小学校の行事で「東京見学」というのがあります。
自分も30年以上前、国会議事堂とか行ってるんですが、それが東京のどのあたりにあるのか、当時はさっぱりわかりませんでした。
かといって、今でも都内に行くときは目的地の最寄り駅で地下鉄の穴から出るだけなので、やっぱり地理感がいまいち掴めきれてない感じがします。

それなら自分で走ってみればわかるんじゃないかな、ということで、おそらく今年中に東京見学に行くと思う小5の2番目の子と東京まで自転車で行ってみます。

東京・横浜の間はJRの営業キロだと28.8kmです。
昔時刻表で自分で料金計算をしていた頃は、この28.8kmを足し引きして距離を出していたので自然と覚えてしまった数字です。
そんなわけで、横浜駅の先の距離表示はだいたい似たような距離になってました。


しかし、この道、信号が多いです。
ロードだったら走り抜けられそうなんだけど、いちいち赤信号に引っかかってしまい、なかなか進みません。


多摩川を渡ると東京都に入ります。


都内に入ると「東京」の距離表示が「日本橋」に変わります。


田町のあたりから1号線に入り、東京タワーの横を抜け、霞ヶ関へ。


「これが文部科学省って学校関係の役所で・・・」
「向かいが郵便局やってる会社の本社で・・・」
「ここが財務省ってお金の使い方決めたり借金したり・・・」
と説明しながら、国会議事堂前へ。

「財務省よりガードマン少ないんだね」「国会は休みだけど財務省は土日も仕事してるんでしょ」

桜田門から東京駅方面へ。
祝田橋からの内堀通りは「パレスサイクリング」という自転車専用になってました。
片側4車線という広い道を自転車で走るのはとても気持ちいいです!が・・・

ご覧のとおり、ロード乗りがガチで走ってたりしていて、結構恐い。
小さい子供とかも結構いるんですけどね・・・そのうち事故ったりとか、よけきれなくてビンディング外れなくてひっくり返る奴が出てくるんだろうな(笑)

こうして東京駅まで来ました。
東京駅の周りには自転車を止められそうなところが少ない。
「パレスサイクリング」がせっかくいい取組みなのにちょっと残念。


夜になるとキラキラしているところです。
やっぱり丸の内はかっこいいな・・・


おなかを空かしながらさまよっていたところ見かけた看板。
このお肉の写真に、迷うことなく吸い込まれるように地下のお店へ入っていきました。


ちょっと大人のお店だったかな・・・?大きくなったら自分で来てね。


予想より大きな直径40cmくらいの大きなお皿で出てきました。
パスタ、ステーキ、フィッシュ&チップス、サラダ、温かいパン、小さいケーキ。
満足ですわ^^


食後はせっかくなので「パレスサイクリング」の続きを。
気象庁前を通って、平川門の交差点が折り返しとなってます。


何だか面白いので2往復してしまいました。


帰りは少しは信号少ないかなと15号ではなく産業道路から帰りました。
ここは多摩川にかかる大師橋。


向かい風になってしまいなかなかスピードはあがりません。横浜は遠い!
家に着く頃には暗くなってしまいました。


あとで地図を見てみたら1日の走行距離は90kmを超えてました。帰り道が手こずった印象がありますが、所要3時間ほど、平均15km/hで走れたので、ランドナーならそんなに遅いペースではありませんでした。
パレスサイクリングと、帰り道が遠くてきつかったことが印象に残ってしまい、「東京見学」として意図したところはちょっと微妙な感じ・・・

東京駅から輪行して帰れば良かったな(笑)