SSブログ

上高地から西穂独標へ [山歩き]

大正池から1時間ほど散策ののち、西穂登山口に着きました。立派な門があります。
今日は奥さまと子どもとの家族登山、ここから「西穂独標」と呼ばれる山に登ります。
10月最初の週末。「前夜泊日帰り」です。
土日ともに好天予報だったので、一人だったらどこかでテント泊したかったのですが・・・
IMG_5735[1].jpg

西穂高岳は険しい岩稜で知られる穂高連峰の南西に位置し、そのいちばん末端にある岩峰が西穂独標。標高2701mの山頂からは笠ヶ岳をはじめ、荒々しい岩峰の穂高連峰、活火山の焼岳などすばらしい展望が楽しめる。ロープウェイで2156mまで上がれるので、体力的な負担が少ないコースである。(ヤマケイオンライン)

とあるように、穂高の入門編とか初心者コースとか言われている山なんですが、ロープウェイが出ている新穂高温泉の駐車場争奪戦もなかなかのようだし、ロープウェイもお高いのでそれなら歩いて登っちゃえ、ということで上高地から登るルートを選んだのです。
バスに乗るのは苦労しましたが美しい大正池が見れただけでも良かったですが。

7:45スタート。
楽な登りではないですが、登山道はすごくよく整備されています。しかし、上高地から登る人はあまりいないようで、静かな山歩きです。
ステップの丸太があるだけでなく、わざわざ滑り止め?のスリット入れてくれるなんて。このスリットが網に見えます。焼き肉食べたい。
IMG_5742.jpg

8:30頃になると木々の隙間から周りの山々が見えるところが出てきます。あれは乗鞍かな。
IMG_5741[1].jpg

9時過ぎ、水場がありました。
水はチョロチョロだったけど美味しいお水です。
IMG_5746.jpg

IMG_5748[1].jpg

焼岳への分岐を経て、2時間20分ほどで西穂山荘に着きました。
良さげなテント場もあります。
たくさんの人でにぎわっていました。
IMG_5755[1].jpg

30分ほど休憩して登っていきます。
が、この休憩長すぎたよなあ、とあとで悔しい思いをすることになります。
IMG_5766.jpg

焼岳
IMG_5763[1].jpg

笠ヶ岳。
笠新道とかどうやって登るんだろうと思う「壁」です。
IMG_5768[1].jpg

今年の紅葉は遅いみたいです。1カ所だけきれいに紅葉していましたが、あとはみんなみどり。
IMG_5781[1].jpg

この斜面がけっこうえぐい。
IMG_5787.jpg

でも、大展望ですよ。
IMG_5789.jpg

目指す「西穂独標」は、いちばん右側の四角い岩山です。
その先にもピークがいくつも続いていて、どれが本当の西穂高岳なのかよくわからないです。
IMG_5793.jpg

さあ、岩場だぞ。
IMG_5799.jpg

遅い人が前にいてなかなか進めなかったのですがそれでも岩場は10分くらいで登ってしまい、11:45に山頂。向こうにはさらにとんがった岩山がそびえています。
雲が出てきちゃったなー。もっとサッサと登っておけばよかった。
IMG_5806.jpg

紅葉の時期にこの谷を見てみたい。
IMG_5810.jpg

岳沢、前穂高岳、吊尾根というところでしょうか。
なんか、この大展望を見ても、「穂高連峰に登りたい」という気が起きないのはどういうことだろう?
IMG_5813.jpg

西穂独標から先はこんな感じです。
IMG_5821[2].jpg

ガスってきちゃったので下山します。
IMG_5828.jpg

西穂山荘まで降りてお昼にします。
この山荘、ラーメンが有名らしいんですが、いつもの「業務スーパー74円」ラーメンです。
IMG_5842.jpg

14:30下山開始。よく整備された道なので1時間40分ほどで下山できました。
IMG_5847.jpg

再び上高地の風景を堪能します。
IMG_5859.jpg

IMG_5865.jpg

河童橋までのんびり歩いてきました。
IMG_5868.jpg

5時前のバスに乗って沢渡まで帰りました。
IMG_5873.jpg

ということで、穂高連峰の「入門編」。
ガスってしまって印象が悪いのかもしれないけど、穂高連峰の大展望を見ても、表銀座や北岳のように、「歩いてみたい」と思わせるものを感じなかったのが、残念というか、自分としても意外な感じでした。
nice!(63)  コメント(9) 
共通テーマ:旅行