高松からは夜行列車で帰ります。
横浜着は7時前、9時間ちょっとの旅路です。


かつてはたくさん走っていた夜行列車、自分も数多くお世話になってきたんですが、今定期列車として残っているのはこの「サンライズ瀬戸・出雲」だけのようです。夜行バスは流行ってるみたいなんですけどねぇ。
なので、一度は乗っておかないと。


暖色系の色合いから昼間の特急電車のような感じがします。「サンライズ」ですからね。


ちょっと寝台のお部屋を覗かせていただきました。


が、自分が乗るのはこちら。
「ノビノビ座席」
座席の指定席扱いなので、料金は特急料金+約500円程度。


各席(?)ごとに毛布が備え付けてありました。
カーペット敷きですが、そこそこ硬い。


窓際にはカップ受けがついた小さなテーブルがあります。


流れるホームの灯を見ながらの汽車旅もいいもんです。
このあと坂出からは隣のスペースにおっちゃんがお酒持参で乗って来まして、年数回これに乗って東京に行くんだ、乗り換えが楽だし朝から丸1日使えて便利だ、ということを話してくれました。


海の上を走る。


月が出てきた。


岡山で10分ほど停車時間がありました。


今晩のショータイム。
みんな連結するとこ見るの好きね(笑


さて、このあとは爆睡してしまい、気が付いたら外は明るくなってました。
電車は1時間以上遅れていて、熱海から新幹線への乗換の案内を車掌がされていました。

根府川の海。


朝の電車の本数の多い時間帯にかかっちゃうから進まないんじゃないかなと思ったんですが、小田原から茅ヶ崎まで貨物線を走っていました。ふだんもそうなのかはちょっとわかりません。


こうして朝8時前、横浜着。

夜行列車としての風情はあまり感じられなかったな、というのが正直な感想。でもこれはこれでありだと思います。