麦草峠サイクリング(2) [自転車(ロードバイク)]
麦草峠に自転車に登り、白駒池と高見石への約2時間の散歩を終え、再び自転車へ。14時に佐久方面へ下っていきます。まずは海ノ口まで標高差約1000mの下り。
木々に当たる光が美しい。
標高1700m地点。浅間山が見えています。
カラマツ林はまだ青々としています。これが黄色くなるのを見たいけど、そうしたら上の方の紅葉は終わってるんだろうなと思う。
国道から離れ、さらに細い道を走っていきますと
山間に現れたのは稲子湯。JR駅からの町営バスはここまで走っています。
自分はいったいいくつになったらこういう渋い温泉宿に泊まるようになるんだろう。
谷間の渓谷沿いは紅葉の進みが早いみたいです。
山間の細い道を下っていくと突然開けます。正面に形のいい山が見えるのですが、なんという山かはわかりません。
国道に出て南下。
国道沿いの無人駅。佐久海ノ口駅です。
ちょっと日和ってここで輪行したくなったのですが、電車が来るまで1時間以上あったので、仕方なく走ります。
というのも、海ノ口から野辺山までは「市場坂」という難所。標高差約250mの峠道になります。車で何度も走ったことありますがこの坂は正直登りたくないと思ってました。
しかし、じりじり登って15分ほどで難所をクリア。
東側には瑞牆山の姿。
16:30野辺山駅。
駅前の通りの直線上に赤岳が聳えているんですね。
八ヶ岳の向こうに日が沈もうとしています。
山梨県内に入り、車を停めている韮崎まで再び標高差1000mの下りになります。
韮崎まではまっすぐ国道で下るのが早そうですが、清里で右折して清里高原道路を下ります。
八ヶ岳にかかる雲が赤く染まり
八ヶ岳高原大橋からは富士山がきれいに見えました。
すっかり日が暮れた中、とはいえ八ヶ岳高原大橋から1時間かからず、18時前に韮崎駅到着。
この日の走行距離は110kmになりました。だいぶ位置エネルギーを利用していますが。
帰りは自転車は分解せずそのまま車に放り込んで。。。
駅のお蕎麦屋さんでお蕎麦をいただいて帰りました。
木々に当たる光が美しい。
標高1700m地点。浅間山が見えています。
カラマツ林はまだ青々としています。これが黄色くなるのを見たいけど、そうしたら上の方の紅葉は終わってるんだろうなと思う。
国道から離れ、さらに細い道を走っていきますと
山間に現れたのは稲子湯。JR駅からの町営バスはここまで走っています。
自分はいったいいくつになったらこういう渋い温泉宿に泊まるようになるんだろう。
谷間の渓谷沿いは紅葉の進みが早いみたいです。
山間の細い道を下っていくと突然開けます。正面に形のいい山が見えるのですが、なんという山かはわかりません。
国道に出て南下。
国道沿いの無人駅。佐久海ノ口駅です。
ちょっと日和ってここで輪行したくなったのですが、電車が来るまで1時間以上あったので、仕方なく走ります。
というのも、海ノ口から野辺山までは「市場坂」という難所。標高差約250mの峠道になります。車で何度も走ったことありますがこの坂は正直登りたくないと思ってました。
しかし、じりじり登って15分ほどで難所をクリア。
東側には瑞牆山の姿。
16:30野辺山駅。
駅前の通りの直線上に赤岳が聳えているんですね。
八ヶ岳の向こうに日が沈もうとしています。
山梨県内に入り、車を停めている韮崎まで再び標高差1000mの下りになります。
韮崎まではまっすぐ国道で下るのが早そうですが、清里で右折して清里高原道路を下ります。
八ヶ岳にかかる雲が赤く染まり
八ヶ岳高原大橋からは富士山がきれいに見えました。
すっかり日が暮れた中、とはいえ八ヶ岳高原大橋から1時間かからず、18時前に韮崎駅到着。
この日の走行距離は110kmになりました。だいぶ位置エネルギーを利用していますが。
帰りは自転車は分解せずそのまま車に放り込んで。。。
駅のお蕎麦屋さんでお蕎麦をいただいて帰りました。
紅葉の白駒池・高見石登山 [山歩き]
中央本線の富士見駅から自転車で麦草峠に登ってきまして、少し先の駐車場に自転車を停めて、白駒池への散歩とします。ちょうど紅葉が見頃とのことで、平日でしたが駐車場は満車。
12時出発。
整備された広い道を歩いて行きます。
途中の「十字路」を青苔荘の方へ左折して・・・
駐車場から10分ほどで湖畔に出ると、鮮やかな紅葉がお出迎え。
しかし、こうして離れてみると、湖畔ギリギリだけ赤くて、なんだか公園の池のほとり感があるなと思ってしまいました。
この池を見下ろす「高見石」という高台があるので少し登ってみます。
「白駒荘」の奥から登っていきます。
足元悪いですねえ。前回の栗駒山に続いて靴を泥だらけにします。
25分ほど、標高差にしたら170mくらい登ると小屋が見えてきました。多くの人で賑わっています。
小屋の横のごつごつ岩を5分ほど登ると。。。
おー
いい眺め!
