古い街並みの「にし茶屋街」をさらに南西方向歩いていくと、野町というところに出ます。
金沢の旧市内の南端で、北陸道、鶴来街道、野田往還の3つが交わる交通の要所だったようです。


そんな街外れに、ひっそりと、しかしそこそこ大きな駅があります。
http://www.hokutetsu.co.jp/railway


北陸鉄道の野町駅です。始発駅ですね。


ここに、昔東横線で走っていた電車が今でも走っているようなので、見れたらいいなと思います。
東急7000系。東横線の急行だったり、晩年は中目黒からの日比谷線直通として走っていたと思います。記憶はもう曖昧ですが。写真はwikiから拝借しました。

この車両が履いていたパイオニアⅢという台車のディスクブレーキむき出しの姿が、まるで相鉄線の台車のようで親近感があったんですよね。普通の人には台車なんてどうでもいいと思いますが(笑)

うーん30分待ちか。


しかし、30分待ってやってきたのは井の頭線でした。残念・・・
(※この車両が嫌いなわけではなく、縁がなかっただけです)


二駅だけコトコトと揺られ、「新西金沢」駅まで乗ってきました。全然新しい感じではないですが。


ロータリーの向かいには、ピカピカの「西金沢駅」があります。
金沢以西の北陸新幹線ももうすぐできそうですね。


ここからJRに乗ればすぐに金沢駅に戻れるのですが、次の電車の前に北陸鉄道の電車が来ます。
せめて東横線見れるかなと思って少し待っていると・・・


来た来た!!
台車は別のものに履き替えられていましたが、懐かしいですね。
車両のちょっとくたびれた感じが、なんだか〇〇年ぶりに同期入社の奴と会った感じだったり、ローカル線の線路をゆるゆると走る姿が、まさに「余生」という感じがぴったりだったりで、なんだかいろいろ思うところがありました。


さて、JRで金沢駅に戻り・・・


新幹線で帰ります。
台風の影響で間引き運転という話でしたが、ちょうどいい時間にありました。
今、車内でコーヒー買えないんだよね・・・
(駅の中のセブンイレブンでセブンカフェが買えます)


駅ビルの中で買った四角いますのすしを車内で食べながら帰ります。


天気が良かったら、北アルプス、立山連峰の山々を望んで帰れるんでしょうけど、この日は雲の中でした。


そんなわけで、さくっと歩いて見て回った金沢、なかなか良かったですね。
今度は桜の時期にも行ってみたいなと思うんですが、そのときは混むんだろうなぁ。

おわり