日豊本線の霧島神宮駅から自転車で霧島連山の高千穂峰まで登ってきました。
とってもいい天気!山もすぐそこなので、高千穂峰まで登っちゃいます。この場所が約950m、高千穂峰山頂が1573mと標高差600m。
12:25スタート、鳥居をくぐって広い参道を歩いていきます。

もちろん事前に山登りの準備はしていましたが、この週末は寒波が到来して鹿児島もかなり寒くなる予報。防寒着も少し多めに背負ってきています。

数分歩くと「古宮址」。1235年の噴火で焼けてしまったとのこと。


15分ほどで木がなくなり、いかにも火山な軽石の急斜面の登りになります。
高千穂峰までのコースタイムは登り2時間、下り1時間半ですが、2時間半くらいで往復して15時過ぎには下山したいので息を切らしながら登っていきます。




こんな急坂を登ってきました。木がないから眺めは良いです。


歩き始めて40分ほどで噴火口の「お鉢」が見下ろせるところに来ました。
ここまでエグイ登りと思っていたらさらに登りが続いていて、奥に一段と高い山が。


噴火口の向こうにうっすら桜島


新燃岳と韓国岳。韓国岳はうっすら雪をかぶっています。


そしてでっかくそびえたつ高千穂峰。登ってみると大したことなかったけど結構威圧感ありました。


お鉢と高千穂峰との鞍部。ここまで約50分。
霧島神宮は当初ここにあったようですが、8世紀くらいに噴火で焼失したとのこと。


先ほどの鞍部からは15分ほどで登って、13:35山頂着。
一番てっぺんには「天逆鉾」が突き刺さっていて、坂本龍馬が新婚旅行で訪れたときに引っこ抜いたという伝説(?)があるとのこと。鉾のところには立ち入れません。


新燃岳・韓国岳方面。


小屋がありました。


360°の展望です。
向こうは宮崎県の都城方面かしら?


幸いにして風も穏やかで寒くない。
高菜のおにぎりをいただきます。


山頂で居合わせた人とおしゃべりしたりして、14:05下山開始。クレーターのような噴火口を上から見下ろすのは不思議な感じです。
ザレザレの斜面を小股で早足でザクザク下って14:55に高千穂河原に下山しました。