奥さまが子どもたちを連れて中央アルプスの空木岳に行きたいというので、駒ヶ根の菅の台バスセンターまで車で送っていきました。しかし、家を出るのが遅くなってしまい、相模湖から中央高速に乗ったのは0時半過ぎ。菅の台の駐車場に着いたのは3時過ぎでした。


駐車場は半分くらいの埋まり方。星がきれいでした。


天気は良さげ。来るときは家族を見送って帰ろうかなと思ったんですが、この天気なら、せっかくなので千畳敷の景色だけでも見に行こうかな、ということで、自分もバスの列に並びます。


平日とはいえ始発バスの来る直前はこんなにも列ができています。
ちなみに、ここは「切符を買う列」「バスを待つ列」が別なので、単独行の場合場所取り用の荷物があった方がよいです。切符売り場は始発バスの30分前に開きます。
駒ヶ岳ロープウェイのウェブサイトには「新型コロナウイルス感染症対策として、現在、ロープウェイ及び路線バスにつきましては定員の80%程度を目安としてご乗車いただいております」とあるのに、実際バスは補助席まで出して詰め込むし、車内で日焼け止め塗ってそのままマスクせずに話する山歩きおばちゃんがいたりしてヒヤヒヤもの。


6時半に増便のバスに乗り、7:20頃にロープウェイで千畳敷に上がりました。
もう標高2600mでこんな景色が見れちゃう(笑)


霞の上に南アルプスの山々がくっきりと見えます。


そして富士山。


いきなり歩くのもきついかな、と周りを少し散歩します。逆さ宝剣岳。


このモフモフの花が見ごろだそうです。


色んな花が咲いてました。名前はわかりません。






ぐるっと1時間ほど散策して、駒ヶ岳とは反対側の方向、極楽平に向けて登っていきます。


意外とこの登りがきつい。


コースタイム35分のところ50分かけて極楽平へ。


もう少し南のあのピークまで行ってみます。
「島田娘の頭」という標高2858mの地点です。


右手には「三ノ沢岳」奥に御嶽山。


そして目の前には空木岳に続く稜線が見えてきます。あれ歩くのぜったいきついと思う。


振り返れば岩ごつごつの宝剣岳と木曽駒ヶ岳。


ここで家族は空木岳へ向けて歩いていきます。自分はここで引き返します。


このまま千畳敷に降りて、山を見ながらのんびりコーヒーでも飲んで過ごそうかと思ったのですが、かみさんが、

「宝剣岳、どんな道か今後のためにちょっと見てきてもらっていい? 恐くて無理なら引き返していいから」と。

はあ、そうですか・・・高いところ苦手なんだけど、時間もあるし天気もいいので行ってみることにしました、というのが次回の続きです。

<おまけ>
今回、春先の買った新しいレンズを試してみようと持ってきました。
SIGMAの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMという長い名前のレンズ。ヤフオクで一度落札しかけたんですが、あまりに安かったからか、出品者に終了1秒前に取り消されてしまい、別のものを1万円くらいで落札しました。
今までは18-50mmのズーム使ってたんですが、もう少し望遠方向に欲しいとか明るいレンズがいいとか少し欲張ってみたんですが、これはこれで重くてなかなか持ち歩く気になれないですね(笑)