ここから見る木々のどれが紅葉するのかわからないのですが、全体的に緑色が多くて、もうちょっと落葉松が黄色くなるのが見えるかなと期待して来たので少しがっかり感もありました。
さっきのきれいな紅葉をアップで。
あんまり紅葉って感じではないとはいえ、ポカポカで気分がいいので、30分くらい岩の上で過ごして、下山。
下りは北側の、さっきの「十字路」に出る道を通り、30分ほどで駐車場に戻りました。
12時出発。
整備された広い道を歩いて行きます。
途中の「十字路」を青苔荘の方へ左折して・・・
駐車場から10分ほどで湖畔に出ると、鮮やかな紅葉がお出迎え。
しかし、こうして離れてみると、湖畔ギリギリだけ赤くて、なんだか公園の池のほとり感があるなと思ってしまいました。
この池を見下ろす「高見石」という高台があるので少し登ってみます。
「白駒荘」の奥から登っていきます。
足元悪いですねえ。前回の栗駒山に続いて靴を泥だらけにします。
25分ほど、標高差にしたら170mくらい登ると小屋が見えてきました。多くの人で賑わっています。
小屋の横のごつごつ岩を5分ほど登ると。。。
おー
いい眺め!
ここから見る木々のどれが紅葉するのかわからないのですが、全体的に緑色が多くて、もうちょっと落葉松が黄色くなるのが見えるかなと期待して来たので少しがっかり感もありました。
さっきのきれいな紅葉をアップで。
あんまり紅葉って感じではないとはいえ、ポカポカで気分がいいので、30分くらい岩の上で過ごして、下山。
下りは北側の、さっきの「十字路」に出る道を通り、30分ほどで駐車場に戻りました。
麦草峠サイクリング(1) [自転車(ロードバイク)]
10月中旬ですが、北八ヶ岳と南八ヶ岳の間の鞍部にある麦草峠を走ってきました。国道では2番目に高い峠なのかな。
本題の前に少し昔話。
平成の初めごろまで、新宿を0時ごろ出発する上諏訪行きの鈍行の夜行列車がありました(かつては長野行)。「441M(列車番号)」とも「上諏訪夜行」とも呼ばれていた電車ですが、朝5時ごろに小淵沢、6時頃に上諏訪に着くので、輪行して信州の峠道を走るのに実に都合のいい電車でした。
で、前回麦草峠を自転車で走ったときは、その夜行列車に乗り、小淵沢から小海線に乗り換えて、確か野辺山あたりで降りたんじゃなかったかなあ。1990年の話でもう記憶も定かではありません。
今はそんな夜行列車もないので、いつもの山登りのように車で行って車中で仮眠です。タイムズBという駐車場シェアリングサービスで韮崎駅前のスペースを見つけ、深夜に到着します。傾いていて若干寝づらいですがしょうがないですね。
さて、朝起きて6時過ぎの電車で輪行します。
いい天気で、富士山がきれいに見えています。
麦草峠の最寄だと茅野駅なんですが、電車で位置エネルギーを浪費するのはもったいないので、(標高の高い)富士見駅で電車を降り、7:30に自転車スタートします。
最初は高原地帯のサイクリングです。八ヶ岳エコーラインに向かって斜面を登っていきます。
エコーラインは右手に八ヶ岳、左手に甲斐駒ヶ岳。
1時間半で20kmというゆっくりしたペースで八ヶ岳高原を走り、9時過ぎに国道299号へ。別荘地の入口が標高1150m程度なので、ここから峠まで1000mほどの登りです。
雰囲気の良い樹林帯の中を登っていきますが突然南側の視界が開けます。
標高1450mくらい。
遠くに見えるのは北岳(奥)、甲斐駒ヶ岳(手前)、仙丈ヶ岳(奥)
北岳と仙丈ヶ岳は雪が積もっているようにも見えます。仙丈ヶ岳の登山もいいかなとこの日思っていたところですが、もう自分が歩ける場所ではなくなってしまいました。
別荘地を過ぎると坂は緩くなってくる感じがします。気のせいかもしれませんが。
紅葉はちょっと早かったかな。
標高1940m地点に日向木場展望台というところがあります。
北アルプスの展望台だそうですが、ちょっと雲がかかってしまってますね。
