舎が残されていたりするそうですが、残念ながら時間切れ。またの機会に来てみたいものです。
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自転車は終わりですが、これから300km以上の楽しいドライブが残ってます。
直売所でお土産を買って、17時、帰路につきます。
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秋の日はつるべ落とし。
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こういうルートを使って新東名から帰ろうと思います。

大きな地図で見る

が、天竜川沿いの平岡(天龍村)からのR418がとても細い山道。
しまったな・・・と思いましたが、山道で前を走るレガシーがガンガン飛ばしていくので楽しく走れました。
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平岡17:30→R151交点18:00→鳳来峡IC18:50から三遠南信道経由で、19:00浜松いなさ北。
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新東名経由で21:40大井松田、小田原21:55→厚木22:20という時間で、帰りも5時間半かけて帰りました。

おしまい。

しらびそ高原サイクリング(2) [自転車(MTB)]

標高570mの上村から下栗まで標高差約500mを登ってきました。
天空の里ビューポイントの往復30分を経て、また自転車で坂を登ります。
まだまだ標高差では2/3残ってます。
途中車同士がすれ違いに苦慮するような細い山道を登っていきますが、結構坂がきつい。
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こんな感じ。
いや、これは極端な場所ですが・・・(笑)
MTBなので、前22-後30という超軽ギアを使い、止まるようなスピードで登っていきます。
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しばらくして坂が少し緩くなると、左手の山の向こうに中央アルプスが望めるようになります。やっぱり千畳敷行った方が・・・
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紅葉はまだホンのところどころ、って感じでした。
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登っていくと、今度は右手にも高い山が見えるようになります。
だいたい標高1,500mくらいでしょうか。例年だとそろそろ足の限界、というところですが、今年はたくさん走ってるからまだまだ平気そうです。
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1kmごとに看板がありました。
次の看板が10分後に出てこないと焦りが出てきます・・・
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この辺り、2~3万年前に小惑星が衝突してできたクレーターということなんですが、見てもただの斜面にしか見えず、クレーターとはさっぱりわかりません。誰がどうやって発見したんでしょうねぇ。
クレーターのところで標高1,800m。
空き地(駐車場?)には天体観測の人たちがすごい望遠鏡をセットしてました。
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ロッジの直前の急登には参りました。
この落葉松、黄色くなったらキレイなんだろうな。
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こうして最高地点らしきところに着きました。
上村から約4時間(途中30分の散歩含む)。
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森林鉄道がお出迎え。
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ハイランドしらびそ。
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で、振り返れば南アルプスの山々・・・と言いたいところなんですが、標高差数mくらいのちょっとした丘があって視界を遮ってます。そこに登ると見えるらしいのでちょっと行ってみます。

(つづく)

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(おまけ)
コメント欄の画像認証が話題になってるようですが、楕円と重なって見にくいと言われれば確かに見にくいんで、表示される文字を数字だけにしました。


しらびそ高原サイクリング(1) [自転車(MTB)]

健脚なロード乗りさんからすると鼻で笑われてしまいそうなんですが、だいたい自分が自転車で走れる目安が、距離100km又は標高差1000mくらい。これを超えるとなると、走る前から厳しいなぁ、と感じてしまい、なかなか登る決心が付きません。

そんなわけで、20年近く昔から気になっていながら行けなかった峠の一つに、南信州のしらびそ峠があります。南アルプスの山々の眺望が素晴らしいと聞いてはいるんですが、最高標高点は1900m。麓の「上村」からの標高差は1300m以上になります。

そして、峠の標高差以上に、「南信州」の遠さもネックでした。中央道の飯田まで相模湖から200km、インターを下りてからも山道をくねくねと1時間近く走るとなると、横浜からは片道5時間はたっぷりかかりそうです。

それだけして行っても南アルプスが見えなかったらがっかりなので、寒い、暑い、雨降りそう、山に雲がかかる、遠い、前日残業、脚力がついていない、とかいういろんな理由もつけて、これまでなかなか行けませんでしたが、ついに、

