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猿払→宗谷岬→稚内(2014北海道10) [2014北海道旅行]

夜が明けて小雨の降る猿払。
テントは濡れたまま畳んで、雨具を着込んで6時半に出発です。
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稚内までは60kmちょっとなので、ゆっくり走っても5時間くらいでしょうが、15時半のフェリーに乗りたいので、できれば昼過ぎには稚内に着いておきたいところです。

2キロほど北上するとセイコマートがあります。
この最北の村で、朝7時前からこんなにお弁当が充実してるなんて!
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コーヒー飲み終わるまで待っててくれ、と、
フェリー乗るぞと子どもを急かしておいて勝手な親(笑)
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これは朝の天気図。
(※ガラケーでも気象庁の天気図みれるんですね(笑))
台風崩れの低気圧が通過中。そりゃ夜中にザバザバ雨ふるわ・・・
そして、この低気圧が通り過ぎると風向きは北西風(=丸1日向かい風)なんですが・・・
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どうやら低気圧は通りすぎちゃったらしく、のっけから向かい風になりました。うげげ。
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こんなところに「崎陽軒のシウマイ」の文字が!
シウマイ弁当のシウマイはここのホタテを使ってるのか・・・
写真には撮りませんでしたが、猿払のこの辺りの海沿いの家はとても大きいです。
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稚内市に入るとそれまでの平坦な海沿いから、山を登るようになります。
前回、2000年に走ったときも小雨の中ここで止まって振り返ったような気がします。
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宗谷岬近くになって汗をかかされます。いったん登って下った先はまた登りです。
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氷河地形?
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宗谷丘陵の風車。ずいぶんたくさんあります。
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海へつっこむように下り、
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小島が見えるともうすぐ。
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出光のスタンドが見えるとその先は宗谷岬です。
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9時。浜鬼石別から2時間で宗谷岬に到着。
去年は宗谷岬で折り返したので「到達点」という感じがしたんですが、浜頓別側から走ってくると、ただの通過点になってしまいますね。
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どよ~ん。
(アングルはbinpaさんの真似です・・・すいません)
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寒いくらいですので、宗谷岬は早々に切り上げて進みます。
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あとは向かい風の中ジリジリとペダルを回すだけです。
全然スピードは上がらず、きついです。去年も向かい風できつかったんですが・・・
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11:30、南稚内のこの交差点を見るとなぜかホッとします。
あともう少しで稚内駅、というのもあるし、いろんな郊外型のお店が並んでる雰囲気にホッとするのかもしれません。
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稚内駅の少し手前、ここを曲がるとフェリーターミナルですが・・・
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交差点の先にある喫茶店「お天気屋」に直行しました。
去年と連れてきた子が違うので、マスターちょっと驚かれたようです。
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食後のコーヒーもいただき、のんびりさせていただきます。
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この日、島からのフェリーが2日ぶりに出たそうです。
お店はちょうど「桃岩帰り」の人たちでにぎわっていました。

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今年の北海道旅行、ここでいったん「前半」終了。
まだまだ旅は続きます・・・

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キャンプ@猿払村(2014北海道09) [2014北海道旅行]

浜頓別から北へ30km、宗谷岬とのちょうど中間くらいの「道の駅さるふつ公園」にキャンプ場があります。10数年前に整備された新しいキャンプ場です。
http://www.vill.sarufutsu.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000358.html

着いたのは17時前。
早速、道の駅管理棟で受付をしようとしたところ、

 「風が強いし、夜は荒れるという予報。
  ここは遮るものがないので、南へ30キロほど、浜頓別にキャンプ場があって、そちらをお勧めします。」と。

 今浜頓別から走ってきたし、自転車だからもう無理なんですけど・・・

と言うと、「テントが風で飛ばされても自己責任でお願いします」、との念の押しようでした。

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そんなわけで、ほんのわずかな障害物と言えるトイレの風下(笑)にテントを張りました。
確かに風は強い・・・
隣のBMWの単車の方にハンマーを借りて、ペグをがっちり差し込みます。
天北峠や浜頓別で会った秋田の自転車の大学生もいらっしゃいました。

