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202009立山(2)浄土山・龍王岳・雄山登山 [山歩き(テント泊)]

9月の4連休の最終日。立山へテント泊。
朝8時に室堂について、泊りは雷鳥沢キャンプ場なので、下ってしまえば30分ほどで着くのですが、テント泊の荷物を背負うのは実質的には初めてなので、どれだけ行動が制約されるのか、今日は1日60Lリュックを背負って歩いてみようと思います。

ということで、雄山がきれいにリフレクトしている「みどりが池」を経由して、
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浄土山に登ってみます。
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紅葉を見ながら登っていきます。
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室堂山展望台への道から分岐すると岩ごつごつの急な登りになります。
やはりいつもの小さなリュックよりはキツイかな。。。
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室堂山展望台と、遠くに見えるのは薬師岳かな。
家族で来たのは8年前。
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2012-08-20
その時背負われて山を下りた一番下の子は、今や八ヶ岳の鎖場もひょいひょい登るようになったし、当時槍ヶ岳と笠ヶ岳の区別もつかなかった自分は随分山に詳しくなりました。
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立山室堂山荘のところから約1時間、浄土山の北側のピークに着きました。
遠くを見ると岩の上に何かいます。
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そして、南側、向こうに見えるのが五色ヶ原。
あそこにも行ってみたい。でも行くなら向こうの薬師岳も超えてみたい。そうすると4日は必要かな。いつになるかわからないけど・・・いつか行ってみたい。
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もう一つピークがあるんで、そっちに向かって歩いていくと、
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また雷鳥がいました。
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皆さん並んでお散歩ですか!
こんな間近に5羽もわらわらと出てきたので驚きました。
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浄土山の南峰に着くとガスガスになってしまいました。
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が、五色ヶ原の方から歩いてきた人としばらくおしゃべりしていたらガスが晴れたので、目の前の龍王岳に登ってみます。ピークまでの標高差は5~60mくらいですが、随分高い山に見えます。
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「←山」
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7分ほどで山頂に着きました。
なかなかの展望です。
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南側は、ガスの中から槍ヶ岳が浮き上がっています。
その手前の稜線はどこだろう?
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見下ろすとザラ峠の方へ向かう山道が見えます。ちょっと険しそうだな。
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龍王岳の途中から見る浄土山南峰。
人が3人いる少し下にデポしたリュックが見えますが、誰かに持っていかれないか気が気でないです。
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雄山と浄土山の鞍部の一ノ越に向けて下山します。
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一ノ越から東側、黒部湖方面への道。ああ、これも歩いてみたい。
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一ノ越までは割と緩い斜面で、20分ほどで着いてしまいました。
時刻は12時半。まだ時間に余裕があります。

なので、この斜面を山頂まで荷物を背負ったまま登ってみようと思います。
雄山山頂の標高3,000mちょっと、標高差は約300m。
地図上のコースタイムは1時間となっていて、前回4年前は40分ほどで登っています。
テント泊の荷物を背負ってどれくらいで登れるのでしょうか。
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前回来た時と違って登りと下りの道が分けられていました。
そんな石ゴロゴロの滑りやすい急坂ですが・・・
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あっさり40分で登頂でした。

続く
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立山へ 202009 [山歩き(テント泊)]

9月の4連休の3日目。
中央高速は、小仏からは大月まで渋滞、その手前、笹子や双葉でも渋滞していて、いつもの倍くらい混んでる感じの日でした。
八ヶ岳の山歩きの後、家族は小淵沢から電車で帰宅し、自分は再び八ヶ岳山麓を経由し、諏訪南から高速に乗りました。
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7時過ぎに松本インターを降りて、夜の山道を西に向かい、平湯トンネルを超えて・・・
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夜9時なのにとっても静かだった新穂高温泉を抜け
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向かうはアルペンルート富山県側の立山駅です。
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大きなリュックを買って、ようやくテント泊の機会が訪れたわけですが、実はテントを背負った山歩きって初めてなんですね。4年前に雷鳥沢のキャンプ場までは歩いていますが、バス降りて30分くらいなので、紙袋でも行けますよね。
重くて大きい荷物がどれだけパフォーマンスに影響するのかも分からず、いきなり長い登りに挑んでも行けるかもしれないけど、まあ山に関しては初級者なんで、まずは、登りが軽めかついろんなルートが取れるこのエリアで試してみようと思ったのでした。キャンプ場も勝手知ってますし。