同じ展望台から見た南東方向のカラマツ林。八ヶ岳にも雲がかかりだしました。昼になると雲がかかるってのがいつもの八ヶ岳だなあと思ってしまいます。
頂上が近くなると勾配もゆるくなって、11:20に茅野市と佐久穂町との境に到着します。どっちも長野県なので県境ではないですが、これが峠かな。
前回は8月に向こう側から登ってきたんですね。繰り返しますが1990年の話なのでよく覚えていませんが、とにかく33年ぶりの麦草峠です。
道から少し入ったところにある「麦草ヒュッテ」。特段立ち寄らずに再び自転車へ。
峠付近は平らで真っすぐな道。景色も標高2000m越えの感じがあります。
なんと、先ほどの市町境から500mほど先に「麦草峠」の看板がありました。ここが最高地点だったようです。
つづく
本題の前に少し昔話。
平成の初めごろまで、新宿を0時ごろ出発する上諏訪行きの鈍行の夜行列車がありました(かつては長野行)。「441M(列車番号)」とも「上諏訪夜行」とも呼ばれていた電車ですが、朝5時ごろに小淵沢、6時頃に上諏訪に着くので、輪行して信州の峠道を走るのに実に都合のいい電車でした。
で、前回麦草峠を自転車で走ったときは、その夜行列車に乗り、小淵沢から小海線に乗り換えて、確か野辺山あたりで降りたんじゃなかったかなあ。1990年の話でもう記憶も定かではありません。
今はそんな夜行列車もないので、いつもの山登りのように車で行って車中で仮眠です。タイムズBという駐車場シェアリングサービスで韮崎駅前のスペースを見つけ、深夜に到着します。傾いていて若干寝づらいですがしょうがないですね。
さて、朝起きて6時過ぎの電車で輪行します。
いい天気で、富士山がきれいに見えています。
麦草峠の最寄だと茅野駅なんですが、電車で位置エネルギーを浪費するのはもったいないので、(標高の高い)富士見駅で電車を降り、7:30に自転車スタートします。
最初は高原地帯のサイクリングです。八ヶ岳エコーラインに向かって斜面を登っていきます。
エコーラインは右手に八ヶ岳、左手に甲斐駒ヶ岳。
1時間半で20kmというゆっくりしたペースで八ヶ岳高原を走り、9時過ぎに国道299号へ。別荘地の入口が標高1150m程度なので、ここから峠まで1000mほどの登りです。
雰囲気の良い樹林帯の中を登っていきますが突然南側の視界が開けます。
標高1450mくらい。
遠くに見えるのは北岳(奥)、甲斐駒ヶ岳(手前)、仙丈ヶ岳(奥)
北岳と仙丈ヶ岳は雪が積もっているようにも見えます。仙丈ヶ岳の登山もいいかなとこの日思っていたところですが、もう自分が歩ける場所ではなくなってしまいました。
別荘地を過ぎると坂は緩くなってくる感じがします。気のせいかもしれませんが。
紅葉はちょっと早かったかな。
標高1940m地点に日向木場展望台というところがあります。
北アルプスの展望台だそうですが、ちょっと雲がかかってしまってますね。
同じ展望台から見た南東方向のカラマツ林。八ヶ岳にも雲がかかりだしました。昼になると雲がかかるってのがいつもの八ヶ岳だなあと思ってしまいます。
頂上が近くなると勾配もゆるくなって、11:20に茅野市と佐久穂町との境に到着します。どっちも長野県なので県境ではないですが、これが峠かな。
前回は8月に向こう側から登ってきたんですね。繰り返しますが1990年の話なのでよく覚えていませんが、とにかく33年ぶりの麦草峠です。
道から少し入ったところにある「麦草ヒュッテ」。特段立ち寄らずに再び自転車へ。
峠付近は平らで真っすぐな道。景色も標高2000m越えの感じがあります。
なんと、先ほどの市町境から500mほど先に「麦草峠」の看板がありました。ここが最高地点だったようです。
つづく
週末パスで東北旅行(4)栗駒山登山(続き) [山歩き]
秋の3連休の栗駒山。
いわかがみ平から東栗駒山経由で、栗駒山(須川岳)に登ったものの、山頂は多くの人でごった返していたので、もう少し先に進んでみたいと思います。
山の北側(写真右手)は雲が切れていますね。
