1990年春、ランドナーと呼ばれるツーリング用の自転車を購入しました。
ミヤタのアルフレックス・ツーリズムです。

そして自転車で旅に出るようになって、ちょうど30年。
その後MTBに乗ったり、ロードに乗ったりはしていますが、自転車という遊びをこんなに長く続けているなんて、そして、30年後もまだその自転車に乗ってるなんて思いもしませんでした。自転車って丈夫なんだな。

ちょうど30年目という節目でありますので、過去の写真から振り返ってみようと思います。
プリントを無理やり載せているので画質悪くてすみません。モノクロが多いのは昔を懐古調にしたわけではなく、もともとモノクロフィルムで撮影したものです。
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最初のサイクリングは、GWに松本から大峰高原へ。松本に住んでいた知り合いの子とペアランという、何とも幸せな自転車デビューでした。
彼女はいまどこで何をしているんだろう。


翌日は上高地へ。
このあと某大学サイクリング部の合宿に連れていかれ、ひどい目にあった(飲めないので)のもいい思い出。


夏、北海道へ。寝袋を持って、ライダーハウスやバス停、YHを泊まり歩きました。
もともと電車とバスで北海道を旅していて、窓枠から自由になりたくなたのが自転車旅を始めたきっかけだったと思う。


これが最初のころのほぼ原形の姿。前後泥除け付き、サイドバッグ用のキャリア付き。
自転車を立てかけてあるスプリンターカリブが懐かしい。


翌年のGWも信州へ。
松本から青木峠を越えて上田へ、翌日湯ノ丸林道へ。
車坂峠から嬬恋村方面へダートを下ったけど、チューブに数か所穴をあけるパンク。
17年後にMTBで再訪したときは転倒、と相性の良くない道です。
けどまた行きたい(笑)


テントを積んで、再び北の大地へ。
大間からフェリーで室蘭に上陸、オロフレ峠→日勝峠→幌鹿峠→三国峠→石北峠→知床峠と山越え。
まだダートが何十キロも続いていた三国峠。


これは知床峠。


これはまた別の年の北海道。今はなき深名線共栄駅。



ある年のGWの九州。
仕事を終えて福岡空港へ飛び、博多港から「太古丸」という夜行フェリーで五島へ。きれいな海が印象的でした。


フェリーを降りて走る準備をしていたら「乗せてってやるよ」と。
トラックに乗ったのは今までこれっきりですね。


阿蘇「ラピュタの道」。


四国にも行ったんだけど、写真が残っていないです。ネガはあると思うのですが。

沖縄 波照間島。


与那国空港。
自転車を分解するの面倒くさくてダメもとでそのまま載せてくださいとお願いしたらOKと。
当時の飛行機はYS11でした。


輪行用の自転車なので、日帰りで気軽にあちこち走りに行きました。
これは伊豆の仁科峠。




18きっぷと中央線の441M「上諏訪夜行」を使った日帰りも何度も行きました。
3月、開田高原の地蔵峠。冬季閉鎖だけど行ってみたら膝までの雪でした。


妙高→小谷の乙見山林道。


急行「東海」がなくなる(特急化)というので、乗りに行ったついでに浜松から御前崎へ。


2000年、久しぶりの北海道。釧路から網走へ、そのままオホーツク沿いを稚内まで。
サイドバッグなしでテントを積んで旅するようになった。


旅先でサイドが擦り切れてしまったタイヤ。
26インチのママチャリタイヤも履けるからと稚内の自転車屋に行ったら、ちゃんとランドナーのタイヤが置いてありました。


2002年、紀伊半島。

これを最後に、ランドナーは10年間のお休みに入ります。
もうこのまま乗ることなんてないだろうと思っていたのですが、10年後、大修理をして、再び乗るようになり、今に至ります。
レストアの様子→https://expreso.blog.ss-blog.jp/2012-11-26
その後→https://expreso.blog.ss-blog.jp/archive/c2304700225-1

昔の写真、もう1回続けます・・・