この4連休、アルペンルートは大混雑。チケットを買うのも大行列だったようで、「2~3時間並んで買った切符の便指定が3時間後」なんて話も見ていました。
そして、雷鳥沢キャンプ場は
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こんな感じで、超過密状態だったそうで、Twitterのトレンドに出るくらいの大盛況。
ですが、今回は幸いにして連休の最終日と翌日の平日なので、1日ずれてるん。これはいいチャンスだなと思ったところです。

アルペンルートに行くなら、長野の扇沢の方の方が近く、富山県側の立山駅まではこんな大回りしていくので、約100kmくらい、時間にして扇沢に行くよりも2時間半程度多く車を走らせないといけません。
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室堂までの交通費は、扇沢からの往復が9,210円、立山からは4,940円と、4,000円程度安いのですが、ガソリン代を考えるとあまり変わらない。ただ、富山側の方が始発が1時間早く、所要時間も短いので、朝早くから歩けるメリットはあります。

それに、秋の混雑期。
長野側だと、バス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバス、と乗換が3回あって、ケーブルカーとロープウェイがボトルネックになってしまうのではないかと思うのですが、富山側は、最初のケーブルカーに乗れてしまえば、乗換1回だし、そのあとはいくらでも増発できるバスなので、スムーズに室堂まで登れるのではないかと考えたのです。


さて、松本から150km、途中コンビニも寄って23時。松本から約4時間弱で立山駅に着きました。
富山地鉄の終電も終わり、寝静まっています。
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幸いにして駅近くの駐車場に空きがありました。
車中泊2泊目。早起きしてケーブルカーの切符並ぼうと5時に目覚ましをかけて寝ました。前日はほとんど寝てないので、あっさり眠りについたんですが、翌朝4時半、寒さで目が覚めました。どういう身体なのかよくわからないのですが、起きてる時間は暑がりで寝ている時間は寒がりな自分。

荷物を持って駅へ行くと、西武のレッドアローが止まっていました。
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5時前ですでにケーブルカーの切符売り場には行列ができていて、50番目くらいだったでしょうか。
切符売り場が開く6時前にはこんな行列。ざっと200人以上でしょうか?
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指定されたのは6:40の始発から2本目、6:50のケーブル。
荷車が連結された変なケーブルカーに乗車。
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美女平からのバスは1両35人くらいで発車させてました。こちらは10分と待たずに乗車。
途中称名滝がよく見えて
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広い広い弥陀ヶ原を見下ろして
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三角定規のような剱岳。
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そして、8時過ぎ、室堂に着きました。
富山側から上がる作戦が功を奏しました。1日じっくり歩けます。
天気は青空ではないのがちょっと残念ですが、高曇りで山はよく見えます。
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紅葉は一部してるとこはあるけど、色付き半ばといったところ。
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すぐに登るのもきついので、まずはみくりが池へ散歩。
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おにぎりを食べながらしばらくすると、風がなくなって立山が池にきれいに映りました。
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続く。
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奥大日岳登山(その2) [山歩き(テント泊)]