天気が安定した3連休中日、特段予定なし、体力的な面も心配なし

と、ついに、ついに、この山奥の峠に登るチャンスがやってきたのでした(って大げさな)。

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伊那ICの先の小黒川PAで「でかソースカツ丼」を食べて、坂を登れなさそうな満腹具合になってしまいました。それに、あまりにも天気が良すぎて、中央道から見る中央アルプスはこんな感じで(無理矢理トリミング)
                ↓↓
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なんかサイクリングなんかやめて、ロープウェイ乗って木曽駒登山するかアルペンルート行った方がいいんじゃないの?と思ってしまいますが、スニーカーで地図も雨具もないし、山ならいつか行けるでしょう、ということで初志貫徹、松川ICを下りて、豊丘村から広域農道を経由し、山間のうねうね道を走っていきます。
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と、突然空中建築物があらわれます。
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ここを右折して三遠南信自動車道へ。
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このトンネルを越えて上村へ(今は合併して飯田市上村っていうのかな?)
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松川ICから1時間ほど、上村自治振興センター前の駐車場からスタートします。
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今日のルート。横着して看板で(笑)
「南アルプスエコーライン」というのを登っていきます。現地点の標高は570m。
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登り口は看板があってわかりやすいです。
いきなり急登になります。休日で車も結構多いです。
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30分くらいで登りは一段落して水平移動します。眺望も開けてきます。
向こうの山は聖岳だそうです。
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下栗の里
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これを登ります^^;
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集落を抜けて、高原ロッジの駐車場から数分登ったところ。
「天空の里ビューポイント」への遊歩道があるので、10分ほど歩くと・・・
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これが見れます!
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こんな感じの展望台(?)が作ってあります。
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「日本のチロル」というそうですが、
自分のイメージは、ポルトガル領マデイラのクラル・ダス・フレイラス村かな?
            ↓
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でも、「クラル・ダス・・・」じゃどこのことだかさっぱりわかりませんね。

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遊歩道の往復で約30分の休憩となりましたが、この場所、標高1100m程度。
まだまだ登りは続きます。

つづく。

韮崎→糸魚川サイクリング [自転車(MTB)]

北海道旅行の話はいつ終わるのかわからない感じ(笑)なので、ちょっと中断して最近の話題を。(これからもたびたび中断すると思いますが・・・)
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横浜から中央本線の駅に輪行していくのは嫌い。
八王子までの横浜線が混むし、八王子・高尾と乗り換えるし、更に横浜線に乗るのも面倒。
でも、3連休で道路は渋滞だろうしなぁ、ということで、諦めて電車で高尾に行くと・・・
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昔輪行袋を抱えてよく乗った「上諏訪夜行」みたいな色の電車でした。
まだ走ってたんだ!という想いで、電車で来て良かった、と思ったところ(単純^^)

韮崎で、都内から既に100km以上走ってきた学生さんたちと合流し、15:30スタート。
釜無川沿いを登っていきます。
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続きを読む(いつものことですが長いです)


MTB買いました・・・が [自転車(MTB)]

上の子が24インチのジュニアスポーツ車では小さいと言い出し、それに合わせて2番目の子が、このあたり坂ばかりなのでギア付きの自転車がいいと言い出しました。

そこで、半年ほど前ですが、上の子用にMTBを買いました。

自転車を買うのは久しぶりです。
というのも、子どもの自転車って子どもの成長とともに放置されてしまうようで、そういうのを譲っていただいていたのでした。
でも、うちは下がいて、きっと先々長く乗ることになるので、ここでちゃんとしたのを買っておいても損はないだろう、と思ったところです。MTBだと簡単な修理は自分でできるしね。

370mmのフレームサイズのエントリーモデルをいくつか見比べてみて、他と比べ軽量(カタログ値で12kg代)なMeridaのMATTS 5-Vにしました。
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やっぱりパーツ安っぽいです(笑)
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しかし、
「修理は自分でできるしね」
なんて言っていたからでしょうか。
買って一月もせずに、転んでブレーキ損傷して交換。
なんで転んでブレーキ壊れるか、よくわからんです。
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そして先日、転んだかなんかしてリアディレーラーを曲げてしまいました。
なんで転んでディレーラー曲がるかよくわからん(笑)
チェーン外して交換します・・・
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変速機なんて新品買っても1500円くらいですが、

ここでデッドストック登場(笑)
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DEORE DX。
20年くらい昔のもの。
当時10万円超クラスのMTBに付いていたセカンドグレードもの。
当時はリア6段が普通で、7段が登場した頃。7段が付いてるこの自転車にぴったりなのですが、子どもの自転車に付けるのはもったいない。

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とはいえ、こっちの方がかっこいいです。
ああもったいない。もう壊さないでくれよ・・・・

(おまけ) ジュニアスポーツからMTBにしたら、境川CRでローディーなオジサンに邪魔だどけとか言われなくなったそうです。


峠へ [自転車(MTB)]

ツーリングマップルを見ていたら、青木湖の北東方向にこんな地名を見つけました。
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「峠」という名前の峠でしょうか。
そりゃ、そこ峠だけどさぁ。ストレートすぎます。
といいつつ、峠好き(?)にとってはなんか惹かれる地名です。
その字を見ていると、どんな場所なのかこの足で行ってみたくなってしまいました。