視界が開けると山の北側はこんな感じのいい眺めです。
いかにも火山なんだけど、蔵王に比べると草木が多いです。
一瞬だけ雲間から光が差しました。ちょ、なんかいいぞ。
少し感動しながら写真を撮っていると、居合わせた女の子に写真を撮ってほしいと頼まれます。
話を聞くと、栗駒山北側の須川温泉へ歩いていくとのこと。
行く手を見ると、左側から登山道が小高い丘まで続いています。その丘まで行くとなんとなく眺めがよさそうな気がしたので、自分も一緒にあのあたりまで行ってみることにします。
北斜面は一面の紅葉。
そして、展望岩頭という名前が付いた「眺めのいいところ」にたどり着きます。
眼下に広がっていたのはこの景色。
ちょうど日も差してきましたが、これはすごい!
きっと一人ではここまで足を延ばさなかっただろうと思います。出会った彼女はまさに女神。
誰も立ち入れないような草紅葉の高層湿原を、空から眺めている感覚。
そして鮮やかな紅葉。
後方を振り返ると西側の「昭和湖」。
女神さまはずーっと向こうの稜線を歩いていくそうです。羨ましすぎます。
自転車を残していなければ自分も歩いていったのになあ・・・
ひとりでガスの栗駒山に戻ります。
が、一瞬ガスが切れて薄日が差して素晴らしい紅葉が現れました。
14:30に山頂に戻ると、さっきの喧騒がどっかにいって静かな山になっていました。いわかがみ平のシャトルバスの最終が15時なので、みんな下山された後のようです。
自分もきれいな紅葉を見ながら下山します。
これが「神の絨毯」なのかな?
いわかがみ平へ下山するコースはよく整備されていました。整備されてはいるものの、こういう道って歩きづらいんですよね。変な凸凹に足をついてひねりそうなのです。
40分ほどで駐車場に着きました。シャトルバスがなかなか来ないようで、バスの最終の15時を過ぎていましたが大勢の人が並んでいます。
ふたたび「いわかがみ平」の看板の前で写真を撮ってから下山開始。
ものすごいスピードが出る急坂を下って・・・
45kmを1時間45分ほどで走り、日が暮れるころにくりこま高原駅に着きました。
ここから輪行して帰ります。
次の新幹線「はやぶさ」は全車指定席。これに乗って帰れば早いのですが・・・
買ったのは自由席券。大宮まで新幹線なんてずいぶん奮発したもんだ。ちなみに大宮で降りるのは上野東京ラインor湘南新宿ラインに座って横浜まで帰りたいから。
時刻表(紙)の隅には「仙台ー盛岡間の途中駅に停車する〔はやぶさ〕〔はやて〕〔こまち〕は、同区間を相互に利用する場合に限り自由席特急券で普通車をご利用になれます」と書いてあるので、自由席券ですが全車指定席のはやぶさに堂々と乗って、空いてる席に座って仙台で下車、仙台始発のやまびこ号の自由席に乗り換えます。
お土産を買う時間も欲しかったので、1時間後の19:20発のやまびこ220号にしました。時刻表によると、この列車は17両編成で自由席が前4両、後6両と多く、秋の3連休でも座れるだろう、という見立てです。
17両編成のうち緑色の前10両が先にホームに入り、発車8分前に赤い後7両が連結部を開いた状態で入ってきました。
「絶対座れるだろう」どころか、福島まで1両貸切でした。3連休の中日なんですが。
横4人掛けなので新幹線にしては豪華な感じがします。
仙台で買った温まる牛タン弁当を遠慮なくいただきます。他のお客さんいないから匂いも気にしなくていいし。牛タン弁当に続けてくりこま高原のイオンで買った海鮮丼を食べて、今回の東北旅のしめくくりとしました。
抜けるような秋空と真っ赤な絨毯のような紅葉を期待して登った栗駒山はちょっと外したけど、久々の汽車旅、初めて訪れた震災遺構、伊豆沼から飛んでいく渡り鳥、秋の田園風景の中のサイクリング、そして、栗駒山の先の展望岩頭から見た素晴らしい景色。1泊2日でしたが、とても充実した楽しい東北旅行となりました。
