タイトルだけ見ても何のことかわからんですが、山道具のお話です。

1990年、自分が自転車で野宿を始めるようになって購入したシングルバーナー。
イワタニプリムスの2263 BJÖRN(ビヨン)。


そんなにガチで野外炊飯するかどうかもわからないからと、軽くて小さいのにしようと、これにしました。近所のホームセンターで5,000円くらいだったと記憶しています。結局それから30年以上、海外ツーリング含めこの小さなバーナーを連れてあちこち走ったり歩いたりしてきました。ライターで点火しないといけないし、風には弱いんですが、小型でシンプルな構造で壊れる様子もなく、ずっとずっと使えると思っていました。

しかし、この冬のことですが、ガス缶を繋ぐときに若干傾けてねじ込んでしまい、ネジ山を潰してしまったのです。軽量化を意図してか、ネジの部分もアルミになっているんですが、ガス缶のネジに負けてしまったんですね。もうこうなってしまったらガス缶と接続できません。


なんか、30年以上連れ添った相棒を一瞬のミスで潰してしまったことで、いろいろな思い出が蘇ってきました(大げさな)

(2014年利尻島)

仕方ありません。
新しいシングルバーナーを早速購入です。
同じプリムスの115フェムトストーブ。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/products/stoves/p115.html


今までのよりさらに小さいです。重さも57g。


ネジは真鍮になっていました。今度は一瞬でネジ切ることはなさそうです。


不思議な火の出方です。これでちゃんと鍋全体に火が回るんだろうかと思ってしまう。


こうして32年ぶりにバーナーが新しくなりました。
点火装置がついているのは感動するくらい楽です。(点火装置じたいは昔からあるんですが)
これからたくさん活躍してもらいましょう。