立山連邦の奥大日岳ですが、三角点がある2606mの山頂のほかにもう一つピークがあって、そちらは2,611mと若干標高が高いです。
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その標高の高い「ニセ」奥大日岳から、本当の奥大日岳を望みます。奥に薄く見えるのは日本海。
ずいぶん遠くまで来たなぁ、と思いますが、去年こんなところまで自転車で来たのか!と。
(参考:こちらこちら
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すぐに本当の奥大日岳に到着。剱の見え方は変わりません。
ここではオコジョがいたと騒ぎになってましたが自分のカメラには収まってくれませんでした。
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大日岳方面。
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しばらくすると団体さんが来て騒がしくなり、その中の一人がオカリナを吹きだしたりしたので退散します。オカリナの演奏は上手でしたが耳障りでした。
元の道を立山を見ながら下山。
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素晴らしい散歩道。
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9月上旬でしたがナナカマド(?)も色づき始めていました。
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新室堂乗越からの下り坂。
別山の下りで「山が見えるときに歩いてみたい道」と言ったところですが、翌日に実現。
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帰りも1時間20分ほどで戻ってきました。
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靴を脱いで川に入ってみましたが、水は猛烈に冷たい。アイシングのバケツに足を入れているような感じで、1分と持ちませんでした。
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キャンプ場に戻って寝袋を干し、テントをたたみました。
コーヒーを入れて一休み。
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名残惜しいですが、帰ります。
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素晴らしいキャンプ場でした。また来たいな。
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さて、室堂に戻りバスが出るまで時間があったので、立山ホテルにある「ティーラウンジりんどう」に入ってみます。立山の湧水を使った水出しコーヒーを飲んでみたくなりました。さっき雷鳥沢でコーヒー飲んだばかりのような気がしますが。
ドレスコードが気になる落ち着いた雰囲気のお店ですが、山歩きのジャージのままでも快く受け入れていただきました。
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そして頼んだのがコーヒーと大きな(というか、まるごとの)シフォンケーキ。
この生クリームは黒部ダムの放流のイメージなんでしょうか。美味しくいただきました。澄んだ黒いコーヒーもおいしかった!
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窓からは雄山が見えます。
またしても、何もしないのに数十分があっという間に過ぎていきました。
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観念して(?)トロリーバスに乗り長野県側へ戻ります。
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黒部湖へ。アルペンルートの乗り物は残すところ1つ。
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トロリーバスの乗り場へ向かうトンネル。
これを入ると、夢のように楽しかった立山から、現実の世界に戻ってしまうような気がして寂しくて、このトンネルの前でぎりぎりまで時間を過ごしました。
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扇沢の駐車場へ戻ってきました。
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あとは横浜まで下道6時間の楽しいドライブです。
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去年の夏、乗鞍に行った帰り、花火大会で諏訪湖畔の渋滞に巻き込まれたのですが、なぜか9月のこの日もまた花火大会の日になってしまいました。コンビニの店員さんに聞いたら8・9月の2回花火大会があるそうです。
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ということで、初めての山のテント泊。
ほかの山にはもう行けなくなっちゃうんじゃないかと思うくらいの素晴らしい天気と眺望に恵まれ、山行の楽しさを知ることができた旅になりました。天気よすぎて厳しさがわかんないんじゃないの?というおそれはありますが・・・

そして、自分が今回立山に足を運ぶきっかけとなった、雷鳥沢キャンプ場の記事を書かれたソネブロのお二人に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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奥大日岳登山(その1) [山歩き(テント泊)]

雷鳥沢キャンプ場2泊目の朝。またしても雲一つないいい天気でした。
幸いにして筋肉痛も足の痛みもありません。今日中に扇沢に降りれればいいので、午前中はどこか山歩きに行けそうです。

なので、雷鳥沢から昨日降りてきた道を再び登ります。
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キャンプ場はまだ山の影ですね。
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新室堂乗越へは20分ほどで到着。
この日は奥大日岳という標高2600mほどの山に登ってみます。この写真では一番右側の山かな?標高2270mのキャンプ場からの標高差は300mちょっとです。
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ロッジ立山連峰、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、室堂の標高差がわかります。帰りはテント背負ってこれ登っていくんだな。
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室堂乗越からは剱岳が見えるようになります。2等辺三角形の三角定規のような形ですね。
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剱御前小屋から新室堂乗越へ昨日降りてきた道。やっぱり晴れた日に歩いたらいいだろうなと思える稜線です。
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剱を見ながらの散歩道。
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奥大日岳の南側を巻いて(?)登っているところからは、うねうねと曲がる有料道路を見下ろせます。ずっと先には槍。
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新室堂乗越から1時間ほどで奥大日岳の付け根(?)まで来ました。
奥大日岳は2つのピークがありまして、まずは標高が高くて剱に近い方に登ってみます。分岐を右折して数分。
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向かって左手には剱岳。
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正面は立山。地獄谷まで見下ろせます。
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とても眺めが良くて、人も来ないので静かでくつろげる場所でした。昨日の別山の先っぽもそうだったんですが、こういう場所に来ると何もしないのに時間がどんどん過ぎていきますが、その時間の使い方がとても幸せだったりします。平地の感覚だと「時間がもったいない」ってなるんでしょうけどね。

そのうちにもう2人登山者がいらっしゃったので、しゃべったりお互いの写真を撮ったりして、仲良く(?)時間を過ごしました。

さて、ここで折り返してもいいんですが、せっかくなので「本当の」奥大日岳も行かないとね。

(つづく)
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雷鳥沢キャンプ場 2泊目 [山歩き(テント泊)]

