小5の2番目の子と二人の北海道自転車旅行。
音威子府から猿払・宗谷岬を経由して稚内まで走ってきたところで、ここから旅の後半、島へ渡ります。



学生時代は毎年訪れていた利尻・礼文。
今回どうしても再訪したかったのですが、ネックとなるのが、時間と船酔い。
この子は乗り物には割と強く、船の心配はないので、あとは本人の「やる気」次第なので、両島の観光パンフレット片手に誘導尋問気味に聞いてみました(若干脚色あり)。

父「ここの島・・・行きたいんだけど」
子「うん、いいよ。なかなか行けなそうだし。」
父「フェリーで行くんだけど」
子「うん、いいよ。フェリー楽しみ~♪」(注:阪九フェリーのような豪華な船をイメージ)
父「島でゆっくりしちゃうとあんまり自転車で距離走れないけど」
子「うん、いいよ」
父「時間ないから、帰りは(お兄ちゃんみたいに北斗星じゃなくて)飛行機になっちゃうけど」
子「うん、いいよ」

素直で嬉しいわ^^

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さて、前回(猿払→宗谷岬→稚内)の続き。
フェリーの出港は15:30です。
「島から戻ったら顔出しますね!」と稚内の「お天気屋」を出て、少し南下したところにある温泉で汗を流した後、2時半頃フェリーターミナルへ。2日ぶりの出港ということで、窓口は混んでたし、利尻行きのフェリーは大幅に遅れる、とのことでした。
お天気屋にいた礼文島帰りの人に船はかなり揺れたと聞いたので、フェリーターミナル内の売店や近くのセイコマートで酔い止め薬を探してみたのですが、見つかりませんでした。

「ボレアース宗谷」(H15就航)が今回の船です。


自転車には荷札。


出航!
稚内から出るときはいつもワクワクする!


ノシャップ岬の北を回りこみます。


利尻島は雲の中。


快適なクルージング・・・


・・・とはちょっと言い難い。船は結構揺れました。


でも、やがて薄日が差してきて、


利尻島にかかっていた雲も取れてきました。
海に浮かぶ美しい山裾。言葉も出ません。




同じように島を目指す旅人が多く乗ってる船です。
子ども4人連れたキャンパーさんや、桃岩荘に泊まるという人たちと話したりしてるうちに約2時間はあっという間に過ぎ、礼文島に着いてしまいました。


上陸。


礼文島の東海岸からも利尻島がきれいに見えます。


海沿いの道を北上します。


礼文島にはキャンプ場が2つ。
さらに十数キロ北の船泊には、きれいで設備が整った久種湖畔キャンプ場という”最北のキャンプ場”もあって、本当はそっちに泊まりたかったんですが、夕方5時半に香深港に着いてそこから20km近く走ると夜になっちゃうので、香深の港から数キロ北、島に1軒のセイコマートにも近い(笑)「緑ヶ丘キャンプ場」へ。

前夜の雨でびしょ濡れのままのテントを張ります。
ちょうどテーブルがあったので、そこで晩ごはんとしました。この日もまたカレーです(笑)