ホントに遮るものはなさそうです。
周りは牧場、道路挟んだ向かいはオホーツク海、という、夕日も朝日も(晴れれば)素晴らしそうなロケーション。
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とにかく広い。
子どもは秋田のお兄さんを誘って(?)持ってきたボールでサッカーをしてましたが、広くて思いっきり蹴れたそうです。OPUSのシクロクロスに乗ってた方、お疲れのところどうもありがとうございました。このブログは見てないと思いますが、この場を借りてお礼を・・・

その広いフィールドを横切ったところに「憩いの湯」があります。
昔温泉だったそうですが、枯渇しちゃってただのお風呂になってしまったようです。
ま、自分としてはどっちでもいいですけど。
地元の人が車で気軽に入りに来るのか、けっこうにぎわってました。
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みんなわずかな構造物に寄り添ってテントを立ててます。
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「道の駅」に食堂はあるのですが、やはり最初は自炊します。
お米は2合きっちり炊いて・・・
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レトルトカレーです。
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オホーツク海の向こうから月が出てきました。
これなら天気大丈夫だろ、と思ったんですが、夜中にザーザー降りの雨になってしまいました。
今年も雨キャンプかぁ・・・・風も止まないし。
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翌朝。
飛ばされもせず浸水もせず。
風にバタバタとはためく濡れたフライシートを見て、正直ホッとしました。
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このヨーレイカのテントは20年近く前に買ったもの。(スカイライトS-2)
ポリウレタンの防水生地は劣化してべたつき、シームテープはほとんど剥がれているんですが、雨漏りなかったです。まだ当面使えるな。

2番目の子は記念すべき初キャンプでしたが、強風でテントが飛ぶと脅され、夜はザーザー降りの雨、と、貴重な体験だったことでしょう。もちろん無事だったからこう言えるんですが。


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エサヌカ線(2014北海道08) [2014北海道旅行]

正式な呼び名はわかりませんが、知る人ぞ知る(?)猿払村道のエサヌカ線。
浜頓別から3キロほど北に走り国道を右折し、このカーブを曲がると・・・
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直線道路!
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この道路ですれ違うライダーさんはとってもフレンドリーでした。

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ちょっと休憩。
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こんなところを晴れた日に走れるなんて、最高!
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振り返っても直線道路。
遠くにうっすら見えるのは北見神威岬でしょうか。
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北上していくとオホーツク海が見え・・・
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終点。
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音威子府→猿払(2)(2014北海道07) [2014北海道旅行]

音威子府から12kmほど、40分ほどで天北峠へ。
峠と言っても標高200m弱なので難なく登っちゃうし、展望も特段なし。
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坂を下りると小頓別。
駅前旅館だった「旧丹波屋旅館和館」は登録有形文化財だそうです。
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稚内の表示が出てきました。
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ピンネシリ山を正面に見ながら走りますが、この区間だけ西向きに道路が湾曲していて、強烈な向かい風に。
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小頓別から40分、ひぃひぃ言いながら道の駅ピンネシリへ。
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北海道廃止ローカル線写真集「追憶の鉄路」が売ってました。
写真集で非常に印象的だったところです。
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ホームと線路がありますが、作りものっぽいです。
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牧草地帯には青空が似合います!
そして、風も追い風になりました。
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セイコマートで休憩。カフェイン注入。
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中頓別のバスターミナルに寄ってみます。
「天北線メモリアルパーク」ということで、気動車と腕木式信号が置いてあります。
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バスターミナルの2階はちょっとした資料室になっていて、
タブレットの機械や駅で使われていた事務用品などが飾ってありました。
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中頓別を出て右側にジェット機と蒸気機関車が飾ってある公園がありました。
寿公園というそうで、アスレチックやゴーカートがあって、子どもが遊んでいきたい、って言うのですが、この日は猿払までまだ50km残ってますので、仕方なく通過です。当初の予定だと浜頓別までだったから大丈夫だったんだけどね・・・・
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浜頓別市街へ。街にはいるとすぐにセイコマートとホームセンターがあります。
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休憩。
ここで天北峠の登りの途中で会った秋田のお兄さんに追いつきました。
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15時前に浜頓別出発。
ここをまっすぐ行くと網走ですが、ここは国道238号線を左折します。
進路は北東方向へ変わりますが、幸いにして追い風。
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風力発電の横を通り過ぎ、
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左手に牛さんが現れると本日の目的地「さるふつ公園」。17時前に到着です。
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(おまけ)
途中通ってきた「中頓別」と「浜頓別」。
名前からして似ている2町、「平成の大合併」の流れに乗らなかったのかしら?
と個人的に興味が涌いたので、調べてみました。