1日ぐるっと歩いて戻ってきたキャンプ場。
早速コーヒーを入れてほっと一息。
というか、途中からカフェイン切れになっちゃって早くコーヒー飲みたかった^^
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一息ついて近くの温泉に入りに行きました。今日は雷鳥沢ヒュッテの方へ。
風呂上がりにこんなものを売っているのを見かけていただいちゃいました。まさかアイス食べられるとは。
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日も傾いてきたので晩ご飯にしよう。
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米を炊きます。
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じゃん!
見た目はよかったんですが、さすが山岳地帯。若干固いご飯になりました。
でも、おかずはいなばのタイカレーなので大丈夫^^v
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ご飯を終えてボーっとしているうちに日が暮れました。今日は雲が多くて残念な感じでした。
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きれいだなー
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夜になると雲も取れて今日も星が見えました。
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いや、星が見えた、なんてもんじゃないです!最初は雲がかかってるかと思ってました。
コンデジでここまで撮れるとは。
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そして、翌朝。
今日も雲一つないいい天気です。
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朝ご飯はフリーズドライを食べてみました。なかなかおいしかったです。
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今日は帰る日です。でも半日あるし、どうしよーかなー。
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<おまけ>
モンベルやアライテントが立ち並ぶキャンプ場でいろんな人に「珍しいですね、紫なんて見ないですよ」と言われたこのテント。アクシーズクインというブランドの「エアーズロック」という、1990年頃の1.5人用のツーリングテントです。入口側が切り立ってる形が特徴的。今回久しぶりに使いました。
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1996 フランス・シャモニのキャンプ場にて
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立山~別山縦走(その3) [山歩き(テント泊)]

一の越から雄山・真砂岳を経由して、剱岳を真正面に望む、標高2874mの別山までやってきました。ホント、どうだとばかりに仁王立ちする剱岳が真正面に見える素晴らしい山です。
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(剱岳の漢字間違えて「剣」と書いてました。これ、四国の「剣山」ですよね・・・前回記事はコッソリ直しました)

縦走路を登ったところが別山の「南峰」なんですが、数分歩いたところに「北峰」があります。あとは雷鳥沢まで降りるだけで、時間的に余裕があるのでそちらにも行ってみます。
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自転車でも走れそうな平らな道をトントンとスキップ気味で歩いていきます。静かだし、自分の上には空しかない感じで嬉しいんだもん(笑)
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着きました。
剱岳の右側の尾根の向こうに連なる山が見えます。
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こちらは白馬岳でしょうか?地図を見たらそんな感じだったんだけど・・・
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もちろん、剱岳はド迫力ですね。
やっぱりこんなところ登れそうにない・・・いや、登ったら降りれそうにないと思います。
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これを見ながら昼食にします。いつものマーガリン入りロールパンです。潰れてしまっておいしくなさそうですが。
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幸せな気分でぼーっとしているうちに、雲が山の向こうからこちら側にもかかってきたので、別山北峰は撤収します。結局1時間くらいここにいたみたいです。山を見ていると時間が過ぎるのが早い。
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立山も雲に隠れてしまいました。
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別山乗越への道にもガスがかかろうとしています。
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右手前が剱澤のテント場のようです。ここも山が目前に迫ってすごいんだろうな。
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休憩する人で賑わう剱御前小舎の前からは、雷鳥坂と呼ばれる急坂を下りればまっすぐキャンプ場に戻るんですが、急な下りが嫌だったので新室堂乗越の方へ。地図上ではコースタイムは10分しか違いません。人の少ない静かな道でした。
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薄い赤色のフワフワの花?不思議な植物の群落になっていました。
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これまた眺めがいい極上のトレイル。
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新室堂乗越からは立山に向かって歩くようになります。
晴れていれば正面に立山がばーん!と見えるんだろうな。ぜひ、山が見えるときに歩いてみたい道です。
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そして15時前、雷鳥沢キャンプ場に戻ってきました。
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ぐるっと立山を回った山歩きは終了です。
たくさん歩いたんだけど、丹沢を歩いた時のように足が痛くならない!
小石がばらまかれたようなザレた道の方が、木で組まれた階段を下りるよりも足に優しいみたいです。


<参考>コースタイム(休憩除き)
雷鳥沢6:10(60分)一ノ越(40分)8:00雄山9:10(90分)真砂岳(40分)11:40別山13:00(20分)別山乗越(60分)新室堂乗越(20分)14:40雷鳥沢

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立山~別山縦走(その2) [山歩き(テント泊)]

