2023年3月、春分の日は火曜日。
ということは、20日の月曜日を休むと4連休になります。
こういう飛び石の合間の平日って、休む気満々でいても、センスのない奴仕事熱心な方がわざわざ予定入れて連休台無しにするのが常なんですが、今回は幸い連休が確保できました。

しかし、世の中は春休み。暖かい南の島に行こうにも飛行機のチケットはちょっと高い。

天気予報とにらめっこすると、土曜日は雨だけど、日月火の3日間は天気が安定するとの予報なので、ちょっと花粉症は残ってますが2泊3日のサイクリングを企てました。

一昨年の12月、1泊2日で横浜から名古屋まで走ったのですが、もう一日足してもっと遠くまで行けばよかったなと思っていたのですが、3連休が取れて3日間天気が安定するって、「もっと遠く」まで走るチャンスですよね。12月と比べ暖かくて日が暮れるのが遅いのも好条件。そのため、初日は200km先の静岡県の掛川まで走って、翌日以降につなげたかったのですが、そんなに走れるかどうか不安になってしまい、土曜の昼にようやく走る決心がつきました。

そして雨上がりの日曜日、6:20に家を出て、相模川を渡り、R246で西に向かいます。西の空は雲に覆われています。景色はちょっと期待できなさそうですが、今日はひたすら走るだけ。


今年の桜は早い!こんな走るだけのサイクリングじゃなくて、ゆっくり桜を愛でた方がいいのではと思ったりします。


谷峨の先のこの看板は9:05に通過、家を出て3時間後に静岡県に入ります。




富士山も見えないのであまり止まることもなく、10:15に御殿場市街を通過。


御殿場ー沼津間は下り坂。1時間かからずに国道1号に出て、豚カツの松のや併設の松屋を見つけて少し早いお昼にしました。ここまで90kmを5時間といいペースです。
カロリー1127kcal、たんぱく質46.9g。ちょっと食べすぎたかも。


今回はスピード重視で、通れるところはできるだけバイパスを利用しました。幸いにも追い風でいいペースで走れます。走行100kmを超えて12:15に富士市に入ります。


2回目なので、無駄に道を探さなくてもこんなところを通っていけます。(これは田子の浦)


富士川を渡って由比宿のあたりは旧東海道を走ります。


東名 由比PAと青い海


前回は薩埵峠(さったとうげ)を経由していきましたが、今回は海沿いを通っていきます。踏切を渡って高速道路のような富士由比バイパスに出ます。


自転車は歩道へ誘導されますが、広くて走りやすい歩道でした。ただ眺望もありませんが。


富士山は雲の中。


静岡駅には15時に着きました。前回より約2時間早いです。追い風でラッキーでした。
なんとなく時間に余裕がある気がして、静岡県庁や駿府城を見に行きました。


桜はぼちぼちですね。静岡駅~駿府城で30分時間を使ってしまいました。


前回は真っ暗だった大崩海岸の石部海上橋。空に半分雲がかかっていて日が差していないのが残念です。


土砂崩れで洞門が潰された遺構を橋の上から眺めます。恐すぎる。


170kmを超えたあたりから足が止まってきました。追い風で調子に乗って飛ばしすぎたのかもしれません。
17:45、大井川橋で日が沈みました。


大井川の先の金谷と掛川の間は「小夜の中山」と呼ばれる東海道の難所で、妊婦が山賊に殺されたという伝説もある峠道。しかしこの時は力も残っておらず、更には膝の外側にも軽い痛みを感じます。歩くようなスピードでしか登れません。明日以降大丈夫かなあ。


大井川橋から18kmを1時間以上かかって、18:50に掛川駅に着きました。
自宅から12時間半。なんとかこの日の目標はクリア。


せっかく静岡にいるので、ハンバーグの「さわやか」に行きたかったのですが・・・

さすがに100分待ちは無理・・・

かといって、駅前にはコンビニと飲み屋くらいしかなさそうです。
少し離れたところにあるスーパーに行き、値引かれていたお寿司と静岡っぽいカップ麺を買い、3,600円で予約していた駅裏のビジネスホテルで晩ご飯にしました。


この日の走行距離は203km。200km超えは久しぶりです。
膝の外側が痛いので、コンビニでロックアイスを買って、テレビを見ながらアイシングをしてから寝ました。


つづく