子どもたちをそれぞれ北海道に連れてきては同じような自転車旅行をしてるんですが、それぞれ微妙に興味がある分野が違うので、それに合わせて微妙に行程をアレンジしています。

今度の子は山好きで母親と小屋泊の山行を何度か経験しており、去年は北岳、今年は赤岳と登っています。なので、北海道なら道内最高峰の旭岳に登りたい、と(贅沢な子供だなー笑)。まぁトムラウシとかカムエクとかのディープなとこじゃなくて旭岳でよかったんですが、登山に備え、予備日も含め旭川のホテルを3泊確保して北海道にやってきたわけです。

が、今日の天気はこんなです。
ホテルの朝食で相席になった登山系の服装をしたおばちゃん2人組は「今夜は旭岳温泉に泊まるので、とりあえずバスで行ってみます」とのことでしたが、これで山登ってもなぁ。
なので、今日は雨の予報だけど美瑛まで日帰りサイクリングとしました。


自転車を組み立てて走り出し、川にかかる橋からふと大雪の方を見ると、雲の切れ目から山が見えてます。これ、山に行ったら雲海だったんじゃないかな・・・


広くてまっすぐな国道を南下します。
27年前、まだあまり有名でなかった美瑛に行こうと、初めてこの国道を南下して以来、何度も走っている国道です。あんまり変わってない気がするな。




神楽まで南下すると十勝岳連峰がきれいに見えてます。「今日は山に行かない」という決断を嘲笑うかのような美しい山々でした。


美瑛町に入るころから雨が降りだしました。


北瑛の丘に登ったころにはザーザーぶりの雨になってしまいました。山も見えなくなってしまいました。


親子の木。


北西の丘展望公園のひまわり畑。


雨だけどヒマワリ見ると元気になります。


公園にある観光案内所では既にストーブが活躍してました。
そんな中、青い色に惹かれて冷たいサイダーを買ってしまいました。冷たい雨に濡れた体をキンキンに冷やしてくれます。気温は15度くらいでしょうか。




美瑛の市街地からは「パノラマの丘」を登ります。




美馬牛小学校の塔がかろうじて見えます。前はもっと見えたような気がしたんだけどなぁ。


家族の木、もしくは「常盤台の親子の木」ともいうらしいですが。我が家的に見逃せないスポット(理由はこちら→http://expreso.blog.so-net.ne.jp/2013-11-27)。


そして、たぶんここが1年半ほど前に切られてしまった「哲学の木」跡地かな?


前田真三氏のギャラリー「拓真館」でちょっと休憩して、




美馬牛駅に着きました。


美馬牛ではいつも顔を出している「ポストカードギャラリー&ブックカフェ 絵葉描館」へ。
もうここに来たら動かないよ(笑)。ご飯を食べて、コーヒーとおやつをいただいて、かあさんや個展をやっていた手織屋さんとおしゃべりしたりして、夕方までゆっくりした時間を過ごさせていただきました。

帰りは輪行してノロッコ号で旭川へ。


しかし、帰りのノロッコ号、「ノロッコ」なんかじゃなく、70~80kmで富良野線を爆走。あっという間に旭川に戻りました。


さて、いつの間にか旭川駅前にはでっかいイオンができていました。オシャレなテナントもいっぱい入ってるし、なんだかみなとみらいより洒落た感じがします。100円ショップがあったので、登山の悪天候に備えて手袋や保温シートを買い増しします。


そして晩ご飯は、半額になったお弁当をあれこれと買い込んで、二人でお腹いっぱい食べました。こういうの好きなんだな(笑)