北岳肩の小屋テント泊。
17:30、少し早めの夕食を済ませ、再び北岳山頂に向かうことにします。
1枚羽織って、ヘッドライトも持参です。


テント場はガスに包まれています。


さっき登った時には気付かなかった「日本で1番+2番に高い山」


山頂へは30分ほどで着きました。
山登りだと「30分」ってそれほど長い時間でないけど、普段の生活を考えると相当身体に無理をしているんだと思う。




北岳の影が雲に映っています。


そして、夕日に照らされる間ノ岳方面の稜線。
これが見たくてまた山に登ってきたんだよ。


18:25、西の方に雲がかかっていたので少し早めの日没となりました。


もうちょっと富士山染まってほしかったな。


暗闇になる前に下山します。テント場のガスはすっかり消えていました。


仙丈ヶ岳も甲斐駒ヶ岳もシルエットになってしまいました。


暗くなるまでもうちょっと待とう。


19:30、星が見えるようになりました。




この日はちょうど北岳の上から噴煙が出るように天の川がかかっていました。


飛行機が写っているんでしょうか。
ジェット機の音がけっこう頻繁に聞こえました。


8月とは言えここは標高3000m、西風がけっこう冷たくて撮影しているとぶるぶる震えるほどです。
早々に切り上げてテントに戻りますが、テントの隙間からもこうして星が見えるので、寝るのがもったいないような、そんな気分でした。


今回のカメラはPowershot S120っていうちっこいカメラ、星の写真はだいたいISO1600・F2・15秒くらい。ここまで星が撮れるんだったら(自分の腕では)重たい思いしてわざわざ一眼レフ持っていかなくてもいいんじゃないの?って思ってしまいます。1kg以上荷物の重さが変わりますからね。
ちょっとかわいそうな一眼レフ。