雷鳥沢のキャンプ場から休憩入れて2時間弱で雄山に登ってきたところです。
山頂の社務所で子どもたちへのお土産の購入ついでにカワイイ巫女さんと立ち話。そこで天気の話になったところ、

「山の天気は神様がお決めになることなので・・・」とのこと。

この答え、すごく納得してしまったのです。
あぁ、自分も仕事の受け答えはこうでありたい。

閑話休題。
雄山の本当の山頂は一段上がったところにあります。せっかくなので一番上まで行きました。
山頂には小さな祠があって、そこでお祓いをしてくれます。
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社務所の方を振り返る。ちょっと視点が上がっただけでもまた違う絶景が広がっています。
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山頂の標高表示と、これから歩いていく大汝山やその先。遠くに見えるのは剱岳でしょうか。
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ということで、9時に山頂をスタートして縦走路を歩いていきます。
これは雄山を振り返った図。
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室堂方面がバッチリ見えています。超眺めイイ。
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キャンプ場拡大(笑)
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歩いていくと大汝山に着きました。いま一人登られてますが、どうやらあの四角い岩のてっぺんが山頂らしい・・・
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立山は、標高3,003 mの雄山、標高3,015 mの大汝山、標高2,999 mの富士ノ折立の3つを総称する呼び名だそうで、この大汝山が最高地点なんですね。
ちなみに、「立山三山」というのもあって、浄土山、立山(雄山+大汝山+富士ノ折立)、別山だそうです。

なので、登ってみましたよ。高いところは苦手ですが・・・
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黒部湖がはるか下に見えました。ああ怖い。
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で、次に目指すは立山を構成する3つ目、富士ノ折立。
右側のこぶになっているところですが、近づくとなかなか切り立った山です。
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これも登りましたよ(笑)意外とするする登れた。
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富士ノ折立からはいったん標高を下げ、こんな斜面を降りていきます。
この斜面でこちらの方とすれ違ったんですねぇ。
この山旅、会う人やすれ違う人たちがみんなフレンドリーなもんで、ついつい立ち話をしちゃうんですね。もしかするとみんな迷惑なのかなぁ。
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歩いてきた道を振り返ります。
今日はいい天気だからいいけど、ガスったりしたらどこ歩いてるかわからなくなりそうです。風を遮るものもなんにもない。
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雪が残っています。氷河地形っぽいですね。
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11時前、真砂岳到着。
最初はここから雷鳥沢に降りようと思っていたけど、全然楽勝だったので、別山まで行っちゃいます。
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軽く燃料補給。
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別山に向けて。緩い道が続いているな~
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と思ったら最後は急登になってました。ちょっときつい。
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そして、11時40分、別山到着。
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おおお!
剱岳が真正面!別山まで来て良かった!
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<おまけ>←消しちゃうかも^^
登山用(?)の短いスカートをはいた女性を何人か見かけたのですが、急登で自分の前にいると下から覗いてるような感じになっちゃうんですね。みんなサポートタイツみたいなの穿いてるから、特段気にしなくてもいいのかもしれないけど、上見ていいのかなぁ?と思ってしまいます。自分としては目のやり場に困るということはありませんが(笑)、ちょっとドキドキします。
なんか雄大な剱岳の写真の後に煩悩まみれの話ですみません。
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立山~別山縦走(その1) [山歩き(テント泊)]

雷鳥沢キャンプ場で迎えた朝。
雲一つない快晴、それに無風。
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自分ひとりでこの山を眺めているのは、なんだか罪悪感を感じます。
仕事や家事や子どもの世話だけじゃなく妻の(それも山好きの)誕生日まで放棄して、こんな素晴らしい景色に向かい合ってるんですから。

