千畳敷から乗越浄土、濃ヶ池をまわって木曽駒に登頂、あとは下山するだけ・・・というところで、「宝剣岳行かないのか?」というプレッシャーをかけられ(高いところは嫌いです)登ってみることに。風もなく絶好のチャンスではありますが・・・千畳敷から見ても険しい山です。


(イメージ)※登りはそれほど鎖を使わなくても登れます


岩の斜面を登っていきます。


そして難所が登場。
立派な鎖がついているし、足をかけるところも十分ありますが、下はそのまま崖なので恐いものは恐い。さくっと通過。


そして山頂へ。
ホントはあの岩の上が山頂なんでしょうけど、とてもじゃないけど怖くて登れない。


足元はるか下には千畳敷のロープウェイ乗り場。遠くに富士山。
足を踏み外したら、もしくはよろめいてしまったら何メートル落っこちてしまうんだろうか?両手両足+お尻の「5点支持」でないと居られないくらいです(高いところ嫌い)。


怖。


南方、空木岳方面への縦走路でしょうか。
地図上では軽く考えていたけど、なかなか厳しそうなルートですね。


下山します。
先ほどの「難所」も上から見るとこんな感じです。
あの鎖場を下っていくのか。


「・・・・・・」(勇気を振り絞って足元を撮った1枚)


穂高とか剱の鎖場に比べたらどおってことないんでしょうけど、ちょっとしたミスが致命的な場所ってのは好きではないです。


石を落とさないように慎重に下って、小さくて怖い岩山登山は終了です。登り20分、下り20分。


宝剣山の影がカールにかかってきました。
下山します。
遠くから「ロープウェイの増発は15時30分を持ちまして終了します。その後は30分間隔の通常運航といたします」というアナウンスが聞こえてきました。


軽く駆け下りるような感じで、急坂を下り、ときどき山を振り返りながら、ロープウェイ駅まで急ぎます。今年は坂を駆け下りることができるくらい、膝の調子がとてもいい年でした。
乗越浄土から25分で千畳敷の駅まで戻り、15:30のロープウェイになんとか「滑り込み」ます。
今回は結局山でコーヒーを飲む機会を逃してしまいました。千畳敷で一杯飲んでから帰ってもよかった。


16時半に駐車場に戻りました。
ホントに1日雲一つない(は言い過ぎだけど)いい天気でした。


伊那なのでロースかつ丼でも食べて帰りたいところですが、平日なのでここは我慢して、お昼の残りのパンをかじりながら帰路につきます。正面に見えるのは仙丈ヶ岳と白根(峰?)三山でしょうか。あちらもいい天気だったんでしょうね。
甲府昭和まで下道を走り、平日なので中央道の渋滞もなく、相模湖ICを20:30頃に退出することができました。


おわり