雷鳥沢でファミリーキャンプ(1)材木坂を登る [山歩き(テント泊)]
「雷鳥沢」という固有名詞にピンとくる山の人でないと、どこかでオートキャンプするような記事タイトルではありますが、山の日3連休に下二人の子も連れて家族で立山へ行きました。
中学校の部活で忙しい末っ子、まとまった休みが取れるのが山の日連休だけ。どうしたいと聞いたら、「立山でキャンプがしたい」、昔家族で行ったことがあるけど自分は小さすぎて記憶がないんだ、ということです。11年前の夏、まだ自分が山歩きを始める(復活する?)前ですね。
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2012-08-11
しかし、家族4人で山キャンプは初めて。テントは昔使っていたツーリングテントを引っ張り出し、寝袋が足りないので新たにナンガのダウンシュラフを「かながわpay」を使って購入。テント泊2泊4人分の食料をざっくり用意し、この中から各自食べる分を自分で持っていく(忘れたらメシ抜き!)ということにしました。雷鳥沢のテント場、標高は2200m程度でそれほど高くないんだけど、お米うまく炊けないんよね。
4人分の荷物を車に積むとこんな感じ。3列目シートを折りたたみピッタリ入るくらいになりました。家族みんなで乗ることはなくなっても、当面ワゴン車手放せなさそうです。
自宅からアルペンルート長野側の扇沢まで約250km、富山の立山へは約350kmありますが、アルペンルートの運賃は、長野側が6,850円、富山側は4,090円。富山側の立山駅までは2時間長く車を走らせる必要がありますが、この料金差×4人分なので向かうは立山駅一択。駐車場確保のため、前夜早めに家を出て、相模湖IC21時に乗り、塩尻から下道で、1週間前に通った平湯を深夜0時に通過。
午前2時ごろ立山駅に着きましたが、駅から一番近い駐車場はすでに満車、駅から少し下がったところの駐車場に車を停めて仮眠します。
翌朝5時過ぎの立山駅。
富山地鉄の駅には「いかにも地鉄(イメージ)」な電車が停まっていました。
ケーブルカーの切符を買う人がすでに数十人並んでいます。ケーブルカーがアルペンルートの富山側のボトルネック。切符の発売は6時から、始発は6:40ですが、もうこれだと始発には乗れなさそうです。
登山地図にはケーブルカー沿いに登山道が書いてあります。標高差500m、コースタイムは1時間半なので、ケーブルがーが動くのを待つ間に歩けてしまいます。
ということで、4人でこの登山道を登っていくことにしました。
ひとり1000円浮くし 笑
立山駅の裏手、登山研修所の方に進んでいきます。
駐車場の奥が登山口になっています。ちょっとわかりにくいよな・・・
ケーブルカーの横を登っていきます。
この道は立山信仰の時代からの古い登山道のようです。整備されているけど若干荒れ気味。それになかなかの急坂で、どんどん高度を上げていきます。自分は一週間前にテント背負ってたくさん歩いたので全然平気です。息は切れますが。
倒れたまま放置されてます。
しばらく歩くと柱のような形の岩がゴロゴロしてきます。歩きにくい・・・
女人禁制の時代に、尼僧とお付きの若い女性が立山に登っていて、材木を跨いだら神様が怒ってその材木を石にしてしまったとのこと。
ちなみに、若い女性は更に登山を続けたら、神様がガチギレして女性を杉にしてしまったのが「美女杉」とのことです。
1カ所だけこんなハシゴもありました。
こうして急な山道を登ること70分、美女平のバス乗り場に突然出ました。結局途中誰一人とも会いませんでした。
ケーブルカー始発組より早く着いたぞ。作戦成功 笑
始発のバスで室堂へ向かいます。
弥陀ヶ原と薬師岳。
剱岳 こんにちは。
8時に室堂ターミナル着。
室堂は雲一つない快晴です!
