国道352号奥只見樹海ライン 好天に恵まれた魚沼から只見まで約150kmのサイクリング。

8:30、一つ目の峠、枝折峠まで登ってきました。
と言っても、全体から見るとまだこんなところです。


峠の向こう側も見晴らしのいい道が続いています。


長いスノーシェッドがありますが、その上の方の山の色づき度合いが素晴らしい!




坂を下っていくと、銀山平温泉を見渡せる場所がありました。
山の中だけどそこだけ平らになっていて、点在する温泉宿やログハウス、そして赤く染まる木々、奥には駒ヶ岳。なんて美しい風景なんでしょう。




峠道を下りきると広い真っすぐな道になります。
トンネルで抜けてきた奥只見シルバーラインとの合流を経て


奥只見湖の船着き場に着きました。
ここから先、自販機は46km先の尾瀬御池までないんですが、ほとんど水も残っていたのでココでは買わず。


ちょうど9時の遊覧船が出たところです。


さあ、ここから道も細くなって、奥只見樹海ラインの本領発揮です。


地形図の等高線と一体化しているような国道。1カ所のトンネルのほかは山肌に忠実に沿っています。谷に向けて下って、また尾根筋に向けて登る、細かいアップダウンの繰り返しです。


こんな感じの道。


1ヶ所だけトンネルで抜けているところ。ぐみ沢トンネル。


電気が通ってないので真っ暗。


山々に深く切れ込む湖がフィヨルドみたいです。


湖畔の上り下りですが大きなピークが3つあり、150m=200mくらい登らされます。
一つ目のピーク、神蜂。10時前です。


電気どころか電波もありません。


そして、奥只見名物(?)「洗い越し」。
沢の水を道路下の導管でなく、道路の上を直接流しています。
水が枯れているところもあるし、ここのようにジャバジャバ流れているところも。


奥の高い山の染まった感じが素晴らしい。


そして、谷筋の対岸に回って、走ってきた道を見下ろす。




「牛ノクソ沢」由来はなんだろう?


2つ目の大きなピークを超えるとこんな標識がありました。


深い谷に沿って下っていきますが、谷の反対側にも道が見えます。
結局このまま谷の奥側に2kmほど下っていき、また対岸を2kmほど登ります。


その対岸から見た道


こんな切り立った崖の上を走っていたのか。


11:20。
3つ目のピークの近く、携帯の電波が入るところでお昼を軽く食べました。


つづく。