いわかがみ平から東栗駒山経由で、栗駒山(須川岳)に登ったものの、山頂は多くの人でごった返していたので、もう少し先に進んでみたいと思います。
山の北側(写真右手)は雲が切れていますね。
視界が開けると山の北側はこんな感じのいい眺めです。
いかにも火山なんだけど、蔵王に比べると草木が多いです。
一瞬だけ雲間から光が差しました。ちょ、なんかいいぞ。
少し感動しながら写真を撮っていると、居合わせた女の子に写真を撮ってほしいと頼まれます。
話を聞くと、栗駒山北側の須川温泉へ歩いていくとのこと。
行く手を見ると、左側から登山道が小高い丘まで続いています。その丘まで行くとなんとなく眺めがよさそうな気がしたので、自分も一緒にあのあたりまで行ってみることにします。
北斜面は一面の紅葉。
そして、展望岩頭という名前が付いた「眺めのいいところ」にたどり着きます。
眼下に広がっていたのはこの景色。
ちょうど日も差してきましたが、これはすごい!
きっと一人ではここまで足を延ばさなかっただろうと思います。出会った彼女はまさに女神。
誰も立ち入れないような草紅葉の高層湿原を、空から眺めている感覚。
そして鮮やかな紅葉。
後方を振り返ると西側の「昭和湖」。
女神さまはずーっと向こうの稜線を歩いていくそうです。羨ましすぎます。
自転車を残していなければ自分も歩いていったのになあ・・・
ひとりでガスの栗駒山に戻ります。
が、一瞬ガスが切れて薄日が差して素晴らしい紅葉が現れました。
14:30に山頂に戻ると、さっきの喧騒がどっかにいって静かな山になっていました。いわかがみ平のシャトルバスの最終が15時なので、みんな下山された後のようです。
自分もきれいな紅葉を見ながら下山します。
これが「神の絨毯」なのかな?
いわかがみ平へ下山するコースはよく整備されていました。整備されてはいるものの、こういう道って歩きづらいんですよね。変な凸凹に足をついてひねりそうなのです。
40分ほどで駐車場に着きました。シャトルバスがなかなか来ないようで、バスの最終の15時を過ぎていましたが大勢の人が並んでいます。
ふたたび「いわかがみ平」の看板の前で写真を撮ってから下山開始。
ものすごいスピードが出る急坂を下って・・・
45kmを1時間45分ほどで走り、日が暮れるころにくりこま高原駅に着きました。
ここから輪行して帰ります。
次の新幹線「はやぶさ」は全車指定席。これに乗って帰れば早いのですが・・・
買ったのは自由席券。大宮まで新幹線なんてずいぶん奮発したもんだ。ちなみに大宮で降りるのは上野東京ラインor湘南新宿ラインに座って横浜まで帰りたいから。
時刻表(紙)の隅には「仙台ー盛岡間の途中駅に停車する〔はやぶさ〕〔はやて〕〔こまち〕は、同区間を相互に利用する場合に限り自由席特急券で普通車をご利用になれます」と書いてあるので、自由席券ですが全車指定席のはやぶさに堂々と乗って、空いてる席に座って仙台で下車、仙台始発のやまびこ号の自由席に乗り換えます。
お土産を買う時間も欲しかったので、1時間後の19:20発のやまびこ220号にしました。時刻表によると、この列車は17両編成で自由席が前4両、後6両と多く、秋の3連休でも座れるだろう、という見立てです。
17両編成のうち緑色の前10両が先にホームに入り、発車8分前に赤い後7両が連結部を開いた状態で入ってきました。
「絶対座れるだろう」どころか、福島まで1両貸切でした。3連休の中日なんですが。
横4人掛けなので新幹線にしては豪華な感じがします。
仙台で買った温まる牛タン弁当を遠慮なくいただきます。他のお客さんいないから匂いも気にしなくていいし。牛タン弁当に続けてくりこま高原のイオンで買った海鮮丼を食べて、今回の東北旅のしめくくりとしました。
抜けるような秋空と真っ赤な絨毯のような紅葉を期待して登った栗駒山はちょっと外したけど、久々の汽車旅、初めて訪れた震災遺構、伊豆沼から飛んでいく渡り鳥、秋の田園風景の中のサイクリング、そして、栗駒山の先の展望岩頭から見た素晴らしい景色。1泊2日でしたが、とても充実した楽しい東北旅行となりました。
