北海道5日目の続き。
低い雲が垂れ込めるオホーツク岸を雄武町から北上、北見枝幸の町を過ぎたところです。


北見神威岬を望む国道沿いの「北見神威岬公園」にて。
こんな雲が低くてはせっかくの景観も、ちょっとねぇ。


北見神威岬は、北見山地の北端、標高438mの斜内山の尾根が海に直接沈み込むような形をしています。
襟裳岬から、日高山脈や大雪山系を通って北海道の背骨のように続く山地が終わるところだそうですが、あらためて言われてみればそうだな、と。(画像はWikipediaより)


この岬を回り込むようにして、海沿いに国道と鉄道が張り付いていたんですが、鉄道は廃止、国道もこの山をまっすぐ長いトンネルで抜けるようになっています。
岬には小さい灯台もあります。

なので、ここはもちろん旧道を通って、灯台といにしえの鉄路に想いを馳せたいところだったのですが、残念ながら通行止でした。
「突破」はせず、おとなしくトンネルを通って岬を抜けていきます。


トンネルを抜けると雲が切れてきました。
久しぶりの青空な気がします。


そして、素晴らしい追い風。
ロードバイクのようなスピードをランドナー+MTBで楽々出して順調に距離を進めます。


トレーラーを曳いていたお兄さんを追い越します。
鎌倉出身と言ってました。彼はどこまで旅したんだろう?


さっきの北見神威岬を境に天気が変わったようです。山に湿った空気がぶつかって雲ができているのでしょうか。


やった!
こういう青空を待っていたんだよ!


海の色も全然違う。


川幅の広い頓別川を渡って、


15:30浜頓別市街へ。
枝幸から30kmを1時間半と、順調な走り。


セイコマートで夕食の買い出しがてら、ソフトクリーム。
このメロン味がなかなか美味しい。


さて、この日は90km走ったここ浜頓別で終了、クッチャロ湖畔のキャンプ場でキャンプの予定だったのですが、浜頓別から先は、かの有名な「村道エサヌカ線」があります。今日のこの青空というチャンスをみすみす逃すわけにはいかないでしょう。
子どももまだまだ元気そうです。
(クッチャロ湖に沈む夕日も見たいんだけどな・・・)


ということで、浜頓別16時スタート、もう一歩北へ。
本日の行程を30km延長し、猿払まで行くことにします。