双六テント泊登山(3)三俣蓮華岳・鷲羽岳へ [山歩き(テント泊)]
双六小屋のテント場から日の出前に歩き始め、「天空の滑走路」を経て双六岳へ。
6:15、稜線を三俣蓮華岳方面へ北上していきます。
目指すは、双六小屋の向こうに見えていた鷲羽岳です。
右手には緩やかな大地の向こうに槍ヶ岳。真ん中に見える道は「中道」と呼ばれる巻道。
途中の「丸山」付近から歩いてきた道を振り返ります。ゴキゲンの稜線歩き。
7:10 三俣蓮華岳着。
三俣蓮華岳はその名のとおり、長野、岐阜、富山の3県にまたがる山で、山頂でそれらしき標があったのですが、写真撮るのを忘れてしまいました。
三俣蓮華岳の山頂から北を見ると、遠くに剱・立山。左側にどっしりとした薬師岳、そしてその手前が、北アルプスの最奥部と言われる雲ノ平です。雲ノ平は想像よりも平らで、標高の高い台地でした。
三俣蓮華岳からは、いったん槍ヶ岳側に下ります。三俣ー双六の巻道も景色がよさそうです。
そして、目指す鷲羽岳。
鞍部にあるのが三俣山荘ですが、ずいぶん下るんだな。
三俣山荘。ここでお水を補給。
山荘にはおしゃれな食堂もあるので、お昼はここでゆっくりしようかな。
8:10 鷲羽岳へ向かってスタート。標高差420mの登りです。
登りえぐいw
双六小屋から鷲羽岳が見えるということは、鷲羽岳からも双六小屋が見えるんじゃないの、とカメラを望遠にして撮ってみた。
右手に鷲羽池。SNSでよく見るきれいな池ですね。
9時過ぎに鷲羽岳山頂着。
南西の黒部五郎岳方面。
眼下には三俣山荘から雲ノ平へ向かう道が見えますが、黒部川源流からの登りがなかなかエグイ。
奥の山は祖父岳(じいだけ)
北側にはさらに稜線が続いています。
右側の高い山は水晶岳でしょうか。「あそこまで行ったら?」とおっしゃる方もいましたが、ここから片道2時間半。双六小屋に戻るにはちょっと距離があるな。どうやら百名山の一つだそうです(というのを後で知った)
そんな中、高校生の娘さんと歩いているお父さんが薬師岳の方を指して、「あの(手前の)祖父岳(じいだけ)まで行くと雲ノ平が見えますよ」と教えてくれました。
このまままっすぐ下山すれば三俣山荘まで1時間。
しかし、祖父岳をまわって、黒部源流に下りて三俣山荘に戻るのはコースタイム4時間、テントがある双六小屋へは更に2時間20分。
さあ、どうしようか。
「雲ノ平が見える」という言葉にちょっと引かれています。
今は朝9時過ぎ。山頂で地図を見ながらしばらく思案します。
つづく
6:15、稜線を三俣蓮華岳方面へ北上していきます。
目指すは、双六小屋の向こうに見えていた鷲羽岳です。
右手には緩やかな大地の向こうに槍ヶ岳。真ん中に見える道は「中道」と呼ばれる巻道。
途中の「丸山」付近から歩いてきた道を振り返ります。ゴキゲンの稜線歩き。
7:10 三俣蓮華岳着。
三俣蓮華岳はその名のとおり、長野、岐阜、富山の3県にまたがる山で、山頂でそれらしき標があったのですが、写真撮るのを忘れてしまいました。
三俣蓮華岳の山頂から北を見ると、遠くに剱・立山。左側にどっしりとした薬師岳、そしてその手前が、北アルプスの最奥部と言われる雲ノ平です。雲ノ平は想像よりも平らで、標高の高い台地でした。
三俣蓮華岳からは、いったん槍ヶ岳側に下ります。三俣ー双六の巻道も景色がよさそうです。
そして、目指す鷲羽岳。
鞍部にあるのが三俣山荘ですが、ずいぶん下るんだな。
三俣山荘。ここでお水を補給。
山荘にはおしゃれな食堂もあるので、お昼はここでゆっくりしようかな。
8:10 鷲羽岳へ向かってスタート。標高差420mの登りです。
登りえぐいw
双六小屋から鷲羽岳が見えるということは、鷲羽岳からも双六小屋が見えるんじゃないの、とカメラを望遠にして撮ってみた。
右手に鷲羽池。SNSでよく見るきれいな池ですね。
9時過ぎに鷲羽岳山頂着。
南西の黒部五郎岳方面。
眼下には三俣山荘から雲ノ平へ向かう道が見えますが、黒部川源流からの登りがなかなかエグイ。
奥の山は祖父岳(じいだけ)
北側にはさらに稜線が続いています。
右側の高い山は水晶岳でしょうか。「あそこまで行ったら?」とおっしゃる方もいましたが、ここから片道2時間半。双六小屋に戻るにはちょっと距離があるな。どうやら百名山の一つだそうです(というのを後で知った)
そんな中、高校生の娘さんと歩いているお父さんが薬師岳の方を指して、「あの(手前の)祖父岳(じいだけ)まで行くと雲ノ平が見えますよ」と教えてくれました。
このまままっすぐ下山すれば三俣山荘まで1時間。
しかし、祖父岳をまわって、黒部源流に下りて三俣山荘に戻るのはコースタイム4時間、テントがある双六小屋へは更に2時間20分。
さあ、どうしようか。
「雲ノ平が見える」という言葉にちょっと引かれています。
今は朝9時過ぎ。山頂で地図を見ながらしばらく思案します。
つづく
2023-09-22 23:52
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コメント(7)
実は、北アで主だったコースのうち、三俣-鷲羽-水晶だけいっていません。数年前に双六まで行き、天候不良のため断念した覚えがあります。再挑戦を考えていたらコロナで行きそびれています。半分あきらめていましたが、エスプレソさんの写真を見て再挑戦を考え出しました。
by asa (2023-09-23 13:15)
こんにちは^^
いつも山のお写真が素敵ですね♪
by いろは (2023-09-23 16:18)
雄大な景色ですねえ。
山歩きの醍醐味を感じました。
by ナツパパ (2023-09-25 12:04)
素晴らしい景色ですね!
ひとつ前の記事の、滑走路も、すごい。
山で出会う方々との交流も楽しそう~^^
by おと (2023-09-25 21:23)
いつまでも夏山気分なのにようやく涼しくなってきました。
はやくブログも書き進めないと 笑
>asaさん
今回水晶には行きませんでしたが、鏡平ー双六ー鷲羽と素晴らしい景色でした。ぜひ再チャレンジを!
>いろはさん
天候に恵まれてのいい山歩きで、自分は一部を切り取ってるだけですね。ありがとうございます。
>ナツパパさん
雄大な景色が次から次へと目の前にやってきて素晴らしかったです。
>おとさん
天空の滑走路は本当に素晴らしい場所でした。
会う人も見知らぬ人ですが同じように感動してるので話していて楽しいです。
by えすぷれそ (2023-09-26 01:11)
全方位、どの山も名山だらけですね。
最深部の百・水晶岳までまとめて行かれれば・・と思いましたが、またの機会の楽しみが出来ましたね。裏銀座からもいいですよ。
by Jetstream (2023-09-26 15:10)
>Jetstreamさん
水晶岳ピストンを勧めてくる人はいましたが、雲も出てきたし、双六に戻るにはちょっと遠くて危ないなと思いました。もともと鷲羽往復の予定でしたし。
by えすぷれそ (2023-10-01 01:30)