子どもたちと今治からしまなみ海道を北上(東進?)、広島県との県境の多々羅大橋までやってきましたが、ここから先は子どもたちだけで尾道まで行くこととして、自分は車を回収しに一人今治へ戻ります。
ということで、一瞬だけ入った広島県から再び愛媛県へ。


ひとりなので桜をゆっくり見れる。


ほんといい季節に来たなと思います。


先ほど道の駅でどこにあるかわからなかった「サイクリストの聖地」碑で記念撮影。
ここがなぜ聖地なのかよくわかりませんが。


再び桜のトンネルをくぐって、橋を渡って伯方島ー大島と戻ります。
伯方島と大島の間は航路が残っているので船で島を渡るのもやってみたかったのですが、ちょうどいい時間にありませんでした。


なんとなく島旅感。


さて、大きな大島、帰りも時計回りに、島の南回りを走ろうと思います。島の北東部の宮窪から来島海峡大橋のたもとまではまっすぐ走ると約9kmですが、南回りルートでは16kmほどあります。
なお先に書いておきますが、自転車慣れした人じゃなければ南回りルートはお勧めしません。


自転車の人もいないし、ブルーラインも引かれていない。
しまなみ海道という有名どころでない、静かなサイクリングです。
海沿いの平坦なところを優雅に走っていたのですが、こんないい道は15分ほどで終了。


途中から海岸の斜面を縫うような細いアップダウンの道になります。
ここは左側、建物の前を通る車一台分の細い道がルートになります。


素掘りの切通しの1車線道で、坂もきつく、林道の雰囲気があります。
が、一応、県道337号名駒友浦線という立派な名前がついています。


急坂。もちろん、下った後はまた急な登り。
一つの坂の標高差は数十メートルですが意外と面倒なアップダウンです。


南浦という集落に向かって下っていきます。


そしてもう一つ小さくて急な峠を越えると、ようやく桜の向こうに来島海峡大橋が見えてきました。40分ほどのアップダウンでいい感じに疲れました。


16:30。
島の北東部から1時間ほど。
海が光っています。


橋のたもとには、今治に渡るかつてのフェリー乗り場が残っていました。
自分が前回自転車で尾道から今治へ渡る旅をしたのは1994年の春。来島海峡大橋も多々羅大橋もかかる前。当時の記憶があまりなくて、ここから今治に船で渡ったのか、他のところから渡ったのかも記憶が定かでありません。
その日は今治に渡った後、1本林道を経由し、更に南下して挑んだ井内峠で道が崩れていて、担ぎで越えた峠で日が暮れて、下りは凍結路で泣きそうになった記憶しかない。。。
そんなことを思い出していると子どもからもうすぐ尾道に着くと連絡が。


来島海峡大橋を渡ります。




17時前に今治に戻りました。急いで車に自転車を積んで、今度は車で来島海峡大橋~多々羅大橋と渡っていきます。


そして、向島から尾道へは福本渡船という渡し舟に乗ります。車と運転手で100円(だったかな)


対岸から船が渡ってきます。
対岸の山の上の千光寺の桜もきれいそうです。


尾道U2のある駐車場で子どもたちと合流しました。


尾道で泊まりではなく、帰ります。
高速に乗ってすぐの福山SAでみんなで尾道ラーメンを食べました。


尾道から横浜まで約700km。
鹿児島の子も一緒に横浜に戻ります。
二人で運転を交代しながら、朝4時ごろに家に帰り着きました。