今年こそはテント泊の山行がしたいなと、夏に60Lの大型リュックを買いました。

そして、お盆の翌週、水曜日から翌日曜日まで5連休とし、そこで2泊3日程度でどこかに行こうかと思ったんですが、どうしても木・金の「人繰りがつかない」とのこと。
5連休は霧散してしまいました。
山にかかるガスなら霧散してこれほど嬉しいことはないんですが。

しかし、ポツンと残った水曜日は穏やかな好天が見込まれてます。
なんか腹立たしいので、日帰りではありますががっつりと出かけよう。
ということで、安曇野からアクセスできて、休日は駐車場も登山道も混みそうな燕岳を目指します。皆さんご存じ「アルプスの女王・燕岳」です。いや、山よりも燕山荘という山小屋の方が有名なんでしょうか。

仕事終わって帰宅して山に行く準備をして、ちょうど12時に相模湖インターから中央道に乗りました。
アルピコ交通の上高地行きバス「さわやか信州号」を抜かします。


2時前に安曇野ICを出て、駐車場のある中房温泉に向かいますが、途中でこんな看板が。
きっと休日などは早い時間にいっぱいになってしまうんでしょう。


暗くてよくわかりませんが随分細い山道を登って駐車場には3時頃着きました。一番登山口に近いところで、残りは数台。
星が出ています。


起きたら明るくなってました。こんなところだったのか。


新しいリュック。
防寒着や雨具や着替えなど、小屋どまりできるような荷物が入ってますがスカスカです。ホントだったら日帰りだからそんなに荷物は不要で、車に置いていけばいいんですが、めんどくさいのでそのまま背負っていこうと思います。


朝6時、登山開始。


途中、第1~第3と「富士見ベンチ」の4か所に休憩場所があります。
これは第1。
第1ベンチまで30分、第2が50分、第3まで70分、富士見ベンチまで100分。


この合戦尾根、「北アルプス三大急登」と言われていて、こういう急な場所もあるんですが、急登はそれほど長くは続きません。いつも登っている丹沢大山の方がキツイです。


富士見ベンチのあたりからは振り返ると富士山が見えるようになります。




合戦小屋までちょうど2時間。
「小屋まで10分」のところから6分でした。
この小屋はスイカが名物で、皆さん召し上がってらっしゃいますが、スイカ嫌いなんでスルーです。


合戦小屋の先の尾根は木々が低くなってきます。
槍ヶ岳の先っぽも見えてきました。


もう紅葉?鮮やかなナナカマド


燕山荘が見えてきました。穏やかで楽しい稜線歩きです。


左前方には槍ヶ岳。
ご機嫌な散歩道。


振り返れば八ヶ岳ー富士山ー南アルプス。


そして、山小屋直下は見事なお花畑!


つづく。