4月28日の金曜日、この日だけ運転される「DL YOGISHA碓氷」。
横川で40分ほど停車し、今度は最後尾についていた蒸気機関車を先頭に高崎まで戻ります。蒸気機関車が先頭なので、今度は「SL YOGISHA碓氷」。






引っ張る機関車よりも、自分が乗る客車の方が気になります。
このデッキの雰囲気がたまりません。




和太鼓を演奏していた高校生に見送られて、横川駅を出ます。


帰りは、スハフ32という一番古い客車に乗りました。
薄暗い客車に座って、何も考えずにのんびりと揺られ、古の汽車旅に想いを馳せる幸せな時間。
常連と思しき方が大声で車内販売の人と話をしてたのが、ちょっと残念でした。次に乗るときは、もう少しマニア受けしなさそうな他の車両にしよう。














横川と言えば峠の釜めしですよね。
動く電車の中で釜めしを食べるのはずいぶん久しぶりです。


安中で少し停車時間がありました。
近代的なホームでも旧型客車似合うと思う。




こうして、夜10時前、高崎に戻ってきました。


この時間に高崎に着いて、横浜まで帰ろうとすると、普通列車では東海道線の最終電車に間に合うかどうか、という微妙な時間。ダイヤ設定上手いなぁ、なんて思ってしまったり。まぁ自分は車で来てしまいましたが。

手軽に旅気分を味わえるYOGISHA、なかなか良かったです。
なんだかしばらく時間がたつとまたこの旧型客車に揺られたくなるような気がします。そうしたら、仕事早退してまた高崎に来よう。
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(おまけ)
鉄道ジャーナル社の「国鉄私鉄 客車列車1984」
ホントに旧型客車に乗りたくて乗りたくてしょうがなかった頃買った本。今でも見てますが(笑


全国各地に旧型客車が走っていた頃の「列車追跡」がメイン。


また、巻末のデータ集など見ると、往路に乗った「オハ47」は当時153両残存していましたが、帰りに乗った「スハフ32」は「消滅予定」として、昭和59年2月ダイヤ改正で既に運用から外されていたそうです。その後30年、どのような経緯で現存しているのかちょっとわかりませんが。

30年以上経って、イベント列車ではあるけれど、こうしてあらためて旧型客車に乗れるのは有り難いことだと思いました。