2003年11月、中頓別町、浜頓別町、枝幸町、歌登町と4町で合併協議をするも、新しい事務所(町役場)の位置などで結論が出せず解散。(その後、枝幸と歌登は合併します)
2004年3月、中頓別町と浜頓別町の2町で合併協議を再開、翌月には、稚内市などとの合併協議から離脱した猿払村を加えた3町村で合併協議を行い、事務所(新しい役場)位置を浜頓別に、新町名称を「天北町」にするところまで決まったものの、同年11月、協議会から猿払村が離脱、合併協議じたいも終了・・・

中頓別町の広報誌「広報なかとんべつ」2004年11月号に経緯が詳しく書かれていました。(他2町村では探せませんでした)
http://www.town.nakatombetsu.hokkaido.jp/docs/2012031200265/files/2004-11kouhou.pdf
浜頓別町のサーバには天北三町村合併協議会の資料等も残ってて、議事録とか見ると生々しいやりとりが残ってるのかもしれませんので興味ある方はどうぞ・・・
http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/tenpoku/index.php

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音威子府→猿払(1)(2014北海道06) [2014北海道旅行]

旭川に2泊した翌朝。
6時過ぎの稚内行き普通列車でいよいよ北上、音威子府へ向かいます。
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これに乗るんで、4時半起床、5時にホテルを出て、キレイな旭川の駅前で輪行します。

ちなみに、大きな袋の中はこんな感じですね。
「フォーク抜き輪行」タイプなので、少しコンパクトに分解できます。
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音威子府から、浜頓別→宗谷岬経由で、稚内まで走ります。
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もともと、1日目が浜頓別まで60km、2日目が稚内の声問(宗谷ふれあい公園)まで80km、3日目に稚内からフェリーに乗る予定でプランを立てていました。
しかし、1日予定が遅れてしまったので、1日目に浜頓別より30km先の猿払まで走り、2日目に稚内まで走り、うまくいけばその日のフェリーに乗ってしまおう、ということにしました。

稚内の声問のあたりはお店なさそうだから、手前の富磯のセイコマートで買い出しだな、なんて思っていたのですが、その心配は無用でした。

ちなみに、そのままこれに乗ってれば、昼には稚内着いて今日のフェリーに乗れますけどね(笑)
(※しかしこの日のフェリーは欠航だったようです)
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去年見た名寄のキマロキや・・・
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小さい無人駅を見ながらトコトコと進んで、
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9時前に音威子府に着きました。
もう輪行嫌だ。やっと重い荷物から解放されます!
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9時半になると駅のおそば屋さんがOPENします。
今年も音威子府の黒い駅そばを食べることが出来ました。
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10時。自転車を組み立て、荷物も取り付けて、いよいよ出発です!
今日は猿払まで90km。昨日・一昨日の「トレーニング」(笑)の成果は果たして?
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音威子府は北海道でいちばん小さい村だそうです。
ちょっと村役場を見て、
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駅前からすぐに国道40号線との分岐になります。
旧天北線方面ですね。
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この国道275号線、車もほとんど通らず、景色も単調。。。
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音威子府から30分ほど走るとちょっと登りかな~という感じになります。
前方に自転車の人がいます。
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追いついたのでその自転車のおじさんと話してみると、去年土砂降りの中、オロロンライン浜勇知の休憩所でいっしょだった人でした。昔はそういうこと良くあったんだけど、こんな歳になってまで、2年連続で会う人がいるなんて、珍しいことがあるもんだなぁ、と、ちょっと感動でした。
ちなみに、向こうの方は、「去年似た人に会った気がしたけど・・・去年は男の子連れてたから違う人かと思った」そうです。