週末パスで東北旅行(3)栗駒山登山 [山歩き]
くりこま高原駅からいわかがみ平まで自転車で登ってきました。
ここから山頂まで歩きます。
自転車で足がパンパンになっていて攣りそうなのでゆっくり登らないと。
いわかがみ平から山頂まで登山道が2本ありますが、東栗駒山を経由するルートを登っていきます。標高差は500mくらいですから、まあ、大丈夫でしょう。
ところどころきれいな木があります。
沢を遡上するようなところもあり、変化があって楽しいルートです。
晴天だったら、もっと紅葉が進んでいたら、と思わずにいられないこの景色。
もうすぐ東栗駒山。
栗駒山にはガスがかかってしまっています。朝早くだったら良かったんだな。この夏の山が好天に恵まれすぎていて、イマイチ気分が乗らない。
ところどころ道が悪い場所があります。
ひとり長靴の人を見たけどそれが正解なのかも。
・・・・・
さすがに脛くらいまで浸かってしまう深さです。
ここは脇の藪の中を回り道できるように誰かが開いてくれていましたが、
こんな感じ。
なかなかいい感じです。帰りはこれで上野東京ライン乗るのかw
標高が上がるときれいな紅葉も増えてきました。
少し青空も見えてきて、雲間から差した薄日が当たるときれい。
栗駒山に向けてもう一登りです。
山頂に向かう人の行列が見えました。
山頂直下の登り。登る人も下る人も多い。
12:40、いわかがみ平から2時間半かけて山頂へ。
山頂には何百人もの人がいて、大きな標識で記念撮影をしようとしている人の列が数十人も連なっていたので写真は諦めて、更に山頂の先に道が続いているので、もう少し歩いてみます。自転車を停めてあるので、シャトルバスの時間を気にしなくていいので気楽です。
つづく
ここから山頂まで歩きます。
自転車で足がパンパンになっていて攣りそうなのでゆっくり登らないと。
いわかがみ平から山頂まで登山道が2本ありますが、東栗駒山を経由するルートを登っていきます。標高差は500mくらいですから、まあ、大丈夫でしょう。
ところどころきれいな木があります。
沢を遡上するようなところもあり、変化があって楽しいルートです。
晴天だったら、もっと紅葉が進んでいたら、と思わずにいられないこの景色。
もうすぐ東栗駒山。
栗駒山にはガスがかかってしまっています。朝早くだったら良かったんだな。この夏の山が好天に恵まれすぎていて、イマイチ気分が乗らない。
ところどころ道が悪い場所があります。
ひとり長靴の人を見たけどそれが正解なのかも。
・・・・・
さすがに脛くらいまで浸かってしまう深さです。
ここは脇の藪の中を回り道できるように誰かが開いてくれていましたが、
こんな感じ。
なかなかいい感じです。帰りはこれで上野東京ライン乗るのかw
標高が上がるときれいな紅葉も増えてきました。
少し青空も見えてきて、雲間から差した薄日が当たるときれい。
栗駒山に向けてもう一登りです。
山頂に向かう人の行列が見えました。
山頂直下の登り。登る人も下る人も多い。
12:40、いわかがみ平から2時間半かけて山頂へ。
山頂には何百人もの人がいて、大きな標識で記念撮影をしようとしている人の列が数十人も連なっていたので写真は諦めて、更に山頂の先に道が続いているので、もう少し歩いてみます。自転車を停めてあるので、シャトルバスの時間を気にしなくていいので気楽です。
つづく
週末パスで東北旅行(2)栗駒山ヒルクライム [自転車(ロードバイク)]
栗駒山の紅葉目当ての東北旅行2日目。
まずは山の登山口である標高1113mの「いわかがみ平」へ自転車で登っていこうと思います。くりこま高原の標高が約20mなので、1100mの登りになります。
くりこま高原駅前のホテルを5時半に出発します。
近くの伊豆沼から隊列を組んだ渡り鳥たちが次々と飛び立っていきます。
見ていて飽きないし、その伊豆沼にも行ってみたい。