安曇野のスーパーで買ってきた安いパンと、コーヒーの朝食にしました。
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風もなく天気がいいので山登りをすることにします。
雷鳥沢から一の越経由で雄山~真砂岳、行ければ別山まで足を延ばしたいな、と思います。
コースタイムは7時間程度なのですが、自分は3000m級の岩ごつごつの山の縦走なんてしたことないので、ポテンシャルもわかりません。まぁ行ければ別山まで、ダメならショートカットで降りてこよう、という感じで。
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キャンプ場奥の橋を渡って、6時過ぎに出発します。
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雄山の右側の鞍部である一の越へ向かって雰囲気のいいトレイルを歩いていきます。このルートには「母恋坂」という名前がついているそうです。
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9月上旬ですがところどころ色づき始めています。
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途中ほとんど人はいませんでしたが、この岩の登りが終わる頃に女性2人組を追い越します。別山まで行けるかどうかわからない、と言ったら、「私たちの半分くらいの時間で登ってるから大丈夫。ここまで来たら絶対行かなきゃ!」と背中を押してもらいました。
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室堂方面。徐々に立山の影が短くなってきます。
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室堂からの整備された道と合流して数分、キャンプ場から1時間ほどで一の越着。
この先雄山へはこの建物(トイレ)の上の稜線(?)を登っていきます。こうして写真で見ると近そうですが、コースタイムは1時間くらいなので、近いというのは錯覚でしょう。
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夜のうちに一の越まで上がってくれば、日の出が見れるのかもしれません。山小屋があるのでそこに泊まるのもよさそうです。
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槍ヶ岳が見える眺めの良い場所。
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少し休憩して、雄山を目指します。
ここからは岩がごろごろした道。印はつけてあるものの、どこを歩いていいのかよくわからないんです。踏み跡もあちこちについているし。
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どんどん高度を上げていきます。急登な上に、振り返った景色がキレイなので、何度も振り返ってしまいます。
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朝早いのですれ違う人も少なく、一の越から40分ほど、朝8時、雄山山頂に着きました。
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山頂からの眺望は、こんな感じ。
東側。雲海が見えます。
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遠くの方に富士山を見ることができました!富山県から富士山が見えるって、すごいな。でも、富士山から立山を見てもきっとわからないんだろうなと思いました。
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奥に見えるのは白根三山でしょうか?
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南の方角。
槍ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、笠ヶ岳(かな?)
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西の方角。室堂方面。
ずーっと奥に富山湾が見えそうです。
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この眺めをケータイで撮って、お誕生日おめでとうと書いたメールに添付してカミさんに送ったところ、


なんかずるい

という返事が返ってきました。
あまりにも的確な表現。
吹きそうになりました。

(つづく)
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雷鳥沢キャンプ場にて [山歩き(テント泊)]

山のテント場デビュー先として選んだ雷鳥沢キャンプ場。
ご覧のとおり、広くて平らな土の地面です。
ガスが晴れると向こうに雷鳥沢や立山が目の前のロケーション。
山のテント場ってどこもそうなのかもしれないけど、こういうところに座って山を見るのはすごく贅沢な気分。
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そして、ここは温泉まで徒歩5分。
個人的には硫黄の香りのする温泉は苦手なんで、別に普通のお風呂でも構わないのですが、汗を流すところがあるのはありがたいです。
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ガスが薄くなって立山も見えてきました。
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拡大。山頂の建物が見えます。
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テントからはこう見えるんですね。
素晴らしい!
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振り返るとこんなガスが山にかかっていますが。
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キャンプ場では16時過ぎからあちらこちらで晩ご飯の用意をはじめていました。
まだ17時ですが、自分も晩ご飯にします。この日は、室堂のターミナルで買ったますのすしのおにぎりです。富山県ですからね。なので、今日はラーメン用のお湯を沸かすだけ(笑)
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18時過ぎ、急に山が赤くなってきました。ホント気が付くと赤かったって感じ。
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しかし、この頃から風向きが変わり、一の越の方から強い風がビュービュー吹くようになりました。
寒くて寒くて外で写真を撮る感じじゃないです。テントの1m前で低体温症で倒れてたなんていうのも笑われてしまうだけなので、もう寝袋に入ってしまいます。おやすみなさい。
明日も風が強かったら温泉と読書かな。

夜9時、寝袋の中で寒くてぶるぶる震えて目が覚めました。
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薄い雲の向こうに星が見えました。
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念のため、と持って行ったダウンのベストを着たら暖かさがちょうど良くて、その後は朝まで爆睡でした。

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立山へ [山歩き(テント泊)]

