一の越から雄山・真砂岳を経由して、剱岳を真正面に望む、標高2874mの別山までやってきました。ホント、どうだとばかりに仁王立ちする剱岳が真正面に見える素晴らしい山です。

(剱岳の漢字間違えて「剣」と書いてました。これ、四国の「剣山」ですよね・・・前回記事はコッソリ直しました)

縦走路を登ったところが別山の「南峰」なんですが、数分歩いたところに「北峰」があります。あとは雷鳥沢まで降りるだけで、時間的に余裕があるのでそちらにも行ってみます。


自転車でも走れそうな平らな道をトントンとスキップ気味で歩いていきます。静かだし、自分の上には空しかない感じで嬉しいんだもん(笑)


着きました。
剱岳の右側の尾根の向こうに連なる山が見えます。


こちらは白馬岳でしょうか?地図を見たらそんな感じだったんだけど・・・


もちろん、剱岳はド迫力ですね。
やっぱりこんなところ登れそうにない・・・いや、登ったら降りれそうにないと思います。


これを見ながら昼食にします。いつものマーガリン入りロールパンです。潰れてしまっておいしくなさそうですが。


幸せな気分でぼーっとしているうちに、雲が山の向こうからこちら側にもかかってきたので、別山北峰は撤収します。結局1時間くらいここにいたみたいです。山を見ていると時間が過ぎるのが早い。


立山も雲に隠れてしまいました。


別山乗越への道にもガスがかかろうとしています。


右手前が剱澤のテント場のようです。ここも山が目前に迫ってすごいんだろうな。




休憩する人で賑わう剱御前小舎の前からは、雷鳥坂と呼ばれる急坂を下りればまっすぐキャンプ場に戻るんですが、急な下りが嫌だったので新室堂乗越の方へ。地図上ではコースタイムは10分しか違いません。人の少ない静かな道でした。


薄い赤色のフワフワの花?不思議な植物の群落になっていました。


これまた眺めがいい極上のトレイル。


新室堂乗越からは立山に向かって歩くようになります。
晴れていれば正面に立山がばーん!と見えるんだろうな。ぜひ、山が見えるときに歩いてみたい道です。


そして15時前、雷鳥沢キャンプ場に戻ってきました。

ぐるっと立山を回った山歩きは終了です。
たくさん歩いたんだけど、丹沢を歩いた時のように足が痛くならない!
小石がばらまかれたようなザレた道の方が、木で組まれた階段を下りるよりも足に優しいみたいです。


<参考>コースタイム(休憩除き)
雷鳥沢6:10(60分)一ノ越(40分)8:00雄山9:10(90分)真砂岳(40分)11:40別山13:00(20分)別山乗越(60分)新室堂乗越(20分)14:40雷鳥沢