5:50、日が昇ってきます。
美しい穀倉地帯。
おそらくあれが栗駒山でしょう。結構遠いですね。
あまり馴染みのない国道4号を少しだけ走って、この交差点を左折。
紅葉シーズンの交通規制を表示した掲示板。車の場合も途中の駐車場からバスになります。
走っている道と並行して線路があります。
2007年まで運行されてた栗原電鉄(くりはら田園鉄道)の線路がそのまま残っています。
1時間ほどで旧栗駒町の中心部を過ぎ、一関からのR457交点を過ぎしばらくすると上り坂が見えてきました。
ここにある自販機がラストっぽいのでお水を補給。
(ずっと上の「ハイルザーム栗駒」の施設内にも自販機ありました)
「行者滝」を過ぎたあたりから道も細くなって、きつい坂が続きます。
みんな大好きな10%標識。
3.5kmで標高差300mの坂を30分以上かけてじりじり登ると、平らな高原に出ました。栗駒山はなんだか青々としています。紅葉してないっぽいですねえ。
8:30 ハイルザームという宿泊・温泉施設まで上がってきました。どうやら山頂に近い駐車場も満車で、ここまで下りてくる車もいて、ここからシャトルバスが出るそうです。どんだけ混んでるんだか。
しかし、まだ標高差にして500m残っています。
9時過ぎに臨時駐車場脇を通過。途中の急坂で足を使い切ってしまい、写真を撮る余裕もなくなってきました。北方に見える山々はどこかしら?
臨時駐車場を上から。駐車場はぎっしりですね。
9:40、やっとのことでいわかがみ平に到着しました。くりこま高原駅から45kmで4時間はかかりすぎだよなあ笑。最後の3kmは時速5kmくらいでしか進んでない感じがします。
そして残念ながら空は雲に覆われてしまいました。
小腹が空いたので東北っぽいおにぎりをいただきます。
つづく
まずは山の登山口である標高1113mの「いわかがみ平」へ自転車で登っていこうと思います。くりこま高原の標高が約20mなので、1100mの登りになります。
くりこま高原駅前のホテルを5時半に出発します。
近くの伊豆沼から隊列を組んだ渡り鳥たちが次々と飛び立っていきます。
見ていて飽きないし、その伊豆沼にも行ってみたい。
5:50、日が昇ってきます。
美しい穀倉地帯。
おそらくあれが栗駒山でしょう。結構遠いですね。
あまり馴染みのない国道4号を少しだけ走って、この交差点を左折。
紅葉シーズンの交通規制を表示した掲示板。車の場合も途中の駐車場からバスになります。
走っている道と並行して線路があります。
2007年まで運行されてた栗原電鉄(くりはら田園鉄道)の線路がそのまま残っています。
1時間ほどで旧栗駒町の中心部を過ぎ、一関からのR457交点を過ぎしばらくすると上り坂が見えてきました。
ここにある自販機がラストっぽいのでお水を補給。
(ずっと上の「ハイルザーム栗駒」の施設内にも自販機ありました)
「行者滝」を過ぎたあたりから道も細くなって、きつい坂が続きます。
みんな大好きな10%標識。
3.5kmで標高差300mの坂を30分以上かけてじりじり登ると、平らな高原に出ました。栗駒山はなんだか青々としています。紅葉してないっぽいですねえ。
8:30 ハイルザームという宿泊・温泉施設まで上がってきました。どうやら山頂に近い駐車場も満車で、ここまで下りてくる車もいて、ここからシャトルバスが出るそうです。どんだけ混んでるんだか。
しかし、まだ標高差にして500m残っています。
9時過ぎに臨時駐車場脇を通過。途中の急坂で足を使い切ってしまい、写真を撮る余裕もなくなってきました。北方に見える山々はどこかしら?
臨時駐車場を上から。駐車場はぎっしりですね。
9:40、やっとのことでいわかがみ平に到着しました。くりこま高原駅から45kmで4時間はかかりすぎだよなあ笑。最後の3kmは時速5kmくらいでしか進んでない感じがします。
そして残念ながら空は雲に覆われてしまいました。
小腹が空いたので東北っぽいおにぎりをいただきます。
つづく