6連休となった2023年のGW後半。西日本から天気が崩れてくるものの、東日本は好天続きとなりました。カレンダーと天気だけ見れば少しまとまった旅行もできたのですが、自分一人ばかりずっと家を空けるわけにもいかないし。

でもせっかくなので夜発日帰りで少し遠めのところに行ってみたいと思い、宮城県の蔵王に行ってみることにしました。蔵王は日本百名山ですが、宮城から山形へ抜ける車道の「蔵王エコーライン」が山頂近くを通っていて、これを自転車で登るのが今回のサイクリングです。

夜叉神峠、大菩薩嶺と連日出かけた翌日は1日家で休み、夜10時すぎに自転車を積んで出発。草加23:30に外環を降りていつもの新4号を北上し矢板まで2時間。矢板から高速に乗って1時間ちょっと走った安達太良SAで仮眠を取りました。


朝5時。今日もいい天気みたいですね。


早朝で空いてそうなので二本松からまた4号線で北上していきます。


蔵王町に入り、県道12号を走るようになると正面に高い山が見えてきます。
こういうの見るとワクワクしますね。


朝7時すぎ、遠刈田(とおがった)温泉の町営駐車場に車を止めてスタートします。



10分ほど走るとエコーラインへの分岐になります。


分岐にある「蔵王大権現大鳥居」がスタートのいい目印。7:25、ここから標高差約1200mのヒルクライムです。


この時期はまだ朝8時にならないと通りぬけできないようです。早く登ってゲートで8時の開通を待てないかなと思ったのですが、結局この後の急坂でスピードが上がらず、閉鎖ゲートは8時半に通過しました。


きれいな新緑の中登っていきます。




鳥居から約7km、50分ほどで「峩々温泉」への分岐を通過。


標高を上げると残雪の山が前方に見えてきます。




途中の「駒草平展望台」から見る荒々しい風景。


そしてその展望台の先、雪壁の間を通過。
標高1500m程度でまだまだこんなに残雪残ってるのか。


絶景ですね。
渋滞が始まりました。山頂の駐車場からつながっているようで、全然動いてなさそう。


9:50、自動車道の蔵王ハイラインとの分岐に到着。最高地点に近い場所です。
そこに居合わせた地元の自転車乗りの人が、トレッキングシューズ履いてる自分の足を見て「そのペダル(ビンディングで固定されない)で登ってきたんですか!」と驚かれました。その方はGWで蔵王に登るのは2回目だそうで、そっちの方が驚きです。


こんな景色。


つづく。