http://expreso.blog.so-net.ne.jp/2015-10-13 (元記事URL)宮古島2日目の朝。今日も青空です!
ゲストハウス近くのファミマへ行ったらこんな「限定もの」があったのでこれを朝食にしました。
さて、今日は隣の伊良部島に行ってみようと思います。
伊良部島へ渡る伊良部大橋は今年(2015年)1月に開通。総工費約400億円。無料通行可能な橋では日本一の長さで、橋の部分だけで約3.5kmもあります。
この橋、歩道はありませんが、広い路肩があって、色も塗り分けられてます。
自転車にとっては嬉しい仕様。
「当初は歩道も計画したが、国の補助事業のため国土交通省と協議して、高額な建設費のコスト縮減により、歩道を省略し歩行者用の路肩にした」そうです(
2015.3.13宮古毎日新聞より、沖縄県議会土木環境委員会での県説明)
橋上から見た海。
坂を下って、伊良部島へ。
伊良部島に入り、しばらく進むと渡口の浜というきれいなビーチがありますが、ここはスルーします。
途中何の変哲もない小さな橋を渡ると下地島です。
シュノーケリングをする人たちで賑わっているビーチがあったので、自分も海に入ってみます。
浜からすぐ近くの浅いところにサンゴがあって、たくさんの魚が泳いでいます。
魚を見るのが楽しくて、浮いたり潜ったり。フィンもないんで身軽ですし。
なんだかんだで1時間半くらい遊んでました。
(つづく)
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<伊良部大橋関連のメモ>
伊良部大橋 図面(沖縄県HPより)→そのうちリンク切れそう
http://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/doboku-miyako/doroseibi/documents/201411100922.pdf<開通の概要>
https://www.decn.co.jp/?p=22663「沖縄県/伊良部大橋が完成、1月31日開通/無料で通行できる日本一長い橋」(日刊建設工業新聞 2015.1.30)
沖縄県が建設を進めていた「伊良部大橋」が完成し、31日に現地で開通式が開かれる。同橋は沖縄県宮古島市の伊良部島と宮古島を結ぶ総延長約4310メートルの離島架橋。沖縄県道252号平良下地島空港線の一部として06年3月18日の着工から約9年の歳月をかけて開通する。同橋は無料で通行できる日本一長い橋で、総事業費は約395億円。
伊良部大橋は、宮古島の平良港トゥリバー地区と伊良部島東南部の長山の浜近辺を結ぶ橋で、橋梁の構造は一般部がPC連続箱桁橋、主航路部が鋼床版箱桁橋。全長4310メートルのうち本橋部分は延長3540メートル、海中道路部は600メートル、取付橋梁は170メートル。
これまで伊良部島と宮古島との間の交通手段は定期船しかなく、架橋後は不安定な海上交通から、安定して自由に行き来できる陸上交通に変わることになる。架橋と同時に水道や電気といった社会資本も整備されることから医療・教育環境の改善、生活環境や福祉の向上による地域の活性化が期待されている。
<架橋の経緯>
具体的な架橋の話は40年前のコンサルの構想なんだろうけど、気持ちとしては1940年の伊良部丸遭難事故とつながっているのかと。
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http://www.cosmos.ne.jp/~miyako-m/htm/news/060319.htm☆ 伊良部大橋が建設着工/圏域の悲願、結実 4㌔の海峡結ぶ、完成は2012年(宮古毎日新聞 2006.3.19)
伊良部大橋建設は一九七四(昭和四十九)年に、当時建設中だった下地島空港に合わせる形でコンサルタント会社が架橋構想を示したのが最初で、その年の十月、川満昭吉伊良部村長が沖縄開発庁長官に口頭で要請したのが要請行動の始まり。その後、八五年からは宮古圏域としての取り組み、要請行動が繰り返し行われた。これに対し県は二〇〇一年から着工準備調査を始め、それを踏まえ新年度から本格的な工事に入る。
琉球新報 社説(2015.1.30)
http://ryukyushimpo.jp/editorial/prentry-238083.html 「橋があれば、救えた命があった」。沖縄の多くの離島で語られてきた哀感を帯びた言葉だ。船が沈没したり、悪天候で島から出られず、治療を受けられないまま命を落としたりした人たちがいる。
1939年に伊良部島の近くで起き、73人が亡くなった「伊良部丸遭難事故」も「橋があれば…」を想起させる歴史的事故だ。深い悲しみを歴史に刻み、伊良部島民は「架橋を求める原点」として語り継いできた。
「離島の離島」とも称された伊良部島と宮古島を結ぶ全長3540メートルの伊良部大橋(総工費約395億円)が31日に開通する。最初の要請から40年を経て悲願が実り、島は喜びに沸いている。
こんな影響も
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http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-249688.html宮古島住民、航空券入手困難に 那覇-宮古線好調(2015年9月30日 琉球新報)
1月下旬に宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」が開通して以降、観光客の増加などから那覇-宮古線を運航する航空3社の利用率が好調に推移している。その一方で、地元住民が航空券を購入できない状態が相次ぎ、困惑も広がっている。
宮古島市民にとって那覇―宮古線は生活路線だが、沖縄本島で用事がある際にも席が取れないこともある。宮古島市観光商工局は10月にも航空会社に対して増便などの対応を要請する考えだ。
(中略)那覇―宮古を運航する日本トランスオーシャン航空(JTA)と全日本空輸(ANA)の利用率を見ると、両社はともに3月以降、8割を超える水準で推移し、夏休みの7、8月は9割を突破した。