こうしていると、もう一人、若い自転車乗りの人がやってきました。
秋田から来たという彼も交え、4人で峠の途中の道端で休憩がてらおしゃべり。

自転車旅行って、こういうちょっとした時間が楽しいんだなって思います。


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再び美瑛の丘へ(2014北海道05) [2014北海道旅行]

再びやってきたポストカードギャラリー&ブックカフェ 絵葉描館(右に見える1軒屋です)
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「ブックカフェ」の名のとおり、一人で読書とかしながら静かに過ごす空間なので、子連れで行くのも自分の風貌も(笑)雰囲気に合わないかなぁと思いつつ、「玄米ごはんプレート」という自然食の家庭料理が気になって、またやってきたところです。
久しぶりにかあさんのゴハンが食べたかった、というのもありますが^^;(リバティYHの食事美味しかったんです・・・)

美味しいゴハンと水出しのコーヒーもいただき、結局スイーツも追加してしまい、あとは本読んで夕方の電車で旭川に戻る・・・ってことなら、ゆったりとした幸せな時間を過ごせるんですが、残念ながら自転車持って来ちゃいました。
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暗くなる前に旭川に戻るべく、重い腰を上げ出発です。
旅の途中であっても、思いのままに時間を過ごすというのは難しいですね。

ちょっと雲行きが怪しい・・・
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きれいな虹が見えました。
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やっぱり陽が差すとぜんぜん表情が違います。
来て良かった!
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一瞬雨が降ってきたけど・・・
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また陽が差してきた!
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美瑛市街からは国道をまっすぐ走っていきます。
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ノロッコ号だ!
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イイ雰囲気のスタンドです。
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旭川駅の裏手の忠別川にかかる橋から。大雪山でしょうか?
この日も台風の影響の強い南風に押されて快走。美瑛市街から1時間で旭川に戻れました。またもやトレーニングのような走り方でしたが(笑)
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こんな感じなら、もう台風も大丈夫でしょう。
明日は1日遅れで北上です!

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旭川駅(2014北海道04) [2014北海道旅行]

旭川駅というと、函館本線と石北本線と宗谷本線と富良野線が交わってるんで、北海道に来ると毎回と言っていいほど立ち寄っていて、それだけ旭川駅って思い入れがあるんですが、昔の旭川での過ごし方っていうと・・・・

網走・美幌方面から特急オホーツクに乗ってきて、旭川で夕食を食べたりぶらぶらしたりして時間を潰し、深夜0時半頃の急行「利尻」に乗り稚内へ(懐かしき周遊券時代ですね・・・)、

とか、

夜遅く旭川に着いて駅で一晩過ごすんだけど、待合室はいったん閉め出されるので、遅い時間まで営業していた買物通りのミスドで時間を潰し、駅が開く頃(3時頃?)戻って仮眠・・・

とか、そんな感じだったので、実は駅の待合室とミスドの印象が強いだけで、街の印象がほとんどありません。
なので、今回旭川に泊まれるのは、実は嬉しかったりします。

台風で後の日程が詰まっちゃうけど、旭川でもう1日過ごすのも悪くないな・・・
ということで、どんだけ台風ひどいんだろう?と窓から外を見ると・・・
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雨上がってるし。
なんだかな~(^^;)

ホテルでお腹いっぱい朝ご飯を食べ、歩いて旭川駅に電車を見に行きます。
しかし、キレイな駅だな~
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超近代的な駅のホームに古いディーゼルカーがうようよしてる感がたまりません。
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ノロッコ号をじっくり見たり・・・
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旭山動物園号を見たり・・・
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こうしているうちに、青空まで出てきたじゃないですか!
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そこで出てきた半日プランは・・・
「美馬牛の絵葉描館でランチをいただいて、旭川まで自転車で帰ってくる」
ということになり、ホテルに自転車を取りに戻り、富良野線に乗って再び美馬牛駅にやってきました。
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旭山動物園へ(2014北海道03) [2014北海道旅行]

美瑛の市街地の北側に広がる丘陵地帯を北上しています。
前方に見えているのは「セブンスターの木」ですが・・・
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目が慣れた(?)ってのもあるし、近くに大きな駐車場があって、人もたくさんいるので、通過。
次の目的地、旭川の旭山動物園を目指します。