そんなわけで、小熊黒沢林道を中綱湖側に下りた後に「峠」に行こうとしていたのですが、パンクしてしまった上に修理にも失敗し、タイヤには6分目くらいの空気圧という状態になってしまいました。
このまままっすぐ帰るのが安全なんですが・・・

でも、「峠」は目と鼻の先(ではないか・・・)。
その地図に印刷された文字のために白馬まで来るなんて、きっとないと思う・・・

ということで、「峠」へ。

桜の綺麗な中綱湖畔と青木湖畔を北上していきます。
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小熊黒沢林道サイクリング(3) [自転車(MTB)]

6月になってしまいました~
更新遅くてすみません。
このペースだと、夏休みまでGWの話が続いてしまうんじゃないかと。

さて、小熊黒沢林道サイクリング(1)(2)の続き。熊がすぐそばに潜んでいそうな林道を上ると大展望が開けてました、

というのが前回までの話。

ここでのんびりしていたい気もしますが、先に進むこととします。

が、先に進んでもやっぱり北アルプスの山々の展望は素晴らしい!
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次のカーブでは別の山が見えるし。
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こんなところを下っていきますが、
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こうして林道を降りて、スキー場のところに出ました。
ここを写真の方角へ降りても大町に戻れますが、今日は中綱湖側へ降りていきます。
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オフ用のタイヤだったらここを降りれたな~。残念(笑)
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順調に下っていたのに、パンクです・・・orz
何も踏んでないのにーーーー。何で????って思ったら、
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チューブのリム側に裂け目というか穴が空いてる。何だかなぁ・・・
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これ、イージーパッチで穴をふさいだんですが、空気入れる途中で抜けてしまってパッチがしわになって失敗。次にチューブの交換をしたら、新しいチューブのバルブコアが抜けてしまい、高圧が入れられないので、低めの空気圧で残りは気をつけて走るしかありません。もう1つ峠行こうかと思ってたのに・・・こんなところで時間もロスしてしまい、ちょっとがっかりです。。。


小熊黒沢林道サイクリング(2) [自転車(MTB)]

小熊黒沢林道サイクリング(1)からの続き。

「とにかく「すごい」の一語に尽きる道」

と紹介されていたこの小熊黒沢林道。
熊に怯えながらのろのろと登っていくと、アルプスの山が近くに見えるようになります。

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この林道の場所ですが、地図中央付近の「小熊山」を取り巻くように道が通っています。(Google Map)

大きな地図で見る

拡大しますと・・・

大きな地図で見る
木崎湖の南端から山を巻いている道を登ってきたところです。
そして、ちょうど小熊山の西側に回ったところあたりでしょうか。
木々が途切れているところがあって・・・

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すごい・・・・

ホント山が近いです。
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50mm相当の画角でこの大きさ。
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谷の全景。
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左側、落葉松林の向こうに輝く山々を横目で見ながら、若干のアップダウンを繰り返して、
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吹き流しが見えてきました。
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小熊黒沢林道サイクリング(1) [自転車(MTB)]

こどもの日の続き。

安曇野でのんびりしたいという気持ちを断ち切って、県道306号パノラマラインを北上し、信濃大町へ。
市内の某所に車を止め、ここから自転車スタートです!
今日もダートはないので、前回の「アルプス展望道路」の時と同じく、MTB+細いタイヤの軟弱仕様です。
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大町からのんびり国道を北上。
田植え(?)+山の風景を見たり、
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とことこ走る電車を見たりして、
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木崎湖手前のローソンでよくばりペペロンチーノの「パスタカーボローディング」(笑)
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今日走るところは、「小熊黒沢林道」です。
この道ですが、手元にある「自転車コースガイド 信州エリア」(アテネ書房 1990)によると、
 左から針ノ木岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・・・・・・ とにかく「すごい」の一語に尽きる道である。  後立山連峰の前衛の尾根上を行くだけあって、さすがに山が間近に、まるで手に取るように見ることができる。

なんて書かれています。
「もう1回北アルプスを見たい!」って希望にぴったりじゃないですか!

