丹沢の山塊の真ん中に蛭ヶ岳という県内最高地点1673mの山があります。
そして、その蛭ヶ岳から南北に延びる稜線を「丹沢主脈」と呼ぶそうです。

(神奈川県ウェブサイトより)
今回、この「丹沢主脈」を、北の道志川沿いから蛭ヶ岳に登り、丹沢山、塔ノ岳と南下する縦走路を歩いてみました。

標高千数百メートルしかない丹沢とはいえ、丹沢山塊を北から南に「縦走」となると、ヤマケイオンラインの地図「ヤマタイム」では距離21km、登り標高差は2300m近くになります。同じような標高差や距離のコースを探してみると、
・尾瀬 御池→燧ヶ岳→至仏山→鳩待峠(21.8km、↑1880m)
・八ヶ岳 美濃戸口→赤岳鉱泉→硫黄岳→赤岳→行者小屋→美濃戸口
 (20.8km、↑2080m)
・北アルプス 中房温泉→燕岳→大天井岳→常念小屋(常念岳はパス)→一ノ沢登山口
 (21.4km、↑2300m)
※写真はイメージ

と、日帰りではなかなかのハードコース並み。地図上の歩行予定時間は11時間です。なので、日が長く、暑くなく、ヒルも出ない新緑のきれいなこの時期がねらい目ですね。
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ということで、5月の休日に決行。
当初予定してた日は「午後から雷雨の可能性」とのことで、1日順延しました。2年前には丹沢の鍋割山で落雷事故があったし、古くは大山近くのハイキングコースの東屋に落雷して雨宿り中の人が亡くなった事例もありました。丹沢ならいつでも行けるからね。

まずはバスで丹沢の北端、道志川沿いの登山口へ向かいます。
道志みちを走るバスは、津久井の三ヶ木から出ていますが、1日2本。朝は7時ちょうど発の1本のみです。
これに乗るために、朝5時前に家を出て、横浜線の橋本へ。橋本6:20発のバスは満員でした。三ヶ木7時発のバスは増車していただきまして、小ぶりのバス2台で山道を走っていきます。


多くの人が「焼山登山口」で下車します。
「丹沢主脈縦走」だと、ここから焼山を経由して蛭ヶ岳に向かうのが「正統」なんでしょうが、6キロほど先の東野でバスを下車します。ここで全員バスを降りてしまいました。
橋本からバス代は954円。神奈中の1日フリー乗車券が1050円なのでそちらを利用します(最初のバスの下車時に運転手さんに申告するとフリー乗車券をパスモに付与してくれる)。


久しぶりにこのピンクの郵便局を見ました。


7:30スタート。
すっきり青空というより、若干白みがかった空ですがまずまずのいい天気。
最初は舗装路、その後ダートと舗装を繰り返す林道を歩いていきます。


ゲートまで30分、そこから15分ほどで「八丁坂の頭分岐」。ここから山道に入ります。なかなかの急坂を登っていきます。


新緑がきれい!






2時間ちょっと登って稜線に出て視界が開けます。向こうにはこれから上る蛭ヶ岳。


丹沢の北端からでも関東平野が見えるんですね。少しかすんでます。


八丁坂の頭。焼山から来る登山道と合流。向こうは「幹線路」なのか木道が整備されています。


稜線はまだ桜が咲いています。


これは何の花かしら。


焼山から続く稜線の道は「東海自然歩道」に指定されています。八王子から箕面へ続く(?)道ですね。ここが最高点だそうですが、後ろに白いものが!


10時 ベンチもある「姫次」着。


カラマツの向こうにきれいな富士山が見えます。


いったん標高を下げ、フラットな稜線をいい感じで進んでいきます。


右手の木々の間から富士山が見えるのがいいです。


蛭ヶ岳が近づきます。結構登らされそうです。


丹沢名物(?)木の階段登り。
植生回復のために木道を整備しているようです。


そして、階段を上がっていくと大展望。


視点を右にずらすと、富士山から南アルプスがずっと見えます。富士山の手前にそびえるのは檜洞丸かな。眼下には深い渓谷と、林道に架かる橋も見えています。


ここからの0.4kmがちょっときつかった!


歩き始めて4時間ちょっと、姫次から1時間半、蛭ヶ岳山荘が見えてきました。


続く。