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セブンスターの木からは、富良野国道をまたぎ、旭川空港の横をかすめ、東神楽の役場前を通っていくと着きます。ずーっと道なりです。

これはそばの花?きれいに広がっています。
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この木、ブログで見覚えのありそうな木だなーと思いながら通りすぎました。
(binpaさん撮ったことありますか?)
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台風の影響の強い追い風に助けられ、セブンスターの木から20km、45分ほどで動物園に到着しました。
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旭山動物園のイメージ
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ペンギンのもぐもぐタイム
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ヒグマは寝てました。爪が超恐い。
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とても仲良くなったサル
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泳ぐカバ。初めて見た。
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ズーラシアが自宅から割と近くて何度も行ったことがあるんで、わざわざ北海道に来てまで動物園に行かなくても・・・と思っていたのですが、いざ来てみると、動物たちとの距離がとても近くて面白かったです。日曜の夕方でしたが、それほど混んでなかったし。
ズーラシアは動物遠いですよね。コンセプトの違いなんでしょうけど。

通常は5時過ぎで閉園なんですが、この日は「夜の動物園」の日なので閉園時間が遅く、薄暗くなるまで楽しんだ後、また追い風に押されて爆走、30分ほどで旭川駅前に戻りました。

夕食は大雪地ビール館へ。ビール飲めませんが(笑)
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ジンギスカンにしました。最初からちょっと贅沢だな・・・
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雨が降ってきました。
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予定では、明日は早朝の列車に乗って音威子府まで輪行し、ガッツリ走るつもりでしたが、天気予報は・・・
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・・・こりゃダメだorz

台風に備え、ホテルを念のため2泊予約してあったのですが、連泊確定。明日はのんびり朝寝坊です!(これはこれで嬉しい)

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美瑛の丘 サイクリング(2014北海道02) [2014北海道旅行]

「はまなす」→「スーパーカムイ」と乗り継いで旭川まで来ました。
札幌から「スーパー宗谷」に乗れば道北へ直行できるのですが、道内初日は旭川ステイで観光します。

駅近くのホテルを予約しているので、そこに要らない荷物を預け、ほぼ輪行袋だけになって富良野線を南下します。
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この赤い屋根が見えると「帰ってきた~!」って感じがします。
台風が来そうな日でしたが、天気もまずまず。
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1年ぶりの美馬牛駅へ。
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自転車を組み立て、駅前(駅裏?)の"ポストカードギャラリー&ブックカフェ 絵葉描館"に顔を出し、去年と同じように「美馬牛小学校」→「哲学の木」→「三愛の丘」→「美瑛駅」と走っていきます。観光パンフで「パノラマロード」って名前が付いているところです。
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小学校の塔が見えます。
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美瑛市街のコンビニでお昼を食べ、次は北瑛方面へ行きます。少し雲が厚くなってきました。
「パッチワークの路」って呼ばれてるようです。「○○の木」というのはこちら側に多いです。

でもこれはたぶん無名だと思う(笑)
曇ってるけど大雪山系の山々がよく見えます。
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ケンとメリーの木
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これが「親子の木」。
自分は美馬牛側の親子の木の方がカッコイイと思ってます(笑)
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こんな感じの道を走っていきますが、すぐ止まっちゃうからなかなか進みません・・・
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<おまけ>子どもの自転車について
今回は体力も考え、自分が砂利道走るのに使っていた軽いMTB(TREK970SHX、フレームサイズ420mm)を、子どものサイズに合うようにサドルを下げ、ステムを短いものに交換しました。ちょっと前傾きつそうですが・・・
このサドルの高さでは、シートポストに付けるキャリアは取付できませんが、クロモリフレームでキャリア用のダボ穴があるので、古いリアキャリアが付きました。
タイヤは1.5幅のスリックで、フロントがパセラリフレクト、リアがハイロード。前後で違うのは適当に買ったからでさしたる意味はありません(笑)
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出発~輪行で旭川へ(2014北海道01) [2014北海道旅行]

昨年8月。
自転車を輪行し、稚内から南下する普通列車から眺めた利尻山・・・


かつては毎年のように北海道に来て、毎年利尻・礼文に渡っていた自分にとって、稚内まで来て島に渡らないというのが、とても寂しく思えたのでした。
次にこの山を見れるのはいつなんだろう・・・・?

