丹沢山地の北端、道志川沿いから、蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉の縦走コース。こうして地図で見てみると結構な距離あります。
ちなみに、地図には自分のブログで時々出てくる「大山」「ヤビツ峠」も入れてみました。こんな位置関係ですね。


前回からの続き。
5月の休日の丹沢主脈縦走。
歩き始めて4時間ちょっとで県内最高峰の蛭ヶ岳に到着します。広くて眺めのいい山頂です。


ここから西へ檜洞丸方面に向かうのが「丹沢主稜」。ハードコースっぽいですね。


山頂には山小屋があります。
http://kitatan.com/hirutop.html
ひるカレーの幟がはためいています。


小屋に入ると、小屋主が腕組みしてデーンと座っていて、怯んでしまいます(嘘)が、別に怒られることはありませんでした。特に悪いこともしてませんが。
で、楽しみにしていた「ひるカレー」をお願いしました。山行の昼食はマーガリンパンが多いのですが、今回は奥さま同行なのでいつもより食が充実です 笑
で、これが超おいしい。
こんな山奥なのに。


登りで靴ひもをきつくしすぎて靴にあたっているのか、左足のアキレス腱と右足のくるぶし上が痛みます。左足は少し腫れてしまっています。まだ半分も歩いていないし、痛み止めの薬は忘れてしまいました。

12:30、後半スタート。
奥に見えるのは宮ヶ瀬湖ですね。


明るい稜線が続いています。


よく見たら煙を出している箱根が見えます。


登り返しは鎖場になっていましたが、鎖を使わなくても登りは大丈夫でした。
登ったところが「鬼ヶ岩」1608m。


振り返ってみる富士山(左)と蛭ヶ岳(右)


そしてまた下って登り返し。次に登ったところが「不動の峰」1,614m。
神奈川県内で2番目に高い山だそうですが、まあただの通過点ですよね。
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/tanzawatoha.html


これからずーっと歩いていく丹沢山から塔ノ岳にかけての稜線です。
けっこう遠いな。
奥には大山が顔を出しています。いつも見ている裏側なのでちょっと不思議な感じがします。


大きく下って、丹沢山の登り返し。登り標高差は120mくらいでしょうか。


足元のお花。


ちょっと地味な感じの桜も目を楽しませてくれます。


ガツンと登り返して・・・


13:55丹沢山。
足が痛くてペースを落としたのでほぼコースタイム並みでした。
日本百名山の一つに「丹沢山」が入っているようですが、そもそもここを「丹沢山」というようになったのが「一等三角点立てたんでとりま名前を付けたらそうなっちゃった」程度のようですし、深田久弥先生も「丹沢山」は個々の峰ではなく丹沢山塊として取り上げてるようなので、なんか地味です(笑)
富士山は消えかけてます。


キレイな山小屋もあります。


左に大山を見ながらまた稜線歩き。


雰囲気よき。


西側のユーシンの沢。


最後に標高差100mくらいの登り返しがありましたが、丹沢山から45分ほどで、14:50塔ノ岳。


20分ほど休憩して下ります。
人がたくさんだったのでいつもの標識での写真は撮れませんでした。


明るい大倉尾根。1日天気が持ちました。
何度も歩いたことのある道ですが、だからこそ長く感じるんでしょうか。階段が足に響きます。


再び新緑のシャワーを浴びて


16:55、大倉登山口。
日の入りまでだいぶ余裕をもって下山できました。
このペースで歩けるなら日の短い秋でも大丈夫そうです。


バス停まで我慢できずに自販機で買ってしまいました。
乾杯!


今朝神奈中バスを降りた東野バス停から約9時間半。
17:05に大倉バス停に着きました。無事歩き切った!


渋沢駅から小田急線で帰ります。
消えかけていた富士山が西の空に薄っすらと姿を見せていました。