この矢印を付けたところまで登って行きます。
そして、山の向こうに白いものがチラッと見えます。ニヤニヤ。
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キャンプ場の横あたりから林道の登りになります。
「小熊山」なんて、なんか嫌な名前だなぁとは行く前から薄々思っていたのですが、
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やっぱり。
「熊が出没していますので・・・」って現在進行形だし、木に登ってる熊の写真入りだし。
そして登っていく途中、路上には黒くて大きな糞がたくさん落ちているし(熊かどうかわかりませんが)。。。
数年前南会津の林道を走ったとき、熊の前を淡々と通り過ぎてしまった(その瞬間は犬が2本足で立ってたかと思った(笑)←いや、笑えないって・・・)ことがあったんで、ちょっと恐いです。
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1週間前も走って足が慣れたからか、割とさくさく登れる印象。
途中の木崎湖が見下ろせる場所。
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木々の間の、ガードレールもない緩い坂道。
これだけだってサイクリングし甲斐ある極上の林道。
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小熊山の西側を回り込むようになると、展望が開けてきて山が見えるようになります。
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が、このカーブミラーの横の木って・・・熊棚だよね?
(拡大)
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熊が木に上がって腰を下ろし、まわりの枝をへし折って木の実を食べた後、枝をお尻の下に敷いていく習性があって、その貯まった枝がこうして棚のようになるそうです。(この写真のは違うよ~ってことならコメント入れてください・・・)

こんな場所に熊棚あるんだから、熊は平気で道路歩いてるんでしょう。

そのときは、熊棚って知らなくて、てっきり宿り木かと思っていたんだけど枯れてるし、それにずいぶんたくさんあるよなぁ・・・なんて思いながら走っていました。

熊棚だって知っていたらもっと恐かったんだろうな^^;

(続く)


猿ヶ馬場峠~アルプス展望道路サイクリング(2) [自転車(MTB)]

(その1は こちら

猿ヶ馬場峠から下りをすっ飛ばして麻績村に出たところで県道12号線を右折。
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麻績(おみ)って読めませんねぇ。
善光寺街道の宿場町だそうで、風情ある町並みを通っていきます。
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この長野県道12号線、アルプス展望道路という名前が付いているようで、
ツーリングマップル見ると、
「アルプスの展望を楽しみながら軽快に走れるワインディング」
「稜線をつなぐ見晴らし最高のルート」
なんてことが書いてありまして。。。
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実際、こんな感じでして・・・

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猿ヶ馬場峠~アルプス展望道路サイクリング(1) [自転車(MTB)]

さて、前回の記事(「急行電車を見に屋代へ」)のとおり、とりあえず目的は達成しましたが、せっかく遠くに来たんだから近所を自転車で走ってこようと思います。

169系が行ってしまったあと、なんだかがら~んとしてしまった屋代駅からスタート。
今回はMTBに前後とも1.25幅のスリックタイヤという「軟弱仕様」です。
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更埴体育館わきのD51を見ながら軽く腹ごしらえして、出発。
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雰囲気のいい県道77号線を通って、姨捨駅方面へ向かいますが、
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せっかくなので、「姨捨の棚田」を見ていきます。国の「重要文化的景観」のようですし。
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が、水も入ってなくて、これじゃ「棚田」じゃなくて「段々畑」だorz

そして、このあたりに見えるのが・・・
      ↓
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駅だ!
まだまだ登るなぁ。
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遠くに雪をかぶった山も見えるようになり、
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駅まで登ってきました。
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駅のホームからの景色もいいし、ベンチも善光寺平に向けて設置されてました。
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更に登って、国道403号線に合流。
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長野道 姨捨SA。
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峠に向けて登っていきます。
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いい天気!
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屋代から2時間かけて猿ヶ馬場峠着。標高966m。
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ここから麻績へ向けて峠を下り、県道12号線「アルプス展望道路」へ向かいます。

(つづく)


MTBオーバーホール [自転車(MTB)]

昨秋ランドナーを修理し、今年に入って車検、特にプジョーは結構ガッツリ直してもらうなど、すっかり修理に勢い付いているというか、モノが直ってくるのが嬉しくて、その勢いがあるうちに(?)、MTBもオーバーホールへ出すことにしました。

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TREKの自転車ということもあり、TREKのお店へ。
ちばサイクル トレックコンセプトストア さんです。

ギアがピカピカですよ!
歯を1枚1枚分解して掃除してくれました。
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チェーンも交換しました。
IGチェーンの自転車は最近ほとんど見ないそうです。
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実は購入以来十数年間、回転部のグリスアップをしてなくて、乗っていても渋いな・・・と思っていたところ。
作業の様子もupしていただいてますが、特殊工具を使うメンテはなかなか難しいので、お願いして良かったです。

ハブに錆が出ていたようなのと、リムがブレーキで薄くなってるので、ホイール交換も考えた方がいいですよ、というアドバイスをいただき、そう言われるとホイールが欲しくなってしまうんだけど、26インチのリムブレーキ用ってほとんどないかも。

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自分で直した自転車もいいんだけど、オーバーホールで走りが軽くなった軽量MTBも捨てがたい楽しさがあります。
早く花粉終わらないかなぁ。


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