単にケーブルカー回避のために歩いてみた材木坂、特に展望がよいわけではないのですが何だか印象的。また歩いてもいいな、と思わせるルートでした。
つづく
中学校の部活で忙しい末っ子、まとまった休みが取れるのが山の日連休だけ。どうしたいと聞いたら、「立山でキャンプがしたい」、昔家族で行ったことがあるけど自分は小さすぎて記憶がないんだ、ということです。11年前の夏、まだ自分が山歩きを始める(復活する?)前ですね。
https://expreso.blog.ss-blog.jp/2012-08-11
しかし、家族4人で山キャンプは初めて。テントは昔使っていたツーリングテントを引っ張り出し、寝袋が足りないので新たにナンガのダウンシュラフを「かながわpay」を使って購入。テント泊2泊4人分の食料をざっくり用意し、この中から各自食べる分を自分で持っていく(忘れたらメシ抜き!)ということにしました。雷鳥沢のテント場、標高は2200m程度でそれほど高くないんだけど、お米うまく炊けないんよね。
4人分の荷物を車に積むとこんな感じ。3列目シートを折りたたみピッタリ入るくらいになりました。家族みんなで乗ることはなくなっても、当面ワゴン車手放せなさそうです。
自宅からアルペンルート長野側の扇沢まで約250km、富山の立山へは約350kmありますが、アルペンルートの運賃は、長野側が6,850円、富山側は4,090円。富山側の立山駅までは2時間長く車を走らせる必要がありますが、この料金差×4人分なので向かうは立山駅一択。駐車場確保のため、前夜早めに家を出て、相模湖IC21時に乗り、塩尻から下道で、1週間前に通った平湯を深夜0時に通過。
午前2時ごろ立山駅に着きましたが、駅から一番近い駐車場はすでに満車、駅から少し下がったところの駐車場に車を停めて仮眠します。
翌朝5時過ぎの立山駅。
富山地鉄の駅には「いかにも地鉄(イメージ)」な電車が停まっていました。
ケーブルカーの切符を買う人がすでに数十人並んでいます。ケーブルカーがアルペンルートの富山側のボトルネック。切符の発売は6時から、始発は6:40ですが、もうこれだと始発には乗れなさそうです。
登山地図にはケーブルカー沿いに登山道が書いてあります。標高差500m、コースタイムは1時間半なので、ケーブルがーが動くのを待つ間に歩けてしまいます。
ということで、4人でこの登山道を登っていくことにしました。
ひとり1000円浮くし 笑
立山駅の裏手、登山研修所の方に進んでいきます。
駐車場の奥が登山口になっています。ちょっとわかりにくいよな・・・
ケーブルカーの横を登っていきます。
この道は立山信仰の時代からの古い登山道のようです。整備されているけど若干荒れ気味。それになかなかの急坂で、どんどん高度を上げていきます。自分は一週間前にテント背負ってたくさん歩いたので全然平気です。息は切れますが。
倒れたまま放置されてます。
しばらく歩くと柱のような形の岩がゴロゴロしてきます。歩きにくい・・・
女人禁制の時代に、尼僧とお付きの若い女性が立山に登っていて、材木を跨いだら神様が怒ってその材木を石にしてしまったとのこと。
ちなみに、若い女性は更に登山を続けたら、神様がガチギレして女性を杉にしてしまったのが「美女杉」とのことです。
1カ所だけこんなハシゴもありました。
こうして急な山道を登ること70分、美女平のバス乗り場に突然出ました。結局途中誰一人とも会いませんでした。
ケーブルカー始発組より早く着いたぞ。作戦成功 笑
始発のバスで室堂へ向かいます。
弥陀ヶ原と薬師岳。
剱岳 こんにちは。
8時に室堂ターミナル着。
室堂は雲一つない快晴です!
単にケーブルカー回避のために歩いてみた材木坂、特に展望がよいわけではないのですが何だか印象的。また歩いてもいいな、と思わせるルートでした。
つづく
育ち盛りのお子様から(*´з`)家族みんなでキャンプがしたい♡なんて
素敵なお願いですね~~~♪♪
うちの三姉妹からは( ̄▽ ̄;)1度も無かったなw
しかも・・・この山道を喧嘩もせずに歩き切るとか(^^ゞ
も~どれだけ家族が仲良いのか尊敬の粋です♡
by 甘党大王 (2023-10-13 10:34)
ご飯系統の準備が大変なのですね。
やはり山歩きでは、炭水化物がいいのでしょうか。
by ナツパパ (2023-10-16 10:46)
家族みんなで、山で食べるごはん、楽しいだろうなぁ。
自分で食べるものは自分で忘れずに持って歩く、イイですね~♪
by おと (2023-10-16 20:19)
いいですねぇ、ファミリーキャンプ!結構な荷物にはなっちゃいますけどね(笑)!!
by トモミ (2023-10-17 14:20)
山登りやキャンプではないですが、立山黒部アルペンルート
子供が小学生の頃、家族で行きました。
いいところでしたね。
by そらへい (2023-10-18 21:09)
あのケーブルの間を歩けるなんて!知りませんでした^^
知っていても多分歩かないと思いますが^^;
来年は立山に行きたいなと思っています。
by kyon (2023-10-20 21:49)
>甘党大王さん
「立山でキャンプしたい」の一言でここまでお膳立てしてるので1時間ちょっとくらい黙って歩けという感じです 笑
地元の山でもケーブルは乗らないので違和感ないのかもしれないです。
>ナツパパさん
ホントは炭水化物以外ももっと欲しいです。きっとタンパク質が全然足りてないと思いますが、とりあえずお腹を満たすさないといけないので、こうなってしまいます。
>おとさん
実際は予備の食料も持っていくので忘れても何か食べれるでしょうけど、幼児じゃないんだからそんくらいちゃんとしてください、というところです 笑
>トモミさん
宿と食事を背負っていくのでみんなザックがパンパンです。
下山時は少し軽くなるんですが。
>そらへいさん
自分たちは山歩きしてますが、特に歩かなくても高地の景色を堪能できるのはアルペンルートのいいところだと思います。
>kyonさん
登山地図を見たらケーブル横の登山道が書いてあったんですね。
急登なので普通は登らないと思いますが、ケーブルが乗車制限かかるくらい混んだ時の参考にしてみてください。
by えすぷれそ (2023-10-21 19:21)
美女平までのルートがこんな酷道とは・・・
自分はいつも立山から入るのですが、まさかケーブルカー分を
歩くということは考えたこと無いです。
4人分浮いたら、けっこう美味しいもの食べられますね。
by imarin (2023-10-21 22:02)
>imarinさん
材木坂はちょっと荒れてはいますが低山歩きって感じです。
涼しい時間の登りならいいけど、あまり下りたくない道です。
ケーブル代4000円浮くのですが、歩くの当然で浮いた分何かしようってならないのが我が家です。トホホ。
by えすぷれそ (2023-10-26 00:11)