追憶の鉄路

ソネブロ巡っていて、紹介されていた本。
本って普段は図書館か立ち読みで済ますんですが、これは手元に置いておかなきゃー、と、書店に注文し、２週間ほどかかって手元にやってきました。
（ケロヨンさん、ありがとうございます）

北海道廃止ローカル線写真集 追憶の鉄路（工藤裕之 著）（リンクは北海道新聞社） Facebookページ：http://www.facebook.com/tsuiokunotetsuro

平成のはじめ頃のこと。
北海道に足繁く通っていましたが、そうしてると、旭川駅の待合室とか、稚内の茶店とか、鴛泊のフェリーターミナルとかで何度も会う奴ってのがいまして。。。この本の著者の工藤さんとも確かそういう風にして会ったことがあると思うんだけど、いつどこで会ったのかさっぱり覚えてない（笑）

400ページもの立派な本です。


懐かしい。

と思ったところですが、実はこの本にある線はほとんど乗ったことがない。
自分が北海道に初めて行ったのは平成元年の夏。天北線や名寄本線が廃止されてから３ヶ月後。
どうして廃止されるのがわかっていてもっと早く行かなかったのかと思うのですが、
廃線後の鉄道での旅に限界を感じ、その後自転車で毎年のように道内を旅をするようになったので、これらの「廃線跡」を数多く目にすることとなったのでした。

1,200枚もの写真と、当時を振り返ったエッセイ、旅先でお世話になった人と再会したインタビューが、当時の雰囲気をうまく伝えていて、それが、ほぼ同じ時代に北海道を旅してた自分にとって、乗ったことなくても「懐かしい」と思える理由なんだろうな。

今もそういう旅ができるんだろうか
自分の子どもたちは、旅先でそういう体験ができるんだろうか

なんて思いました。

手元に来てからというもの、何度となくこの本を行ったり来たりしています。
北海道行きたくなってきた・・・

------------------------------

しかし、
高校生でこれだけの写真を撮るなんて！

コメント 5

こんばんわ。
「追憶の鉄路」買われたのですね♪
私も、近年は本を買い控えおり、もっぱら図書館のお世話に
なっておりますが…、ありそうでなかった本かなと思いました。
書店で、次来た時にはもうないような気がして、ホント衝動買いでした。
著者の方をご存じなのですか？
当時はやはり、旅の途中で同じ人に何度も会うことがよくありましたね。
3回目くらいには、会話を交わしたり、情報交換したりして…。
いい時代だったのでしょうかね～。
お役にたてて幸いです。
by ケロヨン (2012-10-16 22:10) 

北海道は１９８２年を最初に２～３年毎に行ってました、
当時はユースホステルばかりだったので、何度も同じ人に
合うことも多かったです。懐かしいですね～
by 元山陽ちとせ (2012-10-17 00:10) 

おはようございます。
はじめまして！ご来訪ありがとうございました＾＾

素敵な旅のお話に心が動きました。
この本にも興味があるので
まずは図書館で（私も図書館ばかり利用しています＾＾）探してみます。
ご紹介ありがとうございました。
by Sizuku (2012-10-17 06:21) 

来訪ありがとうございます。
とうとう旭川駅も新しくなり
昔の面影はなくなりました(;_:)
by binpa (2012-10-17 22:48) 

皆さんコメントありがとうございます！

>ケロヨンさん
　ホントありがとうございました。無事買えました。
　地方の出版社だからか、店頭ではなかなかお目にかかれないのかな。
　工藤さんはそういう風にして旅先で出会った人の一人です。
　なので、知ってると言っても２０年前の話ですが・・・＾＾;

>元山陽ちとせさん
　YH！よく泊まりました。みんな行くところ似てて、同じ人によく会いましたよね。
　あとみんなで山登ったりしたり。「ミーティング」も嫌いじゃなかったし（笑）。ホント懐かしいです。

>Sizukuさん
　ご来訪ありがとうございます！やっぱり旅はいいですね。
　ぜひお手元に・・・・と著者に代わって（？）言いたいところですが（笑）、お探しになって見てみてください。懐かしい風情の写真満載です。

>binpaさん
　旭川は、網走行、稚内行の夜行に乗れることもあり、で何度も過ごした駅でした。
　深夜に待合室出されて、軒下で寝たりミスドに行ったりってことも。
　高架になったんですね。今度行ったらその変わりようにびっくりしそうです。
　

by えすぷれそ (2012-10-19 00:01)