燕岳・大天井岳縦走202110(3) [山歩き(テント泊)]
これまでこのブログの写真サイズは、使っている枠の大きさに準じて横500pxだったり520pxだったりしてたんですが、それだとスマホで見たときに写真がもやっとしてしまうので、少し大きな写真(幅640px)が入るようにしてみました。
ーーーーーーーーー
さて、燕山荘で一泊した翌朝、素晴らしい日の出を見てから、急いで夜露に濡れているテントを畳んで荷造りをします。
この日は稜線を南下し大天井岳へ。さらに南下し常念小屋のある常念乗越、そして車を停めている一の越へ下山するコース。コースタイムは休憩なしで約9時間。日没は17時半頃で、山の中というのを考えると16時半には下山したいですね。逆算すると途中休憩などで1時間見ても6時半には出発しないといけませんし、テント泊装備でコースタイムどおり歩けるかどうか・・・
まあ、ダメなら常念のテント場でもう1泊すればいいんですけど。
なんだかんだで6:45になってしまいましたが、憧れだったこの稜線歩きに出発です。
「パノラマ銀座」と呼ばれている眺望の山歩きです。
正面には槍ヶ岳。天気も眺めも光線具合も最高じゃないですか!
そして振り返れば燕岳と、遠くに立山・剱。
深い谷の向こうは「裏銀座コース」でしょうか。
雲海の向こうは八ヶ岳と南アルプス、そしてその向こうは富士山
こんな景色の中、また正面を見ると、大天井岳、穂高連峰(かな?)、槍と並んでいて、手前からMTBでも走れそうな道が続いています。
大天井で泊まっていた人とすれ違うようになりました。聞くと「風が強くて全然眠れなかった」という人が何人かいました。
1時間ちょっとで「大下りの頭」という見晴らしの良い小ピークへ。いや、どこも見晴らしいいんだけどね。
コースタイムより10分ほど多くかかってしまいました。
少し下ると紅葉のきれいな場所。
平坦なところばかりではないです。きつい登り返しもありました。これは右の崖を登ります。
こんな道、思わず「わーーー」と声を上げて走りたくなる嬉しさ。
9:00。楽しい稜線が終わり、簡単な鎖場と梯子で少し下った後のハシゴ場を登り・・・
槍ヶ岳方面との分岐に着きました。
ここを左斜め上方向に登っていくんですが、
この角度なんですよ。45度あるんじゃねえの?と思うような道です。このうげげ!と思う斜めの道がずっと遠くから見えているんですよ。
ぎりぎりと登っていきますが、振り返ると大展望。
これまで歩いてきた稜線をずーーーっと見渡せます。
分岐から25分ほどで大天荘が見えてきました。意外とあっさり登れました。景色がきれいで遅れがちだったタイムも、この登りで挽回できました。
この「45度の坂」ですが、地図で見ると標高差約150mを約500mの距離で登っているので、実際は17度くらいでしょう。全然45度じゃないですね(笑)
続く。
ーーーーーーーーー
さて、燕山荘で一泊した翌朝、素晴らしい日の出を見てから、急いで夜露に濡れているテントを畳んで荷造りをします。
この日は稜線を南下し大天井岳へ。さらに南下し常念小屋のある常念乗越、そして車を停めている一の越へ下山するコース。コースタイムは休憩なしで約9時間。日没は17時半頃で、山の中というのを考えると16時半には下山したいですね。逆算すると途中休憩などで1時間見ても6時半には出発しないといけませんし、テント泊装備でコースタイムどおり歩けるかどうか・・・
まあ、ダメなら常念のテント場でもう1泊すればいいんですけど。
なんだかんだで6:45になってしまいましたが、憧れだったこの稜線歩きに出発です。
「パノラマ銀座」と呼ばれている眺望の山歩きです。
正面には槍ヶ岳。天気も眺めも光線具合も最高じゃないですか!
そして振り返れば燕岳と、遠くに立山・剱。
深い谷の向こうは「裏銀座コース」でしょうか。
雲海の向こうは八ヶ岳と南アルプス、そしてその向こうは富士山
こんな景色の中、また正面を見ると、大天井岳、穂高連峰(かな?)、槍と並んでいて、手前からMTBでも走れそうな道が続いています。
大天井で泊まっていた人とすれ違うようになりました。聞くと「風が強くて全然眠れなかった」という人が何人かいました。
1時間ちょっとで「大下りの頭」という見晴らしの良い小ピークへ。いや、どこも見晴らしいいんだけどね。
コースタイムより10分ほど多くかかってしまいました。
少し下ると紅葉のきれいな場所。
平坦なところばかりではないです。きつい登り返しもありました。これは右の崖を登ります。
こんな道、思わず「わーーー」と声を上げて走りたくなる嬉しさ。
9:00。楽しい稜線が終わり、簡単な鎖場と梯子で少し下った後のハシゴ場を登り・・・
槍ヶ岳方面との分岐に着きました。
ここを左斜め上方向に登っていくんですが、
この角度なんですよ。45度あるんじゃねえの?と思うような道です。このうげげ!と思う斜めの道がずっと遠くから見えているんですよ。
ぎりぎりと登っていきますが、振り返ると大展望。
これまで歩いてきた稜線をずーーーっと見渡せます。
分岐から25分ほどで大天荘が見えてきました。意外とあっさり登れました。景色がきれいで遅れがちだったタイムも、この登りで挽回できました。
この「45度の坂」ですが、地図で見ると標高差約150mを約500mの距離で登っているので、実際は17度くらいでしょう。全然45度じゃないですね(笑)
続く。
最高の展望ですね!
稜線歩きの雰囲気も写真で本当に楽しめました.
富士山が見えると,近くのソロの方との会話が増えません?
「今日はきれいに見えてるね~,富士山」的な(笑)
でっかい存在ですね
by xie (2021-10-24 13:13)
アルプス稜線上での素晴らしい紅葉ですね。!(^^)!
大天井岳へはまだ行けてません、奥深くて機会を失してします。;;
画像は640px幅がPCで見るには一番よさそうですネ。
by Jetstream (2021-10-25 12:42)
思い切り深呼吸したくなりますね!
by ハイマン (2021-10-26 15:20)
何という眺望!
心底、癒されます…
by トモミ (2021-10-27 11:18)
>xieさん
北アルプスから富士山はちょっと小さいので、見えると話題になりますね。
指さして「あそこにちょこんと、ほら、あれあれあれあれ!」って感じです。
>Jetstreamさん
写真幅は少し広げただけなのに印象が違いました。
大天井岳の眺望は素晴らしかったです。泊まって堪能したいですね。
>ハイマンさん
深呼吸というより息を切らせながらの山歩きでしたが、空気も澄んでてよかったです。
>トモミさん
まさに「パノラマ銀座」の名のとおりの眺望でした。
by えすぷれそ (2021-10-29 01:12)
素晴らしい稜線です♡
ここからの槍が一番カッコいいですね。
それだけでなく、全てのアルプスを一望できる稜線…。
羨ましいです。
by ぼの (2021-11-06 23:33)