仮眠を取った安曇野のスーパーから北上していきます。山が近くなってきた!
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50分ほど走り、朝7時半にアルペンルート入口の扇沢に到着。砂利の無料駐車場に車を入れます。
幸いあと10台くらい余裕がありましたが、8時過ぎには満車になってました。小さい車だからどこかにねじ込むってのも可なんだろうけど、何日か停めておくにはそれも不安なので良かったな。
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ここでまた軽く一眠りしようとしたんですが、アイドリングしたままの車の排気音でイマイチよく眠れなかったので、諦めて出発することにします。きれいな青空が広がっています。
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今回の装備。
とりあえず手持ちのザックはこれだけなので、30Lのに荷物を無理やり付けてみました。
いやぁかばん重いな~と思って家で計ってみたけど10kgちょっとしかありませんでした。
15kgとか20kgとか、自転車に積んで走ったことはありますが、そんな荷物を背負って山を登るなんて想像を絶する・・・
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ちなみにザックもテントも銀マットも(おまけに車も)1990年代初めのもの。
銀マットは表面がはがれて「銀残し」状態だし(笑)
ザックの上の黒いものはシュラフ(ゴミ袋防水)ですが、これは辛うじて1995年購入。

それでは、扇沢の駅から立山の室堂に向けてアルペンルートの旅です。
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アルペンルート、室堂のあたりは、2013年夏に家族で来ています。
そのときは室堂ターミナルから室堂山展望台という、浄土山の途中くらいのところまでみんなで往復したんですね。立山を眺めながら。
扇沢から室堂までの往復は9000円。
今回キャンセルした羽田→那覇は11,000円だったので、高いなぁって思う。
富山県側から入ると半額くらいで行けるんですが、アクセス距離が片道100km以上長いので、微妙なところです。

トロリーバスに乗って、
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黒部ダムを見て
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ケーブルカーとロープウェイとトロリーバスに乗って、室堂まで1時間ちょっとです。
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室堂駅の中の注意喚起を見てちょっとびびります。予想以上に寒いかも。
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このホワイトボードの右側(写っていない)に事故例が・・・
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背負ってる荷物は若い頃とあんまり変わってないんですが、背負う本人は既に立派な「中高年」です。きっと何かあれば「未熟な初心者の中高年が軽装でそれも単独行動で・・・」なんていうふうに言われるんでしょうね。1989年の遭難のニュースは今でも印象に残ってます。あれも秋じゃなかったかな。

まあ今回は「テント泊体験」なので、天気が良ければ山に登ってもいいかと思いますが、悪ければ、読書と温泉とスイーツ(笑)の予定ではあります。
このときは素通りしてしまいましたし、自分には関係ないんですが、剣沢から先は通れないという大事なことも書いてありました。

さて、登山計画書をどこで出したらいいかわからなかったので、ターミナルを出て少し離れた派出所に行きました。(ターミナルの中にあるようです)応対してくれた服も雰囲気も山屋風のお兄ちゃん(警官かな?)が、

「ツルギ行かれるんですか?」と。

(剣岳イメージ)
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いやいやいやいやいや、
こんなの絶対無理ですわ。

登山届を無事提出し、今日の目的地のキャンプ場までスタート。
と言っても1時間もかからないくらい。
雲が多いですね。
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煙を出しているところがあります。息苦しい煙なので止まらず逃げるように先へ。
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目的地のテント場が見えてきました。雷鳥沢キャンプ場です。ずいぶん低いところにあるんだな。
ご覧のとおり平らな(岩ごつごつでない)サイト。テントもまばらです。これは狙いどおりで、初めてのテント場にはちょうどいい感じです。
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管理棟に行って、2泊分のお金を払います。2泊以上は何泊でも2泊分だとか。
もしかしたら明日は終日山を眺めてのんびりするかもしれないので、管理棟や水場から遠くて、山に近いほうにテントを張りました。
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14時半。テントも張り終わって、今日の行動はこれでおしまいです。
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そうだ、テント泊に行こう [山歩き(テント泊)]

<記事カテゴリーに「山歩き」作りました>

タイトル、ずいぶん使い古された言い回しですが・・・今回の旅の前置き、ちょっと長くなりますがご承知おきください。

今年から8月11日が「山の日」っていう祝日になったことで、お盆休みに使う有給休暇が1日少なくてすむようになりました。正味5日の中・四国旅行も、たった2日の有給休暇取得で行けるようになったんですね。

そんなわけで、お盆に使わなかった休みを使って、夏休みPart2を9月上旬に取ることにしました。9月は子どもたちは学校があるので、この時期は自由な一人旅ができるんですよね。

さて、この休みから遡ること約3ヶ月。
何気なくネットをうろうろしていたら、ANAの安いきっぷがあることに気づきまして、衝動的に「稚内→東京」の便を取ってしまいました。なんと約8000円。ふつうに買ったら5万円くらいしそうです。道内をがっつり走ってもいいし、島に帰ってもいいし。そんな感じでした。

