美濃市から白川郷に向けて国道156号線を北上していきます。この国道、長良川沿いを走る景色のきれいな道路なんですが、あわせて長良川鉄道沿いを走っています。

となると、国道沿いに駅があるんで、ついつい寄り道してしまいます。
いきなりホームみたいな駅。


鉄道旅行だと、なかなかこういう駅には降り立てません。


この駅の雰囲気もなかなか。


ラフティングをしている人たちもいます。
電車が通ってくれればもっと絵になるんだろうな。




青々としていますが川沿いに桜並木が並んでいます。
昔ここを走っていた国鉄バス名金急行線の車掌さんが、名古屋から金沢まで桜でつなごうと植樹をしていたという話を聞いたことがあります。ここの桜がその彼が植えたものかどうかはわかりませんが。


11時前、郡上八幡へ。
駅舎は昨年改修されたようで、小奇麗にリフォームされていて、カフェや観光案内所が入っています。ここも古い街並みが残っているようなので、サクッとみてみます。









美濃のうだつの上がる町が電柱もないスッキリした町だったのに比べると、なんだかごちゃごちゃしてます。歩く(走る?)通りを間違えたのかもしれない。でも生活に溶け込んでる感はこういう方があるよなぁ。美濃みたいにスッキリしすぎると、かえってなんだかテーマパークみたいな気もするし。
・・・・なんてことを考えながら、街を通過。




再び線路沿い+川沿いの国道に戻ります。


電車の音がしてきたので、慌てて自転車を止めて、カメラを構えてなんとか捕らえました。


郡上からは向かい風になってしまいました。
いつの間にか川からも離れてしまい、淡々と重いペダルを回すだけです。
国道や鉄道と並行して東海北陸道が通ってます。白川郷や五箇山を抜けて砺波まで伸びている高速道路、山間部を抜ける新しい道なので、構造物がでかくて仰々しいです。お陰で国道の交通量が少なくなって助かるんですが。


13時、長良川鉄道の終点の北濃駅へ。この駅も国道に面しています。
(しかし酷い写真だな 笑)

国鉄時代にここ北濃まで越美南線に乗ったことがあるんですが、ほとんど記憶がありません。
ただ往復しただけなんだろうか?
せっかくここまで来たんだから、片道名鉄に乗れば良かったのに(と、当時の自分へ)

緑に包まれた雰囲気のいい駅です。


終着駅ではありますが、ここから先、北西へぐるっと回ってJRの越美北線と結ばれる計画があったそうです。検索するとこの鉄道のない区間をバスと徒歩で通る方が多くいらっしゃいます。


駅の奥にターンテーブルが佇んでいます。


クリックで拡大します(Flickrへ)


赤い電車が入ってきました。
新緑に赤い車体が映えて絵になります。
細かい字がごちゃごちゃ書いてあるデザインは好みではありませんが・・・






ちょっとしたら電車は出て行ってしまいました。


いったい何のブログだかわからなくなってきましたが・・・
白川郷はまだまだ先です。自分も出発しないと!