しかし、「次」は意外と早くやってきました。

どうやら今年も1週間連続で休めることになったのです。
世の中的には一番混む時期ではありますが・・・いやぁ自分だけ申し訳ないなぁ・・・

今年5年生の2番目の子とは、上の子と同じように6年生の夏に旅行に行こう・・・と考えていたので、今年は適当にだらけた夏を過ごそうか、とも思ったのですが、もし今後自分に配置転換とかあったら、今と同様の長い夏休みを取るのは難しそうです。

来年履行できる保証がないんだったら、1年前倒しで今年行くしかない!
当人も至って乗り気です。

しかし、体力を考えると、小5と小6の1年間ってきっと大きいよな・・・
そこで、行くと決まった7月以降、何回かサイクリングに出かけ、長距離や登り坂の感覚をつけさせるとともに、行程は去年よりもゆったりしたものにしました。
いろいろと気を遣うことが多い(それだけでブログ書けそう・・・)のですが、キャンプツーリングなんて大学のサイクリングクラブの合宿で経験するようなことを小学生にさせようとしてるんだから、仕方ありません。

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さて、今年も去年と同様、往路は急行「はまなす」で北海道入りします。

「はまなす」には「のびのびカーペットカー」というのがついていて、横になれるそうなので、ちょっと狙ってみます。
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お盆休みの土曜出発という一番混みそうな日ですので、「旅行業務取扱主任」の出番(笑)。 冬に北斗星の切符を取ったときのように、出発の1ヶ月前に「10時打ち」をお願いしに行きました。

まずは、5時に家を出てみどりの窓口が6時に開く「A駅」に向かいます。
5時半頃着きましたが、もう20番目くらい。さすがに人が多いです。
A駅で事前申込の手続をし、その足でもう1駅、7時に開く「C駅」に行きました。
先客が1人。

「あれ~???」

そこに並んでいたのは、20代半ばくらいの頃、いっしょに働いていた元同僚。お互い旅好きで、よく海外旅行(貧乏旅行の類ね)の情報交換をしていた仲です。
久しぶり、それもこんなところで会うとは!お陰で退屈せずに窓口が開くまでの時間を過ごせたのでした。
しかし、格安券使ってバックパッカー泊まってた奴がトワイライトエキスプレスの切符を取りに並んでるとは、ずいぶん出世したなぁ、というか、歳取ったなぁなんて思ってしまいました。自分も同じく歳取ってますが(笑)。

結局「はまなす」のカーペットカーは両駅ともに取れませんで、去年と同じ「ドリームカー」となりました。秒殺だったようですね。ただ、カーペットカーは荷物の置き場が少なさそうなので、ドリームカーで良かったとも思います。

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そんなわけで、前置きが長くなりましたが、去年と同じ行程で旭川へ向かいます。
「はまなす」の青森発の時間が20分ほど早くなったこともあり、去年より少し早い新幹線に乗ります。
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今回はラッキーなことに車両後端の席が取れました。
輪行袋1つだと余裕ですが、2つとなると微妙に入りません。
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新幹線と言えば、お約束^^
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新青森で乗り換えて・・・
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青森駅。
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トワイライトエキスプレスの写真を撮ります。
21:30頃。結構長い時間青森駅に停まっている(運転停車)ようです。
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22時前にははまなすが入線してきます。
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ドリームカー車内。
いい雰囲気です。カーペットよりこっちの方が夜汽車っぽいですね。
このシートけっこう深く倒れます。
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目を覚ますと、屋根の形が違った家々が並んでて、北海道に来たんだな、って実感。
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札幌に着きました。
機関車は北斗星と違って1両だけでした。
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赤い電車が止まっています。
711系。来年3月で廃止が決まったそうです。
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今回は旭川まで指定を取りました。
6時半に売店が開いたので、朝ご飯を買って持ち込みます。
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uシートという指定席には大きな荷物置き場があるので、そこに輪行袋を入れようと思っていたのですが、下段は既に他の方の荷物が入っていたので、結局いつものようにデッキに置くことに。
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8時半前、旭川に着きました。
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(つづく)
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