しかし、今年の北海道はもともと天候不順だった上、8月末の台風10号がちょうど9月上旬に北海道に上陸しそうな勢いでした。実際それで道内は大きな被害が出てるんですが、島にも渡れなさそうだし、道路も雨で通行止めだと困るなぁ、と、すっかりやる気をなくしてしまいました。

代わりに、週間予報を見てずっと晴れマークがついていた沖縄に行くことにしました。

去年宮古にいったんですが、去年もホントは本島を走ってみたいな、というのがあったんですよね。そのリベンジです。
先ほどの稚内便ですが、4,800円払ってキャンセルして、ランドナーを整備して、那覇に行く安い飛行機も確保しました。

そして往路の航空券の支払いも終えた出発前日の天気予報・・・
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全国どこも晴れで、沖縄本島だけ雨ってなんだよ・・・
こりゃだめだな。。
子どもたちには、「お父さん、水着のおねーちゃん見たいとか思ってるから雨になるんだよー」とからかわれます。

出発当日の天気予報に期待しましたが、もっと悪くなってます。天気図を見ると、沖縄付近に熱帯低気圧が発生したようです。(これが後に台風12号になります)

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ということで、支払ったばかりの切符ですが、出発数時間前にキャンセルです。
さようなら、沖縄。悔しいけどキャンセル料6千円・・・
あと1日早く雨の予報を出してくれたらよかったのに。

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ここで、頭の片隅にあった第3のプランが浮上してきます。
山の「テント泊」です。

これまで、自転車でのキャンプは数多く経験してますが、山のテント場は未経験なのです。テント場どころか、山小屋に泊まったことだって、一度富士山であるだけ。その小屋泊、2人で布団1枚分のスペースなうえ、いっしょに登った仲間の女の子が隣だったので、高山病でもないのにドキドキしちゃって寝れなかったですよ。大学生の時です。若かった。

で、何の話だったかな?
閑話休題。
山のテント場って、岩ごつごつの涸沢とか、稜線上(?)にある狭そうな燕山荘とか北岳肩の小屋のイメージがあって、テント張りにくそう、混んでそう、風強そう、とかいうふうに見えて、敷居が高かったのです。

でも、いつもnice!押し逃げ(すいません・・・)させていただいている山のブログで、平坦で広くて地面が土になってるテント場に泊まっている記事を目にしました。

ここなら自分でもテント張れるんじゃないかな。

ちょうど週の半ばの平日。天気は安定。夏休みも終わり、紅葉には早い時期なので、テント場も空いてそうです。初めてのテント泊の練習にはもってこいの条件です。

ということで、沖縄行きのカバンから水着とサンダルを出して、代わりにキャンプ道具や防寒具を突っ込みます。
持っているのが30L程度のザックなので、シュラフもテントも入らず、ストラップでザックの外側に付けていきます。折り畳みの水筒も持っていないので、空のペットボトルを持参します。

そして、今回は平日に一人で出かけるので、現地まではミラで行くことにしたのですが、エンジンをかけたら「カチカチカチカチ・・・・」と軽い音がするだけでかかりません。
バッテリー上がってるし。

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とりあえずプジョーを寄せてジャンピングしてエンジンをかけます。
現地でバッテリーが上がると困るので、そのままエンジンを止めないようにして自動車用品店に向かい、バッテリーを交換してもらいます。またお金が・・・

そして、晩ご飯を食べ、子どもの勉強を見たりしたあと、深夜に出発です。
ガソリンも入れて、さぁ行くぞ!
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キャンセル代とバッテリー代で予定外のお金を使ってしまったので、国道20号線で信州へ向かいます。走り慣れた道です。相模湖1:00→大月1:30→甲府昭和2:00→富士見峠2:50と進み、諏訪湖畔でちょっと休憩。
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街明かりない場所じゃないんですが、オリオン座がキレイに見えました。

ちょっとゆっくりしすぎたので、塩尻峠を越えて3:45、塩尻ICから安曇野ICまで400円ほど使って15分でワープし、安曇野IC近くの24時間営業のスーパーに車を停めてちょっと仮眠します。
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が・・・・
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しまった、寝過ごした!
ガンガンに明るいじゃないですか!それも快晴!
食料品を買い込んで、あたふたと出発します。
(つづく)

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