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雪の室堂散歩(2)環水平アークと雷鳥 [山歩き]

突然思い立ってアルペンルートで室堂までやってきて、天気が穏やかなのをいいことに、無装備のまま雪山散歩。雷鳥荘の先まで来ましたが、その先の急斜面を降りるのはさすがに・・・
ということで、奥大日岳が見えるここで引き返します。
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今回、いつものMX-1のほかにデジタル一眼レフも持ってきたのですが、周りがこう明るいとのぞき込むファインダーの方が圧倒的に見やすいですね。というか、普通のデジカメのディスプレイ見えないです・・・。
しかし、なんかこのカメラ、露出安定しないなーと思っていたら・・・
DSCF1066.jpg
これ、測光方式の切り替えレバーですね。
こんな切り替えレバーが付いているのに気付かずに、どうやらずっとスポット測光で撮っていたようです。
なので、むりやり補正した見苦しい写真が続きますが、ご容赦を。

閑話休題。

雷鳥沢の方も青空が広がってきました。
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お日さまが差す方はあいにく薄曇り。
太陽の周りの暈(かさ)もくっきりと見えています。
そして、雄山と浄土山の間、一ノ越の上に橋を架けたような虹が出ています。
いや、虹にしては弧が逆だから、太陽の2本目のカサなんでしょうか。
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「環水平アーク」という名前の自然現象、空気中の氷の結晶に太陽光が屈折して起こるもので、太陽の下46度の位置にできるそうです。ちなみに、丸いカサ(内暈)は22度(=46度のほぼ半分)の場所にできるそうで、上の写真を見たら、まさにそうなってますね。

というのは帰ってから知りましたが、不思議な虹で何度も見てしまいます。
(Flickrで拡大します)
IMGP2680

そうして室堂ターミナルに戻る途中、人だかりができているところがありました。多くの人が写真を撮っています。
近付いてみると・・・
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雷鳥ですかね。
多くの人が白くて長いレンズを向けてます。
みんないったいそんな望遠レンズどこで使うのかと思っていたんですが、雷鳥狙いなんですね。

それも、カップルでしたか♡
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こうして「プチ雪山体験」。
いろいろ見れてよかったです。
IMGP2688[1]

さて、せっかく立山に来たので、名物の「雪の大谷」でも見に行きますか。
https://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/
しかし、すごい人のような気が・・・
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室堂ターミナルはすごい人です。ホテル立山のコーヒー飲みたかったんですが、混んじゃう前に帰ろうと思います。12時室堂発。
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大観峰からのロープウェイ、黒部平からのケーブルカーはそれぞれ20分待ちくらいで乗れて、14時前に扇沢に戻ってきました。
駐車場から車出せなかったらどうしようかと心配しましたが、雪はすっかり溶けてなくなっていました。
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さあ、帰ろう。
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しかし、まだ太陽は高い場所にあります。まっすぐ帰るのも惜しいよな。

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